この作品を中学生の頃から追い始め、いつしか達也や深雪より年上になってしまいました。
もう涙が止まりません。
内容はホントに好きでした。
読んだことがない人には是非とも1巻から読んでいただきたい、そんな思いで沢山です。
佐島先生、最終巻刊行お疲れ様でした!
四葉継承編アニメ化待っています!
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魔法科高校の劣等生(32) サクリファイス編/卒業編 (電撃文庫) Kindle版
達也の元に届いた九島光宜からの挑戦状。パラサイトを制御下に置くだけにとどまらず、かつて達也を苦しめた周公瑾の知識も獲得した光宜は、病身という唯一の欠点すら克服し、日本へ戻ってきた。
彼の狙いはただ一つ。愛する少女・水波の救済。
一方、水波を救いたいと願う達也と深雪の気持ちもまた光宜と同じだった。しかし、両者の信念の違いから、激突は避けられそうになかった。
名実ともに『最強の魔法師』となった達也と、人外と亡霊の力を宿した『最強の敵』となった光宜。
二人は、決戦の地、東富士演習場で激突する!
魔法科高校入学から三年。達也と深雪が過ごした波乱の高校生活に、ついに幕が下りる。
そして、二人の恋の行方は――。
彼の狙いはただ一つ。愛する少女・水波の救済。
一方、水波を救いたいと願う達也と深雪の気持ちもまた光宜と同じだった。しかし、両者の信念の違いから、激突は避けられそうになかった。
名実ともに『最強の魔法師』となった達也と、人外と亡霊の力を宿した『最強の敵』となった光宜。
二人は、決戦の地、東富士演習場で激突する!
魔法科高校入学から三年。達也と深雪が過ごした波乱の高校生活に、ついに幕が下りる。
そして、二人の恋の行方は――。
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2020/9/10
- ファイルサイズ38847 KB
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
達也の元に届いた九島光宜からの挑戦状。パラサイトを制御下に置くだけにとどまらず、かつて達也を苦しめた周公瑾の知識も獲得した光宜は、病身という唯一の欠点すら克服し、日本へ戻ってきた。彼の狙いはただ一つ。愛する少女・水波の救済。一方、水波を救いたいと願う達也と深雪の気持ちもまた光宜と同じだった。しかし、両者の信念の違いから、激突は避けられそうになかった。名実ともに『最強の魔法師』となった達也と、人外と亡霊の力を宿した『最強の敵』となった光宜。二人は、決戦の地、東富士演習場で激突する!魔法科高校入学から三年。達也と深雪が過ごした波乱の高校生活に、ついに幕が下りる。そして、二人の恋の行方は―。 --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。
著者について
登録情報
- ASIN : B08GQM7Q1J
- 出版社 : KADOKAWA (2020/9/10)
- 発売日 : 2020/9/10
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 38847 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 293ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 4,797位Kindleストア (の売れ筋ランキングを見るKindleストア)
- - 36位電撃文庫
- - 1,025位ライトノベル (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年9月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まずは、ラスボスのはずの光宣との戦闘シーンがホントにラスト?と思うくらいショボい。全く盛り上がりがなかった。サクリファイス編の後は本当にダイジェスト版扱いで酷い。深雪を巡る一条将輝との殴り合いも白々しく達也は深雪のことを妹としてしか見ることができないと過去に言い、今回の殴り合いの最中も妹として愛しているのか、女性として愛しているのかをこの期に及んでもハッキリさせなかったのは本当に最終巻なの?と思わずにいられなかった。それに真由美をはじめとする初期から活躍したキャラが全く登場しなかったのも減点ポイント。
(ほのかの達也への思いの行く末はどうなった?ひっそりと涙を流すシーンはあったが…)
本来なら、最終巻の後に充電期間を置くものだが、この最終巻の後、僅か1ヶ月後に続編を出す当たりにこの所謂、最終巻の位置づけを如実に示すものだろう。だから、敢えて作者の佐藤先生にはお疲れ様でしたは言いません。
このシリーズが尻すぼみで終わらないこと祈るばかりだ。(1年生編の勢いはどこへ行った?)
(ほのかの達也への思いの行く末はどうなった?ひっそりと涙を流すシーンはあったが…)
本来なら、最終巻の後に充電期間を置くものだが、この最終巻の後、僅か1ヶ月後に続編を出す当たりにこの所謂、最終巻の位置づけを如実に示すものだろう。だから、敢えて作者の佐藤先生にはお疲れ様でしたは言いません。
このシリーズが尻すぼみで終わらないこと祈るばかりだ。(1年生編の勢いはどこへ行った?)
2020年9月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一応最後まで読んだけど作品としてのピークは16巻の四葉継承編あたりだった。
主人公たちが3年生になった時からの1年生キャラの存在感の無さなど本当にひどかった・・・
ラスボスの光宣と水波の話はほとんど感情移入ができず、なぜこんな話を最後に持ってきたのか疑問しかない。
アニメもすぐ2期をやればよかったが、今さら9巻の来訪者編をやっても・・・
作者にはお疲れ様ですと言いたいが、続編を読むことはないでしょう。
主人公たちが3年生になった時からの1年生キャラの存在感の無さなど本当にひどかった・・・
ラスボスの光宣と水波の話はほとんど感情移入ができず、なぜこんな話を最後に持ってきたのか疑問しかない。
アニメもすぐ2期をやればよかったが、今さら9巻の来訪者編をやっても・・・
作者にはお疲れ様ですと言いたいが、続編を読むことはないでしょう。
2020年9月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
佐島先生のこの作品は全巻新品で購入しています。
珠玉の巻あれば、スランプの巻もありました、書きだすと限がありませんが、前巻31巻は☆5個の評価と思います。
理由として、佐島先生の悪辣で意地の悪い演出を、見事にリカバリーをして、私の想像していたよりも素晴らしい内容にまとめられていました。
しかしこの『高校生編の最終話32巻』は少し残念な構成でした、以下理由を述べます。(良い点は最後に記載)
1.構成力不足はいなめません。
高校編の最終巻で、総まとめ、高校性としての伏線の回収、読者の望まない結論の回避と制約だらけは判ります、しかし、あえて既に3回は読み直しましたが、構成力不足です。
もしかして、既に心は『続・魔法科高校の劣等生/メイジアン カンパニー』『キグナスの乙女達』『スピンオフの司波達也暗殺計画の続き』に集中していたのであれば、いい加減にしろよと責めたいところです。
これが途中であれば止む無しですが、高校編の最終巻の締めくくりだからです。!!!!
2.不要な登場人物として、『百目鬼』です。
この話題は不要です、政府から干渉不要の通達を魔法師協会の十三束会長が受けたて、動揺したシーンを数行書けば事足りることです、言いたいのは本編で最と書かなければならない事があったはずです。
(敵としても小物過ぎで、懸念は『続・魔法科高校の劣等生/メイジアン カンパニーの敵の伏線では? と疑うところです、アンタッチャブルで世界最強の魔法師の敵としては、本当に役不足も甚だしいものです、編集の方が留意されるのを望みます。ページも限られていてもっと書かないとならない事がありました、見落としすぎ!)
3.九校戦のモノリスコードをあれほどページを割いたのに、これから面白い場面で何と!!!!まさかの尻切れトンボ、結果のみ記載(これも構成力不足の要因)
4.さんざんラスボスと九島光宣を宣伝しておいて、あの内容(ラスボスでなければ素晴らしい形ですが)、先生にラスボスの言葉の意味を理解しているのか!といいたくなります。
5.タイトルがまるでダメです。
サクリファイス編は、九島光宣との戦いの意義のためのみです。
つけるなら32巻としての全体として、『想いを伝えて、未来へ』とすべき。
その構成として『九校戦のモノリスコード編』『広がる世界』『サクリファイス編』『卒業編』
です、ただこれをまともに書くならば前編と後編の2冊になりそうですが。
6.大学編をまず書くべきです(かいつまんで書くべきではない)、その中で『メイジアンカンパニー』も伏線として入れる構成が正しいはず。
つまり、宇宙に出した九島光宣と桜井水波を今後どうするのか、アビゲイル博士とのからみ、退役した藤林響子とのからみ、七草真由美とのからみ(当然同じ大学で一悶着ある)、光井ほのかとのからみが時系列的に先に書かないとあとで辻褄合わせは、大変な苦労になるはず、まさかもう登場しないとかはないですよね。
結構悪い点をあげましたが、それだけ9年もの長い間の高校編の最終巻としての締めくくりを大切にしてほしかったからです。
良い点
1.九島光宣と桜井水波の結末が予想した最悪のシナリオを回避した点で、あれは予想を超えました。
さすが先生と感激しました。
2.『九校戦のモノリスコード編』とはいかないまでも力点を置いて書かれていた点です。
正直ページ不足を懸念していたので、もっと「おざなり」かと思っていたので、いい意味で意外でした。
3. 卒業式の一条正輝のまさかの登場と美雪をめぐる殴りあいは、ある意味決着をつけるのでもしかしてあるかなとは思っていましたが、しっかりかかれていてよかったです…が、一つ付け加えるならあれだけ派手に宣言をしたならば最後はキスシーンも入れなくてはならないはずです。
最後に 『続・魔法科高校の劣等生/メイジアン カンパニー』『キグナスの乙女達』『スピンオフの司波達也暗殺計画の続き』を期待しています。
(あの辻褄の合わない魔法の説明は、できるだけ省いてある事をのぞんでいます、無駄なページなので
参考 情報次元は現実の現象を記録して留めている、言わば過去の写真です、過去の情報をいじりまわそうが、現実世界への反映は不可逆的であり変更は出来ません、出来ると主張するのであれば、はやりのパラレルワールドで、その人のいた時空間とは別の時空間に理屈上はなります、ピントこない方は、化物語の時間移動のあれです。)
珠玉の巻あれば、スランプの巻もありました、書きだすと限がありませんが、前巻31巻は☆5個の評価と思います。
理由として、佐島先生の悪辣で意地の悪い演出を、見事にリカバリーをして、私の想像していたよりも素晴らしい内容にまとめられていました。
しかしこの『高校生編の最終話32巻』は少し残念な構成でした、以下理由を述べます。(良い点は最後に記載)
1.構成力不足はいなめません。
高校編の最終巻で、総まとめ、高校性としての伏線の回収、読者の望まない結論の回避と制約だらけは判ります、しかし、あえて既に3回は読み直しましたが、構成力不足です。
もしかして、既に心は『続・魔法科高校の劣等生/メイジアン カンパニー』『キグナスの乙女達』『スピンオフの司波達也暗殺計画の続き』に集中していたのであれば、いい加減にしろよと責めたいところです。
これが途中であれば止む無しですが、高校編の最終巻の締めくくりだからです。!!!!
2.不要な登場人物として、『百目鬼』です。
この話題は不要です、政府から干渉不要の通達を魔法師協会の十三束会長が受けたて、動揺したシーンを数行書けば事足りることです、言いたいのは本編で最と書かなければならない事があったはずです。
(敵としても小物過ぎで、懸念は『続・魔法科高校の劣等生/メイジアン カンパニーの敵の伏線では? と疑うところです、アンタッチャブルで世界最強の魔法師の敵としては、本当に役不足も甚だしいものです、編集の方が留意されるのを望みます。ページも限られていてもっと書かないとならない事がありました、見落としすぎ!)
3.九校戦のモノリスコードをあれほどページを割いたのに、これから面白い場面で何と!!!!まさかの尻切れトンボ、結果のみ記載(これも構成力不足の要因)
4.さんざんラスボスと九島光宣を宣伝しておいて、あの内容(ラスボスでなければ素晴らしい形ですが)、先生にラスボスの言葉の意味を理解しているのか!といいたくなります。
5.タイトルがまるでダメです。
サクリファイス編は、九島光宣との戦いの意義のためのみです。
つけるなら32巻としての全体として、『想いを伝えて、未来へ』とすべき。
その構成として『九校戦のモノリスコード編』『広がる世界』『サクリファイス編』『卒業編』
です、ただこれをまともに書くならば前編と後編の2冊になりそうですが。
6.大学編をまず書くべきです(かいつまんで書くべきではない)、その中で『メイジアンカンパニー』も伏線として入れる構成が正しいはず。
つまり、宇宙に出した九島光宣と桜井水波を今後どうするのか、アビゲイル博士とのからみ、退役した藤林響子とのからみ、七草真由美とのからみ(当然同じ大学で一悶着ある)、光井ほのかとのからみが時系列的に先に書かないとあとで辻褄合わせは、大変な苦労になるはず、まさかもう登場しないとかはないですよね。
結構悪い点をあげましたが、それだけ9年もの長い間の高校編の最終巻としての締めくくりを大切にしてほしかったからです。
良い点
1.九島光宣と桜井水波の結末が予想した最悪のシナリオを回避した点で、あれは予想を超えました。
さすが先生と感激しました。
2.『九校戦のモノリスコード編』とはいかないまでも力点を置いて書かれていた点です。
正直ページ不足を懸念していたので、もっと「おざなり」かと思っていたので、いい意味で意外でした。
3. 卒業式の一条正輝のまさかの登場と美雪をめぐる殴りあいは、ある意味決着をつけるのでもしかしてあるかなとは思っていましたが、しっかりかかれていてよかったです…が、一つ付け加えるならあれだけ派手に宣言をしたならば最後はキスシーンも入れなくてはならないはずです。
最後に 『続・魔法科高校の劣等生/メイジアン カンパニー』『キグナスの乙女達』『スピンオフの司波達也暗殺計画の続き』を期待しています。
(あの辻褄の合わない魔法の説明は、できるだけ省いてある事をのぞんでいます、無駄なページなので
参考 情報次元は現実の現象を記録して留めている、言わば過去の写真です、過去の情報をいじりまわそうが、現実世界への反映は不可逆的であり変更は出来ません、出来ると主張するのであれば、はやりのパラレルワールドで、その人のいた時空間とは別の時空間に理屈上はなります、ピントこない方は、化物語の時間移動のあれです。)
2020年9月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最終巻まで購入されようとしている方に今更あれこれと言っても仕方ないと思うので、自己満足になってしまいますが、簡単にお礼の言葉を書かせていただきたいと思います。
一般文芸と違って、ライトノベル作家はわかりやすい賞賛や賛辞を贈られることが決して多くはありません。ライトノベルだから、俺TUEEだから、などと根拠のない中傷や嘲笑をする人もたくさんいます。ライトノベルは誰にでも書けるだとか本気で言っている人だって中にはいます。しかし、九年間にもおよぶライトノベルの執筆が、ほかの創作活動に比べて楽であるはずもありません。
いくらもともとその分野に精通していたとしても、もともとの知識量や想像だけで数十冊にも及ぶ小説を執筆できるはずもありませんし、そこにはご本人、あるいは類似した創作活動をしている方にしかわからないような苦労がたくさんあったことと思います。商売なんだから当然だといわれてしまえばそれまでなんですが、たとえそこに金銭的な利害関係があったとしても、ひとつの作品に多くの労力が注ぎ込まれているのは事実で、私はその労力や献身のおかげで、長い間楽しませていただきました。だから、その点には、本当に感謝の念しかありません。
もっとこういう展開が見たかったとか、このキャラにこう動いて欲しかったとか、そういう思いがまったくなかったというわけではありませんが、そういう受け手としてのもどかしさも含めて「作品を楽しむ」というものだと個人的には思っているので、これまでの展開や最終巻の展開も、私はすべて楽しませていただくことができました。
魔法科高校はこうやって終わるんだな、そっか、そうなるんだな、という感じです。
こういう展開はなかったのか、ああ展開していたらこうなったんじゃないか、そういう妄想は一人で勝手に楽しみます。
佐島勤先生、九年間お疲れ様でした。そしてありがとうございました。
どうやら新シリーズとして続刊があるようですが、スピンオフではなく正統な続編であるようでしたら、そちらも追っていこうかなと思います。その場合は、これからもよろしくお願いいたします。
一般文芸と違って、ライトノベル作家はわかりやすい賞賛や賛辞を贈られることが決して多くはありません。ライトノベルだから、俺TUEEだから、などと根拠のない中傷や嘲笑をする人もたくさんいます。ライトノベルは誰にでも書けるだとか本気で言っている人だって中にはいます。しかし、九年間にもおよぶライトノベルの執筆が、ほかの創作活動に比べて楽であるはずもありません。
いくらもともとその分野に精通していたとしても、もともとの知識量や想像だけで数十冊にも及ぶ小説を執筆できるはずもありませんし、そこにはご本人、あるいは類似した創作活動をしている方にしかわからないような苦労がたくさんあったことと思います。商売なんだから当然だといわれてしまえばそれまでなんですが、たとえそこに金銭的な利害関係があったとしても、ひとつの作品に多くの労力が注ぎ込まれているのは事実で、私はその労力や献身のおかげで、長い間楽しませていただきました。だから、その点には、本当に感謝の念しかありません。
もっとこういう展開が見たかったとか、このキャラにこう動いて欲しかったとか、そういう思いがまったくなかったというわけではありませんが、そういう受け手としてのもどかしさも含めて「作品を楽しむ」というものだと個人的には思っているので、これまでの展開や最終巻の展開も、私はすべて楽しませていただくことができました。
魔法科高校はこうやって終わるんだな、そっか、そうなるんだな、という感じです。
こういう展開はなかったのか、ああ展開していたらこうなったんじゃないか、そういう妄想は一人で勝手に楽しみます。
佐島勤先生、九年間お疲れ様でした。そしてありがとうございました。
どうやら新シリーズとして続刊があるようですが、スピンオフではなく正統な続編であるようでしたら、そちらも追っていこうかなと思います。その場合は、これからもよろしくお願いいたします。