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魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉 (MF文庫J) 文庫 – 2011/4/25

川口士 (著), よし☆ヲ (イラスト)

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内容紹介

竜より与えられし武具を振るい、戦場を駆ける美しき少女たち――“戦姫”。王の下、７人の戦姫は７つの領地を治め、“ジスタートの七戦姫”として隣国に恐れられていた。ブリューヌ王国の小貴族の少年ティグルは、ある時かりだされた戦で、一人の戦姫と出会う。白銀の髪に紅の瞳、幻想的な美しさと他を圧する威容をあわせもつ少女、“銀閃の風姫”エレン。敵の総大将であるエレンを討ちとろうとするティグルだったが、彼女の人間離れした剣技の前に失敗してしまう。しかし、弓の腕に一目惚れしたというエレンに、「きみは、わたしの捕虜（もの）だ」と宣言されてしまい……!?　痛快無比なる最強美少女ファンタジー、ここに開幕！

内容（「BOOK」データベースより）

竜より与えられし超常の武具を振るい、戦場を駆ける美しき少女たち―“戦姫”。王の下、7人の戦姫は7つの領地を治め、“ジスタートの七戦姫”として隣国に恐れられていた。ブリューヌ王国の小貴族の少年ティグルは、ある時かりだされた戦で、一人の戦姫と出会う。白銀の髪に紅の瞳、幻想的な美しさと他を圧する威容をあわせもつ少女、“銀閃の風姫”エレン。敵の総大将であるエレンを討ちとろうとするティグルだったが、彼女の人間離れした剣技の前に失敗してしまう。しかし、弓の腕に一目惚れしたというエレンに、「おまえはわたしの捕虜(もの)だ」と宣言されてしまい…!?痛快無比なる最強少美女ファンタジー、ここに開幕。

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登録情報

文庫: 291ページ
出版社: メディアファクトリー (2011/4/25)
言語: 日本語
ISBN-10: 4840138575
ISBN-13: 978-4840138574
発売日： 2011/4/25
梱包サイズ: 14.8 x 10.8 x 2 cm
おすすめ度： 52件のカスタマーレビュー
Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 459,577位 (本の売れ筋ランキングを見る)
- 1070位 ─ 本 > コミック・ラノベ・BL > ライトノベル > 男性向け > MF文庫J
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5つ星のうち4.3

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トップカスタマーレビュー

スタートの滑り出し

投稿者コスパ2017年5月13日

形式: 文庫Amazonで購入

最近の流行の美少女、ハーレム状態などが物語に入っている作品です。

アニメにもなっています。

男子にとっては流行ものとしてはそこそこですが、

女子にとっては退屈な作品になってしまうかもしれません。

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ラノベにしては読めます

投稿者Ratline2014年10月31日

形式: Kindle版Amazonで購入

とりあえず9巻まで読んでみました。
細かい突込みを入れればきりがないですが話はある程度しっかり作られています。
受け付けないのは絵ですね。
女性キャラがたくさん登場しますがロリ顔の奇乳が大半を占めます。
背景などもほとんど省略していて何のための挿絵なのか訳がわかりません。
くだらないもの入れるくらいなら詳細地図なり兵の配置等を入れてもらったほうがいいと感じました。
ラノベでこんなこと言っても仕方ないのかも知れませんが
せっかく話がそこそこ面白く感じたのでもったいなく思いました。
絵のがっかり感さえなければ★4位の評価でしょうか。

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少し軽めで、萌えハーレム要素入りで、説教臭くない田中芳樹。

投稿者KindleユーザーVINEメンバー2014年10月21日

形式: Kindle版Amazonで購入

表紙は「いかにも」、口絵挿絵も肌色率高め、個人的には絵柄もあまり好みではなく買っていなかった作品のひとつ。が、アニメの2話までを見て意外に骨太な物語なのかとkindle版を買ってみたとたん、1週間かそこらで9巻まで読みきってしまった。単価が安かったのと、この1週間ほど長距離移動が多くて道中暇だったせいもあるが、それを差し引いても面白いと思う。ベタだとか、ご都合主義だとか、そういう批判的な読み方さえしなければ素直に楽しめるであろう架空戦記ファンタジーの良作。アニメより原作の方がはるかに良い。
勝手な憶測に過ぎないが、作者は田中芳樹の影響がかなり強いのではないか。戦いの風景や敵将のキャラ描写がよく似ているし(ついでに必要となれば容赦なくキャラを殺すところも)、敵味方の繰り出す戦術の元ネタなども、戦史好きならどこかで目や耳にしたものが多い。日本では比較的マイナーな異国の神話・民話をモチーフに味付けしているあたりも「アルスラーン戦記」を彷彿とさせる。かといって別にパクりというわけでもなく、しっかり消化されていると思う。そもそもうわべの文体だけならともかく、これだけ敵味方次から次へと新キャラを投入してストーリーもキャラづけも破綻させない構成力は単なる猿真似やパクりでできるものでもなかろう。

ライトノベルにはちがいないが、美少女ハーレム要素を取り除けばしっかり練られた世界観の上に、戦争とはなにか、正義とはなにかを問い掛ける骨太な物語が、田中芳樹ほどは説教臭くなく(笑)展開される。6巻から第二部に入ってますます登場人物が増えるわ、主人公はあっちこっち行くわ、王位争いや陰謀が繰り広げられるわで落ち着かないこと甚だしいが、ここまで来たら最後までティグルに付き合いたい。…「アルスラーン戦記」より先に完結したりして。

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ヒロイックファンタジー＋ラノベ

投稿者Amazonの客2016年4月23日

形式: 文庫

ヒロイックファンタジーと言えば剣と魔法の物語。そして独自の自我を持ってる剣といえばムアコックのストームブリンガーだが、自我のある武器が戦姫を選ぶというのはバリエーションとしてはラノベなら、そうきたか、となかなか良い着想だ。
第一部(1～5巻)はラノベ的なサービス業が気にかかる。ハーレム展開と思いきや主人公育てゲーの香りがたちのぼっていて、そっち展開もあっただろう。しかし戦記ものに比重を移していく。
第二部(6～10巻)になるとファンタジー色が強くなりラノベが苦手な人も楽しめる。
　日本のヒロイックファンタジーの源流にもなるグインサーガ(初期だけ読むべし)は当初、三国志展開にしたかったらしいが、戦記もの、異世界版三国志としてかなりポイント高いと思う。(第二部はグインサーガと被る展開あり)
グインサーガは三国志展開を目指して、各国の王、三者三様の王への道を描いた訳だが、本書は主人公が王になるまでのストーリーを追っていくんだろう。(ちらっと三国志っぽいネタがあるよね。)
14巻のレビューで、主人公がチートすぎる、という批判があったけれど、ヒロイックファンタジーってそういうものだ。
要は剣と魔法のバランス感覚だ。
"魔弾の王と戦姫"について言えば戦記とファンタジーとラノベのバランス感覚だろう。
　主要登場人物の書き込み(キャラを立てるためにもっと書き込めたら)には不満があるがをストーリーに従って田中芳樹のアルスラーン戦記(完結してないけど)のようにバンバン死なせていけば傑作になる気がする。
結論。
既刊全巻買いましょう。

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MF文庫Jの話題作!!

投稿者L.Jack2012年4月8日

形式: 文庫

゙今もっともアツいファンタジー゙と聞いて、どんなものかと読んでみましたら…

すごい面白かったです!
話題作になるのもうなづけます。

内容ば戦記×美少女×ファンタジー゙です。主人公は戦記モノには珍しい弓使いで、ヒロインのすごい強い美少女達が剣や槍を使います。

魔法などは基本的になく、剣や槍を持った歩兵や騎兵がドンパチします。矢も飛び交います。そんな戦場で主人公やヒロイン達がどんな活躍をするのか。

さらに主人公とヒロイン達の絡みの場面も微笑ましい部分がたくさんありました。

ヒロインは今回の一人を合わせて7人いるので、続きが大変気になる作品であります。

戦記好き、美少女、ファンタジー好きなら一度は読んでみて下さい!ハマると思いますよ?

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面白かった

投稿者うきうき2011年4月25日

形式: 文庫

　内容は商品説明に書かれている通りなので、少しの補足と感想を・・・主人公ティグルは田舎貴族ではあるが、幼少から狩りを行ってきただけあって弓の達人。しかしティグルの住む国ブリューヌ王国では、弓は剣や槍で戦う力が無い卑怯者や罪人が扱う武器だとされており、どれだけ圧倒的な弓の腕を持っていても、田舎貴族ということも相まって全く評価されず、むしろ中央部に住む貴族からはあからさまな蔑みの目を向けられていた。そんな彼が、「商品説明」のような状況に陥り、敵国ジスタートに連れて行かれる。
　ってな感じですね。田舎貴族でありながらも決して卑屈にならず、領民を大切にし、自身に不利な状況でも一本筋の通った態度を取る主人公がカッコイイです。弓の腕に絶対の自信を持ちながらもそれを鼻にかけないところや、一方で毎朝朝寝坊して侍女のティッタに怒られるところも好印象でした。また、この巻で登場する「ジスタートの七戦姫」の一人エレンの、圧倒的戦闘力を振るう戦闘時と、普段の女の子らしさが垣間見える瞬間とのギャップも良かったです。ティッタのティグルに対する一途さと健気さも読んでいて胸が温かくなりましたし、エレンの副官リムの凛とした態度と「あるもの」を手にしたときのギャップも、ベタながら素晴らしかったです。悪役としては、中央貴族のゲスッぷりが主人公と上手く対比されていて、腹立たしいながらも読んでいて飽きが来ませんでした。ティグル（というよりも彼の家に伝わる弓）に何か秘密があるのはお約束として、ジスタートやブリューヌの内情を知った彼が、今後弓を武器にどう立ち回るのか・・・是非シリーズ化して欲しい、続きがとても気になる作品です。

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かなり面白い

投稿者Amazonのお客様っす2014年10月3日

形式: Kindle版Amazonで購入

良い意味で意外でした。
ラノベもファンタジー小説もよく読みますが、いわゆる萌え萌え系はあまり得意ではないので
これも俺TUEEEな主人公がハーレムな小説なんだろうと思いつつ試し読みしてみましたが、
ライトな読み口とはいえFTとして鑑賞に足るレベルなんじゃないでしょうか。
私も何を持ってラノベとFTの切り分けをするのかはわかりませんがｗ
まず主人公が鼻につくような強烈な個性を持たない（弓の腕以外は）平凡な少年というところ。
けれど彼なりの義務とか愛するものとか、そういう価値観がすんなり入ってきて自然と応援させられます。
少女たちもそれぞれに個性があって魅力的ですが、決してお色気過剰というわけでなく、むしろ凛々しさや覇気を感じます。
あとは各国の風物や文化、食べ物などがよく描写されていて、風景が思い描きやすいです。
貴族たちと国の関係、大軍勢による戦いのシーンなども自然に頭に入ってきます。これ結構大事だと思いますｗ
もちろんきっとラノベに必要なのだろうと思われるお色気シーンも。
あとはイラストについてなのですが、個人的にはエロゲ系…？と思って取っ付きづらかったです。
まあそのへんは個人のイメージと趣味ですよね。
表紙だの挿絵だの口絵だのナシで普通に装丁した版を別に作れば、他の読者層も広がるような気がします。
なぜ「清楚さ」「凛々しさ」「戦士としての優雅さ」を兼ね備えた女性を描写して、謎のかたまりを胸にぶら下げたロリ少女になるのか謎です。
この絵はこの絵としてとても魅力的で可愛らしいですし、絵師さんゆえの需要もあるのだろうと理解していますが、個人的には挿絵が挟まるごとに凛とした戦姫のイメージを維持するのが辛くなるので☆4つです。

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MF文庫では珍しいラブコメ要素が少ない王道ファンタジー

投稿者ノリヤマダ2011年4月25日

形式: 文庫

冒頭から主人公ティグルが戦姫エレンの捕虜になってしまうという異例の展開ではあったものの
ストーリー自体は王道ファンタジーに沿った内容で安心して読めました。

前半の日常パートでは主要人物が場面によってころころ表情が変わっていくのが特徴的でした。
例えば、エレンの場合でも
戦姫としての戦士の顔、為政者としての厳しい態度、街娘に化けての女の子の顔、と
非常に表情が豊かで読んでて飽きないほど面白かったです。

一方、後半の戦闘シーンは王道ファンタジーらしく「かっこいい」の一言に尽きます。
戦場を駆け抜けるエレンはもとよりかっこいいのですが、
それ以上にティグルの地の利と弓の腕をフルに生かした戦い方が最高にかっこよかったです。

MF文庫としては珍しくラブコメ要素はやや少なめではあるけれど
それを補うくらいの王道ファンタジー要素がいっぱいで
かなり面白いです。
今後のシリーズ化が楽しみです。

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