この著者エマニュエル・トッドは、
がんステージ4の森永卓郎
、ローマ教皇フランシスコ、タッカー・カールソン、イーロン・マスク、鈴木宗男みたいに“干される”ことを厭わない、時代の先を見通す知識人
池上彰
や『古舘伊知郎チャンネル 第三次世界大戦開始?』は、あくまでもこの著者の主張 “新たな視座” と責任回避して及び腰
日本のマスゴミは、敗戦後、進駐軍のプレスコードによって言論統制されてからずっと事なかれジャニーズ忖度体質のままだから、進駐軍のプロパガンダを垂れ流しっぱなし、真実を期待しても無駄
正に事態は本書の“予言”通りに進んでいる
11月の米大統領選でウクライナ決着つくのか、トランプ暗殺されるかも、見限られたゼレンスキー逃亡か
このままだと第三次世界大戦も日本は負け組で滅んでゆく
これからも日本経済は勝ち組インド(核保有国)などに続々と追い越されてゆく
第三次世界大戦は核戦争だから北欧はNATOになびいたのかも、そもそも米国の「核の傘」は幻想か
日本のロケットより北朝鮮の核ミサイルの方がまともに飛ぶような気がするけど大丈夫か
結論:『
自滅するアメリカ帝国―日本よ、独立せよ
』『
欧米の敗北
』
予備知識:『ウクライナ・オン・ファイヤー 日本語字幕』『乗っ取られたウクライナ 日本語字幕』制作総指揮 オリバー・ストーン YouTube年齢制限あり、THE FACT、Rumble
ウクライナ紛争は、2022年ロシアのウクライナ侵攻によっていきなり始まったわけではない
少なくとも、2014年マイダン革命(黒幕CIAクーデター)について理解が必要『
ウクライナ問題の正体
』
米国は(日本も)“支援”することでウクライナを“破壊”している
ウクライナ支援を渋る米国議会の代わりにラーム・エマニュエル総督支配下の日本政府が支払うのか
終わってみれば、朝鮮、ベトナム、湾岸、アフガン、イラクと同じように“死の商人”が焼け太りしただけ
米国は、ジャベリン、スティンガー、ハイマース、パトリオットの在庫一掃セール
ロシアは、最新兵器キンジャールやツィルコンの実戦評価
冷戦終結したのにNATO存在意義あるのか、誰がなぜ新冷戦を欲しているのか、“軍産複合体”は米国の魔羅
NATOは米国とその属国だから、トランプ再選したらNATO消滅と属国を脅迫して兵器のトップセールスか
NATO首脳会議に暗殺されたくない岸田首相が呼びつけられて日本も巻き込まれる
ローマ教皇フランシスコ「白旗揚げる勇気を」ウクライナに停戦交渉促す
マイダン革命で主演女優のビクトリア・ヌーランドの辞任は、ウクライナ(対ロシア)が終わったからか
職務代行のジョン・バスがゼレンスキー政権の後始末係か、ウクライナは内部崩壊して分割されて消滅か
カート・キャンベルがもう次の台湾(対中国)工作か、朝鮮半島か、日本も巻き込まれる
ウクライナ停戦より先に米国金融バブル崩壊かも
モスクワ郊外のテロはヌーランドの最後っ屁か、マイダン革命の犠牲者107人、今回のテロも100人以上
プーチン再選されそうなのに今なお筑波大学名誉失墜教授の中村逸郎を使うマスゴミ
ボリス・ジョンソン、マリオ・ドラギに続き、エマニュエル・マクロンもプーチンより先に退場か
プーチンは決して善人ではないが、もっと悪いやつらと戦っていることをひたすら隠す日本の国営放送
バイデン親子のウクライナでの所業について“書いてはいけない”
ウクライナが負けたら、ナイラ証言やイラク大量破壊兵器のように、独立公正な調査未実施の“ブチャ”は、BBCの“やらせ”ドキュメンタリーだったことが暴露されるか
『Ukraine's War: The Other Side』撮影 製作 監督 ショーン・ランガン は豪州で放送されたが、日米では決して放送されない
野党も大統領選挙もない戒厳令下のウクライナは、習近平もビックリ傲岸不遜なゼレンスキー独裁
2024年5月任期切れ後もゼレンスキーは“オレオレ”大統領として君臨するつもりか
大統領選挙なんて米国でもロシアと同じくらい不透明な茶番劇
ウクライナ勝利の幻想を抱き、何でもかんでも事実無根の陰謀論とみなす黄色い白人の陰謀論論者
ロシアが早期終結させたいのなら、米国の公式見解に倣って原爆投下すれば済むはずだが
東京大空襲、沖縄戦、広島・長崎のように10万人規模でウクライナの民間人を大虐殺しない
米露中とウクライナも未加盟の国際刑事裁判所(ICC)がプーチン逮捕状を出すのは意味不明
ロシアが拒否権を持つ安保理に限らず、国連総会でも2年経ってロシアが悪とはもう認めてもらえない現実
今もなお“悪魔プーチン”とマスゴミの垂れ流すプロパガンダに騙されているのは、お花畑な日本人くらい
プーチンもしきりに言及している覇権が多極化した新世界秩序の中で岸田首相や上川外相はどうなるのか
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第三次世界大戦はもう始まっている (文春新書 1367) Paperback Shinsho – June 17, 2022
by
エマニュエル・トッド
(著),
大野 舞
(翻訳)
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ロシアによるウクライナ侵攻を受けての緊急出版。
戦争を仕掛けたのは、プーチンでなく、米国とNATOだ。
「プーチンは、かつてのソ連やロシア帝国の復活を目論んでいて、東欧全体を支配しようとしている。ウクライナで終わりではない。その後は、ポーランドやバルト三国に侵攻する。ゆえにウクライナ問題でプーチンと交渉し、妥協することは、融和的態度で結局ヒトラーの暴走を許した1938年のミュンヘン会議の二の舞になる」――西側メディアでは、日々こう語られているが、「ウクライナのNATO入りは絶対に許さない」とロシアは明確な警告を発してきたのにもかかわらず、西側がこれを無視したことが、今回の戦争の要因だ。
ウクライナは正式にはNATOに加盟していないが、ロシアの侵攻が始まる前の段階で、ウクライナは「NATOの〝事実上〟の加盟国」になっていた。米英が、高性能の兵器を大量に送り、軍事顧問団も派遣して、ウクライナを「武装化」していたからだ。現在、ロシア軍の攻勢を止めるほどの力を見せているのは、米英によって効果的に増強されていたからだ。
ロシアが看過できなかったのは、この「武装化」がクリミアとドンバス地方の奪還を目指すものだったからだ。「我々はスターリンの誤りを繰り返してはいけない。手遅れになる前に行動しなければならない」とプーチンは発言していた。つまり、軍事上、今回のロシアの侵攻の目的は、何よりも日増しに強くなるウクライナ軍を手遅れになる前に破壊することにあった。
ウクライナ問題は、元来は、国境の修正という「ローカルな問題」だったが、米国はウクライナを「武装化」して「NATOの事実上の加盟国」としていたわけで、この米国の政策によって、ウクライナ問題は「グローバル化=世界戦争化」した。
いま人々は「世界は第三次世界大戦に向かっている」と話しているが、むしろ「すでに第三次世界大戦は始まった」。ウクライナ軍は米英によってつくられ、米国の軍事衛星に支えられた軍隊で、その意味で、ロシアと米国はすでに軍事的に衝突しているからだ。ただ、米国は、自国民の死者を出したくないだけだ。
ウクライナ人は、「米国や英国が自分たちを守ってくれる」と思っていたのに、そこまでではなかったことに驚いているはずだ。ロシアの侵攻が始まると、米英の軍事顧問団は、大量の武器だけ置いてポーランドに逃げてしまった。米国はウクライナ人を〝人間の盾〟にしてロシアと戦っているのだ。
戦争を仕掛けたのは、プーチンでなく、米国とNATOだ。
「プーチンは、かつてのソ連やロシア帝国の復活を目論んでいて、東欧全体を支配しようとしている。ウクライナで終わりではない。その後は、ポーランドやバルト三国に侵攻する。ゆえにウクライナ問題でプーチンと交渉し、妥協することは、融和的態度で結局ヒトラーの暴走を許した1938年のミュンヘン会議の二の舞になる」――西側メディアでは、日々こう語られているが、「ウクライナのNATO入りは絶対に許さない」とロシアは明確な警告を発してきたのにもかかわらず、西側がこれを無視したことが、今回の戦争の要因だ。
ウクライナは正式にはNATOに加盟していないが、ロシアの侵攻が始まる前の段階で、ウクライナは「NATOの〝事実上〟の加盟国」になっていた。米英が、高性能の兵器を大量に送り、軍事顧問団も派遣して、ウクライナを「武装化」していたからだ。現在、ロシア軍の攻勢を止めるほどの力を見せているのは、米英によって効果的に増強されていたからだ。
ロシアが看過できなかったのは、この「武装化」がクリミアとドンバス地方の奪還を目指すものだったからだ。「我々はスターリンの誤りを繰り返してはいけない。手遅れになる前に行動しなければならない」とプーチンは発言していた。つまり、軍事上、今回のロシアの侵攻の目的は、何よりも日増しに強くなるウクライナ軍を手遅れになる前に破壊することにあった。
ウクライナ問題は、元来は、国境の修正という「ローカルな問題」だったが、米国はウクライナを「武装化」して「NATOの事実上の加盟国」としていたわけで、この米国の政策によって、ウクライナ問題は「グローバル化=世界戦争化」した。
いま人々は「世界は第三次世界大戦に向かっている」と話しているが、むしろ「すでに第三次世界大戦は始まった」。ウクライナ軍は米英によってつくられ、米国の軍事衛星に支えられた軍隊で、その意味で、ロシアと米国はすでに軍事的に衝突しているからだ。ただ、米国は、自国民の死者を出したくないだけだ。
ウクライナ人は、「米国や英国が自分たちを守ってくれる」と思っていたのに、そこまでではなかったことに驚いているはずだ。ロシアの侵攻が始まると、米英の軍事顧問団は、大量の武器だけ置いてポーランドに逃げてしまった。米国はウクライナ人を〝人間の盾〟にしてロシアと戦っているのだ。
- Print length208 pages
- LanguageJapanese
- Publisher文藝春秋
- Publication dateJune 17, 2022
- Dimensions4.33 x 0.43 x 6.81 inches
- ISBN-104166613677
- ISBN-13978-4166613670
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Product Details
- Publisher : 文藝春秋 (June 17, 2022)
- Publication date : June 17, 2022
- Language : Japanese
- Paperback Shinsho : 208 pages
- ISBN-10 : 4166613677
- ISBN-13 : 978-4166613670
- Dimensions : 4.33 x 0.43 x 6.81 inches
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「核を持つとは国家として自律すること」と、日本は核武装しなければ、空母が弱体化しているアメリカが逃げたら、国を存続させることはできません。
『第三次世界大戦はもう始まっている』は、ウクライナ戦役の原因がロシアでなくアメリカにあることを問うたビジネス書です。「ウクライナ軍の予想を上回る抵抗→アメリカとイギリスによる軍事支援の成果」「ウクライナのNATOの加盟→ロシアの生存に関わる死活問題」「アメリカに対抗しうる帝国となるのを防ぐには、ウクライナをロシアから引き離せばよい」など、世間一般に知られていることとは真逆の真実を突きつけてくれます。特に「いま起きている戦争の責任は、プーチンやロシアではなく、アメリカとNATOにある」は、アメリカの正義を否定するところが痛快です。実際、「ウクライナのNATO入りは絶対に許さない→ロシアは明確に警告を発してきた→アメリカとNATOがこれを無視」したことが、今回の戦争の原因だと断じています。報道に騙されずに、ウクライナの真実を知りたい方は、一度読んでみることを勧めます。「ロシアの侵攻→アメリカとイギリスの軍事顧問団→ポーランドに逃げた」「ウクライナの人々は、大量の武器を手にしつつも、単独でロシアに立ち向わないといけなくなった」「家族構造と政治経済体制(イデオロギー)は一致する」などを通して、アメリカの理不尽さを思いっ切り突きつけてくれます。特に「対ロシア制裁で最終的に犠牲者となるのは、ヨーロッパ自身である」は、ウクライナ戦役で一番被害を受けるのは制裁側であるヨーロッパであることを教えてくれます。「ヨーロッパ:ロシアと経済的な相互依存関係にある」「アメリカとロシアの経済的な結びつきは、ほとんどない」と、ヨーロッパとアメリカではロシアとの依存度は違うのです。この真実にヨーロッパが早く気づかないかぎり、ウクライナ戦役→第三次世界大戦はずっと続いていくでしょう。オタクの視点から言うと、「今次の戦争は、第一次世界大戦を彷彿とさせる」は、アニメ『幼女戦記』を彷彿とさせます。『幼女戦記』は、第一次世界大戦と第二次世界大戦を融合させたヨーロッパ戦線の話ですが、せっかく勝利を獲得するところをアメリカの野望のせいで戦争が長期化してしまい、最終的に敗北してしまう様子が似ているからです。「世界の安定にアメリカが必要→世界の不安定がアメリカには必要」と、アメリカは基本構造的に他国に軍事介入を繰り返す必要があるのです。なぜなら「戦争で間違いを犯しても、大きな島国のような存在で、脅威となる隣国もなく、世界一の軍事大国でもあるアメリカ自身は侵攻されるリスクがないから」なので、どんな失敗をしてもアメリカだけは生き延びてしまうので、間違いを繰り返すのです。アニメから世界情勢を見ても、アメリカの理不尽さがわかってしまうのは面白いですね。
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フランス人学者エマニュエル・トッド氏(専門は人類学らしい)が
ロシアのウクライナ侵攻について考察した4章仕立ての本。
不勉強な私にはなかなかに難しく、内容を深く理解できなかった。
そんなレビューだが、よければ参考に。
まずトッド氏は、アメリカの政治学者ジョン・ミアシャイマーの考察に大方同意すると述べ、ロシアの蛮行を否定している。これは受け入れ難いと。
しかしプーチン大統領をこの戦争へと追い詰めたのは、アメリカとNATO(西側諸国)の傲慢さだと言うのだ。この部分がミアシャイマーさんと同じ見解らしい。
プーチンも悪いが、彼を戦争に追い詰めた奴らがいる。 ふうむ、なるほど。
この世界には実に様々な人間が住んでいる。
ある国の常識は他の国では非常識になる。それほどに『違う人々』の集まりが『我々』なのである。
だから他人の考えや生き方を力づくで変えようとするのではなく、なんとかこの地球上で住み分けをする知恵が必要になる。
地球以外に住む場所がない以上、厄介な人たちとも付き合っていくしかないのだ。
民主主義と共産主義も同様で、相入れなくても「ジャマだからあっち行け!」とか、
「俺たちの考えに合わせろ!」などと強要するのは難しい。
お互いに「しょうがねえけど、付き合ってやるか、 ったく…」しかないのだ。
ロシアに対しても「ったく、しょうがねえなぁ」という気持ちで相手を尊重していれば、
この戦争は起こらなかったというニュアンスがこの本から感じ取れる。
つまりウクライナを中立化するというロシアの要請をちゃんと受け入れていれば、
この戦争は避けられたということらしい。
しかしアメリカは、ロシアなんてソ連が崩壊して小さな国になっちまったんだから、
もう俺たちの脅威じゃねえし、シカトしとけばいいのさ!
とばかりにソ連崩壊後、ロシアを低く見続けていたようだ。
今や脅威はロシアではなく中国なんだと。
プーチンさんはこの屈辱に耐えながら、それでも警告は発し続けていた。
「あのねえ… それ以上私をバカにすると怒るよ! レッドラインがあるからね」と。
ロシアのレッドラインとは、
1990年、米国ベーカー国務長官がゴルバチョフ書記長に保証した
「NATOを東方へ1インチたりとも拡大しない」という約束だ。
ロシアはアメリカのこの保証を信じたらしい。
その後NATOは図々しくも二度も東方に拡大した。
「あ… なんだよ、話が違うやんけ!」
と不快感を示しながらもプーチンさんはそれを受け入れた。
その後で「ジョージアとウクライナのNATO入りは絶対に許さへんでェ~!」
と釘を刺し、これがロシアが示した明確なレッドラインになったという。
しかし傲慢なアメリカはイギリスと組んでウクライナを援助し続け、
軍事的にはすでにNATOの加盟国にしちまった。
プーチンは怒った。「あ~! てめえらついにやっちまったな~!」と。
それからウクライナでのナントカ革命、クリミア半島編入を経て、
東部ドンバス地方の実効支配と進んだのだ。
日増しに強くなるウクライナ軍を手遅れにならないうちに叩き潰す。
もうヤケクソだ。これ以上は我慢ならん!
これが今回の侵攻の目的だったと書いてある。(ヤケクソとは書いてない♪)
ここら辺の考察もミアシャイマー氏と同じらしいのだ。
トッド氏は、だからこの戦争は仕方ないとは言わないが、
簡単に避けられたはずの戦争を始めさせてしまったのは、
ウクライナを軍事支援した非常に好戦的なアメリカとイギリスだと怒っている。
世界の大半の国は、『西洋の傲慢さ』にウンザリしており、
それはアメリカとイギリスが共に病んでいるからだとトッド氏は嘆いている。
怒ったり嘆いたり、実に人間的なお方である。
民主主義の脆弱さが叫ばれる昨今だが、
そもそも自由民主主義の代表国と言われる米国と英国が、すでに自由でも平等でもなくなっている。
特にアメリカ人にとっての平等とは、白人同士の平等であり、そこに黒人や他の人種の平等が入ってくるのは非常にまずい。人間は全て平等という考えをアメリカにもたらしたのが共産主義国のソ連で、ソ連が崩壊してアメリカが一人勝ちしたわけではなく、アメリカもまたソ連とは違う過程を経て『不平等、格差、分断』という形でゆっくりと崩壊しつつある。
つまりアメリカとロシアは『互いに互いを破壊した(P.129)』とトッド氏は言うのだ。
トッド氏の本を読むのはこれが初めてなので、他の著述は知らないが、
著名な人類学者が、ここまで感情むき出しに西洋諸国への怒りを語った本も珍しいのではないだろうか。
その一点だけでも読む価値があると思う。
私はここまで読んでため息をついてしまった。
語られる内容が、私が毎日接している報道内容と大分違うからである。
つまり、
この戦争はどうやら侵略者対正義の戦いという単純なものではないらしいのだ。
私がこの本を読んで衝撃を受けたことが2つある。
1つは、欧米がかつての輝きや魅力を失いつつあるのに対して、
ロシアは国家の再建に成功、社会モデルの回復という具合に希望があり、
ヨーロッパの東側で、その周辺国を惹きつける存在になっているという指摘だ。
そう言われれば、最近はまともな側には力(魅力)がなく、
まともでなさそうな側(権威主義、自分勝手な人)が力を持ちつつあると感じることが多い。
トランプ氏の人気が落ちないばかりか、同じ共和党内でも、
トランプ氏を批判する人が裏切り者扱いされ支持者を失っているという記事を読むと背筋が寒くなる。
東京オリンピックで、立て続けに起こった醜態などを見ても、
才能だけの人が増えているような気がするのは私だけだろうか?
青臭いと言われても、最後にモノを言うのは『人格』だと私は信じたい。
さて、そういう復活しつつあるロシアに対して、
ウクライナは軍事的には有能でも国家として破綻しているとトッド氏は言う。
ロシアが「権威主義で個人より集団が重視されるやや暴力的な国」であるのに対し、
ウクライナは「個人主義ではあっても、
独立から30年以上経っても十分に機能する国家を再建できないでいる」と書いている。
ロシアとウクライナはそれほどに国として『違う』のだと。
さらにリーダーとしての資質という点から見ても、
プーチン氏とゼレンスキー氏は随分『違う』ようだ。
表面的な見方だが、ウクライナ侵攻という暴力的な行動の是非は別として、
プーチン大統領の方が軸がしっかりしている。とにかくブレないし冷静に見える。
ゼレンスキー大統領も徹底抗戦という軸はブレていないが、
どうにも感情的で英雄然とした振る舞いに危うさを感じることがある。この人で大丈夫なのかと。
2022年8月12日の朝日新聞に早稲田大学の豊永郁子教授が『ウクライナ 戦争と人権』と題して寄稿しているが、その中でゼレンスキー大統領を「信念だけで行動して結果を顧みない『心情倫理』の人であって、あらゆる結果を慮る『責任倫理』の政治家ではないのではないか」と疑問を呈し、「ウクライナに住む人々の人権はどこに行ってしまったのだろう」と訴えている。
私は豊永教授のこの一文が脳裏に焼き付いて離れなくなった。
ゼレンスキー大統領のやり方は、ロシア軍を完膚なきまでに叩き潰し、領土を奪還し、
二度と侵攻する気を起こさせないという、いわば禍根を残さない戦法なのだろう。
しかし、ロシアがウクライナ領土から撤退するとしても、
それまでにどれだけの国民の命が失われるのかということを政治家としてどう考えているのだろうか。
世界に兵器を無心するゼレンスキー大統領をかつては応援した私も、
この本を読み終えた今は、どうにも複雑な気持ちなのである。
しかし徹底抗戦に賛成するウクライナ国民が増えているという報道を聞くと、
さらに複雑な気持ちに拍車がかかるのだ。
人命も領土も失いたくないというウクライナ国民の想いは、
ロシア軍の撤退以外に叶えられないのだから。
トッド氏も、「もうこの戦争は終わらせなければならない。交渉するべきだ!」という立場のようだ。その理由として、我々は今「人口が貴重なものになっている時代に生きている」のであり「人々に理性を取り戻させることができるとすれば、ひとえに『兵士の命の価値の高さ』へ意識が向けられることによってでしょう(P.203)」と書いている。
だから私はこの本がロシアの宣伝本ではないと信じたい。
2つ目は、これだけの蛮行を繰り返すロシアを非難もせず経済制裁もしない国が、
非難し制裁を加える国とほぼ同数あり、ロシアは今回の制裁で決して孤立したわけではないという指摘である。
私はひっくり返った! えっ、そうなんですかと。
これは国益を考えたら、ロシアともめるのは非常にマズイ国がたくさんあるからなのだろうが、
それにしてもこの世界というのは実に寛大というか柔軟というかよくわからん。
どう考えてもダメでしょう、他国への侵攻なんて。
虐殺が行われた証拠が次々に見つかっているという事実を持ってさえ、
非難するだけで制裁しない、または非難も制裁もしない人たちがいるというのも多様性なのか?
しかしそれが人間社会であり、
どれだけ悪いことをしても受け入れる場所がどこかに十分にあるという世界の広さというか、
人間なんていい加減なものだなぁと思うのだ。
世界一丸となって非難しろよ、制裁しろよと言いたいが…
言うだけ無駄なんだなと。
人間に比べると自然界の生き物は、実に潔い生き方をしている。
自然界にはプーチンなんていない。国境もないのにちゃんと棲み分けている。
自分のテリトリーに侵入する外敵にいきなり発砲する奴はいない。
まず威嚇し、相手が逃げれば追いかけない。平和だ。
ところが知能が高くなるにつれ、自然界の生き物でも厄介さが増してくる。
相手を思いやると同時に意地悪もするようになるからだ。
知性というのは諸刃の剣なのだろうか?
普段この手の本を読まない人も、たまにはこういう本を読んで、
世界の在りようや人間の厄介さについて思いを巡らすのもいいのではと思う。
私にはちょっと難しかったので、「全部読むべし!」とは言えないが、
第1章か第4章のどちらかだけでもいいので、マンガやラノベの合間にぜひどうぞ。
お勧めです!
ロシアのウクライナ侵攻について考察した4章仕立ての本。
不勉強な私にはなかなかに難しく、内容を深く理解できなかった。
そんなレビューだが、よければ参考に。
まずトッド氏は、アメリカの政治学者ジョン・ミアシャイマーの考察に大方同意すると述べ、ロシアの蛮行を否定している。これは受け入れ難いと。
しかしプーチン大統領をこの戦争へと追い詰めたのは、アメリカとNATO(西側諸国)の傲慢さだと言うのだ。この部分がミアシャイマーさんと同じ見解らしい。
プーチンも悪いが、彼を戦争に追い詰めた奴らがいる。 ふうむ、なるほど。
この世界には実に様々な人間が住んでいる。
ある国の常識は他の国では非常識になる。それほどに『違う人々』の集まりが『我々』なのである。
だから他人の考えや生き方を力づくで変えようとするのではなく、なんとかこの地球上で住み分けをする知恵が必要になる。
地球以外に住む場所がない以上、厄介な人たちとも付き合っていくしかないのだ。
民主主義と共産主義も同様で、相入れなくても「ジャマだからあっち行け!」とか、
「俺たちの考えに合わせろ!」などと強要するのは難しい。
お互いに「しょうがねえけど、付き合ってやるか、 ったく…」しかないのだ。
ロシアに対しても「ったく、しょうがねえなぁ」という気持ちで相手を尊重していれば、
この戦争は起こらなかったというニュアンスがこの本から感じ取れる。
つまりウクライナを中立化するというロシアの要請をちゃんと受け入れていれば、
この戦争は避けられたということらしい。
しかしアメリカは、ロシアなんてソ連が崩壊して小さな国になっちまったんだから、
もう俺たちの脅威じゃねえし、シカトしとけばいいのさ!
とばかりにソ連崩壊後、ロシアを低く見続けていたようだ。
今や脅威はロシアではなく中国なんだと。
プーチンさんはこの屈辱に耐えながら、それでも警告は発し続けていた。
「あのねえ… それ以上私をバカにすると怒るよ! レッドラインがあるからね」と。
ロシアのレッドラインとは、
1990年、米国ベーカー国務長官がゴルバチョフ書記長に保証した
「NATOを東方へ1インチたりとも拡大しない」という約束だ。
ロシアはアメリカのこの保証を信じたらしい。
その後NATOは図々しくも二度も東方に拡大した。
「あ… なんだよ、話が違うやんけ!」
と不快感を示しながらもプーチンさんはそれを受け入れた。
その後で「ジョージアとウクライナのNATO入りは絶対に許さへんでェ~!」
と釘を刺し、これがロシアが示した明確なレッドラインになったという。
しかし傲慢なアメリカはイギリスと組んでウクライナを援助し続け、
軍事的にはすでにNATOの加盟国にしちまった。
プーチンは怒った。「あ~! てめえらついにやっちまったな~!」と。
それからウクライナでのナントカ革命、クリミア半島編入を経て、
東部ドンバス地方の実効支配と進んだのだ。
日増しに強くなるウクライナ軍を手遅れにならないうちに叩き潰す。
もうヤケクソだ。これ以上は我慢ならん!
これが今回の侵攻の目的だったと書いてある。(ヤケクソとは書いてない♪)
ここら辺の考察もミアシャイマー氏と同じらしいのだ。
トッド氏は、だからこの戦争は仕方ないとは言わないが、
簡単に避けられたはずの戦争を始めさせてしまったのは、
ウクライナを軍事支援した非常に好戦的なアメリカとイギリスだと怒っている。
世界の大半の国は、『西洋の傲慢さ』にウンザリしており、
それはアメリカとイギリスが共に病んでいるからだとトッド氏は嘆いている。
怒ったり嘆いたり、実に人間的なお方である。
民主主義の脆弱さが叫ばれる昨今だが、
そもそも自由民主主義の代表国と言われる米国と英国が、すでに自由でも平等でもなくなっている。
特にアメリカ人にとっての平等とは、白人同士の平等であり、そこに黒人や他の人種の平等が入ってくるのは非常にまずい。人間は全て平等という考えをアメリカにもたらしたのが共産主義国のソ連で、ソ連が崩壊してアメリカが一人勝ちしたわけではなく、アメリカもまたソ連とは違う過程を経て『不平等、格差、分断』という形でゆっくりと崩壊しつつある。
つまりアメリカとロシアは『互いに互いを破壊した(P.129)』とトッド氏は言うのだ。
トッド氏の本を読むのはこれが初めてなので、他の著述は知らないが、
著名な人類学者が、ここまで感情むき出しに西洋諸国への怒りを語った本も珍しいのではないだろうか。
その一点だけでも読む価値があると思う。
私はここまで読んでため息をついてしまった。
語られる内容が、私が毎日接している報道内容と大分違うからである。
つまり、
この戦争はどうやら侵略者対正義の戦いという単純なものではないらしいのだ。
私がこの本を読んで衝撃を受けたことが2つある。
1つは、欧米がかつての輝きや魅力を失いつつあるのに対して、
ロシアは国家の再建に成功、社会モデルの回復という具合に希望があり、
ヨーロッパの東側で、その周辺国を惹きつける存在になっているという指摘だ。
そう言われれば、最近はまともな側には力(魅力)がなく、
まともでなさそうな側(権威主義、自分勝手な人)が力を持ちつつあると感じることが多い。
トランプ氏の人気が落ちないばかりか、同じ共和党内でも、
トランプ氏を批判する人が裏切り者扱いされ支持者を失っているという記事を読むと背筋が寒くなる。
東京オリンピックで、立て続けに起こった醜態などを見ても、
才能だけの人が増えているような気がするのは私だけだろうか?
青臭いと言われても、最後にモノを言うのは『人格』だと私は信じたい。
さて、そういう復活しつつあるロシアに対して、
ウクライナは軍事的には有能でも国家として破綻しているとトッド氏は言う。
ロシアが「権威主義で個人より集団が重視されるやや暴力的な国」であるのに対し、
ウクライナは「個人主義ではあっても、
独立から30年以上経っても十分に機能する国家を再建できないでいる」と書いている。
ロシアとウクライナはそれほどに国として『違う』のだと。
さらにリーダーとしての資質という点から見ても、
プーチン氏とゼレンスキー氏は随分『違う』ようだ。
表面的な見方だが、ウクライナ侵攻という暴力的な行動の是非は別として、
プーチン大統領の方が軸がしっかりしている。とにかくブレないし冷静に見える。
ゼレンスキー大統領も徹底抗戦という軸はブレていないが、
どうにも感情的で英雄然とした振る舞いに危うさを感じることがある。この人で大丈夫なのかと。
2022年8月12日の朝日新聞に早稲田大学の豊永郁子教授が『ウクライナ 戦争と人権』と題して寄稿しているが、その中でゼレンスキー大統領を「信念だけで行動して結果を顧みない『心情倫理』の人であって、あらゆる結果を慮る『責任倫理』の政治家ではないのではないか」と疑問を呈し、「ウクライナに住む人々の人権はどこに行ってしまったのだろう」と訴えている。
私は豊永教授のこの一文が脳裏に焼き付いて離れなくなった。
ゼレンスキー大統領のやり方は、ロシア軍を完膚なきまでに叩き潰し、領土を奪還し、
二度と侵攻する気を起こさせないという、いわば禍根を残さない戦法なのだろう。
しかし、ロシアがウクライナ領土から撤退するとしても、
それまでにどれだけの国民の命が失われるのかということを政治家としてどう考えているのだろうか。
世界に兵器を無心するゼレンスキー大統領をかつては応援した私も、
この本を読み終えた今は、どうにも複雑な気持ちなのである。
しかし徹底抗戦に賛成するウクライナ国民が増えているという報道を聞くと、
さらに複雑な気持ちに拍車がかかるのだ。
人命も領土も失いたくないというウクライナ国民の想いは、
ロシア軍の撤退以外に叶えられないのだから。
トッド氏も、「もうこの戦争は終わらせなければならない。交渉するべきだ!」という立場のようだ。その理由として、我々は今「人口が貴重なものになっている時代に生きている」のであり「人々に理性を取り戻させることができるとすれば、ひとえに『兵士の命の価値の高さ』へ意識が向けられることによってでしょう(P.203)」と書いている。
だから私はこの本がロシアの宣伝本ではないと信じたい。
2つ目は、これだけの蛮行を繰り返すロシアを非難もせず経済制裁もしない国が、
非難し制裁を加える国とほぼ同数あり、ロシアは今回の制裁で決して孤立したわけではないという指摘である。
私はひっくり返った! えっ、そうなんですかと。
これは国益を考えたら、ロシアともめるのは非常にマズイ国がたくさんあるからなのだろうが、
それにしてもこの世界というのは実に寛大というか柔軟というかよくわからん。
どう考えてもダメでしょう、他国への侵攻なんて。
虐殺が行われた証拠が次々に見つかっているという事実を持ってさえ、
非難するだけで制裁しない、または非難も制裁もしない人たちがいるというのも多様性なのか?
しかしそれが人間社会であり、
どれだけ悪いことをしても受け入れる場所がどこかに十分にあるという世界の広さというか、
人間なんていい加減なものだなぁと思うのだ。
世界一丸となって非難しろよ、制裁しろよと言いたいが…
言うだけ無駄なんだなと。
人間に比べると自然界の生き物は、実に潔い生き方をしている。
自然界にはプーチンなんていない。国境もないのにちゃんと棲み分けている。
自分のテリトリーに侵入する外敵にいきなり発砲する奴はいない。
まず威嚇し、相手が逃げれば追いかけない。平和だ。
ところが知能が高くなるにつれ、自然界の生き物でも厄介さが増してくる。
相手を思いやると同時に意地悪もするようになるからだ。
知性というのは諸刃の剣なのだろうか?
普段この手の本を読まない人も、たまにはこういう本を読んで、
世界の在りようや人間の厄介さについて思いを巡らすのもいいのではと思う。
私にはちょっと難しかったので、「全部読むべし!」とは言えないが、
第1章か第4章のどちらかだけでもいいので、マンガやラノベの合間にぜひどうぞ。
お勧めです!
Reviewed in Japan on February 28, 2024
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ウクライナ戦争を知りたくて1年以上前に同著書を購入しました。今改めて再読し、現状の戦況なども含めすでに指摘されており、本の内容の信憑性を感じています。戦争は始まったら多大な破壊と人命が失われ人道的な戦争などあり得ません。絶対に起こしてはいけないと考えています。同著を読んだころ毎日新聞のコラムにゼレンスキーは英雄か?と言う記事もありました。この戦争はロシアの一方的な侵略だけが大きく取り上げられ、なぜロシアは進攻したかの深堀した解説と情報が一般には出回りません。同著ではイギリスとアメリカが深くかかわっているとの指摘がありました。この戦争は回避できたはずと私は思っています。現在のパレスチナ問題も最低、第一次世界大戦からの歴史をたどることが必要と思っています。その時点から始まり、イギリスとアメリカの責任はとても大きいと私の小さな知識の中でめぐっています。私たちは西側の情報だけでなくもっと多くの情報を知るべきだと思います。
Reviewed in Japan on February 28, 2024
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あまりに分かりやすく、刺激的。
ふと気になって、フランスでの評価などを調べたら、フランスでは人口問題の専門家が、専門外の国際問題を自由に論じすぎて批判も多いとのこと。こんな人もいるんだ、くらいに割引いて読んだ方が良い。ありがたがっているのは日本人くらいだそうです
ふと気になって、フランスでの評価などを調べたら、フランスでは人口問題の専門家が、専門外の国際問題を自由に論じすぎて批判も多いとのこと。こんな人もいるんだ、くらいに割引いて読んだ方が良い。ありがたがっているのは日本人くらいだそうです
Reviewed in Japan on November 8, 2022
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西側メディアが喧伝している極端な善悪二元論に踊らされ続けることの危険性を指摘し、警鐘を鳴らす本です。
この本を読み終わって私は、「ロシア=絶対悪、ウクライナ=絶対善」という日本を含む西側メディアの大半が喧伝している極端な善悪二元論に西側諸国の人間たちが踊らされ続けているとヨーロッパや日本、そしてひいては米国にまで破滅的な結果を招くのでは、と背筋が寒くなりました。
この本の著者の立ち位置は馬渕睦夫氏に近いもので、私は彼を「フランスの馬渕睦夫氏」と呼びたくなりました。
彼は西側メディアでは到底明かすことなど許されない、ウクライナ戦争が起きた本当の理由やウクライナのアゾフ大隊の正体についてもこの本で鋭く斬り込んでいます。
著者が「ロシアの家族システムは共産主義と親和性の高い結婚したら父親と息子家族が同居する共同体家族で、ウクライナの家族システムは結婚したら子供は親と同居しない自由主義(個人主義)の英米と同じ核家族だ」という歴史人口学者・家族人類学者らしい切り口でロシアとウクライナの国家体制とイデオロギーの違いを分析しているのは面白いと思いました。
私も普段から「国民は国家の鏡」と思っているのですが、それをさらに専門的にした鋭い分析ですね。
家族の形がこれほど国家システムに影響しているなんて、考えも及びませんでした。
「米国は皆が思っているほど強い国でも、良い国でもない」という著者の主張にも頷ける点が多くありました。
また、ヨーロッパ諸国がロシアを毛嫌いしている理由にも人種が近い西欧人ならではの視点から深く掘り下げています。
メディアのウクライナ戦争関連の主張に少しでも疑問を感じたらこの本を手に取って読むことをおすすめします。
きっと見える世界が変わると思います。
この本を読み終わって私は、「ロシア=絶対悪、ウクライナ=絶対善」という日本を含む西側メディアの大半が喧伝している極端な善悪二元論に西側諸国の人間たちが踊らされ続けているとヨーロッパや日本、そしてひいては米国にまで破滅的な結果を招くのでは、と背筋が寒くなりました。
この本の著者の立ち位置は馬渕睦夫氏に近いもので、私は彼を「フランスの馬渕睦夫氏」と呼びたくなりました。
彼は西側メディアでは到底明かすことなど許されない、ウクライナ戦争が起きた本当の理由やウクライナのアゾフ大隊の正体についてもこの本で鋭く斬り込んでいます。
著者が「ロシアの家族システムは共産主義と親和性の高い結婚したら父親と息子家族が同居する共同体家族で、ウクライナの家族システムは結婚したら子供は親と同居しない自由主義(個人主義)の英米と同じ核家族だ」という歴史人口学者・家族人類学者らしい切り口でロシアとウクライナの国家体制とイデオロギーの違いを分析しているのは面白いと思いました。
私も普段から「国民は国家の鏡」と思っているのですが、それをさらに専門的にした鋭い分析ですね。
家族の形がこれほど国家システムに影響しているなんて、考えも及びませんでした。
「米国は皆が思っているほど強い国でも、良い国でもない」という著者の主張にも頷ける点が多くありました。
また、ヨーロッパ諸国がロシアを毛嫌いしている理由にも人種が近い西欧人ならではの視点から深く掘り下げています。
メディアのウクライナ戦争関連の主張に少しでも疑問を感じたらこの本を手に取って読むことをおすすめします。
きっと見える世界が変わると思います。


