学生時代に友人に借りて始めて聴いた彼女のアルバムです。
一曲目のマジカルなイントロ〜サビで一瞬にしてやられました。母性・狂気・優しさ・悲しさが入り混じった唯一無二の世界観がたまらない。聴いて絶対後悔しません。今現在は輸入盤ならほぼワンコインで購入できますので是非!私も買いました。
魔物語
仕様 |
価格
|
新品 | 中古品 |
CD, CD, リミックス含む, 1990/10/25
"もう一度試してください。"
|
通常盤 |
—
|
¥773 | ¥271 |
CD, インポート, 1996/7/23
"もう一度試してください。"
|
インポート |
—
|
— | ¥807 |
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ: 1 / 1 最初に戻るページ: 1 / 1
この商品を買った人はこんな商品も買っています
ページ: 1 / 1 最初に戻るページ: 1 / 1
登録情報
- Is Discontinued By Manufacturer : いいえ
- 梱包サイズ : 14.09 x 12.63 x 1.37 cm; 80.32 g
- メーカー : EMIミュージック・ジャパン
- EAN : 4988006707481
- 時間 : 37 分
- レーベル : EMIミュージック・ジャパン
- ASIN : B00005GKIH
- ディスク枚数 : 1
-
Amazon 売れ筋ランキング:
- 235,349位ミュージック (の売れ筋ランキングを見るミュージック)
- - 44,774位ロック (ミュージック)
- カスタマーレビュー:
商品の説明
メディア掲載レビューほか
彼女自身がプロデュースした`80年発表のサード・アルバム。「バブーシュカ」「死者たち」等を含む全11曲収録。 (C)RS
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.7
星5つ中の4.7
361 件のグローバル評価
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2013年2月9日に日本でレビュー済み
違反を報告
Amazonで購入
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2003年11月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
過去に愛聴盤だったものを、しかも20数年ぶりに聴くという行為には不安が少なからず伴ないます。まして、それがかつて名作だと信じていたものであった場合尚更です。・・・ 消沈してしまう最大の原因は、録音が悪い。続いて、音作りが古い。でしょうか? ケイト・ブッシュの場合、常に(当時の)最先端音源を多用していたアーティストです。ある種の覚悟を持って聴いてみました。・・・
それは杞憂でした。 現在の高録音盤のものに比べれば、流石に音そのものは少々混濁しており絶対的な透明感には欠けるているようには感じられます。左右への音の広がりがもう少し欲しいという欲も出てしまいます。ですが、音使いはいまだに鮮烈そのもの、変幻自在の多様なアレンジに今更ながら飽きれ返るほどです。更には音場の奥行き感のその深さ。ブリテッシュ系の小型スピーカーを使用したなら、その世界観は限りなく深くなることでしょう。・・・ 安心して聴いて下さい。・・・ 当時、あなたが聴いていたケイト・ブッシュの『魔物語』の世界が間違いなくあなたの眼前に蘇ってくることを保障できます。
それは杞憂でした。 現在の高録音盤のものに比べれば、流石に音そのものは少々混濁しており絶対的な透明感には欠けるているようには感じられます。左右への音の広がりがもう少し欲しいという欲も出てしまいます。ですが、音使いはいまだに鮮烈そのもの、変幻自在の多様なアレンジに今更ながら飽きれ返るほどです。更には音場の奥行き感のその深さ。ブリテッシュ系の小型スピーカーを使用したなら、その世界観は限りなく深くなることでしょう。・・・ 安心して聴いて下さい。・・・ 当時、あなたが聴いていたケイト・ブッシュの『魔物語』の世界が間違いなくあなたの眼前に蘇ってくることを保障できます。
2016年6月22日に日本でレビュー済み
やっぱり英国の香りぷんぷんといった風情だ。おとぎ話や指輪物語などの幻想文学、あるいはプログレッシブロック、パンクロックなど英国の生んだ独特の風情・・何十年か前、英国を旅したがそのころを思い出した。あの曇りがかった決して晴天の日など望めぬダークなガトウィック空港からロンドンへの道のり。とてもイギリスらしさを感じたあの風景・・その地を踏まれた方なら良くお分かりの事と思うが、英国はとてもダークな国なのだ。ピンクフロイドのデイブギルモアに見いだされたケイトブッシュ・・ピーターガブリエルと共演を果たしたケイトブシュ・・
80年前後の当時のロック状況に非常にマッチして日本でも絶大な人気を誇ったケイト・・ 中古盤のレコードで聞いたのだが、聞かず嫌いだった
あの頃の自分が恥ずかしくなるくらい彼女の世界にはまってしまった!
80年前後の当時のロック状況に非常にマッチして日本でも絶大な人気を誇ったケイト・・ 中古盤のレコードで聞いたのだが、聞かず嫌いだった
あの頃の自分が恥ずかしくなるくらい彼女の世界にはまってしまった!
2014年8月31日に日本でレビュー済み
ここに添えられている他の方のレビューを見ると、アルバムの出来上がる経緯、その内容、参加ミュージシャン等、全て纏めるとアルバムのライナーノートが出来上がるのではないだろうか。。。
LP盤で発売されてから以降、いかに愛されて来たのかかが解る。。。
この音楽を理解できる方は、詩的に高度な文学性も備わっているのだと思う
自分は絵画の方の専門なので、そちら側からの感想を記してみたい
ケイトブッシュが78年に『嵐ヶ丘』で世に現れてから、そのパフォーマンスと音世界には引き込まれっぱなしであり、音楽、絵画、演劇、果ては文学の世界までに及ぶその内容は、絵画仲間の間でも本当に評価された
特に、この『魔物語』は、ジャケットが当時流行のウィーン幻想派を思わせる精緻なイラストレーションで、この絵柄とアルバムの雰囲気をそのまま150号クラスの公募展の作品に応用する者も居たくらいである
目を閉じて耳を澄ますと、エンヤが現実に存在するアイルランドの原風景を想起させる音楽と言うならば、ケイトブッシュの場合は、全くの空想世界である
それはいかに現実のものを素材にしたとしても、その高度な音楽性とアレンジによって、非凡なる幻想絵画的な創造世界に昇華されているのである。。。
エンヤが神格的で清澄(せいちょう)な幻想美を基盤としているならば、ケイトのそれは女性の本能、本質や、悪魔的な妖艶さも擁していて、ある意味対極にある音楽だと思う
(ちなみに、ケイトの母親はアイルランド系である)
彼女の音楽に接したい場合は、この作品が最初でもいいことにはいいが、出来得るならば、ファーストアルバムから入ることをお薦めしたい
これは初の彼女自身のプロデュースで、本領発揮の革新的な変化があった作品だとしても、それが突然変異的に出来上がったものではないと思う
デビューアルバムの『THE KICK INSIDE』から、文句無しに素晴らしいので、順にコレクションして行って、じっくり世界観とその変遷を感じてみては如何だろうか。。。
尚、ケイトブッシュの作品は、アルバム発売以来リマスターはされていない
エンヤがことごとくリマスター、SHM-CD化されたのを見ても、その姿勢の違いは明らかであるが、何か彼女が本質的に大切にしているものが垣間見られる気がする。。。
少し前にエンヤのレビューをして、唯一無二の個性を有する女性ミュージシャンに、彼女とこのケイトブッシュを挙げたので、自分としてはこの人の作品の第一期頂点にあると思われる『Never Forever』(魔物語)をレビューに選んで見た
ここに添えられている他の方のレビューを見ると、アルバムの出来上がる経緯、その内容、参加ミュージシャン等、全て纏めるとアルバムのライナーノートが出来上がるのではないだろうか。。。
LP盤で発売されてから以降、いかに愛されて来たのかかが解る。。。
この音楽を理解できる方は、詩的に高度な文学性も備わっているのだと思う
自分は絵画の方の専門なので、そちら側からの感想を記してみたい
ケイトブッシュが78年に『嵐ヶ丘』で世に現れてから、そのパフォーマンスと音世界には引き込まれっぱなしであり、音楽、絵画、演劇、果ては文学の世界までに及ぶその内容は、絵画仲間の間でも本当に評価された
特に、この『魔物語』は、ジャケットが当時流行のウィーン幻想派を思わせる精緻なイラストレーションで、この絵柄とアルバムの雰囲気をそのまま150号クラスの公募展の作品に応用する者も居たくらいである
目を閉じて耳を澄ますと、エンヤが現実に存在するアイルランドの原風景を想起させる音楽と言うならば、ケイトブッシュの場合は、全くの空想世界である
それはいかに現実のものを素材にしたとしても、その高度な音楽性とアレンジによって、非凡なる幻想絵画的な創造世界に昇華されているのである。。。
エンヤが神格的で清澄(せいちょう)な幻想美を基盤としているならば、ケイトのそれは女性の本能、本質や、悪魔的な妖艶さも擁していて、ある意味対極にある音楽だと思う
(ちなみに、ケイトの母親はアイルランド系である)
彼女の音楽に接したい場合は、この作品が最初でもいいことにはいいが、出来得るならば、ファーストアルバムから入ることをお薦めしたい
これは初の彼女自身のプロデュースで、本領発揮の革新的な変化があった作品だとしても、それが突然変異的に出来上がったものではないと思う
デビューアルバムの『THE KICK INSIDE』から、文句無しに素晴らしいので、順にコレクションして行って、じっくり世界観とその変遷を感じてみては如何だろうか。。。
尚、ケイトブッシュの作品は、アルバム発売以来リマスターはされていない
エンヤがことごとくリマスター、SHM-CD化されたのを見ても、その姿勢の違いは明らかであるが、何か彼女が本質的に大切にしているものが垣間見られる気がする。。。
ここに添えられている他の方のレビューを見ると、アルバムの出来上がる経緯、その内容、参加ミュージシャン等、全て纏めるとアルバムのライナーノートが出来上がるのではないだろうか。。。
LP盤で発売されてから以降、いかに愛されて来たのかかが解る。。。
この音楽を理解できる方は、詩的に高度な文学性も備わっているのだと思う
自分は絵画の方の専門なので、そちら側からの感想を記してみたい
ケイトブッシュが78年に『嵐ヶ丘』で世に現れてから、そのパフォーマンスと音世界には引き込まれっぱなしであり、音楽、絵画、演劇、果ては文学の世界までに及ぶその内容は、絵画仲間の間でも本当に評価された
特に、この『魔物語』は、ジャケットが当時流行のウィーン幻想派を思わせる精緻なイラストレーションで、この絵柄とアルバムの雰囲気をそのまま150号クラスの公募展の作品に応用する者も居たくらいである
目を閉じて耳を澄ますと、エンヤが現実に存在するアイルランドの原風景を想起させる音楽と言うならば、ケイトブッシュの場合は、全くの空想世界である
それはいかに現実のものを素材にしたとしても、その高度な音楽性とアレンジによって、非凡なる幻想絵画的な創造世界に昇華されているのである。。。
エンヤが神格的で清澄(せいちょう)な幻想美を基盤としているならば、ケイトのそれは女性の本能、本質や、悪魔的な妖艶さも擁していて、ある意味対極にある音楽だと思う
(ちなみに、ケイトの母親はアイルランド系である)
彼女の音楽に接したい場合は、この作品が最初でもいいことにはいいが、出来得るならば、ファーストアルバムから入ることをお薦めしたい
これは初の彼女自身のプロデュースで、本領発揮の革新的な変化があった作品だとしても、それが突然変異的に出来上がったものではないと思う
デビューアルバムの『THE KICK INSIDE』から、文句無しに素晴らしいので、順にコレクションして行って、じっくり世界観とその変遷を感じてみては如何だろうか。。。
尚、ケイトブッシュの作品は、アルバム発売以来リマスターはされていない
エンヤがことごとくリマスター、SHM-CD化されたのを見ても、その姿勢の違いは明らかであるが、何か彼女が本質的に大切にしているものが垣間見られる気がする。。。

5つ星のうち5.0
音による、視覚的幻想世界
ユーザー名: hananusubito、日付: 2014年8月31日
少し前にエンヤのレビューをして、唯一無二の個性を有する女性ミュージシャンに、彼女とこのケイトブッシュを挙げたので、自分としてはこの人の作品の第一期頂点にあると思われる『Never Forever』(魔物語)をレビューに選んで見たユーザー名: hananusubito、日付: 2014年8月31日
ここに添えられている他の方のレビューを見ると、アルバムの出来上がる経緯、その内容、参加ミュージシャン等、全て纏めるとアルバムのライナーノートが出来上がるのではないだろうか。。。
LP盤で発売されてから以降、いかに愛されて来たのかかが解る。。。
この音楽を理解できる方は、詩的に高度な文学性も備わっているのだと思う
自分は絵画の方の専門なので、そちら側からの感想を記してみたい
ケイトブッシュが78年に『嵐ヶ丘』で世に現れてから、そのパフォーマンスと音世界には引き込まれっぱなしであり、音楽、絵画、演劇、果ては文学の世界までに及ぶその内容は、絵画仲間の間でも本当に評価された
特に、この『魔物語』は、ジャケットが当時流行のウィーン幻想派を思わせる精緻なイラストレーションで、この絵柄とアルバムの雰囲気をそのまま150号クラスの公募展の作品に応用する者も居たくらいである
目を閉じて耳を澄ますと、エンヤが現実に存在するアイルランドの原風景を想起させる音楽と言うならば、ケイトブッシュの場合は、全くの空想世界である
それはいかに現実のものを素材にしたとしても、その高度な音楽性とアレンジによって、非凡なる幻想絵画的な創造世界に昇華されているのである。。。
エンヤが神格的で清澄(せいちょう)な幻想美を基盤としているならば、ケイトのそれは女性の本能、本質や、悪魔的な妖艶さも擁していて、ある意味対極にある音楽だと思う
(ちなみに、ケイトの母親はアイルランド系である)
彼女の音楽に接したい場合は、この作品が最初でもいいことにはいいが、出来得るならば、ファーストアルバムから入ることをお薦めしたい
これは初の彼女自身のプロデュースで、本領発揮の革新的な変化があった作品だとしても、それが突然変異的に出来上がったものではないと思う
デビューアルバムの『THE KICK INSIDE』から、文句無しに素晴らしいので、順にコレクションして行って、じっくり世界観とその変遷を感じてみては如何だろうか。。。
尚、ケイトブッシュの作品は、アルバム発売以来リマスターはされていない
エンヤがことごとくリマスター、SHM-CD化されたのを見ても、その姿勢の違いは明らかであるが、何か彼女が本質的に大切にしているものが垣間見られる気がする。。。
このレビューの画像





ベスト1000レビュアー
80年発表の3rd。とにかくジャケットのデザインが裏表とも凄まじい・・・作品。ジョン・ケリーとの共同だが、自らプロデュースにも乗り出した初の作品であり、いわゆるポップ・フィールドのメロディを重視した音楽からは本作以降、一旦遠ざかった。本作は当然のごとく全英1位を記録。本人にも一つの覚悟があったかどうかは分からないが、前作、前々作とはまた一味違った美メロが目白押しで、サウンドも更に美しくなって磨きがかかった印象だ。歌詞の内容も彼女でしか表現しきれない着眼点のおもしろいものが多く、妻が変名で夫を呼び出すという屈折した愛憎を描く1.や、シド・ヴィシャスやサンディ・デニー、マーク・ボランなど亡くなったロック・スターの亡霊の世界へ私を連れていかないで・・・と歌われる極限に美しいバラードの3.戦争で亡くなったわが子を通して戦争の愚かさを歌う10.核爆弾投下の後の世界を描いた11.など全曲が聴いた後に胸を揺さぶられるかのような強烈な余韻を残すものばかり。ざっと流しても普通に楽しめる作品だが、その内容は凄まじく深い。今までの素晴しい作品とも更に一線を画する出来だと思う。意外に違和感のないセックス・ピストルズばりのパンキッシュな7.も聞き物だと思う。ジョン・ギブリンのフレットレス・ベース、マックス・ミドルトンによるエレピなど適材適所で素晴しい効果を上げていおり、ロイ・ハーパーという大御所までバッキング・ヴォーカルに駆り出しているが、それに見合った究極の作品だと思う。こんな作品を他に誰が作れるというのか?
ベスト1000レビュアー
準アイドルとしてのアティテュードを保持しつつも、音楽家としての類稀なる才能を開花させていた前2作でのケイト。
しかしながらこの3作目は、そんな彼女の才能が、更なる高次元へと進化していくことになる大傑作となっています。
そして、個人的にもこのアルバムは、彼女の発表した全作品の中でも一番好きなものとなりました。
とにかく、全てが素晴らしいです。
・・・美麗かつ独特の妖気漂わすメロディーセンス、予想を次々覆す曲展開、楽曲構成力の妙、美しいコーラスハーモニー、一分の隙もないバックミュージシャンの完璧な演奏、極めて高水準なオーディオテクノロジー、美しく艶やかで表現力満点の、変幻自在のそのヴォーカルスタイルなどなど・・・。
アートワークから歌詞の世界観に至るまで、何から何まで素晴らしいの一語に尽きる内容なのです!
世間的には、初めてセルフプロデュースに挑んだ作品であるということが特筆すべき点ではあるのでしょう(共同制作ではありますが・・・)。
前2作品で自身が満足できなかった部分、作品の作り込み不足といった不満は、本作においてほぼ解消できたのではなかったかと、そう容易に推測し得る出来栄えになったとも思います。
SEの大幅な導入や極めてトータル性の高い作品構成など、その辺りがこれまでとの違いを如実に指し示しています。
・・・プロダクション面での充実度合いは、これまでの比ではありません。
とにかく、いろいろ御託を並べるより、ここは是が非でもこの盤をプレーヤーに入れて回してみて欲しいところ。
・・・ケイトの創出する世界観の中にどっぷりと浸れることを完全保証します・・・!
しかしながらこの3作目は、そんな彼女の才能が、更なる高次元へと進化していくことになる大傑作となっています。
そして、個人的にもこのアルバムは、彼女の発表した全作品の中でも一番好きなものとなりました。
とにかく、全てが素晴らしいです。
・・・美麗かつ独特の妖気漂わすメロディーセンス、予想を次々覆す曲展開、楽曲構成力の妙、美しいコーラスハーモニー、一分の隙もないバックミュージシャンの完璧な演奏、極めて高水準なオーディオテクノロジー、美しく艶やかで表現力満点の、変幻自在のそのヴォーカルスタイルなどなど・・・。
アートワークから歌詞の世界観に至るまで、何から何まで素晴らしいの一語に尽きる内容なのです!
世間的には、初めてセルフプロデュースに挑んだ作品であるということが特筆すべき点ではあるのでしょう(共同制作ではありますが・・・)。
前2作品で自身が満足できなかった部分、作品の作り込み不足といった不満は、本作においてほぼ解消できたのではなかったかと、そう容易に推測し得る出来栄えになったとも思います。
SEの大幅な導入や極めてトータル性の高い作品構成など、その辺りがこれまでとの違いを如実に指し示しています。
・・・プロダクション面での充実度合いは、これまでの比ではありません。
とにかく、いろいろ御託を並べるより、ここは是が非でもこの盤をプレーヤーに入れて回してみて欲しいところ。
・・・ケイトの創出する世界観の中にどっぷりと浸れることを完全保証します・・・!
他の国からのトップレビュー

Classic Rock and Heavy metal Vault
5つ星のうち4.0
Kate gets dark
2017年5月2日に英国でレビュー済みAmazonで購入
There is something quite dark and dreamy about this album. For many years I wondered what was going through Kate's mind when she penned this. This was one of the many stand out albums of 1980, not purely on musical merit alone, but because nothing else like it emerged that year. I'm not hating on other chicks who rocked the 80's, you had Pat Benatar or even Carly Simon who was writing some decent material still. But nothing like this.
Kate's vocals are reminiscent of the previous two albums, but you can almost sense change coming. Her high pitch bewitching vocals, would soon disappear in favour of a silky smooth yet powerful vocal style found on "The dreaming" right up to "The sensual world" in 1989. Listen carefully and you can hear signs of a transition. "Babooshka" is oddly satisfying, with the slow piano build up leading into a repetitive but almost sultry chorus. The music video to this freaked me out a little as a child. In fact many of her late 70's early 80's videos did, but I was too young to get it so what the hey. "Egypt" almost goes off into progressive rock territory, with it's alluring mysterious keyboard section.
"Delius" is again repetitive, but extremely satisfying. You can really get a grasp on these songs some how. I now know it was written about the great composer of the same name, she saw a film about it as a child which inspired the song. "Army dreamers" is beautiful almost dare I say folky. "Night scented stock" is a beautifully layered vocal piece, which seems to me came from a very, very dark place. Reminds me of haunted houses or scary cat ladies. "Violin" is crazy as hell, and "The wedding list" is catchy but I have to say not one of the strongest tracks on the album, never did understand why it had a music video shot for it. The final song "Breathing" is epic. At the end when the guitarist (Ian Bairnson I believe) comes in with those power chords, over a very dramatic coda, while Kate's shrieking the lyrics, left me wondering for a brief few seconds if Kate had just gone metal on us.
One of the catchiest, yet darkest releases of 1980. I mean just read up the back story to "Blow away (for Bill)" Kate wasn't in the best of moods. But this right here is the delightful pop genius of another era, I'm wondering if I will see innovating contemporary releases like this again in my life time. I always loved Kate's piano playing. I know she's not the most technical player, but her choice of notes and her skill at song craft far out weigh any of the musicians I've ever worked with.
Kate's vocals are reminiscent of the previous two albums, but you can almost sense change coming. Her high pitch bewitching vocals, would soon disappear in favour of a silky smooth yet powerful vocal style found on "The dreaming" right up to "The sensual world" in 1989. Listen carefully and you can hear signs of a transition. "Babooshka" is oddly satisfying, with the slow piano build up leading into a repetitive but almost sultry chorus. The music video to this freaked me out a little as a child. In fact many of her late 70's early 80's videos did, but I was too young to get it so what the hey. "Egypt" almost goes off into progressive rock territory, with it's alluring mysterious keyboard section.
"Delius" is again repetitive, but extremely satisfying. You can really get a grasp on these songs some how. I now know it was written about the great composer of the same name, she saw a film about it as a child which inspired the song. "Army dreamers" is beautiful almost dare I say folky. "Night scented stock" is a beautifully layered vocal piece, which seems to me came from a very, very dark place. Reminds me of haunted houses or scary cat ladies. "Violin" is crazy as hell, and "The wedding list" is catchy but I have to say not one of the strongest tracks on the album, never did understand why it had a music video shot for it. The final song "Breathing" is epic. At the end when the guitarist (Ian Bairnson I believe) comes in with those power chords, over a very dramatic coda, while Kate's shrieking the lyrics, left me wondering for a brief few seconds if Kate had just gone metal on us.
One of the catchiest, yet darkest releases of 1980. I mean just read up the back story to "Blow away (for Bill)" Kate wasn't in the best of moods. But this right here is the delightful pop genius of another era, I'm wondering if I will see innovating contemporary releases like this again in my life time. I always loved Kate's piano playing. I know she's not the most technical player, but her choice of notes and her skill at song craft far out weigh any of the musicians I've ever worked with.

Brian G
5つ星のうち5.0
A masterpiece tour de force from Kate.
2020年5月11日に英国でレビュー済みAmazonで購入
When Kate first exploded onto the music scene, I was fortunate to have grown up with her music. When you listen to this release you hear Kate's voice at it's most dynamic. Her range is off the planet. You her the little girl in some of the tracks, then Kate's voice smacks you in the face with power house vocals. There is a touch of choral singing. There is also what could be described as a falsetto range. Kate is unique with what she can sing,from those falsetto notes down to bass intonation. If you had to choose the best 3 Kate tracks, Babooshka has to be up there. Kate was never lacking in being self confident with her amazing music, this release only goes to reinforce that fact.

Freddie's Dad
5つ星のうち5.0
Classic Kate Bush
2016年1月24日に英国でレビュー済みAmazonで購入
Never for Ever has Kate Bush sounding vocally stable and more confident, taking what she had put into her debut single "Wuthering Heights" from 1978 and administering those facets into most of the album's content. Never for Ever went to number one in the U.K., on the strength of three singles that made her country's Top 20. Both "Breathing" and "Army Dreamers" went to number 16, while "Babooshka" was her first Top Five single since "Wuthering Heights." Bush's dramatics and theatrical approach to singing begin to solidify on Never for Ever, and her style brandishes avid seriousness without sounding flighty or absurd. "Breathing," about the repercussions of nuclear war, conveys enough passion and vocal curvatures to make her concern sound convincing, while "Army Dreamers" bounces her voice up and down without getting out of hand. "Babooshka"'s motherly charm and flexible chorus make it one of her best tracks, proving that she can make the simplest of lyrics work for her through her tailored vocal acrobatics. The rest of the album isn't quite as firm as her singles, but they all sport a more appeasing and accustomed sound than some of her past works, and she does manage to keep her identity and characteristics intact. She bettered this formula for 1985's Hounds of Love, making that album's "Running Up That Hill" her only Top 40 single in the U.S., peaking at number 30.

FedoraonTour
5つ星のうち5.0
TOP OF HER GAME
2021年4月6日に英国でレビュー済みAmazonで購入
Kate Bush is at the top of her game here. Having discovered the Fairlight it is incorporated into a number of tracks. The music and lyrics are superb - she very carefully swims where she wants to go. A song about Delius dying of syphilis? Heavily influenced by the Fenby docu drama. Another about young army recruits - brilliant stuff. An auteur at the top of her game most definitely.

FabApocalypse
5つ星のうち4.0
My favourite of the earlier Kate Bush albums
2012年3月4日に英国でレビュー済みAmazonで購入
This, in my opinion, is when Kate really starts to get into her stride. There are some really different and interesting writing, production and performances here and you can feel how much she learned making the first two albums.
"Wedding List" is a highlight (and catch the live version on YouTube with the late Mick Karn on bass, Gary Brooker on keyboards, Pete Townshend and Midge Ure on guitar and Phil Collins on drums), as are "Delius", "Army Dreamers" and "Breathing". And of course "The Infant Kiss" (swoon!) and the majestic "Babooshka".
"Never for Ever" is definitely a step between the slightly rushed "Lionheart" and the "The Dreaming" with its big productions, sound effects and guest stars.
"Wedding List" is a highlight (and catch the live version on YouTube with the late Mick Karn on bass, Gary Brooker on keyboards, Pete Townshend and Midge Ure on guitar and Phil Collins on drums), as are "Delius", "Army Dreamers" and "Breathing". And of course "The Infant Kiss" (swoon!) and the majestic "Babooshka".
"Never for Ever" is definitely a step between the slightly rushed "Lionheart" and the "The Dreaming" with its big productions, sound effects and guest stars.