LINE文庫エッジで初めて当たりを引いたw 月1点ずつ購入してきたが、★3に達するものさえ
無かったので、名前は知られているレベルの著者を引っ張ってきて駄作を書かせるレーベルだと
思い込みつつあった。これがハズレたらもうLINE文庫エッジに手を出すまいと決めていた。
小学生の頃、正体不明の病気に罹り、中学1年生の誕生日には死を迎えそうな主人公は、死にた
くないと、生きていたいと願い、「どんな願いでも代償と引き換えに叶えてくれる魔女」がいる
という噂をもとに、この世ではない何処か、魔女の所へ赴くのであった。お姉さんな魔女は言っ
た。「それは『殺す呪い』だ。呪いを解くには一度死ねばいい。」彼女の手には拳銃が___。
突拍子も無いけれど筋は通っているような出来事。己の内面を見つめ、他者と世界の真実を知る
事件。懺悔と許し。独特の雰囲気の中、織り成される短編がやがてひとつの結末へと導かれる。
表現が下手で個人の主観になるが、一迅社の『魔法使いの嫁』と角川(富士見)の『放課後は、異
世界喫茶でコーヒーを』を足して割ったような…。とにかく、雰囲気に酔える作品だった。
恋愛モノやラブコメじゃないんで、そんなのに期待して買わないでね。
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