情報処理技術者試験対策書のカテゴリになってはいるが、直球ド真ん中ストライクで試験対策、にはならない本。
用意されている練習問題も、午前II 対策にしかならない。この本1冊で試験合格は不可能である。
しかし、本来試験合格者が知っておくべき、理解しておくべき知識や考え方が網羅されている。
試験対策としてよりも、むしろ「ITサービスマネジメントを実践しようとする人」が熟読するにふさわしい本だと思う。
また、問題集を解いていて、わからない用語や考え方がある場合、この本をリファレンスとして使うのも良いだろう。
情報処理試験そのものは、ITIL と JIS Q 20000 がベースになっている。しかしこの本は、基本的に ITIL をベースに書かれている。
ただ、ITIL そのものを理解するための副読本としてならおすすめだし、JIS Q 20000 独特の用語(例えば ITIL ではエスカレーションというが、J Q 20000 では段階的取扱いという)に関してもいちおう触れてある。ITサービスマネジメントの基礎的行動規範を学習できる本である。
そう考えると、本のタイトルが「ITサービスマネージャ」ではなく「ITサービスマネジメント」になっているのも理解できる。
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