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魂のジュリエッタ [DVD]

5つ星のうち 4.4 9件のカスタマーレビュー

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登録情報

  • 監督: フェデリコ・フェリーニ
  • 形式: Color, Dolby, Widescreen
  • 言語: イタリア語
  • 字幕: 日本語
  • リージョンコード: リージョン2 (このDVDは、他の国では再生できない可能性があります。詳細についてはこちらをご覧ください DVDの仕様。)
  • 画面サイズ: 1.78:1
  • ディスク枚数: 1
  • 販売元: IVC,Ltd.(VC)(D)
  • 発売日 2009/04/24
  • 時間: 132 分
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4 9件のカスタマーレビュー
  • ASIN: B001SIHXR6
  • EAN: 4933672236933
  • Amazon 売れ筋ランキング: DVD - 102,458位 (DVDの売れ筋ランキングを見る)
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商品の説明

内容紹介

夫の愛を疑う妻が霊や幻想の世界に入り込む
巨匠フェリーニが妻マシーナの心の奥底を探る華麗なファンタジー

1965年ダヴィド・ディ・ドナテロ賞主演女優賞
1965年ニューヨーク映画批評家賞外国語映画賞
1966年ゴールデングローブ賞外国語映画賞
1966年ナショナル・ボード・オブ・レヴュー外国語映画賞
1966年イタリア銀リボン賞カラー撮影、装置・衣裳、助演女優賞

「道」、「崖」、「甘い生活」などモノクロの世界に人間描写を追求してきたフェリーニ監督は、万華鏡のように華麗なカラーの世界に飛び出し、妻ジュリエッタ・マシーナ主演で、妻の心を色分けして灰色になった魂を探り出す。結婚15周年記念日を忘れて帰宅した夫が寝言で女の名をつぶやくのを聞いたジュリエッタは、夫が浮気していると疑念を抱く。ひとり物思いにふけるうちに現実や霊の幻想がひとつになった世界に入り込み、自分自身を見出して夫から解放され、魂の自由を得る。
日野康一

監督:フェデリコ・フェリーニ
脚本:フェデリコ・フェリーニ/エンニオ・フライアーノ/トゥリオ・ピネッリ/ブルネッロ・ロンディ
撮影:ジャンニ・ディ・ヴェナンツォ
音楽:ニーノ・ロータ
出演:ジュリエッタ・マシーナ/サンドラ・ミーロ/マリオ・ピス/ヴァレンティーナ・コルテーゼ

1965年 イタリア=フランス作品

特典映像 予告編収録

内容(「Oricon」データベースより)

夫の愛人問題に悩み、浮気に走ろうとした妻の前に聖女が現れて…。平凡な主婦が体験する幻想世界を描いた、フェデリコ・フェリーニ監督作品。「IVC BEST SELECTION」対象商品。

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カスタマーレビュー

5つ星のうち 4.4
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トップカスタマーレビュー

1964年製作の「魂のジュリエッタ」とはすなわちフェデリコ・フェリーニの愛妻ジュリエッタ・マシーナの魂について映画監督である夫が幻想と想像と創造と妄想を逞しくした映像による所産であろう。

仕事で多忙の夫に放置されている妻の内部には、当然のことながら夫の素行への疑惑やらおのれの精神の空虚さにたいする不安がどんどん亢進していく。映画はその空虚と不安を監督はじめての極彩色のカラーで面白おかしく、うれしかなしくホーヤレホと描き続けるのである。

ヒロインの夫が開くパーテーィに登場する人物もまたフェリーニ的な皮肉と諧謔で色濃く染め上げているのだが、とりわけ夫婦の隣人宅に集う正体不明の男女たちのゆがんだ群像がまことに興味深い。彼らは犯罪者というわけではないが、現世の普通の常識の範疇をはげしく踏み外しており、彼らの酒池肉林は一種のモダンなサバトの狂宴に似てくる。

フェリーニの映画が面白いのは、彼のキャメラの視点が、つねにこの正界から異界への踏み外しに向けられていたからだろう。軽妙な会話を交わすハイソサエティの人々の魂の内部に巣食う埒外の心象が、サーカスの役者や巨女や怪物や飛行船や巨船などの異形のものに託され、あらゆる制約を解き放たれた彼らは自在にスクリーンの天地をはね回ったのである。

    踊れ喜べ歌え魑魅魍魎の幸福な魂たちよ 茫洋
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はじめて観たが、

ジュリエッタ・マシーナの可愛らしさが
何ともいえずよかった。

冒頭の、交霊術の怪しい感じから、
最後の最後まで、不思議の国のジュリエッタ、
とでもいうようなフェリーニによる幻想が
ちりばめられていた。

変わらぬ可愛らしさを
みられるだけでも、何とも和める。
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「ボッカチオ'70」の第2話「アントニオ博士の誘惑」に続くフェリーニの
カラー作品です。

ジュリエッタは結婚記念日を夫に忘れられ、以後、疲労困憊気味になったり、
おかしな幻を見たりします。

しかし心の奥底では夫に従順でいる、もっといえば、束縛されていることに
疲れ果てていた所以とも思うのです。

そこで夫に愛人がいることが発覚ます。
じつは彼女こそがそれを望んでいたかもしれないのは、ラストカットで明らかになります。

スージーの自由奔放な淫猥さは、貞淑なジュリエッタと対蹠的です。
彼女はすすんでスージー邸へとびこんでいきますが一線は越えません。
ここらへんはやや中途半端ですが監督は妻に無茶をさせたくなかったのでしょう。
モラルと放縦という対で使われたこのふたりはひじょうにおもしろい組み合わせでした。

劇中、監督ならではの奇矯な仕掛けが多々見られ、それが妙に心地よいのですが、
なんといっても終盤にかけての幻視の連続(それらはすべて男性・過去・性の束縛から起こる)
が凄まじく、フェリーニならではの起爆剤で脳内麻薬多量分泌の快感を与えられる
ことうけあいです。

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投稿者 のじり トップ1000レビュアー 投稿日 2010/3/29
フェリーニは『81/2』前後に急速に作風が(素人目には)変わったように見えますが、この映画ではジュリエッタマシーナだけが(ネオレアリズモ的な)以前の作風のまま映画にいるように感じられ、映画のなかで少し落ち着きが悪いようにも感じます。(とはいえやはり非常に上手いのですが)

この作品の後、マシーナは20年フェリーニの作品から不在となり、その間フェリーニは魔法のような(ネオレアリズモから遠く離れた)映画を次々と生み出します。マシーナが不在の間の映画は、それ以前のものと違うように感じるのです。

そして、マシーナはフェリーニの晩年の作品に帰ってきます。

『魂のジュリエッタ(1965)』と『ジンジャーとフレッド(1985)』この二つの映画から感じる二人の関係の変化(深化?)は非常に興味深いものだと思います。
そして、前述の『81/2』や『女の都』なんかもあわせてみると二人の関係がみえるようですね…。マストロヤンニはやはりフェリーニの分身の役割のようです。
(でも、それでもマシーナは帰ってくるんですよね、フェリーニの映画に。二人は『ジンジャーとフレッド』で再会する…。→夫婦って不思議だ。)

そんなわけでファンとしては興味深い映画です。再発売で買いやすくなったし、近所の家電量販店でも置いてあるようになりました。
未見の方は是非。(でも、ジャケットデザインはいまいち……)
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