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[エイリ]の騒音サイコパス 5: 兄のヘビメタ騒音で人生がない

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騒音サイコパス 5: 兄のヘビメタ騒音で人生がない Kindle版

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商品の説明

内容紹介

日付のない日記型小説(散文)・手記的な小説・究極の不満爆発ネガティブ文学 1、2、3、4、5、6、7、8、9、10ともほぼ同じことが書いてあるので、人間界の苦悩について興味がない人は読まないでください!!!!!

「騒音生活」「騒音生活が与える性格・人生への影響」「言いがたい家族」「困った人間の心理」「変な頑固さ」「平気で嘘をつく人(嘘を言っているのに嘘を言っているつもりがない人)」「自分勝手な脳内変換」「どれだけ言ってもなにも伝わらない人の心理的なしくみ・態度・おいたち」について興味がない人は読まないでください!!!

各巻は同じ主題を扱ったバリエーション(変奏曲)のようなものだと思ってください。


「地下室の手記」ならぬ「騒音室の手記」だから、手記的な小説です。普通の主人公や脇役がいっぱい出てくる小説を期待している人は、読まないほうがいいです。そういう小説ではありません。

サイコパスが含まれるタイトルに関しては本当は納得してない。あんまり好きじゃない。けど、その単語を使うと出版自体があやういので、しかたがなく、サイコパスという単語を使っている。サイコパスとつければ受けるとでも思ったのか?というような感想を持つ人もいるかもしれないけど、そういうことではありません。

サイコパス(精神病質者)も同じだ。「平気で嘘を付く人」「なにを言ってもまったくつたわらない人」「自分がやったことなのに、やったつもりが生じない人」が、兄だったらどうなるかという話だ。そういう「困った人」が家族だったら、どうなってしまうのか? どういうことが起こるのか? ずっと毎日毎日やられ続けたらどういう人生になってしまうのか? という話だ。だから、そういうことに興味がない人は読まないほうがいい。
サイコパス(精神病質者)の人権じゃなくて、サイコパス(精神病質者)のまわりにいるひとの人権はどうなっちゃうかというはなしなんだよ。「困った人の精神分析」に興味がないひとは読まないほうがいい。サイコパス(精神病質者)と一緒に住んでいたら、どうなるかということについての「愚痴」だから。
臨床心理学、異常心理学、精神分析、騒音ストレスによるうつ病・心的外傷後ストレス障害などに興味がある人だけ読んだほうがいいと思う。困った人がヘビメタを鳴らすことに執着したらどうなるかという話だ。愚痴だ。

太宰治や芥川龍之介といった昔の暗い小説が読める人じゃないと読めないと思う。「カラマーゾフの兄弟」や「罪と罰」が読める人なら、読めるかもしれない。昔の暗い小説(純文学)が好きな人向け。逆に言えば大正・昭和の暗い小説や「カラマーゾフの兄弟」が読める人なら、読めると思う。

小説にしなければならないという事情がある。三島由紀夫の「仮面の告白」と同じだ。
リトマス試験紙としては、中上健次の「十九才の地図」を読める人なら読める。「十九才の地図」だって、全面愚痴小説だからな。
かつて岡本太郎は「芸術は爆発だ」と言った。
「小説は爆発だ」とぼくは言おう。
岡本太郎はまた「見た人がむっっなんだこれは!と思わないような芸術はだめなんだ」みたいなことを言っていたと思う。
「読んだ人がむっっなんだここれは!と思わないような小説はだめなんだ」とぼくは言いたい。
愚痴!!!暗い小説!!!大爆発!!

(内容抜粋)
本当、知らんぷりのまま、ドカスカドカスカ鳴らして、……ドカスカ鳴らして、絶対にどんなことがあってもゆずらない。今、大味噌の午後五時なんだけど、大味噌の午後五時

鳴っているあいだじゅう、鳴っている状態が続く。俺の怒りが、止まらない。俺の苦しみが止まらない。けど、まあ、他の人にとってみれば「それがどうした?」「だからなんだ?」というようなことであり、……ようするに関係がないことであり、僕の悩みは、僕の悩みなのである。僕の苦しみは僕の苦しみなのである。僕の、言い切れない気持ちは、僕の言い切れない気持ちなのである。だから、まあ、悩みや、苦しい状態などというのは、共有できない。なんとっても、頑固兄貴のヘビメタ騒音で苦しんでいるのは、地球上で、僕だけなのだから。

で、頑固兄貴のヘビメタ騒音の連続は、頑固兄貴が考えるように、どうでもいいとじゃない。鳴っているあいだ、本当に苦しくて、発狂状態なのである。何千日も続いているヘビメタ騒音で、疲れ果てているのに、強制的に、爆音ヘビメタ騒音で発狂する……発狂してしまうスイッチが入って、発狂し続けてしまうのである。ヘビメタが一分しか鳴らないのであれば、一分間で、発狂状態が、おさまる。けど、一分、二分、三分、四分……一二〇分、三六〇分、……六〇〇分、六六〇分……七二〇分……と連続してしまう。連続しているあいだ、僕の怒りはおさまらない。僕が、怒り狂っている状態で、数学の勉強が出来ない状態が続く。本当にね……あの騒音の中だと、一桁の掛け算もあやしくなる。短期記憶が必要な物は、全部ダメだ。発狂していて、もどかしさを感じる。書いて計算しても、あってないような感じがしてしまうのである。普通だったら、そこら辺は暗算でやって、短期記憶に入れて、それで、繰り上げの足し算などをやるのだけど、そういうことができなくなる。鳴っていると、そうなる。爆音ヘビメタが鳴っていると、簡単な計算もできなくなる。学校で覚えたことすら、ヘビメタ騒音なかでやると、忘れてしまう。記憶が、あやしくなる。だから、数学や理科のような計算が必要な科目でなくても、ヘビメタ騒音が鳴っていると、勉強できない。本当に、たとえば、社会などの暗記科目で、なにかの用語を覚えたとするだろ。で、覚えたんだけど、ヘビメタ騒音の中で、復習すると、腹立たしい、パニックのような気持ちの中で、なんだか、記憶がおぼつかない状態になってしまうのである。完全に覚えたことでもこういう状態になってしまう。

ともかく、ヘビメタが鳴っていると、苦しくて苦しくてしかたがない。苦しくて苦しくてしかたがない。一分でも苦しい。

鳴らすのは鳴らすと決まっていて、それで、鳴らすんだけど、一切合切、関係性を認めないという状態なのだ。鳴らすのは鳴らすと決まっているから鳴らすけど、「だからなんだ」というような気持ちなのである。どれだけ、「鳴らされるとうるさいからやめろ」「鳴らされると勉強が出来ないからやめろ」と言われても、……何万回言われても、自分のやっている音が、俺の言っているとことと関係があるということを、根本の根本から認めない。無視する。

そういうやり方で、何千日も、何万時間も、頑固兄貴にとって大切なヘビメタを鳴らしてきたのである。頑固兄貴にとっては、「自分が思った通りの音で」「自分が思ったように鳴らす」ということが、ものすごく大切なことなんだよ。そのためだったら、弟が死のうが、入試に落ちようが、そんなことは、一切合切関係がないんだよ。

そういう、スタイル。そういう気持ち。そういう構え。

だから、どれだけなにを言っても、自分の音が、迷惑をかけている」ということが「わからない」。だから、「つもりがない」のである。今になってみれば、「そんなつもりじゃなかった」とか言っているけど、……これ、言葉がおかしく聞こえるかもしれないけど、「自然に、そんなつもりじゃなく」鳴らしきる。どれだけ、なにを言われても、明確に、頑固兄貴のヘビメタ騒音……いまならしているヘビメタ騒音で、勉強が出来ないから困るということを言われても、本人のなかでは、まったく結びつかないのである。だから、まるで「悪気がないまま」、試験前だろうがなんだろうが、やり続けることができる。


あいつのやりかたが頑固親父そっくりで、サイコパス的なしくみを維持すれば、どれだけなにを言われても、「なにもしてないつもり」のまま、ずっと鳴らしきることができる。鳴らしきるということを第一目標に据えて、それに抵触するようことは、一切合切認めないというやり方なのである。どれだけ明確に言われても、何千回、何万回言われようが、けっきょく、「理解しないまま」やりきるのである。やりきれれば、それで良いのである。……「そんなつもりじゃなかった」「そんなのしらなかたっ」ということになる。やりきれれば、やったつもりがなのである。本当に頭がおかしい。そういうしくみ。そういう仕組が成り立っていて……バカの壁が出来上がっていて、なにを言っても、聞かない。こっちにとって、大切なことを言っているということを、認めない。

自分の騒音で相手が困っているということ自体を、認めない。軽い気持ちなのである。どでかい音で鳴らしていても、鳴らしてないのとおなじ気持ちなのである。どれだけなにを言われても、鳴らしていないのとおなじ気分なのである。だから、今になれば「そんなつもりじゃなかった」なんてことになる。「そんなの知らなかった」なんてことになる。嘘だね。いや、本当か? どれだけ言われても、どれだけ怒鳴り込まれても、「そんなの知らないまま」頑固に全部、鳴らしきることができるのである。年が明ければすぐに入学試験だというような冬休期間中……ずっと、どれだけもめても、一に日一四時間鳴らす。それで、「やってないつもり」だ。それで、「鳴らしてないのとおなじ気分」なのである。気分だけは、そうなんだろう。けど、頑固に全部、俺が絶叫した声より、ずっとでかい音でヘビメタを一日中鳴らしきるけどな。鳴らしている時にどれだけ言っても、聞かないだろ。入試期間中だろうが、絶対

登録情報

  • フォーマット: Kindle版
  • ファイルサイズ: 1460 KB
  • 紙の本の長さ: 178 ページ
  • 同時に利用できる端末数: 無制限
  • 出版社: アゴラ対談出版 (2016/7/7)
  • 販売: Amazon Services International, Inc.
  • 言語: 日本語
  • ASIN: B01I5WBL5M
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能): 有効
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