今、世の中は空前の鬼滅ブーム。
某会社は鬼滅ラベルにしただけで売上が20億増えた。
名義貸しだけでお金になる。完全なる社会現象。
そんな作品の原作が、この巻をもって完結する。
ちゃんと、ちゃんと完結する。
何が嬉しかったかって、ちゃんとラスボスを倒して完結したこと。
言い方を変えよう。
無惨を倒した後、新展開を発生させず、ちゃんと綺麗に終わらせたこと。
これが、本作品の評価を揺るぎないものにさせた。
集英社あるある、ジャンプ漫画あるある、新展開間延び商法。
売れてしまったがゆえの、漫画家が望みもしない新展開。
新展開を繰り返し、だんだんと面白さが薄れていく。
さながら、カルピスを薄めていくが如く。
ジャンプ本誌掲載中でもぶっちぎりで人気だった本作。
アニメで一気に火が付いた本作。
当然、引き延ばそうとしたはず。
そんな状態の中、人気絶頂にもかかわらずちゃんと完結させた編集者に御礼を言いたい。
あなたのお陰で、鬼滅の刃は歴史に名を残す傑作になったよ。
鬼滅の刃 23 (ジャンプコミックスDIGITAL) Kindle版
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言語:日本語
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出版社集英社
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発売日2020/12/4
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ファイルサイズ69832 KB
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登録情報
- ASIN : B08LYPKKNM
- 出版社 : 集英社 (2020/12/4)
- 発売日 : 2020/12/4
- 言語: : 日本語
- ファイルサイズ : 69832 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効になっていません。
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 241ページ
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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ベスト50レビュアー
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1,728人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2020年12月4日に日本でレビュー済み
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漫画が大好きなのに、流行ってる作品を斜に構えてみてしまうので、まぁ話題の作品だしチェックしておくか…くらいのテンションで読みはじめました。
日曜日の朝に第1巻に手をつけ、22巻を読み終えたのが真夜中。その後は息をするように電子版のジャンプを購入し最終話まで読みました(10数年ぶりにジャンプ買いました)。
『鬼滅の刃』とてもとても面白かったです。書店で品切れ続出だとか、ふだん漫画を読まない芸能人も絶賛だとか、映画に大行列ができただとかのニュースでどんどん敷居が上がっていって、逆に冷めた目で全く期待せずに読んだのに(すみません)本当に読みごたえのある作品でした。漫画が好きで、これまで色々な作品を読んできた方にもとてもおすすめです。*以下少しネタバレがあります
息つく暇もなく展開される物語が素晴らしい。中ボス以上のキャラクターとのバトルでは容赦なく主要キャラの手足をもぎ、失明させ、いつ死んでしまってもおかしくない緊張感とスピード感の中にドラマも交えて、見事に着地させています。特にこの最終巻の第200話は凄まじかった。親と子、兄弟姉妹、師匠と弟子、男と女、それぞれの相手への想いの描写が優しくて、純粋で、ひたすらに切なく悲しくて、ジャンプ何回も読み返したのに何度読んでも涙が溢れてしまう…。
主人公・炭治郎の優しさと強さはジャンプ王道ど真ん中なようでいて、主人公よりも強い技や心を持ち、主人公を守ろうとする柱達の存在がとても新鮮で魅力的でした。
無惨はことごとく悪に徹し、同情を挟む余地のないキャラクターなのも良かった。アカザのような悲しい過去を持つ奴、堂磨のようなサイコパス奴、玉壺のようなthe クズの奴と敵サイドも個性派揃いで倒し方もみんな違ってて、バトルそのものがとても面白い。
そしてそして、1番声を大にして言いたいのが 現代の世で幸せになった彼らを、もっともっともっともっと見せてほしいということ!!
無惨によって、鬼によって人生を滅茶苦茶にされて苦しみ抜いて手足をもがれながら血反吐を吐きながら戦って、見事無惨を倒したからこその最終話の平和な世界でのハッピーエンド、素晴らしいです。もっともっとこの平和の余韻を味わっていたい…!
ワクワクして、切なくて、ハラハラして、最後はハッピーエンドの素敵な物語をありがとう。
著者の今後の作品も楽しみにしています。
日曜日の朝に第1巻に手をつけ、22巻を読み終えたのが真夜中。その後は息をするように電子版のジャンプを購入し最終話まで読みました(10数年ぶりにジャンプ買いました)。
『鬼滅の刃』とてもとても面白かったです。書店で品切れ続出だとか、ふだん漫画を読まない芸能人も絶賛だとか、映画に大行列ができただとかのニュースでどんどん敷居が上がっていって、逆に冷めた目で全く期待せずに読んだのに(すみません)本当に読みごたえのある作品でした。漫画が好きで、これまで色々な作品を読んできた方にもとてもおすすめです。*以下少しネタバレがあります
息つく暇もなく展開される物語が素晴らしい。中ボス以上のキャラクターとのバトルでは容赦なく主要キャラの手足をもぎ、失明させ、いつ死んでしまってもおかしくない緊張感とスピード感の中にドラマも交えて、見事に着地させています。特にこの最終巻の第200話は凄まじかった。親と子、兄弟姉妹、師匠と弟子、男と女、それぞれの相手への想いの描写が優しくて、純粋で、ひたすらに切なく悲しくて、ジャンプ何回も読み返したのに何度読んでも涙が溢れてしまう…。
主人公・炭治郎の優しさと強さはジャンプ王道ど真ん中なようでいて、主人公よりも強い技や心を持ち、主人公を守ろうとする柱達の存在がとても新鮮で魅力的でした。
無惨はことごとく悪に徹し、同情を挟む余地のないキャラクターなのも良かった。アカザのような悲しい過去を持つ奴、堂磨のようなサイコパス奴、玉壺のようなthe クズの奴と敵サイドも個性派揃いで倒し方もみんな違ってて、バトルそのものがとても面白い。
そしてそして、1番声を大にして言いたいのが 現代の世で幸せになった彼らを、もっともっともっともっと見せてほしいということ!!
無惨によって、鬼によって人生を滅茶苦茶にされて苦しみ抜いて手足をもがれながら血反吐を吐きながら戦って、見事無惨を倒したからこその最終話の平和な世界でのハッピーエンド、素晴らしいです。もっともっとこの平和の余韻を味わっていたい…!
ワクワクして、切なくて、ハラハラして、最後はハッピーエンドの素敵な物語をありがとう。
著者の今後の作品も楽しみにしています。
2020年12月4日に日本でレビュー済み
何これ、気持ち悪。
読み終わった後、出てきた感想がそれだけでした。
終盤、おまけページ含めとにかく気持ち悪い。
解釈違いを存分に詰め込んだ同人誌を強制的に読まされてる気分でした。
これって商業誌だよね?
最終決戦であれだけの死者(肉壁)出しといて真面目な追悼等なく、生き残った主人公周辺は笑顔笑顔笑顔、とにかく笑顔~!!♪
・・・・もはやホラーかな????
命は尊いだの何だと今までほざいてきた割には随分と適当ですね。
描いてる作者が一番命を軽視してるのでは?と疑ってしまったよ。
以下ネタばれ含む↓
不条理な世を描きながら無惨倒して鬼いなくなったから、平和な世界になりました。今ある命を大切に生きていきます〜っていうのは最初に掲げてたテーマ的にも物語の着地点的としておかしくない?
そもそも無惨という鬼は人の善意から生まれたんじゃなかった?
というか、活動範囲が分からん。
いつからそんな壮大な話になった?
主人公の妹がそうであったように、望んで鬼になった訳ではない者もいるわけで、どういう生い立ちや経緯があっても、人を食った時点で完全悪なのか?
間接的に鬼という人を殺していた鬼滅隊(産屋敷含め)は完全正義なのか?
初期の頃、「鬼は哀しい生き物だ」と言った主人公が何かしらのアンサーを出さなければいけないところなのではないの?
結局、自分達が幸福ならそれで良いのか。
「自分ではない誰かの為に」とは?
いつの間にできたんだ、そんな経営理念。笑
異常だとは思ってたけど、自己犠牲賛美もここまでくると本当に気持ち悪いな。他人の為に命を投げ出す事が尊いと?
ご都合すぎるお薬展開に無惨突然の鉄雄化、ヒノカミ神楽は不完全燃焼で終わり、煉獄の台詞を全否定する鬼の王という名の主人公補正(薬で解決)
終盤の展開に関しては個人的に全く面白いと思わないが、まだ204話で終わってれば幾分かマシだった。
だがしかし、205話は流石にアカンやつ。
キャラ&カップリング厨に媚びに媚びりまくった、もうただの安っぽい少女漫画でしかない。
作中内で何度も繰り返されていた命は回帰しないこと、失われたものは戻らないこと、その全てをひっくり返すような蛇足。
本当にいらねぇ。何で編集者OK出した?
結局、伏線も碌に回収されず支離滅裂な終わり方になってる。なんか加筆でうまい感じのポエム並べて綺麗に終わりました感出しまくってましたけど、人と元人である鬼の闘いという設定の根本にある善悪の対比を描ききる力が作者になかったんだな、と。
(それか何も考えてなかったか)
まぁ、この作品自体、読者の大半はキャラ萌えで見てると思うので、尊い!感動する!ってなるんでしょうね。どれだけ倫理観に欠けようとも。
総括↓
あれこれ考察しながら読むとイタい目見る漫画。
何がともあれ先生、お疲れさまです。
次回作には期待しません。
読み終わった後、出てきた感想がそれだけでした。
終盤、おまけページ含めとにかく気持ち悪い。
解釈違いを存分に詰め込んだ同人誌を強制的に読まされてる気分でした。
これって商業誌だよね?
最終決戦であれだけの死者(肉壁)出しといて真面目な追悼等なく、生き残った主人公周辺は笑顔笑顔笑顔、とにかく笑顔~!!♪
・・・・もはやホラーかな????
命は尊いだの何だと今までほざいてきた割には随分と適当ですね。
描いてる作者が一番命を軽視してるのでは?と疑ってしまったよ。
以下ネタばれ含む↓
不条理な世を描きながら無惨倒して鬼いなくなったから、平和な世界になりました。今ある命を大切に生きていきます〜っていうのは最初に掲げてたテーマ的にも物語の着地点的としておかしくない?
そもそも無惨という鬼は人の善意から生まれたんじゃなかった?
というか、活動範囲が分からん。
いつからそんな壮大な話になった?
主人公の妹がそうであったように、望んで鬼になった訳ではない者もいるわけで、どういう生い立ちや経緯があっても、人を食った時点で完全悪なのか?
間接的に鬼という人を殺していた鬼滅隊(産屋敷含め)は完全正義なのか?
初期の頃、「鬼は哀しい生き物だ」と言った主人公が何かしらのアンサーを出さなければいけないところなのではないの?
結局、自分達が幸福ならそれで良いのか。
「自分ではない誰かの為に」とは?
いつの間にできたんだ、そんな経営理念。笑
異常だとは思ってたけど、自己犠牲賛美もここまでくると本当に気持ち悪いな。他人の為に命を投げ出す事が尊いと?
ご都合すぎるお薬展開に無惨突然の鉄雄化、ヒノカミ神楽は不完全燃焼で終わり、煉獄の台詞を全否定する鬼の王という名の主人公補正(薬で解決)
終盤の展開に関しては個人的に全く面白いと思わないが、まだ204話で終わってれば幾分かマシだった。
だがしかし、205話は流石にアカンやつ。
キャラ&カップリング厨に媚びに媚びりまくった、もうただの安っぽい少女漫画でしかない。
作中内で何度も繰り返されていた命は回帰しないこと、失われたものは戻らないこと、その全てをひっくり返すような蛇足。
本当にいらねぇ。何で編集者OK出した?
結局、伏線も碌に回収されず支離滅裂な終わり方になってる。なんか加筆でうまい感じのポエム並べて綺麗に終わりました感出しまくってましたけど、人と元人である鬼の闘いという設定の根本にある善悪の対比を描ききる力が作者になかったんだな、と。
(それか何も考えてなかったか)
まぁ、この作品自体、読者の大半はキャラ萌えで見てると思うので、尊い!感動する!ってなるんでしょうね。どれだけ倫理観に欠けようとも。
総括↓
あれこれ考察しながら読むとイタい目見る漫画。
何がともあれ先生、お疲れさまです。
次回作には期待しません。
2020年12月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
↓ネタバレ注意。満足してる人は見ないでね。
追加描き下ろし、内容は変わらないって全然変わってるんですが〜〜〜間違いなく本誌だけ追ってた人と単行本勢で解釈違い起きてます。毎週楽しみに買っていた本誌勢バカにしすぎ。"泣く泣くカットした部分"絶対必要だったと思うのですが編集は無能ですか?話数を足しても描くべきだったと思いますが。まあ、後付けですよね。
100%鬼退治物語になったことが一番残念です。鬼は人間だったのに。しかも悪い鬼がいなくなっても平和にならんでしょ。謝花兄妹や猗禍座達が鬼になった根底の理由は全て人間ですよ。善逸やカナヲだって毒親(人間)に苦しめられたのに鬼が悪いですか。そうですか。
"あなた何のために生まれてきたの?"と鬼を煽っていたヒロインがいるのに最後のあなたは尊いポエムは全く響きませんでした。鬼は元人間っていう大前提のせいでしょうか。
善逸伊之助の墓参りも修正(追加描き下ろし)されていましたね。わたしは亡くなった柱や隊員に推しはいませんでしたがあんな適当に弔われてやるせなくならないのか。
無惨戦の話があまりにも出てこない。バトル漫画の最終決戦なのに。上壱戦までが楽しく読めたかな。
元々ファンだったからとても辛いです。好きなキャラがいたから最終巻もコミックスに手を出しましたがその情報いる??っていうのとそれは本誌に書いといてくれやが多過ぎる。
わたしもコミックスが初見だったら尊いってなったのかな。いや、伏線回収してないし無理かなぁ。
アニメ、映画効果で鬼滅見た人はこの最終回ほんとに満足なんですかね?煉獄さんのかっこいいセリフは全て無に帰ったわけですが。失ったものは回帰しない。ただ転生はする。ですけど。
追加描き下ろし、内容は変わらないって全然変わってるんですが〜〜〜間違いなく本誌だけ追ってた人と単行本勢で解釈違い起きてます。毎週楽しみに買っていた本誌勢バカにしすぎ。"泣く泣くカットした部分"絶対必要だったと思うのですが編集は無能ですか?話数を足しても描くべきだったと思いますが。まあ、後付けですよね。
100%鬼退治物語になったことが一番残念です。鬼は人間だったのに。しかも悪い鬼がいなくなっても平和にならんでしょ。謝花兄妹や猗禍座達が鬼になった根底の理由は全て人間ですよ。善逸やカナヲだって毒親(人間)に苦しめられたのに鬼が悪いですか。そうですか。
"あなた何のために生まれてきたの?"と鬼を煽っていたヒロインがいるのに最後のあなたは尊いポエムは全く響きませんでした。鬼は元人間っていう大前提のせいでしょうか。
善逸伊之助の墓参りも修正(追加描き下ろし)されていましたね。わたしは亡くなった柱や隊員に推しはいませんでしたがあんな適当に弔われてやるせなくならないのか。
無惨戦の話があまりにも出てこない。バトル漫画の最終決戦なのに。上壱戦までが楽しく読めたかな。
元々ファンだったからとても辛いです。好きなキャラがいたから最終巻もコミックスに手を出しましたがその情報いる??っていうのとそれは本誌に書いといてくれやが多過ぎる。
わたしもコミックスが初見だったら尊いってなったのかな。いや、伏線回収してないし無理かなぁ。
アニメ、映画効果で鬼滅見た人はこの最終回ほんとに満足なんですかね?煉獄さんのかっこいいセリフは全て無に帰ったわけですが。失ったものは回帰しない。ただ転生はする。ですけど。
2020年12月4日に日本でレビュー済み
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生きることに特化した化け物は、遂には生命力に最も溢れた姿へと変貌していく。退化なのか、一種の防衛本能なのか、膨れ上がった肉体で自らを守っているように見えた。死に瀕して無意識下で母親を求めての擬態ではなかったか。
陽光焼けという弱点を、彼は終に克服できなかった。つまり、死はいつも隣にあったということだ。例え何千年生きようと、彼は偽物の鬼の王。では本物の鬼の王は…
炭治朗が、人を愛し、愛される少年ではなかったら、と考える。震えが走りはしないか…?彼はきっと闇のなかに引き摺り込まれ、二度と浮かんでは来なかっただろう。
死んでいった者、生きていかねばならない者、運命はそれぞれに違うが、人は無力ながらも己を全うしなくてはならない。鬼である愈史郎とて同じであろう。彼がこれから抱えていくだろう苦悩を、炭治朗たちの明るさ朗らかさが少しでも癒してくれればいいと思った。
炎柱杏寿朗の父と弟、天元と妻たちも、本巻において登場させてくれてよかった。道はこうして交わる。鬼殺隊が解散しても、生き残った人たちの道も様々に交わっていくのろう。
炭治朗、禰豆子、伊之助、善逸、そして柱の面々、彼らを支えた鬼殺隊の隊員たち、幼いながら指揮を完璧にとった産屋敷家の当主、今まで本当にありがとう。そして、鬼舞辻無惨。これは禁句かもしれないが、この物語は本当は貴方を許す物語ではなかったか。「死」という許ししか今回は得られなかったけれども、きっといつか、鬼という存在が許される日が来ればよいと思う。
陽光焼けという弱点を、彼は終に克服できなかった。つまり、死はいつも隣にあったということだ。例え何千年生きようと、彼は偽物の鬼の王。では本物の鬼の王は…
炭治朗が、人を愛し、愛される少年ではなかったら、と考える。震えが走りはしないか…?彼はきっと闇のなかに引き摺り込まれ、二度と浮かんでは来なかっただろう。
死んでいった者、生きていかねばならない者、運命はそれぞれに違うが、人は無力ながらも己を全うしなくてはならない。鬼である愈史郎とて同じであろう。彼がこれから抱えていくだろう苦悩を、炭治朗たちの明るさ朗らかさが少しでも癒してくれればいいと思った。
炎柱杏寿朗の父と弟、天元と妻たちも、本巻において登場させてくれてよかった。道はこうして交わる。鬼殺隊が解散しても、生き残った人たちの道も様々に交わっていくのろう。
炭治朗、禰豆子、伊之助、善逸、そして柱の面々、彼らを支えた鬼殺隊の隊員たち、幼いながら指揮を完璧にとった産屋敷家の当主、今まで本当にありがとう。そして、鬼舞辻無惨。これは禁句かもしれないが、この物語は本当は貴方を許す物語ではなかったか。「死」という許ししか今回は得られなかったけれども、きっといつか、鬼という存在が許される日が来ればよいと思う。
2020年12月4日に日本でレビュー済み
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私は普段アニメやら漫画などは観ない、手に取らない、普通のそこら辺にいるおばさんなんですが。小学一年の子供が鬼滅の刃が好きですので、映画公開前になんとなくアニメを眺めました。
第1話で胸を打たれ、その日から息子と二人で炭治郎を見守り、息子と二人で映画館で涙を流し、本日12月4日になると、息子が学校に登校して家で一人になって、普通のおばさんだった私はこの時を待っていたかのように、物語の最後を一人でじっくりと眺めました。
ただのおばさんをここまでハマらせた魅力はなんだろうか……と考えたりしましたが、やはり優しさに溢れる作者さんの想いの強さかな、と思いました。
流血する描画、頸を斬るという残酷さ、など。それが子供には相応しくないという方もいらっしゃいますが。
それを成す理由が必ずあり、なぜこうなってしまったのか、どうして斬らねばならないのか、息子もその理由がわかっているからこそ、この物語を観て読んで、涙が流れるのだと思っています。
ただ『面白かった』と言うには何か言葉が足りないな、と思うほど、私と息子にとって大切な時間を共有することができた、そういうものを与えてくれた物語だった。
息子には、大人になってからもう一度この物語を読んでほしいと願う。
その時にはまた違った感動を味わうだろうな、と思います。
おばさん的にはこの物語をそんな風に捉えて読ませていただきました。
感動しました。
とても心地の良い涙が流れ、子供の頃のように純粋に胸を熱くしてくれた最後でした。
第1話で胸を打たれ、その日から息子と二人で炭治郎を見守り、息子と二人で映画館で涙を流し、本日12月4日になると、息子が学校に登校して家で一人になって、普通のおばさんだった私はこの時を待っていたかのように、物語の最後を一人でじっくりと眺めました。
ただのおばさんをここまでハマらせた魅力はなんだろうか……と考えたりしましたが、やはり優しさに溢れる作者さんの想いの強さかな、と思いました。
流血する描画、頸を斬るという残酷さ、など。それが子供には相応しくないという方もいらっしゃいますが。
それを成す理由が必ずあり、なぜこうなってしまったのか、どうして斬らねばならないのか、息子もその理由がわかっているからこそ、この物語を観て読んで、涙が流れるのだと思っています。
ただ『面白かった』と言うには何か言葉が足りないな、と思うほど、私と息子にとって大切な時間を共有することができた、そういうものを与えてくれた物語だった。
息子には、大人になってからもう一度この物語を読んでほしいと願う。
その時にはまた違った感動を味わうだろうな、と思います。
おばさん的にはこの物語をそんな風に捉えて読ませていただきました。
感動しました。
とても心地の良い涙が流れ、子供の頃のように純粋に胸を熱くしてくれた最後でした。
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