新刊が出るということで待っていました
期待は裏切られませんでした。岡嶋二人、井上夢人ファンなら読むべし、です
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魔法使いの弟子たち (上) (講談社文庫) 文庫 – 2013/4/12
井上 夢人
(著)
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山梨県内で発生した致死率百パーセント近い新興感染症。生還者のウィルスから有効なワクチンが作られ拡大を防ぐが、発生当初の“竜脳炎”感染者で意識が戻ったのは、三名だけだった。その中の一人で、週刊誌記者として取材にきて感染した仲屋京介は、二人の生還者とともに病院内での隔離生活を続ける。やがて彼ら三名は、「後遺症」として不思議な能力を身につけていることに気づき始める。壮大なる井上ワールド、驚愕の終末―。
「一気に最後まで読んでしまった! これぞリアルの中のファンタジー!」真島ヒロ氏もこう絶賛した傑作長編。山梨県内で発生した致死率百パーセント近い新興感染症。生還者のウィルスから有効なワクチンが作られ拡大を防ぐが、発生当初の“竜脳炎”感染者で意識が戻ったのは、三名だけだった。その中の一人で、週刊誌記者として取材にきて感染した仲屋京介は、落合めぐみ、興津繁というほかの二人の生還者とともに病院内での隔離生活を続ける。そのうち、彼ら三名は、「後遺症」として不思議な能力を身につけていることに気づき始める。SFであり、ミステリであり、そしてアクション大作でもある壮大なる井上ワールド、驚愕の終末―。
「一気に最後まで読んでしまった! これぞリアルの中のファンタジー!」真島ヒロ氏もこう絶賛した傑作長編。山梨県内で発生した致死率百パーセント近い新興感染症。生還者のウィルスから有効なワクチンが作られ拡大を防ぐが、発生当初の“竜脳炎”感染者で意識が戻ったのは、三名だけだった。その中の一人で、週刊誌記者として取材にきて感染した仲屋京介は、落合めぐみ、興津繁というほかの二人の生還者とともに病院内での隔離生活を続ける。そのうち、彼ら三名は、「後遺症」として不思議な能力を身につけていることに気づき始める。SFであり、ミステリであり、そしてアクション大作でもある壮大なる井上ワールド、驚愕の終末―。
- 本の長さ368ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2013/4/12
- 寸法10.6 x 1.6 x 14.9 cm
- ISBN-104062775190
- ISBN-13978-4062775199
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
山梨県内で発生した致死率百パーセント近い新興感染症。週刊誌記者の仲屋京介は取材中に感染してしまう。感染者は400名近くに膨れ上がり、死者も続出。結果、“竜脳炎”感染者で、意識が戻ったのは京介を含めた三名だけだった。隔離生活を続けるうち、三人は不思議な「後遺症」を身につけていることに気づく。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
井上/夢人
1950年生まれ。’82年、徳山諄一との共作筆名・岡嶋二人として『焦茶色のパステル』で第28回江戸川乱歩賞を受賞。’86年、日本推理作家協会賞、’89年、吉川英治文学新人賞受賞後、同年、『クラインの壷』刊行と同時にコンビを解消する。’92年、『ダレカガナカニイル…』でソロとして再デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1950年生まれ。’82年、徳山諄一との共作筆名・岡嶋二人として『焦茶色のパステル』で第28回江戸川乱歩賞を受賞。’86年、日本推理作家協会賞、’89年、吉川英治文学新人賞受賞後、同年、『クラインの壷』刊行と同時にコンビを解消する。’92年、『ダレカガナカニイル…』でソロとして再デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2013/4/12)
- 発売日 : 2013/4/12
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 368ページ
- ISBN-10 : 4062775190
- ISBN-13 : 978-4062775199
- 寸法 : 10.6 x 1.6 x 14.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 581,969位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 5,603位SF・ホラー・ファンタジー (本)
- - 8,485位講談社文庫
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
5つ星のうち3.7
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15 件のグローバル評価
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年11月19日に日本でレビュー済み
「特異な感染症の後遺症でサイキックが発現した」
というところまでは許容範囲だったのですが、
その事態をなんの躊躇もなくすべて医師らに打ち明けてしまう「素直な」主人公(週刊報道誌のライターやってる社会人だよ?)とか理解できない。
さらにはサイキックをメディアに宣伝してもらおうとか言い出す始末
そんなやついるかよ。
この後
下巻を読む気にはとてもなれない。
無理。
あと全体的に、「読ませる文章にしようと頑張ってる感じ」があって
それもきつい。
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その事態をなんの躊躇もなくすべて医師らに打ち明けてしまう「素直な」主人公(週刊報道誌のライターやってる社会人だよ?)とか理解できない。
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そんなやついるかよ。
この後
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無理。
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それもきつい。
2020年1月8日に日本でレビュー済み
面白かった。
最初はパンデミックかなと思って読み始めたら違った。振り回されまくってどこに行くのかわからないけど、読むのがやめられない。
超能力なんて陳腐化したネタなのに、陳腐にならないのがすごい。
最後のオチもよかった。ここで救われた感じ。
レビューで夢落ちと勘違いしている方がいらっしゃいますが、夢落ちではない、とだけ付け加えておきます。
最初はパンデミックかなと思って読み始めたら違った。振り回されまくってどこに行くのかわからないけど、読むのがやめられない。
超能力なんて陳腐化したネタなのに、陳腐にならないのがすごい。
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VINEメンバー
テンポよく読み進められるのと先の展開が気になり、
あっという間に上下巻読み終えてしまいました。
とてもテンポよく話を読み進められるので
上下巻という構成ではありますが
あまり長さが気にならず読み終えました。
もし「超能力」が現実に存在するならばこんな感じになるのかなという、
割とリアルな流れで話が進みますので、
超能力をテーマとしたものの中でも興味深く、楽しく読み終えました。
ラストは賛否両論分かれそうですが、
どんな結末が待っているのかは
ご自身の目で確かめていただければと思います。
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とてもテンポよく話を読み進められるので
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割とリアルな流れで話が進みますので、
超能力をテーマとしたものの中でも興味深く、楽しく読み終えました。
ラストは賛否両論分かれそうですが、
どんな結末が待っているのかは
ご自身の目で確かめていただければと思います。
ベスト1000レビュアー
『小説現代』での連載を経て,
10年04月に書籍化
.文庫化に際して上下巻に分冊されました.
前フリ的なものがまるでなく,いきなり作品の中にポンと放り込まれたように始まる物語は,
その状況が,中心人物であり,同じく何も知らされずにその場に投入される男性と被るからか,
一体感にも似た感覚で引き込まれていき,混乱,翻弄される様子に何とも言えぬ緊張を覚えます.
また,話の流れにスピードがあり,早い時点でおおよその世界観を見せてきたかと思いきや,
次々に目先を変え,膨らませる手法は,その先への予想がつかず,ページを繰る手が進みます.
エンタメ,SF路線を走るかと思わせておいて一転,シリアスな方へと傾く終盤は正にそれで,
自分の置かれた状況に絶望し,したからこそ,社会との繋がりを強く求める一人の女性の姿は,
全体の雰囲気を落ち着かせるとともに,改めてこの世界で起きていることを認識させられるよう.
中盤以降,少しばかりダレた部分はあったものの,広げていったあれこれが散漫になることはなく,
うまく 下巻 へ引っ張った最後,『事の始まり』への疑問,果たしてどこへ行き着くのかが楽しみです.
ただ,限定版のイラストカバー(大型帯)については,あまり作品の雰囲気に合っていないのでは….
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その状況が,中心人物であり,同じく何も知らされずにその場に投入される男性と被るからか,
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また,話の流れにスピードがあり,早い時点でおおよその世界観を見せてきたかと思いきや,
次々に目先を変え,膨らませる手法は,その先への予想がつかず,ページを繰る手が進みます.
エンタメ,SF路線を走るかと思わせておいて一転,シリアスな方へと傾く終盤は正にそれで,
自分の置かれた状況に絶望し,したからこそ,社会との繋がりを強く求める一人の女性の姿は,
全体の雰囲気を落ち着かせるとともに,改めてこの世界で起きていることを認識させられるよう.
中盤以降,少しばかりダレた部分はあったものの,広げていったあれこれが散漫になることはなく,
うまく 下巻 へ引っ張った最後,『事の始まり』への疑問,果たしてどこへ行き着くのかが楽しみです.
ただ,限定版のイラストカバー(大型帯)については,あまり作品の雰囲気に合っていないのでは….