少し形式に流れてもいい、米中を日本としてどう捉えるか、三国の行動原理の比較論をしたい時、役立ちそうである。
〈観点〉 〈アメリカ人〉 〈中国人〉 〈日本人〉
(1)行動文法…基準を守る 仲間(圏子)づくり 場を最優先
(2)金銭観… カテバリッチ教 学歴圏金 結果金
(3)キャリア観…アップ・オア・アウト リスク分散 職人染色
(4)組織的仕事観…分ける人 はしょる人 会わせる人
以上、本書のキーワードを比較対照する形で、まとめてみたが、説明がないと分かりにくいだろう。それは、直接本書を読まねばなるまい。著者自身もことわっているが、「日米中の人たちの特徴を際立たせるために、許されるくらいの単純化」をしたという。
本書の結論は「日本人として和風の場をベースにして、中国的圏子(チュエンツ)、アメリカ式基準化で補強する必要」である。今後、日本企業・人としてどうするか、アメリカ人からも中国人からも学び取る。異文化との共存、調和といえば簡単だが、「挑戦」の心構えが必要になるに違いない。
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