- 単行本(ソフトカバー): 304ページ
- 出版社: 明石書店 (2015/3/12)
- 言語: 日本語
- ISBN-10: 4750341487
- ISBN-13: 978-4750341484
- 発売日: 2015/3/12
- 梱包サイズ: 18.6 x 12.8 x 2.6 cm
- おすすめ度: 4件のカスタマーレビュー
- Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 702,145位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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商品の説明
内容紹介
2014年9月、香港のトップである行政長官を選ぶ「普通選挙」が実施されないことを知った若者たちは、真の民主主義を求めて抗議活動を展開した。授業ボイコットから始まり、やがて広場や幹線道路を占拠。一時は市民も加わり、巨大な運動へと発展していった抗議活動は「雨傘革命」と呼ばれるようになる。だが、ある時期から市民の支持を失い、12月15日に幕を閉じた。雨傘革命とはいったいなんだったのか。第一部では雨傘革命の背景にある社会状況、政治状況を鋭い中国分析で著名な遠藤誉が分析、第二部は深尾葉子、安冨歩が現地に出向いて集めた人々への声をもとに雨傘革命の意味を考察する。
目次
序章 雨傘革命を解剖する―香港新世代のメンタリティ(遠藤誉)
第I部 バリケードはなぜ出現したのか(遠藤 誉)
第1章 「鉄の女」サッチャーと「鋼の男」鄧小平の一騎打ち―イギリス植民地から中国返還へ
1 アヘンを使って香港を奪ったイギリス/2 新中国の誕生とイギリスの対中政策/3 米中が接近するならイギリスも―/4 中英共同声明―地にひれ伏した美しい金髪
第2章 香港特別行政区基本法に潜む爆薬――成立過程とからくり
1 香港特別行政区基本法起草委員会/2 香港人という塊の「正体」は何か?/3 基本法はいかなる爆薬を含んでいるのか? /4 2003年、基本法第23条―爆発した50万人抗議デモ
第3章 チャイナ・マネーからオキュパイ論台頭まで―反愛国教育勝利の中で何が起きたのか?
1 CEPAと「9プラス2」汎珠江デルタ大開発―チャイナ・マネーが「民心」を買う /2 愛国論争と愛国教育導入への抗議デモ/3 チャイナ・マネーが買った選挙委員会と長官選挙/4 用意されていたオキュパイ論
第4章 雨傘革命がつきつけたもの
1 立ち上がった学生たち―デモの時系列/2 市民がついていかなかった、もう一つの理由―チャイナ・マネーが民主を買う/3 中国中央はどう対処したのか? /4 世界金融界のセンターを狙う中国/5 アジア情勢を揺さぶる新世代の本土化意識――新しいメンタリティ/6 ジミー・ライの根性と意地
第II部 バリケードの中で人々は何を考えたのか
第5章 香港が香港であり続けるために―香港と日本人のハーフが見た雨傘革命(伯川星矢)
第6章 最前線に立った66歳の起業家と17歳の学生(刈部謙一)
第7章 香港のゲバラに会いに行く(安冨歩)
第8章 It was not a dream―占拠79日を支えた想い(深尾葉子)
終 章 雨傘世代―バリケードは崩壊しない(遠藤 誉)
内容(「BOOK」データベースより)
緊急レポート!!香港デモ『雨傘革命』。社会主義と資本主義の狭間で揺れる香港から、東アジア情勢を読み解く。必読の一冊。
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