魂の叫び―J2聖戦記 (日本語) 単行本 – 1999/12/1
金子 達仁
(著)
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中西 哲生
(著)
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戸塚 啓
(著)
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本の長さ269ページ
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言語日本語
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出版社幻冬舎
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発売日1999/12/1
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ISBN-104877283498
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ISBN-13978-4877283490
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
グランパス時代の中西哲生は肉体的にも精神的にもありふれたJリーガーだった。しかし「J2」が彼を大きく変えた。空席ばかりが目立つスタジアムのなかで、「負ければ地獄」を何度も体感した男は、やがて日本人選手では到底無理だと思われていた、ある境地に達した―。
内容(「MARC」データベースより)
3年にわたる苦闘の末にJ1昇格を果たした川崎フロンターレと、キャプテン中西哲生が象徴する日本サッカーにとって最も大切なこととは。いま日本で一番面白い試合がここにある。
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (1999/12/1)
- 発売日 : 1999/12/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 269ページ
- ISBN-10 : 4877283498
- ISBN-13 : 978-4877283490
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Amazon 売れ筋ランキング:
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- - 17,189位スポーツ (本)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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星5つ中の4.4
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年10月31日に日本でレビュー済み
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サッカーにかける男たちの、いろんなもんが紙に染み込んでる!
役に立った
2001年6月10日に日本でレビュー済み
入れ替え戦というものは、なぜこんなにも緊張とそのあとに訪れる興奮を呼び起こすのか。それは、すべてを失い奈落のそこへ突き落とされるという恐怖と、より上質の名誉を求める激情がぶつかり合い爆発するからである。そう思っていた。ところが、胸を借りる側、この本で言えばフロンターレにも、ある種の恐怖は存在した。しかも、恐怖ははじめからあったわけではない… 金子達仁のノンフィクションは本当にすばらしい。まるで自分が登場人物になって、その恐慌を来たしている状況にあるような気にすらさせてくれる。そうすることでわれわれ一サッカーファンはストレスを昇華できるのだ。
…実に劇的――もしシナリオライターが書いたとしたら陳腐としか言わざるを得ない――な形で幕を閉じた’99年の入れ替え戦(現在は行われておらず、’03年復活予定)をぜひ1度味わっていただければと思う。
3人の共著だが、個人的には金子達仁の書いたところ意外はあまり興味を惹かれなかった。もちろん中西哲生といえば当時フロンターレの主将を務めていた男なので一見の価値はあるが。金子にとってはもうひとつの得意分野である日本サッカーの評論もある。いつもの視点とは若干違って非常に新鮮だった。こちらもすばらしい。
…実に劇的――もしシナリオライターが書いたとしたら陳腐としか言わざるを得ない――な形で幕を閉じた’99年の入れ替え戦(現在は行われておらず、’03年復活予定)をぜひ1度味わっていただければと思う。
3人の共著だが、個人的には金子達仁の書いたところ意外はあまり興味を惹かれなかった。もちろん中西哲生といえば当時フロンターレの主将を務めていた男なので一見の価値はあるが。金子にとってはもうひとつの得意分野である日本サッカーの評論もある。いつもの視点とは若干違って非常に新鮮だった。こちらもすばらしい。
2009年6月21日に日本でレビュー済み
98年11月19日,フロンターレにとってはアウェイの一発勝負。いわゆる「博多の森の悲劇」。後年入れ替え戦を語るときに必ず引き合いに出される,文字通り壮絶な試合でした。
97年の勝ち点1差の昇格逃し。98年のこの試合。これらを糧として99年のJ1昇格を勝ち取った流れと,バブルがはじけた当時のJリーグの状況を絡めながら「日本でも勝つことに執着できる環境と選手が現れた」と語っていた本です。
真の勝負強さは,勝てば天国・負ければ地獄という環境からつくられる。それが全てだとも思いませんが,スポーツの面白さを引き出す重要なファクターであって,それを十二分に感じさせてくれます。
97年の勝ち点1差の昇格逃し。98年のこの試合。これらを糧として99年のJ1昇格を勝ち取った流れと,バブルがはじけた当時のJリーグの状況を絡めながら「日本でも勝つことに執着できる環境と選手が現れた」と語っていた本です。
真の勝負強さは,勝てば天国・負ければ地獄という環境からつくられる。それが全てだとも思いませんが,スポーツの面白さを引き出す重要なファクターであって,それを十二分に感じさせてくれます。
2007年3月28日に日本でレビュー済み
04年J2優勝を果たし5年振りの昇格後、05年8位、昨年は2位と現在では我那覇、中村ら代表を擁する常勝チームとして君臨するフロンターレ。今現在を観て誰が昇格後僅か1年で沈んだ事実を信じる事ができるだろうか。
97年の最終戦から激闘のJ2・99シーズンを中心にキャプテン中西哲生のホームページ上のコメントを元に構成されている。お互い研究し尽くす4回戦総当りの上、凸凹のピッチ、厳寒の札幌、酷暑の山梨などレベル通りのサッカーを行えるスタジアムも少ない。また、ここで解雇になれば行く先はさらに過酷な環境となるため、どのチームで闘う選手もJ1の中間チームのようなあいまいな気持ちはなく、全ての対戦チームを倒そうと前向きに挑む。すでに降格から8年間もJ1復帰に苦しむ湘南がそうであるように一度落ちたら這い上がる難しさがよくわかる。
華やかで盛大な舞台に立つために泥臭く閑散とした中でもがきながらわずかな勝点の為にボールに向かう彼等の叫びが記されている。
97年の最終戦から激闘のJ2・99シーズンを中心にキャプテン中西哲生のホームページ上のコメントを元に構成されている。お互い研究し尽くす4回戦総当りの上、凸凹のピッチ、厳寒の札幌、酷暑の山梨などレベル通りのサッカーを行えるスタジアムも少ない。また、ここで解雇になれば行く先はさらに過酷な環境となるため、どのチームで闘う選手もJ1の中間チームのようなあいまいな気持ちはなく、全ての対戦チームを倒そうと前向きに挑む。すでに降格から8年間もJ1復帰に苦しむ湘南がそうであるように一度落ちたら這い上がる難しさがよくわかる。
華やかで盛大な舞台に立つために泥臭く閑散とした中でもがきながらわずかな勝点の為にボールに向かう彼等の叫びが記されている。
2011年12月17日に日本でレビュー済み
川崎フロンターレ初のJ1昇格までの物語だが、
この本の中でも語られていない点が数多くある。それが残念でならない。
特に中西哲生の現役最後の出場試合となった2000年第1ステージ最終節のセレッソ大阪戦。
本の中では全く触れられていないが、この試合はセレッソ大阪の第1ステージ優勝がかかった大一番だった。
この試合、川崎フロンターレは前年の昇格試合で対戦相手のサガン鳥栖が見せた様な奮闘ぶりで、
セレッソ大阪初優勝の夢を消し飛ばした。
試合終了後、中西哲生はインタビューで確かに言った。
「今日の勝ちは、あの時の経験が生きた」
J2リーグの過酷さとサッカーの恐ろしさ、その2つの試練に挑んだ男の物語です。
この本の中でも語られていない点が数多くある。それが残念でならない。
特に中西哲生の現役最後の出場試合となった2000年第1ステージ最終節のセレッソ大阪戦。
本の中では全く触れられていないが、この試合はセレッソ大阪の第1ステージ優勝がかかった大一番だった。
この試合、川崎フロンターレは前年の昇格試合で対戦相手のサガン鳥栖が見せた様な奮闘ぶりで、
セレッソ大阪初優勝の夢を消し飛ばした。
試合終了後、中西哲生はインタビューで確かに言った。
「今日の勝ちは、あの時の経験が生きた」
J2リーグの過酷さとサッカーの恐ろしさ、その2つの試練に挑んだ男の物語です。