冒頭に「(本書は)深刻な理由もないのに不幸な人のためのもので、深刻な不幸については何も書いていない」とありますが”深刻でない”不幸の大部分は肉体の疲れや痛みから発しているにも関わらず、心の中で異なる理由を結び付けていることが原因のようです。ゆえに「幸せだから笑うのではない、笑うから幸せなのだ」という有名な言葉が示しているのは、体が正しい方向に動き、能動的・活動的になっていくと心もそれに従うということらしいです。
自分で(心の中に)不幸を作り出さない、これが幸福の秘訣なのかなと感じました。
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NHK「100分de名著」ブックス アラン 幸福論 NHK「100分de名著」ブックス Kindle版
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言語日本語
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出版社NHK出版
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発売日2012/4/21
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ファイルサイズ1090 KB
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
思想と市民をつなぐ架け橋として、日常生活に立脚して幸福への指針を導き出した二十世紀フランスの哲学者、アラン。彼は「哲学は、生についての省察である」という立場から、幸福は誰かに与えられるものではなく、自らの意志と行動によってつくりだすものであると説いた。美しい言葉で織りなされる即興の思惟は、同時に力強い誓いを要求する。つい不幸に陥りがちな私たちの在りようと、自他にとっての幸福の本質とは何かを探る。鎌田實氏との対談/読書案内/年譜を新たに収載。
--このテキストは、tankobon_softcover版に関連付けられています。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
合田/正人
1957年、香川県に生まれる。一橋大学社会学部卒業。パリ第8大学哲学科留学。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程中退。琉球大学講師、東京都立大学人文学部助教授を経て、明治大学文学部教授。哲学研究者。専攻は19、20世紀フランス・ドイツ思想、近代ユダヤ思想史。「生理学」「心理学」「精神分析」「社会学」など19世紀を通じて醸成された人間科学の諸相を分析し、そこに孕まれた諸問題の現代性を考察。17世紀以降のユダヤ人問題とも取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、tankobon_softcover版に関連付けられています。
1957年、香川県に生まれる。一橋大学社会学部卒業。パリ第8大学哲学科留学。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程中退。琉球大学講師、東京都立大学人文学部助教授を経て、明治大学文学部教授。哲学研究者。専攻は19、20世紀フランス・ドイツ思想、近代ユダヤ思想史。「生理学」「心理学」「精神分析」「社会学」など19世紀を通じて醸成された人間科学の諸相を分析し、そこに孕まれた諸問題の現代性を考察。17世紀以降のユダヤ人問題とも取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、tankobon_softcover版に関連付けられています。
登録情報
- ASIN : B008V94DC8
- 出版社 : NHK出版 (2012/4/21)
- 発売日 : 2012/4/21
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 1090 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 152ページ
-
Amazon 売れ筋ランキング:
- 82,965位Kindleストア (の売れ筋ランキングを見るKindleストア)
- - 1,438位哲学・思想 (Kindleストア)
- - 3,393位倫理学・道徳 (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
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2019年10月3日に日本でレビュー済み
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幸福論というタイトルは知っていたものの、これまで読んだことがありませんでした。(ましてや作者のアランが、現代のソクラテスと呼ばれる哲学者だったことも知らず..)先日原作を読んでみて、よくわからなかった部分も、この解説本を読んでみたところ理解が深まったように思います。「悲観主義は感情で楽観主義は意思の力」。その意思の力をどうやって磨いていったらいいのか、そこが幸福論で書かれているポイントの1つなのかなと私なりに理解しました。作者を知りたい人にも原作のイメージをつかみたい人にも役立つと思います。
2014年8月31日に日本でレビュー済み
誰だっていつも幸せでいたい。幸福とは、不幸とは何なのか。
戦争、労働、人間関係。アランの幸福についての人生訓。幸福について哲学し、紡ぎだされた文章が書かれている。
抜粋
「自分の土地を耕す農夫は、いくら苦労があっても幸福だ」
「真の音楽家とは音楽を楽しむ者であり、真の政治家とは政治を楽しむ者である」P54
結局のところ、上機嫌など存在しないのだ。気分というのは、正確に言えば、いつも悪いものなのだ。だから、幸福とはすべて、意思と統御によるものなのである。P94
幸福とは、報酬など求めなかった者たちのところに突然やってくる報酬である。P98
戦争、労働、人間関係。アランの幸福についての人生訓。幸福について哲学し、紡ぎだされた文章が書かれている。
抜粋
「自分の土地を耕す農夫は、いくら苦労があっても幸福だ」
「真の音楽家とは音楽を楽しむ者であり、真の政治家とは政治を楽しむ者である」P54
結局のところ、上機嫌など存在しないのだ。気分というのは、正確に言えば、いつも悪いものなのだ。だから、幸福とはすべて、意思と統御によるものなのである。P94
幸福とは、報酬など求めなかった者たちのところに突然やってくる報酬である。P98
2019年6月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
或る人と面識を得る為に、誰かの紹介が必要な場合があるように、
或る書籍を読む為にも、誰かの紹介が必要な作家や作品もあると悟り、
このテキストを読んだ。
実際に、初めて会う相手の仕事を調べて知っておくことは、
マナーのひとつとされている。
このテキストを読み一番良かったのは、
第1回でアランが尊敬した高校教師のジュール・ラニョーの事が簡潔に記されていた事。
何故、アランは高校教員の奉職を貫いたかわかる。
このラニョーとアラン、フーコーを助けたルイ・アルチュセールは
哲学科の高校教員で哲学者だったことに、
私は感銘を受けた。
アランの思想を読むと、他の哲学者にも興味が向き出す事に首肯する。
予想通り、テキストを読んでから抜粋箇所の章を完訳本で読むと、
容易に楽々と読む進められるのだ。
勿論、アランの文章が哲学を著したものでも、
比較的読みやすいという秀抜な美点を持っていることもある。
しかし、更に読書のために整えてくれるのが本テキストである。
アランの語録で、
私が力強さを感じ、最も卓抜した考えと共鳴したのは、
やはり最終章93〈誓うべし〉。
“悲観主義は感情で、楽観主義は意志である。”
本テキスト表紙扉の簡潔な導入にあるように、
「哲学は、生についての省察である」
というアランの立場の解説そのままの著作『幸福論』。
私にとっての哲学は、今まで学科のひとつのような感覚であったが、
この名著は日常と照らし合わせて読んでゆくものであり、
本当に生活に於いて心の扱い方が見直され改善されてゆく。
“アランの『幸福論』は、いわゆる観念論ではなく、
あくまで日常生活に立脚して幸福への指針を導き出した、
文学的にも優れた名著として広く読まれてきました。”
(7頁はじめに より)
本ブックスには、対談―合田正人×鎌田實―も収載されている。
“鎌田:難しい言葉というのは、それを理解しただけで、
自分が「教養人」になったような気になる、つまり見栄が生まれると思うんです。
でも、『幸福論』はそうではない。この書を読んで分かることは、
「哲学する」ことの大切さです。
…教養として身につけるのではなく、
自分の人生を生き方自体を変えていくことが
「哲学する」ことではないでしょか。”(113頁)
巻末の読書案内も、目を通して愉しいものであった。
読後に満足感のあるテキスト。
或る書籍を読む為にも、誰かの紹介が必要な作家や作品もあると悟り、
このテキストを読んだ。
実際に、初めて会う相手の仕事を調べて知っておくことは、
マナーのひとつとされている。
このテキストを読み一番良かったのは、
第1回でアランが尊敬した高校教師のジュール・ラニョーの事が簡潔に記されていた事。
何故、アランは高校教員の奉職を貫いたかわかる。
このラニョーとアラン、フーコーを助けたルイ・アルチュセールは
哲学科の高校教員で哲学者だったことに、
私は感銘を受けた。
アランの思想を読むと、他の哲学者にも興味が向き出す事に首肯する。
予想通り、テキストを読んでから抜粋箇所の章を完訳本で読むと、
容易に楽々と読む進められるのだ。
勿論、アランの文章が哲学を著したものでも、
比較的読みやすいという秀抜な美点を持っていることもある。
しかし、更に読書のために整えてくれるのが本テキストである。
アランの語録で、
私が力強さを感じ、最も卓抜した考えと共鳴したのは、
やはり最終章93〈誓うべし〉。
“悲観主義は感情で、楽観主義は意志である。”
本テキスト表紙扉の簡潔な導入にあるように、
「哲学は、生についての省察である」
というアランの立場の解説そのままの著作『幸福論』。
私にとっての哲学は、今まで学科のひとつのような感覚であったが、
この名著は日常と照らし合わせて読んでゆくものであり、
本当に生活に於いて心の扱い方が見直され改善されてゆく。
“アランの『幸福論』は、いわゆる観念論ではなく、
あくまで日常生活に立脚して幸福への指針を導き出した、
文学的にも優れた名著として広く読まれてきました。”
(7頁はじめに より)
本ブックスには、対談―合田正人×鎌田實―も収載されている。
“鎌田:難しい言葉というのは、それを理解しただけで、
自分が「教養人」になったような気になる、つまり見栄が生まれると思うんです。
でも、『幸福論』はそうではない。この書を読んで分かることは、
「哲学する」ことの大切さです。
…教養として身につけるのではなく、
自分の人生を生き方自体を変えていくことが
「哲学する」ことではないでしょか。”(113頁)
巻末の読書案内も、目を通して愉しいものであった。
読後に満足感のあるテキスト。