●気の合わないヤツ~Incompatible Guy~
【あらすじ】
イラクのクルド人自治区に逃げ込んできたサルマー。彼女は古い因習に従い“強制結婚”させられそうになっていた。発掘調査のため現地を訪れていた森羅はサルマーの家へ向かい、一方何かと森羅とぶつかる現地の少年ムラトは・・・。
【感想】
“強制結婚”、“名誉殺人”などいわゆる「人権派」の人が聞いたら大騒ぎしそうな事案がテーマ。「時代遅れ」と口で言うのは簡単だが、常に戦いの中で民族の独立を守っていくためには「~の自由」より優先しなければいけないものもあるだろうし、その中で生まれた「知恵」をおいそれと真っ向から否定する気にはなれない。
姉妹作の最新刊「人がまだ見ることができない」でも脱出ものがあったが、少し前に某氏がレバノンに脱出したアレがあったせいか、今後はそういうミステリーが流行りそうな予感がする。ちなみにトリックはいつものアレです。
評価:★★★
【胸に刻んでおきたい言葉】
●これからも正しいと思ったことをやるよ
●あの子には逃げ方を少し教えた方がよかったな・・・
●透明魚~Transparent Fish~
【あらすじ】
ニューヨークの美術館で行われていたとあるテーマの「アート展」で作品が燃やされ、学芸員が襲われる事件が発生。美術館を運営する財団代表のエリー・ブレードは「伝手」を頼って森羅に事件解決の相談を持ちかけた・・・。
【感想】
姉妹作でしばらく登場していなかったサブキャラがこちらの登場。ファンとしては嬉しいのではないか。タイミング的に昨年話題となったとある自治体の「表現の~」でクローズアップされた問題とぴったり重なっていて、そのタイムリーさに驚いた記憶がある。
個人的には「行きすぎた自由」は否定されてしかるべきものだと思っているので、その意味では本作は非常に模範的・常識的な内容なので好感を持てる。
ちなみに謎解きは犯人が防犯カメラや警備員の目をごまかして館内に侵入したかである。
評価:★★★~★★★★
【胸に刻んでおきたい言葉】:
●独裁者が必ず真っ先に潰しに来るのが「表現の自由」だから
●僕たちは表現の場というプロトコルを守ってる
●歯医者~Dentist~
【あらすじ】
勤務先を退職したばかりの小隅常也は見つかった虫歯の治療のため歯医者を訪れる。診療後、次の予約を入れて歯医者を出るとなぜかタイムスリップを起こし、再び診察前の時空へ舞い戻った。それを何度も繰り返す“タイムリープ”から逃れるため…。
【感想】
8巻の「櫛野村奇譚」に似たSFちっくな作品。愛読者はともかく、このシリーズを初めて読む人がいきなりこの作品からだったら読み続ける気になるだろうかと思うと、若干不安になる。一応、粘菌とか走化性とかに「らしさ」はあるのだが・・・。
評価:★★~★★★
【胸に刻んでおきたい言葉】
●行くべき未来を見つけ出してそれを選択しないと出られないんじゃないかな・・・
●カメオグラス~Cameo Glass~
【あらすじ】
妻の医療費を捻出するため、ロンドンの名家から持ち込まれたランプシェード。シェードの部分が古代ローマ時代のカメオグラスなら商売のタネになると、森羅に鑑定を依頼したマウはそれが本物と分かって大はしゃぎ。早速商談が成立したが・・・。
【感想】
マウが登場して狂言回しを務めるいつものパターン・・・ではあるのだが、むしろ最近公表された連載終了のメッセンジャーをあてがわれたというのが正直な印象。本編に用いられたトリックは過去に使われたものと酷似しているので、愛読者ならかなりの確率で見抜けると思われる。「壮大なラストへの前フリ」と割り切って読むべきか。関わりの深い人物たちを集めたオールスターキャストでのドラマが掲載誌で進行中だが、広げた風呂敷、各キャラの役回り、そして肝心のストーリー、これらを上手くまとめ上げて大団円で丸く収まるのか、それともゴッタ煮の成れの果てみたいになってしまうのか、注目したい。
評価:★★★
【胸に刻んでおきたい言葉】:
●あんたの人生に関わるような大事な情報よ
●ケーキ食べてる夢って目が覚めるまでは最高よね
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C.M.B.森羅博物館の事件目録(43) (月刊少年マガジンコミックス) Kindle版
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言語日本語
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出版社講談社
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発売日2020/2/17
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ファイルサイズ85415 KB
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商品の説明
著者について
加藤 元浩
1997年から「マガジンGREAT」で『Q.E.D.―証明終了―』を、並行して2005年から「月刊少年マガジン」で『C.M.B. 森羅博物館の事件目録』を連載。2015年4月発売「マガジンR」1号より『Q.E.D. iff ―証明終了―』連載開始。2009年、第33回講談社漫画賞少年部門を受賞。 --このテキストは、comic版に関連付けられています。
1997年から「マガジンGREAT」で『Q.E.D.―証明終了―』を、並行して2005年から「月刊少年マガジン」で『C.M.B. 森羅博物館の事件目録』を連載。2015年4月発売「マガジンR」1号より『Q.E.D. iff ―証明終了―』連載開始。2009年、第33回講談社漫画賞少年部門を受賞。 --このテキストは、comic版に関連付けられています。
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今回の話しで、たしかにとても大事なことがテーマとして描かれています。
このことは、何においても誰もが知り感じていかなくてはいけない、と自分自身も思います。
だから、CMBで描かれることも大切な機会のひとつと思います。
でも、それが普通に説教臭く感じとれてしまい残念でなりません。
以前もこういう大事なことが描かれていましたが、その時には感じなかったものです。
大事なことは伝え描いてもらうべきと思いますが、読み物としても面白さを描いてほしいと思います。
このことは、何においても誰もが知り感じていかなくてはいけない、と自分自身も思います。
だから、CMBで描かれることも大切な機会のひとつと思います。
でも、それが普通に説教臭く感じとれてしまい残念でなりません。
以前もこういう大事なことが描かれていましたが、その時には感じなかったものです。
大事なことは伝え描いてもらうべきと思いますが、読み物としても面白さを描いてほしいと思います。










