よくあるお話
風刺が効いてるとかの評価があるけど
ただのお涙頂戴話
斬新さが欠けている
漫画は絵がわかりにくい
吸血鬼を鬼に設定にしただけ
この漫画が面白いと思う人は
いろんな漫画をもっと読んで欲しい
ワンピースにしても、銀魂にしても最初は良かったけどお涙頂戴の話がクド過ぎる
結局この漫画もそういう感じに
なってくんやろね
今のジャンプはもう昔のような粋な作品は出せ無いんだろうな
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鬼滅の刃 1 (ジャンプコミックスDIGITAL) Kindle版
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言語日本語
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出版社集英社
-
発売日2016/6/3
-
ファイルサイズ57972 KB
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登録情報
- ASIN : B01EJ7AK5O
- 出版社 : 集英社 (2016/6/3)
- 発売日 : 2016/6/3
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 57972 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効になっていません。
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 197ページ
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.6
星5つ中の4.6
10,576 件のグローバル評価
評価はどのように計算されますか?
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年10月17日に日本でレビュー済み
15巻まで既読。
どこまでいっても、事あるごとに手抜きしてんのかっていう様な作画崩壊が出る。酷いときは小学生が書いたようなレベル。
なので、最初のうちは絵が下手なのはしょうがない、は通用しません。
内容は新しい敵が出てくる事に新しい技が出てきて、しかもすぐできるようになって勝つ、の繰り返しです。
修行編とされる話は鬼ごっこや、水かけ対決、レオタードで新体操ごっこ等をギャグ顔満載でやります。要するに中身がなく幼稚です。
実際低年齢層には人気らしいですが、少年的ではありません。少年の友情ものすらあまりなく、大体のエピソードは「ママが〜お兄ちゃんが〜弟が妹が〜」ばっかりです。
宣伝で大袈裟に持ち上げるのはよくある事ですが、度が過ぎてます。
ずっと読んでいくとわかるのですが、この漫画の実態は作画崩壊とキャラの精神性・行動の矛盾、女性蔑視発言、陰険な言葉によるいびり等が相次ぐものです。
設定等も穴だらけで、稼ぐ手段としてキャラ萌えに走ってます。
絶対おかしいのに世間はどこもかしこもこれらの部分には一切触れず、便乗することばっかり考えてます。
それでも女性や子供をターゲットにすれば稼げるのでしょうが『少年漫画』としてのその姿勢には賛同できません。
どこまでいっても、事あるごとに手抜きしてんのかっていう様な作画崩壊が出る。酷いときは小学生が書いたようなレベル。
なので、最初のうちは絵が下手なのはしょうがない、は通用しません。
内容は新しい敵が出てくる事に新しい技が出てきて、しかもすぐできるようになって勝つ、の繰り返しです。
修行編とされる話は鬼ごっこや、水かけ対決、レオタードで新体操ごっこ等をギャグ顔満載でやります。要するに中身がなく幼稚です。
実際低年齢層には人気らしいですが、少年的ではありません。少年の友情ものすらあまりなく、大体のエピソードは「ママが〜お兄ちゃんが〜弟が妹が〜」ばっかりです。
宣伝で大袈裟に持ち上げるのはよくある事ですが、度が過ぎてます。
ずっと読んでいくとわかるのですが、この漫画の実態は作画崩壊とキャラの精神性・行動の矛盾、女性蔑視発言、陰険な言葉によるいびり等が相次ぐものです。
設定等も穴だらけで、稼ぐ手段としてキャラ萌えに走ってます。
絶対おかしいのに世間はどこもかしこもこれらの部分には一切触れず、便乗することばっかり考えてます。
それでも女性や子供をターゲットにすれば稼げるのでしょうが『少年漫画』としてのその姿勢には賛同できません。
2019年9月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
第一話の義勇さんのセリフが今の平和ボケした日本人の心に響きます。
忘れていた何かを思い出させてくれる良作品です。
セリフ回しのカッコよさは往年の北斗の拳並み。
初版発売時は同時期に始まった他の漫画より発行部数も少なく
山積みどころか本棚に1冊あるかないかぐらいしか
書店に仕入れてもらえなかったし作品をけなす人もいたし
何よりWJで打ち切られそうだったので電子版も買い増ししたぐらい
続きが読めるかどうかはらはらしていたのがウソのよう・・
この作品の良さがたくさんの人に伝わって本当にうれしいです。
吾峠先生よかったですね!!
忘れていた何かを思い出させてくれる良作品です。
セリフ回しのカッコよさは往年の北斗の拳並み。
初版発売時は同時期に始まった他の漫画より発行部数も少なく
山積みどころか本棚に1冊あるかないかぐらいしか
書店に仕入れてもらえなかったし作品をけなす人もいたし
何よりWJで打ち切られそうだったので電子版も買い増ししたぐらい
続きが読めるかどうかはらはらしていたのがウソのよう・・
この作品の良さがたくさんの人に伝わって本当にうれしいです。
吾峠先生よかったですね!!
2020年1月3日に日本でレビュー済み
鬼滅の刃は、出だしから、いきなり家族が死んだり妹が怪我をしたり、あまりにも突発的で突拍子すぎて『筋道』が無い。主人公の生い立ちや境遇もよくわからない。話も全体的に単調に感じられた。作者が視聴者に「何を伝えたいか」が、イマイチ伝わってこない。例えばナルトだと「逆境から這い上がる』『共感』『憎悪にとらわれないでほしい』という作者の願いが非常に伝わってくる。
ナルトは「どん底を知る孤児の主人公が、何もない所からイルカ先生という恩師に出会い、人間として成長し、這い上がってヒーローになる」という熱く筋の通ったストーリーが視聴者を感動・共感させる。話が非常に濃くて、感動がある。
あんまりこういう言い方したくないんだけど、ナルトは『本物』、鬼滅の刃は『二番煎じ』であると強く感じた。
ナルトは「どん底を知る孤児の主人公が、何もない所からイルカ先生という恩師に出会い、人間として成長し、這い上がってヒーローになる」という熱く筋の通ったストーリーが視聴者を感動・共感させる。話が非常に濃くて、感動がある。
あんまりこういう言い方したくないんだけど、ナルトは『本物』、鬼滅の刃は『二番煎じ』であると強く感じた。
2020年4月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人気のジャンプ作品ということで、お試しでkindle版にて購入。
4巻まで読んだ上での感想。
【ストーリー】
先の展開に興味を持たせてくれる魅力的な物語。
ファンタジーとリアル、対する二要素の両立については、設定としている実在の「大正」という時代が帯びるどこかロマンチックで妖しげなイメージに、伝統的な少年漫画の必須要素を落とし込むことで、見事に甘美的な形で巧妙に成立させている。
歴史背景と死後の観念(霊や鬼、または陰陽道)を融合させたファンタジーとしては、歴代の少年漫画で例えるならば『ナルト疾風伝』の道徳観や全体的構成、『幽遊白書』の生死観、『るろうに剣心』の戦闘方法や大正ロマン、『ジョジョの奇妙な冒険(第1部)』の数奇な宿命性、人間ではなくなった者と対する勧善懲悪の思想、『鋼の錬金術師』における「主人公の兄弟姉妹を助けるため、本人を連れて旅をする」設定、さらに文学界では『帝都物語』の時代感や不穏さ、といった名作の持つ要素の良いところ取りが成功している。
【キャラクター】
登場するキャラクターは総じて平均的に(極めて現代風に)お行儀が良く、個性は弱い。
主人公は特に主張する我の強さや、つかみどころが無く、可愛げもない。
人間性の面で良くも悪くもクセのような物が一切ない、至って常識的で無難な性格。
作中いたるところに配されるギャグ(コメディタッチのシーン)においても、一貫してツッコミ役に徹している点もその印象を強くしている。
対して、突っ込まれる側、すなわち主人公を囲むサブキャラがその無個性を補っているかというと、そうでもない。“ニヒル役”ですら登場早々すぐに丸くなるし(よくない意味で)安心感がある。初めから設定されている予定調和が読み手にありありと見透かされてしまい、手に汗を握るような緊張感が続かない。
最低限の履歴書レベルでの性格的な特徴は持つにせよ、読者側が感情移入できたり、生理的に受け付けられないようなエグさもない。
主人公に突っ込まれえる「ボケ」も、日常的に“天然ボケ”と呼べるような程度のレベル。順ってツッコミというのも、日常会話の中で少し空気を読めない発言をした相手の微細な違和感に異常なテンションで指摘を入れているに過ぎない。オタク同志の会話によく見られる“あの感じ”である。つまりこれらは「ギャグ」のレベルにも達していない。
結果として、これらのキャラクターが一様に画一的なモラルと価値観を備えた上で展開されるこの作品の世界自体が、極めて熱のない、虚無的でステレオタイプなものとして着地しいる。
【設定】
ギャグシーンについて。
設定面の特徴としてシリアスな世界観の息抜き効果を狙った「ギャグ漫画」的なシーンが散見されるが、もうこれがナンセンス極まりない。結果的にこれが作品の世界観を曖昧にする“足かせ”になっている。
その理由は二つ。まずは前述したユーモアセンスの欠落。これはもうセンスなので面白くないものはいくらブッ込まれても面白くない。(厳密には滑るほどのインパクトさえ無いが)形容するならザッと見ても9割方滑りっぱなしである。
そしてもう一つの理由は、前者に輪をかけて、そのユーモアの投入ポイントの選択ミス。作者の思いつきでやっているのか、綿密な会議の産物なのか定かではないが、これが深刻に理解し難い。具体的にはシリアスな戦闘や会話といったシーンの最中に唐突に差し込まれるまさかの「滑り漫才」。もはや読み手側が付いて行けない、というか、要は読み手がそれまでに築きあげつつあった作品の世界観が、これで台無しになるのである。
戦闘シーンについて。
敵側である鬼の使う技、能力については思考を凝らしたバリエーションがあり面白い。
しかし肝心の味方側・主人公をはじめとする剣士たちの技や戦い方に惹きつけられない。
その要因は、彼らが使う剣術の、この物語における必然性についての設定が希薄であること。なぜそれらの技で鬼を倒すのか、なぜ剣士によって「属性」が違うのか、そもそもその流派は一体何に起源しているのか。「戦い方」に関する前談が皆無で、読者たちに満足な知識を与えられないまま話はどんどん進み、当然のように技を連発する主人公たち。
常套手段として一つひとつの技に様々なウンチクや物理的な説明を盛り込んでいる点、また戦闘シーン自体に充てるボリュームの割合からも、制作サイドがこの作品を原則的に「戦闘マンガ」として読ませようとする狙いは感じられる。しかしながら、どれだけ戦いの最中に理屈っぽく説明されても、こちらには何も入ってこないばかりか、バックボーンを欠いた技には興味も湧かないし、間延びして退屈になるばかりだ。
これらの設定面でのカオスは、漫画制作についての事前知識だけは豊に備え持ったセオリー重視の制作側による、欲張ってあれもこれも詰め込み過ぎたこと、また早い展開で読み手を飽きさせずに巻数を稼ごうと言った強引な方針がもたらした「消化不良」であると思われる。設定を説明し切れないため本編以外のおまけコーナーでそれらを補足しようとしている部分も見苦しい。読者としてはもっとシンプルな要素だけで振り切ってもらう方が素直に面白いと思えるし、肝心の戦闘シーンにボリュームを持たせるのであれば、ちゃんとその裏付けが欲しいところである。
【絵柄】
比較的には良く描けている。「絵が下手」「わかりにくい」という評価もあるが、はっきり言って、往年の名作少年漫画はもっと平気で絵が“下手”だった。もっとはちゃめちゃで個性的で、難解な絵柄が魅力で人気のある漫画が多かったと思う。
分かり難さも、読者自身の絵を認識するための「コミック・リテラシー」というべきか、つまりイマジネーション次第だと思っていて、全てを与えられることに慣れてしまったネット世代の受動的な読者では読みにくいと感じるのかもしれない。
ただ、昨今の実写映画化を念頭にした作り方の影響もあり、キャラクターデザインは愚か漫画家の作風自体が、ここ10年ほど「写実性」「忠実さ」といった需要を過剰に意識したものになっている気がしていて、その時流に生きるユーザーの価値観としては当然物足りないという意見もあるのかもしれない。
【構図】
テンポがよくメリハリのバランスも取れていて読みやすい。
【kindle本(コミック)の画像データについての苦言】
紙媒体で育った世代として、今回漫画自体を初めてkindleにて購入・試聴した。
率直な感想として、価格に対する商品価値が低すぎると感じた。紙媒体と電子との価格差に作品の格差はあるにせよ、今回の『鬼滅の刃』と言った人気作のように、ほぼ定価同然の価格で楽しむ目的としては、このkindle本のクオリティはあまりにも価格不相応。詐欺的という他ない。まずここに書く内容の要点としては、今後当面、少なくとも私個人で漫画を楽しむ目的での手段としては、kindle本での利用はあり得ないだろう、と言うことだ。
理由としてあげるのは、提供されるデータ(画像)の視認性の低さ。粗悪さである。
当方7.9インチipad端末にて試聴(ほぼコミック本の実寸)、商品は一般的なweb画像用として解像度は72dpiかと思うが、まず絵柄を表現する罫線のシャープネス自体が足りておらず、既にピントがボケている。小さなコマの小さな吹き出しのセリフなど潰れてしまっていて読み取ることすらできない始末。
言うまでもなく、漫画の命は「絵」だ。その作品のファンは、勢いよくペンが走ったエッジやインクの境界の美しさを目に焼き付けながら、その迫力に世界を感じ取るのだ。絵が魅力的で、少なくとも読者にとって完全な状態で届けられない限り、その漫画を100%楽しむことは不可能である。細かいことを気にしないユーザーにとっては戯言のような話かもしれないが、簡単に言えば同じお金を払って「モザイクのかかった漫画本」を読んでいるも同然なのだ。
様々な工程、物質的、時間的コストを費やし、何よりも漫画家の想いが込められて世に放たれる紙媒体に対し、電子書籍のデータはその本を二次的に応用するだけという違いがある。誌面をPCにスキャンして画像として保存、ネットストアに登録するだけで、生産工程は概ね完了してしまう。この簡単さを誇張なしで例えれば、小規模の出版社では電子担当部署の人間は1人でまかなえる程の話なのだ。何も出版側の費用対効果を妬む必要はない。しかし前述の粗悪なデータの問題、そしてこれらの実情を鑑みても、賢明なユーザーであれば、今一度電子書籍との向き合い方を一考する価値はあると思う。
さらに深刻なのは意識せずこの環境で試聴を続ければ思わぬ視力障害を招く危険性だ。当方DTP関連の仕事についていることもあり、適性データサイズと解像度については一定の識別をしているつもりだが、このクオリティには正直唖然とした。
下手をするとipadよりも小さなスマホで試聴するユーザーは気がつかないレベルかと思われるが、今回の試聴で、少なくともこのメディアが現段階ではタブレットレベルには対応できていないことが判明した。
視力低下と言った健康面のリスクに対し、閲覧の利便性や手軽さといったメリットを加えて相対的に判断した上で、現在kindleというメディア自体が持つ価格と内容の正統性は極めて疑わしい、という事が私の個人的な結論。将来的な紙媒体での購入を視野に、興味のある作品の試し読み程度に利用するのが無難であると思う。
4巻まで読んだ上での感想。
【ストーリー】
先の展開に興味を持たせてくれる魅力的な物語。
ファンタジーとリアル、対する二要素の両立については、設定としている実在の「大正」という時代が帯びるどこかロマンチックで妖しげなイメージに、伝統的な少年漫画の必須要素を落とし込むことで、見事に甘美的な形で巧妙に成立させている。
歴史背景と死後の観念(霊や鬼、または陰陽道)を融合させたファンタジーとしては、歴代の少年漫画で例えるならば『ナルト疾風伝』の道徳観や全体的構成、『幽遊白書』の生死観、『るろうに剣心』の戦闘方法や大正ロマン、『ジョジョの奇妙な冒険(第1部)』の数奇な宿命性、人間ではなくなった者と対する勧善懲悪の思想、『鋼の錬金術師』における「主人公の兄弟姉妹を助けるため、本人を連れて旅をする」設定、さらに文学界では『帝都物語』の時代感や不穏さ、といった名作の持つ要素の良いところ取りが成功している。
【キャラクター】
登場するキャラクターは総じて平均的に(極めて現代風に)お行儀が良く、個性は弱い。
主人公は特に主張する我の強さや、つかみどころが無く、可愛げもない。
人間性の面で良くも悪くもクセのような物が一切ない、至って常識的で無難な性格。
作中いたるところに配されるギャグ(コメディタッチのシーン)においても、一貫してツッコミ役に徹している点もその印象を強くしている。
対して、突っ込まれる側、すなわち主人公を囲むサブキャラがその無個性を補っているかというと、そうでもない。“ニヒル役”ですら登場早々すぐに丸くなるし(よくない意味で)安心感がある。初めから設定されている予定調和が読み手にありありと見透かされてしまい、手に汗を握るような緊張感が続かない。
最低限の履歴書レベルでの性格的な特徴は持つにせよ、読者側が感情移入できたり、生理的に受け付けられないようなエグさもない。
主人公に突っ込まれえる「ボケ」も、日常的に“天然ボケ”と呼べるような程度のレベル。順ってツッコミというのも、日常会話の中で少し空気を読めない発言をした相手の微細な違和感に異常なテンションで指摘を入れているに過ぎない。オタク同志の会話によく見られる“あの感じ”である。つまりこれらは「ギャグ」のレベルにも達していない。
結果として、これらのキャラクターが一様に画一的なモラルと価値観を備えた上で展開されるこの作品の世界自体が、極めて熱のない、虚無的でステレオタイプなものとして着地しいる。
【設定】
ギャグシーンについて。
設定面の特徴としてシリアスな世界観の息抜き効果を狙った「ギャグ漫画」的なシーンが散見されるが、もうこれがナンセンス極まりない。結果的にこれが作品の世界観を曖昧にする“足かせ”になっている。
その理由は二つ。まずは前述したユーモアセンスの欠落。これはもうセンスなので面白くないものはいくらブッ込まれても面白くない。(厳密には滑るほどのインパクトさえ無いが)形容するならザッと見ても9割方滑りっぱなしである。
そしてもう一つの理由は、前者に輪をかけて、そのユーモアの投入ポイントの選択ミス。作者の思いつきでやっているのか、綿密な会議の産物なのか定かではないが、これが深刻に理解し難い。具体的にはシリアスな戦闘や会話といったシーンの最中に唐突に差し込まれるまさかの「滑り漫才」。もはや読み手側が付いて行けない、というか、要は読み手がそれまでに築きあげつつあった作品の世界観が、これで台無しになるのである。
戦闘シーンについて。
敵側である鬼の使う技、能力については思考を凝らしたバリエーションがあり面白い。
しかし肝心の味方側・主人公をはじめとする剣士たちの技や戦い方に惹きつけられない。
その要因は、彼らが使う剣術の、この物語における必然性についての設定が希薄であること。なぜそれらの技で鬼を倒すのか、なぜ剣士によって「属性」が違うのか、そもそもその流派は一体何に起源しているのか。「戦い方」に関する前談が皆無で、読者たちに満足な知識を与えられないまま話はどんどん進み、当然のように技を連発する主人公たち。
常套手段として一つひとつの技に様々なウンチクや物理的な説明を盛り込んでいる点、また戦闘シーン自体に充てるボリュームの割合からも、制作サイドがこの作品を原則的に「戦闘マンガ」として読ませようとする狙いは感じられる。しかしながら、どれだけ戦いの最中に理屈っぽく説明されても、こちらには何も入ってこないばかりか、バックボーンを欠いた技には興味も湧かないし、間延びして退屈になるばかりだ。
これらの設定面でのカオスは、漫画制作についての事前知識だけは豊に備え持ったセオリー重視の制作側による、欲張ってあれもこれも詰め込み過ぎたこと、また早い展開で読み手を飽きさせずに巻数を稼ごうと言った強引な方針がもたらした「消化不良」であると思われる。設定を説明し切れないため本編以外のおまけコーナーでそれらを補足しようとしている部分も見苦しい。読者としてはもっとシンプルな要素だけで振り切ってもらう方が素直に面白いと思えるし、肝心の戦闘シーンにボリュームを持たせるのであれば、ちゃんとその裏付けが欲しいところである。
【絵柄】
比較的には良く描けている。「絵が下手」「わかりにくい」という評価もあるが、はっきり言って、往年の名作少年漫画はもっと平気で絵が“下手”だった。もっとはちゃめちゃで個性的で、難解な絵柄が魅力で人気のある漫画が多かったと思う。
分かり難さも、読者自身の絵を認識するための「コミック・リテラシー」というべきか、つまりイマジネーション次第だと思っていて、全てを与えられることに慣れてしまったネット世代の受動的な読者では読みにくいと感じるのかもしれない。
ただ、昨今の実写映画化を念頭にした作り方の影響もあり、キャラクターデザインは愚か漫画家の作風自体が、ここ10年ほど「写実性」「忠実さ」といった需要を過剰に意識したものになっている気がしていて、その時流に生きるユーザーの価値観としては当然物足りないという意見もあるのかもしれない。
【構図】
テンポがよくメリハリのバランスも取れていて読みやすい。
【kindle本(コミック)の画像データについての苦言】
紙媒体で育った世代として、今回漫画自体を初めてkindleにて購入・試聴した。
率直な感想として、価格に対する商品価値が低すぎると感じた。紙媒体と電子との価格差に作品の格差はあるにせよ、今回の『鬼滅の刃』と言った人気作のように、ほぼ定価同然の価格で楽しむ目的としては、このkindle本のクオリティはあまりにも価格不相応。詐欺的という他ない。まずここに書く内容の要点としては、今後当面、少なくとも私個人で漫画を楽しむ目的での手段としては、kindle本での利用はあり得ないだろう、と言うことだ。
理由としてあげるのは、提供されるデータ(画像)の視認性の低さ。粗悪さである。
当方7.9インチipad端末にて試聴(ほぼコミック本の実寸)、商品は一般的なweb画像用として解像度は72dpiかと思うが、まず絵柄を表現する罫線のシャープネス自体が足りておらず、既にピントがボケている。小さなコマの小さな吹き出しのセリフなど潰れてしまっていて読み取ることすらできない始末。
言うまでもなく、漫画の命は「絵」だ。その作品のファンは、勢いよくペンが走ったエッジやインクの境界の美しさを目に焼き付けながら、その迫力に世界を感じ取るのだ。絵が魅力的で、少なくとも読者にとって完全な状態で届けられない限り、その漫画を100%楽しむことは不可能である。細かいことを気にしないユーザーにとっては戯言のような話かもしれないが、簡単に言えば同じお金を払って「モザイクのかかった漫画本」を読んでいるも同然なのだ。
様々な工程、物質的、時間的コストを費やし、何よりも漫画家の想いが込められて世に放たれる紙媒体に対し、電子書籍のデータはその本を二次的に応用するだけという違いがある。誌面をPCにスキャンして画像として保存、ネットストアに登録するだけで、生産工程は概ね完了してしまう。この簡単さを誇張なしで例えれば、小規模の出版社では電子担当部署の人間は1人でまかなえる程の話なのだ。何も出版側の費用対効果を妬む必要はない。しかし前述の粗悪なデータの問題、そしてこれらの実情を鑑みても、賢明なユーザーであれば、今一度電子書籍との向き合い方を一考する価値はあると思う。
さらに深刻なのは意識せずこの環境で試聴を続ければ思わぬ視力障害を招く危険性だ。当方DTP関連の仕事についていることもあり、適性データサイズと解像度については一定の識別をしているつもりだが、このクオリティには正直唖然とした。
下手をするとipadよりも小さなスマホで試聴するユーザーは気がつかないレベルかと思われるが、今回の試聴で、少なくともこのメディアが現段階ではタブレットレベルには対応できていないことが判明した。
視力低下と言った健康面のリスクに対し、閲覧の利便性や手軽さといったメリットを加えて相対的に判断した上で、現在kindleというメディア自体が持つ価格と内容の正統性は極めて疑わしい、という事が私の個人的な結論。将来的な紙媒体での購入を視野に、興味のある作品の試し読み程度に利用するのが無難であると思う。
他の国からのトップレビュー

Mike Deravine
5つ星のうち5.0
Service impeccable
2020年3月15日にフランスでレビュー済みAmazonで購入
Produit arrivé en avance en parfait état. Je recommande.

James
5つ星のうち5.0
Great series, good aide in learning Japanese.
2020年10月19日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
Manga is great, bought it as an aide for learning Japanese due to the inclusion of Furigana. Friend recommended it to me and I recommend it to any folks on their journey to learning Japanese or even just helping yourself pick up the pace I recognizing hiragana or Kanji.

Matthew Harrington
5つ星のうち5.0
One of the best manga in the past 10 years.
2019年7月12日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
They came in great condition and earlier than expected.
If you haven’t read this yet then what are you doing reading my review!!! Get you copy already!!!! Or at least watch the anime, also would rate 5/5.
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5つ星のうち5.0
One of the best manga in the past 10 years.
2019年7月12日にアメリカ合衆国でレビュー済み
They came in great condition and earlier than expected.2019年7月12日にアメリカ合衆国でレビュー済み
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Eric
5つ星のうち5.0
As advertised
2020年12月15日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
Delivered with care, love it!
Great item to have, I'm happy with this item.
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5つ星のうち5.0
As advertised
2020年12月15日にアメリカ合衆国でレビュー済み
Delivered with care, love it!2020年12月15日にアメリカ合衆国でレビュー済み
Great item to have, I'm happy with this item.
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