総合評価としては、他の方のおっしゃる通り、7人の全く
違う人からの「本気」の取り組みを見せていただいて感動
する本、そのままです。
その中でも特に、私は道化師の大棟耕介さんの言葉がずっ
しり響いたので引用します。きっと皆さんも読みたくなっ
ていただけると思います。
・・・
ぼくは毎年秋にウクライナに行っています。
チェルノブイリ原発事故の影響があった、ジトーミルとい
う州の州立病院と市立病院をベースに、小児病棟を回って
いるのです。
2010年9月の訪問では、高濃度汚染地域であるナロー
ジチまで入り込んで、現地の市立病院、幼稚園、小学校で
パフォーマンスをしました。
帰り道、メインストリートを通りました。人を全く見かけ
ません。
ひゅーと吹く北風。街角のバーでは、男たちが数人、昼間
からお酒を飲んでいます。
ガイドの話によると、その町はウクライナで出生率が一番
高いのだそうです。国の補助金が出るからです。
そして、お金が無くなると、また補助金目当てに子供を産
むのだそうです。
大人に希望がない・・・。
そんな街で成長していく子供たちのことを考えました。
ぼくの心の中にも冷たい北風が吹きぬけました。
日本の「未来」をしっかり見据えなくてはいけない。20
年、いや、それ以上をかけて、僕はしっかりと見ていきた
いです。
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