※『高慢と偏見 上下』(ちくま文庫)既読の者です。
それなりの期待を持って読みはじめたのですが、1ページ目でもう「やっちまった感」がひしひしと伝わってきました。以下にこの物語における難点を四つ挙げます。
第一に、各文が理解しづらい点。集中力をかき集めてやっと意味を読み取れますが読み通す気力は確実にそがれます。唐突なセリフ回しが多く、ウィットに富んだ会話を書こうとして失敗しています(あるいは英米文化の広範な知識があればわかるのかもしれませんが、私には解読できませんでした)。
第二に、物語が複雑かつ理解しづらい点。 作者、翻訳者のどちらがそうしたのか分かりませんが、物語がかわいそうに崩壊寸前です。なぜなら展開に論理的必然性がなく、その上冗長だからです。登場人物がなぜそこでそう考える・行動するのかについての動機や理由が希薄でご都合主義的に感じ、またストーリーに影響を与えない不要箇所が多いです。結末も納得できません。RITA賞の審査員は2009年にそろって知恵熱でも出していたんでしょう。
第三に、著者の意図が曖昧ではっきりしない点。これは果たしてロマンス小説なのか?という疑問が読書中常につきまとい疲れます。すれ違い、疑いの解消、恋愛の喜び、恐れの克服など、「ハーレクイン的ロマンス精神」が感じられません。それを求めて読むにはこの本はお勧めしません。『高慢と偏見』へのオマージュ小説としても役者不足だと思います。
第四に、(これは個人的な好みにすぎないかもしれませんが)下世話&下品な表現が多く読む気が失せる点。色んな意味で汚いです。ロマンス小説なら雰囲気だけでも、もう少し綺麗にして欲しかったです。私が潔癖すぎるのかな?
以上の四点をふまえて★一つとします。ずけずけとした長文たいへん失礼致しました。関係者の皆様方、どうかお気を悪くなさいませんよう。
この商品をお持ちですか?
マーケットプレイスに出品する
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません 。詳細はこちら
Kindle Cloud Readerを使い、ブラウザですぐに読むことができます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
Mr.ダーシーに恋して (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション) 文庫 – 2010/9/17
アメリカ・ロマンス作家協会が選ぶ2009年ベストワン作品 ( RITA賞パラノーマル部門 受賞作 )
明るくてチャーミングな鳥類学者とハンサムだけど意地悪な文学研究者が
『 高慢と偏見 』の世界で恋におちる…… !?
ロマンス小説を愛する鳥類学者のフリップが迷いこんだのは、好きな本の世界を体験できるという謎のサロン。
セラピーを受けて眠りにおちたフリップが目覚めると、そこは18世紀末の英国、 『 高慢と偏見 』 の世界だった。
小説のヒーロー、Mr.ダーシーと出会ってつかのまの恋を楽しむフリップ。だが、現実に戻って目にした初版本の
内容が本来のものとまったく違うものになっていた。物語を修復すべく、彼女は 『 高慢と偏見 』 の研究者、
マグナスとともにふたたび本の世界へ戻るが…… !?
原題:Seducing Mr. Darcy
◆ 著者について
グウィン・クレディ Gwyn Cready
幼いころから読書が大好きで、シカゴ大学でイギリス文学を専攻したのち、同大学でMBAを取得。
大学卒業後は製薬会社のブランドマネージャーとしてキャリアを積んでいたが、実妹の突然の死をきっかけに作家を
目指すようになり、2007年にデビューを果たす。タイム・トラベルを題材にしたパラノーマルロマンスを得意とし
著者にとって二作めの長編となる今作は2009年にRITA賞( パラノーマル部門 )を受賞した。
現在は夫と子供とともに、生まれ故郷のピッツバーグで暮らしている。
◆ 『 高慢と偏見 』 のあらすじはこちらでチェック !? 『 高慢と偏見とゾンビ 』 ( 二見書房 ザ・ミステリコレクション )
明るくてチャーミングな鳥類学者とハンサムだけど意地悪な文学研究者が
『 高慢と偏見 』の世界で恋におちる…… !?
ロマンス小説を愛する鳥類学者のフリップが迷いこんだのは、好きな本の世界を体験できるという謎のサロン。
セラピーを受けて眠りにおちたフリップが目覚めると、そこは18世紀末の英国、 『 高慢と偏見 』 の世界だった。
小説のヒーロー、Mr.ダーシーと出会ってつかのまの恋を楽しむフリップ。だが、現実に戻って目にした初版本の
内容が本来のものとまったく違うものになっていた。物語を修復すべく、彼女は 『 高慢と偏見 』 の研究者、
マグナスとともにふたたび本の世界へ戻るが…… !?
原題:Seducing Mr. Darcy
◆ 著者について
グウィン・クレディ Gwyn Cready
幼いころから読書が大好きで、シカゴ大学でイギリス文学を専攻したのち、同大学でMBAを取得。
大学卒業後は製薬会社のブランドマネージャーとしてキャリアを積んでいたが、実妹の突然の死をきっかけに作家を
目指すようになり、2007年にデビューを果たす。タイム・トラベルを題材にしたパラノーマルロマンスを得意とし
著者にとって二作めの長編となる今作は2009年にRITA賞( パラノーマル部門 )を受賞した。
現在は夫と子供とともに、生まれ故郷のピッツバーグで暮らしている。
◆ 『 高慢と偏見 』 のあらすじはこちらでチェック !? 『 高慢と偏見とゾンビ 』 ( 二見書房 ザ・ミステリコレクション )
- 本の長さ565ページ
- 出版社二見書房
- 発売日2010/9/17
- ISBN-104576101331
- ISBN-13978-4576101330
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
ロマンス小説を愛する鳥類学者のフリップが迷いこんだのは、好きな本の世界を体験できるという謎のサロン。セラピーを受けて眠りにおちたフリップが目覚めると、そこは18世紀の英国、『高慢と偏見』の世界だった。小説のヒーロー、Mr.ダーシーと出会ってつかのまの恋を楽しむフリップ。だが、現実に戻って目にした初版本の内容が本来のものとまったく違うものになっていた。物語を修復すべく、彼女は『高慢と偏見』の研究者、マグナスとともにふたたび本の世界へ戻るが…。2009年RITA賞(パラノーマル部門)受賞。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
クレディ,グウィン
シカゴ大学でイギリス文学を専攻したのち、同大学でMBAを取得。大学卒業後は製薬会社のブランドマネージャーとしてキャリアを積んでいたが、作家を目指すようになり、2007年にデビューを果たす。タイム・トラベルを題材にしたパラノーマルロマンスを得意とする。二作目の長編『Mr.ダーシーに恋して』は2009年にRITA賞(パラノーマル部門)を受賞した。現在は夫と子供とともに、生まれ故郷のピッツバーグで暮らしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
シカゴ大学でイギリス文学を専攻したのち、同大学でMBAを取得。大学卒業後は製薬会社のブランドマネージャーとしてキャリアを積んでいたが、作家を目指すようになり、2007年にデビューを果たす。タイム・トラベルを題材にしたパラノーマルロマンスを得意とする。二作目の長編『Mr.ダーシーに恋して』は2009年にRITA賞(パラノーマル部門)を受賞した。現在は夫と子供とともに、生まれ故郷のピッツバーグで暮らしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 二見書房 (2010/9/17)
- 発売日 : 2010/9/17
- 文庫 : 565ページ
- ISBN-10 : 4576101331
- ISBN-13 : 978-4576101330
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,974,998位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 772位ザ・ミステリ・コレクション
- - 41,012位英米文学研究
- - 43,233位英米文学
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
5つ星のうち1.0
星5つ中の1
1 件のグローバル評価
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
