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鹿の王 (下) ‐‐還って行く者‐‐ 単行本 – 2014/9/24

5つ星のうち 4.0 96件のカスタマーレビュー

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商品の説明

内容紹介

2015年本屋大賞受賞!

何者かに攫われたユナを追うヴァン。同じ頃、医術師ホッサルは移住民に広がる謎の病の治療法を探していた。ヴァンとホッサル。ふたりの男たちが愛する人々、この地に生きる人々を守るため、選んだ道は――!?

内容(「BOOK」データベースより)

不思議な犬たちと出会ってから、その身に異変が起きていたヴァン。何者かに攫われたユナを追うヴァンは、謎の病の背後にいた思いがけない存在と向き合うことになる。同じ頃、移住民だけが罹ると噂される病が広がる王幡領では、医術師ホッサルが懸命に、その治療法を探していた。ヴァンとホッサル。ふたりの男たちが、愛する人々を守るため、この地に生きる人々を救うために選んだ道は―!?

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登録情報

  • 単行本: 560ページ
  • 出版社: KADOKAWA/角川書店 (2014/9/24)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4041018897
  • ISBN-13: 978-4041018897
  • 発売日: 2014/9/24
  • 商品パッケージの寸法: 19 x 13.8 x 3.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0 96件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 4,574位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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カスタマーレビュー

トップカスタマーレビュー

形式: 単行本
今作以外の全てを読んできましたがこの作品ほど入り込み辛かった作品は他になかったですね。
上橋さんの作品は、特に人物を深く描写することはもちろん、舞台となる土地の気候からくる気質や食べ物。それぞれの地域の抱える民族政治問題まで多角的に描写し、架空の設定の物語舞台が色や匂いまで立ち上らせてくれるすばらしい作品が多くあります。
上橋さんにかかれば物語が3Dどころか4D、5Dって感じです。
でも今回は織り込みたいテーマが多すぎて上下巻ではほうぼうに散らばって薄くなってしまった感があります。人物の関係にしてもホッサルとミラルの関係は?マコウカンの姉との関係は?ヴァンの駆けて行く様はまるで狐笛のかなたのようでしたが、あれはその後が描かれて落ち着きがあったような気が・・・
何よりたくさんの民族が出てきすぎてどこがどの部族だったか、この王(貴)族はどういう地位だったか、どんな関係だったか、もしくは漢字が別読みだったりするのは毎回ルビのあるところへ戻ったりとか何度行きつ戻りつしたかわかりません。そのうち物語の中にのめりこむ気力を失ってしまいました。
これは守り人シリーズや獣の奏者のシリーズのように1冊ずつじっくりテーマを分けて書いていただけたらもっと深みのある物語になったかもしれません。今後は上橋さんの丁寧さにあった巻数でじっくり取り組んでいただけると私はうれしいんですが。
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形式: 単行本
【ネタバレあり】本屋大賞だから凄く面白いに違いない!と、期待しすぎたのかも知れません。レビューを書いてる他の皆さんの評価は高いので、私の読解力がないだけかも知れないですが…。全体的に淡々とした流れで、途中で飽きてしまいました。ラストは映画「アイ・アム・レジェンド」を思い出しました。国を滅亡させた謎のウィルスと戦うという点でも似てますし、タイトルとラストがリンクしているという点も似てるかな。
私はどうして物語に入り込めなかったのか?たぶん主要登場人物の成長物語では無かったからだと思います。ヴァンもホッサルもあまり深刻に悩んだり、苦しんだりしないので、誰にも感情移入ができませんでした。そして、だんだんと読むのが苦痛になってしまいました。例えばヴァンが未熟な若者、もしくは家族を失って心を閉ざしているような男だったなら、ユナと出会って人間的に変化していく過程を楽しめて、ラストも感動できたのかも知れません。もしくは、ホッサルが政治的な問題に巻き込まれて投獄されたり、医療活動ができなくなって病の広がりを阻止できない状態になるなど、絶体絶命な場面があれば面白く読めたのですが…。
飛鹿のシーンや、サエの跡追いの技、ヴァンやユナが生き残った理由や抗体の仕組みなど医療について分かりやすく書かれている点とか、所々は面白かった場面もあるんですが。全体的に山あり谷あり的なハラハラドキドキ
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形式: Kindle版
獣の奏者や守り人シリーズが傑作と言われるのはエンターテインメントに徹していたからだと思う
一貫して読者の方を向いて書かれているのだ。だからこそ登場人物に共感し、読んでいて何度も心を揺さぶられたのだ

本作は序盤から民族・風俗・動物・医学・政治などの世界観の説明が為され
中盤からは多くの人物が登場し、それぞれの思惑が入り乱れて物語は際限なく肥大化していく

とてもではないが一読で把握しきれる物量ではない

何というか本作は全十巻くらいの作品のプロットを延々と読まされている気分になる
それはそれで面白いのだが素材をそのまま出された感じを受けてしまう

上橋菜穂子程の作家ですら持て余す規模の物語の大きさは驚異的である
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形式: 単行本
守り人シリーズの大ファンなので、この作品もわくわくしながら手に取りましたが。
大国に取り込まれていく辺境国の悲哀や、それでもたくましく生きていく市井の人々など、さすが上橋菜穂子だと思いましたが、どうしてもこの世界に浸れなかった理由は、医学知識レベルが近代過ぎることです。
どなたかも書いていらっしゃいましたが、医学のレベルと、世界感がマッチしていない。これぐらいの医学知識に到達するなら、弓矢より鉄砲でないと違和感あります。
ファンタジーだからなんでもありかもしれませんが、読者がそれをファンタジーとして楽しむためのリアリズムは必要なのではないかと思います。
物語は面白かったので、この時代設定にしては不相応の医学的説明を抑えれば、もっと楽しめたのにと思いました。
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