鳴かずのカッコウ (日本語) 単行本 – 2021/2/25
手嶋 龍一
(著)
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本の長さ304ページ
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言語日本語
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出版社小学館
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発売日2021/2/25
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寸法14 x 2.3 x 19.4 cm
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ISBN-104093866031
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ISBN-13978-4093866033
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2021/2/25)
- 発売日 : 2021/2/25
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 304ページ
- ISBN-10 : 4093866031
- ISBN-13 : 978-4093866033
- 寸法 : 14 x 2.3 x 19.4 cm
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Amazon 売れ筋ランキング:
- 6,383位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年2月28日に日本でレビュー済み
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インテリジェンスについての小説や映画、ドラマと言えば、007のような超人的な主人公が登場することも多いと思うが、この作品の登場人物は普通の公務員、しかも新人・若手であることから、自然な形で読み進めることができた。設定が東京でないこともかえって日常感があって親しみが持てた。もっとも、エピソード自体は国際政治の最前線にかかわるもので、後半の急展開からも今回の作品を連作の第一弾と読むこともできると思われる。次の展開に期待したい。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2021年3月7日に日本でレビュー済み
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ミステリーや警察小説をよく読むが、公安調査庁が題材の小説とは珍しいと気になりつい購入。
公安調査庁は、イギリスのMI5のような事実上の情報機関。警察機関のように犯罪の証拠を集めて犯人を検挙するのではなく、内部協力者や裏社会の住人などを使って国の安全保障やテロなどに関する情報を集めて分析することに特化している。それゆえに本作にも派手な逮捕・鎮圧シーンなどはなく、主人公は身分を隠しながらひたすら地道な情報収集活動を行っている。
派手なアクションを期待している人には物足りないかもしれないが、これがインテリジェンス世界のリアルなのかもしれない。
公安調査庁は、イギリスのMI5のような事実上の情報機関。警察機関のように犯罪の証拠を集めて犯人を検挙するのではなく、内部協力者や裏社会の住人などを使って国の安全保障やテロなどに関する情報を集めて分析することに特化している。それゆえに本作にも派手な逮捕・鎮圧シーンなどはなく、主人公は身分を隠しながらひたすら地道な情報収集活動を行っている。
派手なアクションを期待している人には物足りないかもしれないが、これがインテリジェンス世界のリアルなのかもしれない。
2021年3月16日に日本でレビュー済み
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著者が生み出したニューヒーロー、インテリジェンス・オフィサー「梶壮太」。かつて筆者が生み出したヒーロー「スティーブン・ブラッドレー」がいわば完全無欠の存在であったのに対し、関西の国立大学法学部で国際政治を学び、学生時代に所属していたサークルは漫画研究会、公安調査庁に奉職したのは安定を求めていたから等々、私を含めこの小説を手に取るであろう読者層にとってその設定が身近に感じられるせいか、本作に描かれる神戸を舞台とした壮太の諜報活動がよりイメージし易く、ページが進みました。
昨2020年7月に、筆者と元外交官で作家の佐藤優氏との共作「公安調査庁―情報コミュニティーの新たな地殻変動―」(中公新書クラレ)が上梓されていたこともあり、公安調査庁が舞台となる本作の設定は、なるほどそうだったのかと思いました。共作者の佐藤氏と同様、驚異の映像型の記憶力を持つニューヒーローが、今後どのような活躍をしてくれるのか、今から楽しみです。
昨2020年7月に、筆者と元外交官で作家の佐藤優氏との共作「公安調査庁―情報コミュニティーの新たな地殻変動―」(中公新書クラレ)が上梓されていたこともあり、公安調査庁が舞台となる本作の設定は、なるほどそうだったのかと思いました。共作者の佐藤氏と同様、驚異の映像型の記憶力を持つニューヒーローが、今後どのような活躍をしてくれるのか、今から楽しみです。
2021年3月9日に日本でレビュー済み
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日本にいるのに,情報を集めることで世界のいろんなことが,日本に居ながらにして分かるなんて,情報の世界ってほんとすごい世界。小さな情報が点と点でつながり,それが更に広げて真実を追い求めるそんな世界が日本にあったとは,これまた驚きです。非常にリアルな,本当にあったんじゃないかと思ってしまうストーリーに読み入ってしまいました。
「近未来をピタリと当てる」。それが情報,インテリジェンスの意味なのだろうと本書を読んで感じさせられました。地道に,かつ論理的に情報収集を行って,誰にも分からない未来のことをピタリと読んで国益を守る,そんな仕事を公安調査庁が,鳴かずのカッコウ,影身の存在として日々,これまで活動を続けていたんだなと。必要なパズルのピースを埋めては広げ,更に必要なピースを集める,そんな地道で壮大な物語に感銘を受けました。
「近未来をピタリと当てる」。それが情報,インテリジェンスの意味なのだろうと本書を読んで感じさせられました。地道に,かつ論理的に情報収集を行って,誰にも分からない未来のことをピタリと読んで国益を守る,そんな仕事を公安調査庁が,鳴かずのカッコウ,影身の存在として日々,これまで活動を続けていたんだなと。必要なパズルのピースを埋めては広げ,更に必要なピースを集める,そんな地道で壮大な物語に感銘を受けました。
2021年3月8日に日本でレビュー済み
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港都市神戸で、国際的な情報戦が二重底、三重底にもなって展開されており、何度も唸らせられた。
物語の後半では、著者のこれまでの取材に基づき東アジア情勢を舞台とした将来の情報戦において、更なる大奥があることを示唆しているように思える。
読み始めるときと読み終えたときに、本の表紙から受けるイメージがどのように変わるかはあなた次第と、著者が言っているような気がした。
物語の後半では、著者のこれまでの取材に基づき東アジア情勢を舞台とした将来の情報戦において、更なる大奥があることを示唆しているように思える。
読み始めるときと読み終えたときに、本の表紙から受けるイメージがどのように変わるかはあなた次第と、著者が言っているような気がした。
2021年4月5日に日本でレビュー済み
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上司の上意下達、部下の忖度なしの関係は信頼の上に成り立っているから無条件に楽しめる。また若い二人の絡みもいくばくかの愛が感じられて先を楽しませてくれる。内容は重いものがあるが展開が軽やかでエンタメとして楽しめた。