twitterでこの本の存在を知ったので発売日当日に購入して読みましたが、立ち読みしてから買えばよかったと後悔しています。以下レビューです。
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本の概要
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SHOWROOMの社長である前田さんのメモ術を紹介した本です。
著者独自のメモ方法を知りたいと思って購入しようと思っている方は、まず立ち読みしてから購入を検討することをお勧めします。
書かれている内容は常日頃読書されている方からしたらそんな真新しい内容ではないからです。
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感想
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自分はこの本に、「著者独自のメモ術」と「そのメモにまつわるエピソード(SHOWROOMに関することや他の成功体験など)」を期待していたのですが、どちらも期待はずれでした。
まず紹介されているメモの基本的な考えですが、本の中では
「ファクト->抽象化->転用」が重要と書かれています。
要するに、まず事実(ファクト)をメモして、次にその事実を一般的な概念に変換して(抽象化)して、最後にそれを異なる分野に応用(転用)するというものです。
この考え方自体はビジネスマンからしたら常日頃使っている考え方です。また「創造の方法学」という本でも詳細にこの考え方について解説されています。
なのでこの本のオリジナリティを出すとしたらこういった考え方をどうやってメモで実現するのか?またその方法でどういった成功体験があるのか?というところを出して欲しいのですが、ここら辺に対しての話が少なすぎると思いました。
特にそれを感じたのは1章です。
1章:「メモを取る効果とメモの取り方」
この章ではメモを取るとどういうメリットがあるか、そしてメモをどうやって取るのかについて解説されていますが、まずメモのメリットの話が具体的エピソードが少なく、メリットが一般的な話でまとめられているため、メモ魔と言われる著者がなぜそこまでメモを大切にしているのか?という理由が分かりませんでした。
メモに対するメリットが消化不良のまま読み進めていくと突然メモの細かい取り方の説明に入ります。「標語の書き方」や「四色ボールペンの使い方」や「記号の使い方」など「本当にそれは重要なのか?」という情報が羅列されていて頭に入りませんでした。
もう少し1章全体を使って、メモ魔のエピソードを多く盛り込んだ方がいいと思いました。メモ魔と通常の人との違い、そこから生まれるメリットと結果をしつこいくらいに1章で書いて、読者にメモの効果と重要性を伝えて欲しかったです。
メモの書き方の話はその次だと思います。
またメモの取り方ですが、枝葉の話が多くて分かりにくいです。
著者が本書で伝えているように著者のメモ術のエッセンスは「ファクト->抽象化->転用」だと思います。なので、「なぜ他の人はこのような思考を普段できないのか?」という話をして「このような思考を簡単に実現できるメモ術とはどんなものか?」というところに焦点を絞ってメモの書き方を解説した方がいいと思いました。
ボールペンの色や記号のような枝葉のテクニックの説明は二の次だと思います。それらを記載する場所は巻末の付録で良いと思います。
2章では抽象化思考について書かれていますが、抽象化思考に関する説明は他のビジネス書と変わりないと思いました。
3章の「メモで自分を知る」と4章の「メモで夢をかなえる」はおまけ的な位置づけなので割愛します。
5章「メモは生き方である」では少し著者のメモに対する考え方が書いてあるため他の章に比べると参考になる章でした。
著者はメモを取ることで話を「構造化」する能力が高くなると書いていますが、この本自体がうまく構造化されていないため、説得力が欠けていると感じました。
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良いところ
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良くない点ばかり書いてきましたが、自分がこの本が優れていると感じたのは「本の売り方」です。
メモという仕事する中で身近な題材を使い、それに「魔力」というワードをつけて「メモ取り方によってすごいことができるんだぞ。この本にはそれが書かれているんだ。」という印象を持たせて、自分のような会社員に本を買わせてしまう売り方はすごいと思いました。
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*ちなみにこちらのレビューには石原さとみと付き合っている著者に対する妬みが多少なりとも含まれています。
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メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book) Tankobon Hardcover – December 24, 2018
by
前田 裕二
(著)
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いま最も注目される起業家・前田裕二による渾身のメモ術!
・メモで、目にする情報全てをアイデアに変える
・メモで、本当の自分を見つめ直す
・メモで、夢をかなえる
◎メモの魔力を手にした時、あなたは、何者にでもなれる。
〔巻末付録〕自分を知るための【自己分析1000問】
“僕にとってメモとは、生き方そのものです。
メモによって世界を知り、アイデアが生まれる。
メモによって自分を知り、人生のコンパスを持つ。
メモによって夢を持ち、熱が生まれる。
その熱は確実に自らを動かし、人を動かし、そして人生を、世界を大きく動かします。
誰にでもできるけど、誰もまだ、その魔力に気付いてない
「本当のメモの世界」へ、ようこそ"
(「序章『メモの魔力』を持てば世界に敵はいない」より)
「新たな発想をするために特別なことをする
必要はない。すべてのヒントは日常の中にある。
前田裕二がメモをとる姿をみているとそう思う」秋元康推薦! !
・メモで、目にする情報全てをアイデアに変える
・メモで、本当の自分を見つめ直す
・メモで、夢をかなえる
◎メモの魔力を手にした時、あなたは、何者にでもなれる。
〔巻末付録〕自分を知るための【自己分析1000問】
“僕にとってメモとは、生き方そのものです。
メモによって世界を知り、アイデアが生まれる。
メモによって自分を知り、人生のコンパスを持つ。
メモによって夢を持ち、熱が生まれる。
その熱は確実に自らを動かし、人を動かし、そして人生を、世界を大きく動かします。
誰にでもできるけど、誰もまだ、その魔力に気付いてない
「本当のメモの世界」へ、ようこそ"
(「序章『メモの魔力』を持てば世界に敵はいない」より)
「新たな発想をするために特別なことをする
必要はない。すべてのヒントは日常の中にある。
前田裕二がメモをとる姿をみているとそう思う」秋元康推薦! !
- Print length254 pages
- LanguageJapanese
- Publisher幻冬舎
- Publication dateDecember 24, 2018
- ISBN-104344034082
- ISBN-13978-4344034082
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Product description
内容(「BOOK」データベースより)
僕にとってメモとは、生き方そのものです。メモによって世界を知り、アイデアが生まれる。メモによって自分を知り、人生のコンパスを持つ。メモによって夢を持ち、熱が生まれる。その熱は確実に自らを動かし、人を動かし、そして人生を、世界を大きく動かします。誰にでもできるけど、誰もまだ、その魔力に気付いていない「本当のメモの世界」へ、ようこそ。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
前田/裕二
SHOWROOM株式会社代表取締役社長。1987年東京生まれ。2010年に早稲田大学政治経済学部を卒業後、外資系投資銀行に入行。11年からニューヨークに移り、北米の機関投資家を対象とするエクイティセールス業務に従事。数千億~兆円規模の資金を運用するファンドに対してアドバイザリーを行う。13年、DeNAに入社。仮想ライブ空間「SHOWROOM」を立ち上げる。15年に当該事業をスピンオフ、SHOWROOM株式会社を設立。同年8月末にソニー・ミュージックエンタテインメントからの出資を受け、合併会社化。著書『人生の勝算』はAmazonベストセラー1位を獲得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
SHOWROOM株式会社代表取締役社長。1987年東京生まれ。2010年に早稲田大学政治経済学部を卒業後、外資系投資銀行に入行。11年からニューヨークに移り、北米の機関投資家を対象とするエクイティセールス業務に従事。数千億~兆円規模の資金を運用するファンドに対してアドバイザリーを行う。13年、DeNAに入社。仮想ライブ空間「SHOWROOM」を立ち上げる。15年に当該事業をスピンオフ、SHOWROOM株式会社を設立。同年8月末にソニー・ミュージックエンタテインメントからの出資を受け、合併会社化。著書『人生の勝算』はAmazonベストセラー1位を獲得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Product Details
- Publisher : 幻冬舎 (December 24, 2018)
- Publication date : December 24, 2018
- Language : Japanese
- Tankobon Hardcover : 254 pages
- ISBN-10 : 4344034082
- ISBN-13 : 978-4344034082
- Amazon Bestseller: #1,072 in Japanese Books (See Top 100 in Japanese Books)
- #23 in Business Lifehacks
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最近仕事に忙殺される中で、自分のモチベーション、熱量の源泉を見直したいと思い購入しました。前田氏の溢れんばかりの熱量がどのように生み出されているのか、またその手段としてメモをどのように活用されているのか、純粋に興味があったのも大きいです。本書は、メモの魅力を非常にロジカル、かつ具体性を持って分かりやすくまとめた、アクションプランまで整理された自己啓発本です。単純に自身のメモのとり方をブラッシュアップしたい、という観点でも参考になるでしょうし、私のように、そもそも働くこと、生きることに対して、自分を振り返り、今後の軸を考えるきっかけとしても役立ちます。本書で紹介されている、メモを通じて事実を拾い上げ、抽象化し、転用するという、シンプルかつ強力な方法論は、ビジネスに携わる人だけでなく、是非小学校や中学校などでも教えてほしいなと思います。しかし、個人的に刺さったのは、「メモは生き方である」という前田氏のメモを通じた生き方と、そこに至るまでの前田氏の幼少期の経験でした。私も学生時代および社会人の若手時代はかなりのメモ魔でした。もともと考えを紙にまとめるのが好き、というのもあったのですが、それよりも学生結婚し、若くして父親になった中で、「子どもや妻に恥ずかしい思いをさせたくない」という負けん気があったから、「全てのものを吸収してやる!」というメモに対する姿勢を当時は有していたのだと、この本を読みながら気付きました。それが現在、(少しですが)社会的にも認められるようになり、また3人の子どもと愛する家族に恵まれる中で、昔ほど「全てのものを取りに行こう!」というメモに対する姿勢が失われていることに、日々仕事に忙殺されながら危機感を抱いていました。(改めて本書を手にとった理由です)それに対して、前田氏が、幼少期から今に至るまで、徹底した自己分析に基づき、ぶれない自分を持ってメモを取る姿勢を保持している事を理解しました。前田氏が、何か特別な事をしているから、溢れんばかりに熱量が生まれているわけではなく、徹底的に自分と向き合うという、至極当たり前の事をやり切る中で、熱量を生み出している事実に反省しました。この自身の熱量を探しに行くまでのハードル、具体的には巻末の自己分析1000問、を実施するまでのきっかけ、は人それぞれだと思いますが、その機会は学生であっても社会人であっても、どこかで生まれるのではないかと思います。自分も巻末の自己分析1000問を通じて、自分の熱量の源泉を見直すと共に、改めてメモを取る姿勢そのものを取り戻したいと思いました。年末に販売してくれてありがとうございます(笑)今までメモを取っていなかった人にも進められますが、自分のモチベーションの源泉が何かを考えるきっかけが欲しい、中堅社会人や、これから就職活動に取り組む大学生には是非手にとって欲しい一冊です。
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Reviewed in Japan on December 24, 2018
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Reviewed in Japan on December 25, 2018
まず毎度おなじみNewspicksの内容の焼き直し内容の本で、売り切れとかビジネス書一位とか売れてるように煽って、コミュニティを使ってSNSで拡散する本の売り方です。本屋には山ほどあるんで安心して下さい。
さて内容だけど、魔力というくらいのタイトルをつけたのだからこれで人生変えようといういわゆるインプットのノウハウに重きを置いた自己啓発書である。
しかし、ざっと読んだけど一言で言うととにかく「めんどくさい。」
いったい何人の人がこの本に書かれてる内容を実践してそれが形になるのだろうか?少なくとも全く頭に入ってこなかった自分には、そんな人はごく少数派だと思われる。
結局なんだけど、人が変わるには、「意識が変わる→行動が変わる→習慣が変わる」というステップが必要で、ここの意識が変わるについてのところで、踏み込んだ言及ができていないために、全く頭に入ってこないのである。
よってもっと意識を動かす部分の思想に注力をした構成にすべきだし、そもそもだけど、このくらいの自己啓発の本を読む人はまず、メモをとるという習慣もない人も多いのでは?
そういう人は、まずはiphoneのメモ帳を使ってまずインプットしたことを忘れないようにかいとくということから始めると十分である。
メモの細かい取り方の内容なんてどうでもいい。
あと多くの人に足りてないのはアウトプットであり、メモなんて一言iphoneにメモって行動に重視を置くべきなのである。
今から買って人生変えようと思ってる人はこんな本買わずにさっさと行動すべき。
さて内容だけど、魔力というくらいのタイトルをつけたのだからこれで人生変えようといういわゆるインプットのノウハウに重きを置いた自己啓発書である。
しかし、ざっと読んだけど一言で言うととにかく「めんどくさい。」
いったい何人の人がこの本に書かれてる内容を実践してそれが形になるのだろうか?少なくとも全く頭に入ってこなかった自分には、そんな人はごく少数派だと思われる。
結局なんだけど、人が変わるには、「意識が変わる→行動が変わる→習慣が変わる」というステップが必要で、ここの意識が変わるについてのところで、踏み込んだ言及ができていないために、全く頭に入ってこないのである。
よってもっと意識を動かす部分の思想に注力をした構成にすべきだし、そもそもだけど、このくらいの自己啓発の本を読む人はまず、メモをとるという習慣もない人も多いのでは?
そういう人は、まずはiphoneのメモ帳を使ってまずインプットしたことを忘れないようにかいとくということから始めると十分である。
メモの細かい取り方の内容なんてどうでもいい。
あと多くの人に足りてないのはアウトプットであり、メモなんて一言iphoneにメモって行動に重視を置くべきなのである。
今から買って人生変えようと思ってる人はこんな本買わずにさっさと行動すべき。
Reviewed in Japan on December 25, 2018
Verified Purchase
「メモの魔力」はタスク管理の本ではありませんが、タスクに対する取り組み方が大幅に改善出来たのでレビューします。
結論からいうと「事実」「抽象化」「転用」が大活躍するよ。
個人的な使い方として感想を書かせていただきます。
本書とは直接関係が無いけど、個人的にGTDタスク管理システムで仕事を管理しているので補足になるかもと想い購入しました。
結果補足というよりは、根本原理みたいになりました。
どういうことかというと、今まで「ゴミ」メモだと思っていたメモがお金に変わる経験をし、一段階レベルアップすることが出来ました。
簡単に紹介します。
僕が実践しているGTDシステムでは気になることをどんどん「inbox」に放り込んで、あとでどうするかを決めるんです。
そのあとでどうするか決めることを処理(見極め)といって、一つ一つメモをみて「何だこれは?」と問い次の行動を決めます。
やることがあれば、「実行」するし、計画が必要なら「段取り」を作る。
その中で、扱いがわからず悩んでいた種類のメモが大量にあって、いつもそれを「ゴミ」として捨てていました。
「ゴミ」といっても本を読んで感じた感想とか、仕事をしていて感じた何気ないことです。
例えば先日Twitterで見かけたもので、GIF動画で絵を書き上げる過程を早送りで5秒程度にまとめたものがあって。
それをみて書いたメモが
「レイヤーごとに完成させるとうまくなるのかな」
というメモです。これがInboxに「年賀状を買う」というタスクと一緒にあるわけです。
「年賀状」は買ってきました。
しかし「レイヤーごとに完成させるとうまくなるのかな」という感想メモはどうしたらいいのかわからず、放置していました。
いつもならそのままゴミです。
この「ゴミ」メモが速攻でお金に変わったことです。
本を読んでから、試しにどんな小さいことでもメモしておこうと想い、大量にメモを残しました。
あとで「何だこれは?」と見返したときに、「ゴミ」として捨ててしまう前に、抽象化しようと想い一旦考えました。
具体的には書きませんが、「ふわっ」と思いついてたアイデアをメモし、ちょこっと仕事をしたら偶然にも一つ問題が解消されてしまいました。
実際に成果にも影響を出しているので、ゴミがお金に変わった瞬間でした。
解決策はすでに頭の中にあったんでしょうけど、それを引き出す方法や形にする方法は言葉で説明するのは難しいです。
それをだれでも実行できるレベルに落とし込んだフォーマットが「事実」「抽象化」「転用」のステップです。
実際に実践してみて実感できることだと思います。
ふとしたアイデアをがむしゃらにメモして気づいたら対策が形になり、実行して「よかった」と思えたときがその瞬間でしょう。
そしてどんなタスク管理システムを紹介する本にも書かれていない著者前田さんの熱量がこの本の価値だと思います。
「ゴミ」になりがちなメモが生まれ変わることを知っている前田さんが、文脈に熱量を載せて読者に訴えかける。
熱量が伝わるから、私も一度「やってみよう」と思う読者がたくさん現れる。
なんであなたがたくさん「やってみよう」と思う人が現れたことを知っているんだ?と聞かれたら、理由は次の通りです。
Amazonでモレスキンを検索したら「よく一緒に購入されています欄」に「モレスキン ラージサイズノート」とあわせて「ロルバーン」のメモが表示されていたからです。
これは著書の中でも紹介されている前田さんの愛用ノートセットです。
書籍発売翌日の12/25の時点でもうそれです。
私はGTDを実践する上で、補足になるかもと想い購入しましたが、GTDで誰しもうまくいかないポイントを解決させる手段にもなりました。
また理解を深めるべく改めて前田さんの紹介する方法でメモをとっています。
GTD関係なく素直に前田さんのメモ術を素直に実践したほうが実感を得やすいはずです。
また完全に真似をしなくても私のように、自分のワークフローに補足する形でも必ずプラスになるはずです。
「メモ魔」になることで、やった人にだけ得られる報酬が多そうです。
メモがお金になるという極端な紹介をしましたが、実践すると本当にメモが価値あるものに変わるはずです。
おすすめです。
メリットばかり言いましたが、デメリットも。
著者前田さんがモレスキンを愛用されているので、ついついモレスキンが欲しくなりますがモレスキンは高すぎて気軽に買えません。
私の経験上、あまり背伸びしていいノートを買ってしまうとメモを厳選してしまい漏れが生じます。
すると感じた気づきを記録しきれず、残るのは中途半端に体裁の整った言葉ばかりになります。
手に入りやすい大学ノートや、裏紙にメモするくらいのほうがどうでもいいことでもガシガシかける気がします。
まずは自分がストレスなく書き込めるノートを選ぶことをおすすめいたします。
結論からいうと「事実」「抽象化」「転用」が大活躍するよ。
個人的な使い方として感想を書かせていただきます。
本書とは直接関係が無いけど、個人的にGTDタスク管理システムで仕事を管理しているので補足になるかもと想い購入しました。
結果補足というよりは、根本原理みたいになりました。
どういうことかというと、今まで「ゴミ」メモだと思っていたメモがお金に変わる経験をし、一段階レベルアップすることが出来ました。
簡単に紹介します。
僕が実践しているGTDシステムでは気になることをどんどん「inbox」に放り込んで、あとでどうするかを決めるんです。
そのあとでどうするか決めることを処理(見極め)といって、一つ一つメモをみて「何だこれは?」と問い次の行動を決めます。
やることがあれば、「実行」するし、計画が必要なら「段取り」を作る。
その中で、扱いがわからず悩んでいた種類のメモが大量にあって、いつもそれを「ゴミ」として捨てていました。
「ゴミ」といっても本を読んで感じた感想とか、仕事をしていて感じた何気ないことです。
例えば先日Twitterで見かけたもので、GIF動画で絵を書き上げる過程を早送りで5秒程度にまとめたものがあって。
それをみて書いたメモが
「レイヤーごとに完成させるとうまくなるのかな」
というメモです。これがInboxに「年賀状を買う」というタスクと一緒にあるわけです。
「年賀状」は買ってきました。
しかし「レイヤーごとに完成させるとうまくなるのかな」という感想メモはどうしたらいいのかわからず、放置していました。
いつもならそのままゴミです。
この「ゴミ」メモが速攻でお金に変わったことです。
本を読んでから、試しにどんな小さいことでもメモしておこうと想い、大量にメモを残しました。
あとで「何だこれは?」と見返したときに、「ゴミ」として捨ててしまう前に、抽象化しようと想い一旦考えました。
具体的には書きませんが、「ふわっ」と思いついてたアイデアをメモし、ちょこっと仕事をしたら偶然にも一つ問題が解消されてしまいました。
実際に成果にも影響を出しているので、ゴミがお金に変わった瞬間でした。
解決策はすでに頭の中にあったんでしょうけど、それを引き出す方法や形にする方法は言葉で説明するのは難しいです。
それをだれでも実行できるレベルに落とし込んだフォーマットが「事実」「抽象化」「転用」のステップです。
実際に実践してみて実感できることだと思います。
ふとしたアイデアをがむしゃらにメモして気づいたら対策が形になり、実行して「よかった」と思えたときがその瞬間でしょう。
そしてどんなタスク管理システムを紹介する本にも書かれていない著者前田さんの熱量がこの本の価値だと思います。
「ゴミ」になりがちなメモが生まれ変わることを知っている前田さんが、文脈に熱量を載せて読者に訴えかける。
熱量が伝わるから、私も一度「やってみよう」と思う読者がたくさん現れる。
なんであなたがたくさん「やってみよう」と思う人が現れたことを知っているんだ?と聞かれたら、理由は次の通りです。
Amazonでモレスキンを検索したら「よく一緒に購入されています欄」に「モレスキン ラージサイズノート」とあわせて「ロルバーン」のメモが表示されていたからです。
これは著書の中でも紹介されている前田さんの愛用ノートセットです。
書籍発売翌日の12/25の時点でもうそれです。
私はGTDを実践する上で、補足になるかもと想い購入しましたが、GTDで誰しもうまくいかないポイントを解決させる手段にもなりました。
また理解を深めるべく改めて前田さんの紹介する方法でメモをとっています。
GTD関係なく素直に前田さんのメモ術を素直に実践したほうが実感を得やすいはずです。
また完全に真似をしなくても私のように、自分のワークフローに補足する形でも必ずプラスになるはずです。
「メモ魔」になることで、やった人にだけ得られる報酬が多そうです。
メモがお金になるという極端な紹介をしましたが、実践すると本当にメモが価値あるものに変わるはずです。
おすすめです。
メリットばかり言いましたが、デメリットも。
著者前田さんがモレスキンを愛用されているので、ついついモレスキンが欲しくなりますがモレスキンは高すぎて気軽に買えません。
私の経験上、あまり背伸びしていいノートを買ってしまうとメモを厳選してしまい漏れが生じます。
すると感じた気づきを記録しきれず、残るのは中途半端に体裁の整った言葉ばかりになります。
手に入りやすい大学ノートや、裏紙にメモするくらいのほうがどうでもいいことでもガシガシかける気がします。
まずは自分がストレスなく書き込めるノートを選ぶことをおすすめいたします。
TOP 500 REVIEWER
著者が石原さとみさんと交際してるからこの評価にしているわけではない。
SHOWROOMの社長であり、有名女優との熱愛などで世間を騒がせてきた前田さんの本。
メモについての熱い想いは伝わってきたが、
「魔力」は言い過ぎ。
のらりくらりと、メモを褒めまくるが、
結局のところ「方法論よりも、とにかく書き続けろ」と、一行でまとめられそうな内容。
「書くこと=考えること」を実践し続けてきた著者はすごいし、その実績も否定するところではない。
しかし、なにか本人の熱意だけが空回りし、途中で読むのが辛くなってしまった。
「メモは生き物だ、ノウハウより姿勢が大切」と言ったと思えば、ノウハウを語り出したり、「どないやねん」を五、六回以上はつぶやいただろう。
巻末には「自己分析1000問」というのがついているが、「こんなのやる人いるのか?ほっとけよ。」というのが正直なところ。
信者やツイッターやキンコン西野などの「魔力」が働いて、話題と注目を集めたものの、
蓋を開けてみればスカした内容であるという典型的な一例と言えよう。
発売されると同時に魔力はその効力を失ったのだ。
SHOWROOMの社長であり、有名女優との熱愛などで世間を騒がせてきた前田さんの本。
メモについての熱い想いは伝わってきたが、
「魔力」は言い過ぎ。
のらりくらりと、メモを褒めまくるが、
結局のところ「方法論よりも、とにかく書き続けろ」と、一行でまとめられそうな内容。
「書くこと=考えること」を実践し続けてきた著者はすごいし、その実績も否定するところではない。
しかし、なにか本人の熱意だけが空回りし、途中で読むのが辛くなってしまった。
「メモは生き物だ、ノウハウより姿勢が大切」と言ったと思えば、ノウハウを語り出したり、「どないやねん」を五、六回以上はつぶやいただろう。
巻末には「自己分析1000問」というのがついているが、「こんなのやる人いるのか?ほっとけよ。」というのが正直なところ。
信者やツイッターやキンコン西野などの「魔力」が働いて、話題と注目を集めたものの、
蓋を開けてみればスカした内容であるという典型的な一例と言えよう。
発売されると同時に魔力はその効力を失ったのだ。
Reviewed in Japan on December 31, 2018
Verified Purchase
結局意識高い人に向けた内容で
一般人には、レベルが高すぎてついていけなかった。
横文字も多すぎてキツい。
西野コンサルをみて100万部という話を聞いた。主婦や学生が買うのにはあまりに、レベルが高い。
残念ながら、メモを真似する気にはならなかったのが正直なところ。
一般人には、レベルが高すぎてついていけなかった。
横文字も多すぎてキツい。
西野コンサルをみて100万部という話を聞いた。主婦や学生が買うのにはあまりに、レベルが高い。
残念ながら、メモを真似する気にはならなかったのが正直なところ。