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丸の内魔法少女ミラクリーナ (角川書店単行本) Kindle Edition
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村田沙耶香ワールドの神髄を堪能できる4篇を収録。
■「丸の内魔法少女ミラクリーナ」
OLの茅ヶ崎リナは、日々降りかかってくる無理難題も、魔法のコンパクトでミラクリーナに“変身”し、妄想力を駆使して乗り切っている。そんなある日、元魔法少女仲間のレイコが、恋人の正志と喧嘩。よりを戻すためには「レイコの代わりに魔法少女になること」を条件に出すと、意外にも彼は魔法少女活動にのめり込んでいくが……。
■「秘密の花園」
「見ているだけでいいから」と同じ大学の早川君を1週間監禁することにした千佳。3食昼寝付きという千佳の提案に、彼は上から目線で渋々合意した。だが、千佳の真意は、小学3年生からの早川君への初恋に終止符を打つため、「生身の早川君がいかにくだらない男か」を目の当たりにし、自分の中の「幻想」を打ち砕くことにあった――。
■「無性教室」
髪はショートカット、化粧は禁止、一人称は「僕」でなければならない――。「性別」禁止の高校へ通うユートは、性別不明の同級生・セナに惹かれている。しかし女子であろう(と推測される)ユキから、近い将来、性別は「廃止」されると聞かされ、混乱する。どうしてもセナの性別が知りたくなるが、セナは詮索されるのを嫌がり……。
■「変容」
母親の介護が一段落し、40歳になって再び、近所のファミレスで働きはじめた真琴は、世の中から「怒り」という感情がなくなってきていること、また周囲の人々が当たり前のように使う「なもむ」という言葉も、その感情も知らないことに衝撃を受ける。その矢先、大学時代の親友から「精神のステージをあげていく交流会」に誘われるが……。
- LanguageJapanese
- PublisherKADOKAWA
- Publication dateFebruary 29, 2020
- File size2537 KB
- Sold by: Amazon Services International, Inc.
- Available on these devicesKindle e-ReadersFire TabletsFree Kindle Reading Apps
Product description
内容(「BOOK」データベースより)
著者について
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
1979年千葉県生まれ。2003年「授乳」で群像新人文学賞優秀作、09年『ギンイロノウタ』で野間文芸新人賞、13年『しろいろの街の、その骨の体温の』で三島由紀夫賞、16年「コンビニ人間」で芥川賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --This text refers to the tankobon_hardcover edition.
Product Details
- ASIN : B0854BTJTS
- Publisher : KADOKAWA (February 29, 2020)
- Publication date : February 29, 2020
- Language : Japanese
- File size : 2537 KB
- Text-to-Speech : Enabled
- X-Ray : Not Enabled
- Word Wise : Not Enabled
- Amazon Bestseller: #133,967 in Kindle Store (See Top 100 in Kindle Store)
- Customer Reviews:
著者について

村田 沙耶香
(むらた・さやか)
1979年、千葉県生まれ。玉川大学文学部芸術文化学科卒。2003年、『授乳』で群像新人文学賞(小説部門・優秀作)を受賞しデビュー。2009年、『ギンイロノウタ』で野間文芸新人賞、2013年、『しろいろの街の、その骨の体温の』で三島賞、2016年、『コンビニ人間』で芥川賞受賞。同作は累計発行部数100万部を突破した。その他の著書に『マウス』『星が吸う水』『タダイマトビラ』『地球星人』『殺人出産』『消滅世界』『生命式』などがある。
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が、いかんせん、私とはとても相性が悪く、どの話も気持ちが悪くなってしまった。
でも、題材と考え方は面白く、究極は確かにこう言う表現になるよなあと納得する所が多かったです。
ただどの話にも狂気を感じてしまい、読了した時には恐怖しか感じず、全く感動もし無かったのでこの評価にしました。私には合わなかった。ただただ怖かった。
独特の視点を突き詰めた本でした。
装丁は可愛く、飾っておくにはもってこい。
村田先生の作品の中で一番好きな作品である「ミラクリーナ」が単行本化するのをずっと待っていたので、まさしく「待望」の一冊です。
村田先生は独特の世界観と作風が特徴的ですが、「ミラクリーナ」はネット小説風のとても読みやすく理解しやすい内容なので、村田作品初心者にはうってつけです。
他にも村田先生の持ち味が発揮されている「無性教室」や「秘密の花園」、ごく最近発表された「変容」が併録されていて読みごたえが有ります。
表紙も手に取り易いとても可愛らしい仕上がりです。
ぜひ世の中を斜めから見ている様な変わった女性におすすめしたいです。
「秘密の花園」は、小学3年生のときの初恋の相手を、大学生になった千佳が1週間監禁するお話。女子大生のストーカーということになるが、こんなおばかな男を1週間も観察しないと自分の気持ちに決着をつけられないものだろうか。その割にはすぐに次の相手を見つけるのだけれども。
「無性教室」は、校内では性別がわからない服装で過ごすという校則のある高校のお話。ジェンダーフリーが行きすぎるとこうなるのかと恐ろしくなる。ヒロインのユートは、欅坂46の楽曲『風に吹かれても』や『アンビバレント』のMVのセンター・平手友梨奈を彷彿とさせる。(「僕」という一人称や髪型やインナーを含む黒い服装も)。と、すると、女子であることをカミングアウトして退学していくユキは長濱ねるなのかもしれない。
「変容」は、大学1年生だったときの気持ちを周囲に合わせて変容させることができない、40歳の真琴のお話。エキセントリックに思えたおばさん・五十川さんの方がまともに見えてくる恐ろしさ。自己啓発セミナーみたいな集会が未来を決めるなんて…。
いずれにしても、少女の心を大人になって自分の中でどう扱っていくかという問題が根底にある。おじさんである私にとっては少し難しテーマだったかもしれない。文章はうまいと思うのだけれども。
(P82、「秘密の花園」より)
村田沙耶香の著作は刊行されているものを九割方読ませてもらっている。そしておおむね時系列に従って読んできているので、内容の変化は理解してきた……つもりである。
そうして描かれるところのテーマは以下と捉えている。
1.少女性……女の子に訪れる第一次性徴の頃の変化の感覚とそれに付きまとう違和感など。本作「丸の内魔法少女ミラクリナーナ(1.と2.)」「秘密の花園」
2.普遍性への懐疑……世間一般がロールモデルとしている人間の形態=夫婦や成功の形、マトモさ・常識への疑い。本作「変容」
3.無性 ……前述の「少女性」を反転した結果訪れるもの。本作「無性教室(3.と4.)」
4.性行為……への過剰なまでの嫌悪、ないし依存。前述の少女性と無性に関連して描かれることが多い。これをフックに過去作で言えば「殺人出産」・「地球人間」など。
これらの諸要素を時に過剰なまでに肥大させ、時に掛け合わせる。必要によってSF的要素や、世間一般的な恋愛要素もバランス良く取り入れてきた結果、彼女の作品は体系だっての読書に耐えうるだけの強度を備え、様々な言語に訳され、世界中で読まれるに至っている。
そうした中で近しい短編集「生命式」の一連作品は、素材としての人間に焦点を絞り過ぎていたせいか、表現のグロテスクさがあまりに尖り過ぎていて、万人向けとは言い難かった。だが本作においては結末に用意されているヴィジョンが共感を抱かせるものが多く、非常に読みやすい。
少女的妄想をストレスに耐える手段=すなわち滑稽なものという前提を出した上で、結末でその評価を替えさせてしまう表題作や、性別系SF世界の中で行われるソフト百合と見せかけて……の「無性世界」など、過去作の「ハコブネ」や「トリプル(「殺人出産」収録)」の発展形と感じる。
また最終的に「まみまぬんでら」という造語の概念を通じて力ずくで、しかも感動的なフィナーレを迎えさせる「変容」なんて、まともなようでいて全然まともでない。「変半身」で唖然とさせられた、非常に有機的なデウスエクスマキナを思わす。村田沙耶香の真骨頂と言える。
そして二本目の「秘密の花園」、これが抜群に良いのだが、私の読解とやや異なるものが見受けられた。正当かどうかはさておき、私の読みとった結末へのヒントじみた解説を行いたい。以下はネタバレにつき、読後の方に読んでいただければ幸いである。
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1.彼女には大学三年生の現在、付き合おうとしていた異性がいた。
2.けれど、小学三年生の頃からの初恋を偶像化し過ぎてしまった結果、
異性とキスが出来ないまま、現在に至ってしまっている。
3.「だから」、彼女は男性を監禁するのである。
「だから」……ここにある理由というのが、地の文では明確に示されていない。ともすれば唐突な終わり方と展開に首を捻られるかもしれない。しかしこの「だから」は「1.」にかかっている。自分で育て、たくましくしてしまった幻想の異性像が現実のキスを阻むからこそ、彼女は幻想を壊すのである。この短編はある一人の女性の「現在」の異性への純愛、偶像への幻想、そしてその幻想を破壊するためにどれだけ残酷になれるか……身勝手になれるかを端的に表現している。行為に含まれている明暗の対比が実に素晴らしいのである。
加えて終了直前の「対峙」での様子から、彼女はいわゆるキスから先の行為についてをほとんど通過しているのではないか、ということが分ってくる。言い換えるとキス以外のこと全てを試してきたであろう彼女が、初めてキスを交わしたいと思った相手のため、幻想を破壊するのだろう。そうしてその幻想を破壊する行為が、監禁されていた男性が彼女へ抱いていた――もっと言うならば「我々読者が彼女に抱いていたイメージを破壊すること」にもつながっているわけだ。
そうした多層的な意味付けからも、短編集の中で白眉の出来と感じた次第である。
最後にもう一度言っておこう。彼女の作品は深読みにも耐えうるだけの強度を備え、様々な言語に訳され、世界中で読まれるに至っている。とりわけ「秘密の花園」はエンタメ的見地、また純文学的見地から見ても、実に優れた短編であると私は信じている。
秘密の花園は少女の正直な願望を現していると思われる。子供の頃に憧れて憧れて仕方がなかった男の子を(しかし今は肌の荒れたイケメンクズ男)、大学生になって監禁してしゃぶって捨てるという話だが、本当にそういう妄想をしている女の人いそう。究極的には子供の頃の幻想を諦めるためにそういうことをするのが最も効果的なんじゃないかと思った。
無性教室は、現在のフェミニズム文化の延長というか、女性差別を無くすために?性別非公開で学校に通う高校生の話。流行に非常に合っている。
子どもたちは高校まで女性でも男性でもなく無性?として育ち、大人になって好きな性別を選択する。
舞台設定がすごい。
将来的には身体に非常に負担のかかる妊娠や出産という行為は、機械で行われるようになるだろうと私も思っており、それに伴って?性別は無くなるのか?そうなの?でも確かに出産を考えなくて済むならば女性が女性である必要がないのかなーみたいな非常に興味深いストーリーでした。
村田さんの作品はコンビニ人間を読んで以来で、ちょっと気持ち悪かったというか、発達障害のコミュ障でモテなくてヤバい人みたいな印象を作者に持っていました。
そして「あなたモテないですよね?」と聞いても
「なぜモテる必要があるの?」と真顔で返すどうやっても友達になれなそうな人だと思っていました。
すっごく頭の良い方だったんですね(^^)





