GNPなどの定量的な指標だけでなく、当時の世相や人々の生活実態などについても詳述されており、複眼的に理解できるところがよい。要点だけ分かればよい、という人には少々まどろっこしいかもしれないが…。
とくに、朝鮮戦争特需とオイルショックは高度成長が始まる、あるいは終わるきっかけに過ぎなかった、という話は勉強になった。
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高度成長 (中公文庫) 文庫 – 2012/4/21
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- ISBN-104122056330
- ISBN-13978-4122056336
- 出版社中央公論新社
- 発売日2012/4/21
- 言語日本語
- 本の長さ269ページ
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
高度成長は、わずかの期間に日本という国の姿を根本から変えた。それは、一七年間、合わせて六〇〇〇日に及ぶ。洗濯機、冷蔵庫、カラーテレビ…。現代生活の必需品は、すべてがこの時代に生まれたが、言うまでもなく、「甘い果実」だけがもたらされたわけではない。現代日本の原点に、歴史と経済の両面からあらためて迫る。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
吉川/洋
1951年、東京都に生まれる。専攻はマクロ経済学。東京大学経済学部卒業後、イェール大学大学院博士課程修了(Ph.D)。ニューヨーク州立大学助教授、大阪大学社会経済研究所助教授、東京大学助教授を経て東京大学大学院教授。著書に、『マクロ経済学研究』(東京大学出版会、日本経済図書文化賞、サントリー学芸賞)、『日本経済とマクロ経済学』(東洋経済新報社、エコノミスト賞)、『転換期の日本経済』(岩波書店、読売吉野作造賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1951年、東京都に生まれる。専攻はマクロ経済学。東京大学経済学部卒業後、イェール大学大学院博士課程修了(Ph.D)。ニューヨーク州立大学助教授、大阪大学社会経済研究所助教授、東京大学助教授を経て東京大学大学院教授。著書に、『マクロ経済学研究』(東京大学出版会、日本経済図書文化賞、サントリー学芸賞)、『日本経済とマクロ経済学』(東洋経済新報社、エコノミスト賞)、『転換期の日本経済』(岩波書店、読売吉野作造賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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2019年1月14日に日本でレビュー済み
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2013年2月3日に日本でレビュー済み
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耐久消費財が各家庭にいきわたった事で、日本人の生活が伝統的なものから大衆消費社会の生活に切り替わった。たかだか15年の間に。1955年と1970年の差は、現代と43年前の差と比べると圧倒的である。すなわち、「日本を変えた6000日」のサブタイトルの所以である。例えば、洗濯板でごしごし洗っていた家事負担と洗濯機導入後の家事負担は圧倒的に違うが、半世紀前の初期の洗濯機と現代のマイコン制御の洗濯機間での家事負担の差はそれほど大きくはない。
高度成長のメカニズムは、P131の図9でわかりやすく図示されている。大衆の耐久消費財等の需要を基盤に投資が投資を呼び、それが賃金雇用者の収入アップを経由して、大衆の需要につながるpositivな循環につながるといった内容である。更にそれが可能となった基底に、農村から都市への移動や核家族化による世帯数増大をあげている。
尚、1975年のSSM調査(社会調査)を基に書かれた社会学者の富永氏の「日本の階層構造」では、高度成長期終了後の日本人の総中流意識化について論じているが、吉川氏の高度成長の説明と富永氏の総中流意識化の説明には、表裏一体の印象を持つ。
最終章で、ロストウの「近代化」の理論をふまえて、高度成長期をロストウの「高度大衆消費社会」への道程と説明し、高度成長自体が日本に特異的な現象ではなく、韓国シンガポール等のアジアの諸国が日本より少し遅れて経験し、今まさに中国が達成しつつある過程と論じている。
あとがきで、「経済学が成長の問題を分析するときには、かぎりなく歴史学に近づかなくてはならない」との経済学者のヒックスの言葉を持ち出すとともに、「『高度成長』は農業国が工業を中心とする経済に転換し一人当たりの所得の飛躍的上昇を生み出すために史上でたった一回だけ経験するビッグジャンプである」と述べている。あとがきでの著者の記述に、同意する次第である。
高度成長のメカニズムは、P131の図9でわかりやすく図示されている。大衆の耐久消費財等の需要を基盤に投資が投資を呼び、それが賃金雇用者の収入アップを経由して、大衆の需要につながるpositivな循環につながるといった内容である。更にそれが可能となった基底に、農村から都市への移動や核家族化による世帯数増大をあげている。
尚、1975年のSSM調査(社会調査)を基に書かれた社会学者の富永氏の「日本の階層構造」では、高度成長期終了後の日本人の総中流意識化について論じているが、吉川氏の高度成長の説明と富永氏の総中流意識化の説明には、表裏一体の印象を持つ。
最終章で、ロストウの「近代化」の理論をふまえて、高度成長期をロストウの「高度大衆消費社会」への道程と説明し、高度成長自体が日本に特異的な現象ではなく、韓国シンガポール等のアジアの諸国が日本より少し遅れて経験し、今まさに中国が達成しつつある過程と論じている。
あとがきで、「経済学が成長の問題を分析するときには、かぎりなく歴史学に近づかなくてはならない」との経済学者のヒックスの言葉を持ち出すとともに、「『高度成長』は農業国が工業を中心とする経済に転換し一人当たりの所得の飛躍的上昇を生み出すために史上でたった一回だけ経験するビッグジャンプである」と述べている。あとがきでの著者の記述に、同意する次第である。
2017年3月2日に日本でレビュー済み
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なかなかの力作です。日本経済の発展の背景と様子を今までとは違った目で見ることができるようになり、たいへん興味深い本でした。この著者のこれからの著作にも期待したいと思います。
VINEメンバー
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本書は、1997年に出版された著作の文庫版である。原著の出版からすでに15年の歳月が流れたことになるが、本書の価値は少しも減じていない。碩学による「日本経済の高度成長史」として多くの読者に推奨したい。吉川氏とほぼ同年代のレビュアーは、小学校入学から大学卒業までの「6000日」を追体験するような感慨を覚えた。1950年代の渋谷駅前の様子や食い入るように紙芝居を見つめる子供たちの真剣な眼差しなどに、半世紀前にタイムスリップしたかのようなリアリティを感じる読者も少なくないであろう。吉川氏も本書で指摘するように、高度成長には功罪両面があったにせよ、若者にとっては希望とスリルに満ちた時代であったことは、同年代の多くの読者が賛同されるのではないだろうか。
2015年10月6日に日本でレビュー済み
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レポート書く時に参考として買ったんですが、内容充実、値段安い!!お陰でレポートもよく出来ました!





