個人的にはそこまで衝撃を受けなかったし、感動もしなかった。本当にただの悲劇という感じ。探偵も好きになれない。
ややネタバレ気味になるが、例えるならば「トリックがめちゃくちゃだから犯人は猫だ!」という感じ。中山七里の『魔女は蘇る』を読んだときと似た気分になった。頭の良い探偵が頭の良い犯人を追い詰める直球の話が読みたい自分には合わなかったということか。
エラリークイーン作品は動機に関する部分が面白くないのも特徴で、人間の闇の部分を探るというミステリの醍醐味の一つが味わえないのが残念。そういうのが読みたいなら『9尾の猫』が良いでしょう。
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第164回芥川賞・直木賞 受賞作決定
芥川賞は宇佐見りん『推し、燃ゆ』。直木賞は西條奈加『心淋し川』。
ほか、候補作品や過去の受賞作など、 >芥川賞・直木賞特集はこちら
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