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香水―ある人殺しの物語 単行本 – 1988/12

5つ星のうち 4.4 59件のカスタマーレビュー

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商品の説明

商品説明

   舞台は18世紀のフランス。町は汚穢(おわい)にまみれ、至るところに悪臭が立ちこめていた。そこに、まったく体臭のない男がいた。男にないのは体臭だけでない。恐ろしく鋭い嗅覚と、においへの異様なまでの執着以外に、男には何もなかった。

   物語は至高の香りを求めて、めくるめくにおいの饗宴が繰り広げられる。ドアノブのにおい、石のにおい、花の香り、動物のにおい、果ては目立たない人のにおいに至るまで、ありとあらゆるにおいが立ちこめる。登場人物も、究極のにおいの美少女以外は、主人公も含めて恐ろしくグロテスクである。まさしく魑魅魍魎(ちみもうりょう)。裏道、闇、疫病、屠殺、汚濁…にもかかわらず、なぜ本書からは恐ろしく魅惑的な香りが立ちのぼってくるのだろうか。

   パリには複雑で洗練された味わいがベースにあるように、生ハムやチーズのすえたようなにおいが鼻を突いても、この町で、人を引きつけてやまない魅力がグロテスクなのかもしれない。ストーリーも舞台も登場人物も、実に巧妙に展開している。一度手にとるとテンポよく、一気に読んでしまう。読者は主人公とともに限りなく奥深い嗅覚の世界をさまよい、陶酔させられることだろう。

   著者は1949年ドイツ生まれ。本書は87年世界幻想文学大賞受賞作品。ほかに『コントラバス』、『鳩』、『ゾマーさんのこと』などが翻訳出版されている。(小野ヒデコ)

内容紹介

十八世紀のパリ、次々と少女を殺してはその芳香をわがものとし、あらゆる人を陶然とさせる香水を創り出した匂いの魔術師の冒険譚

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登録情報

  • 単行本: 347ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (1988/12)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 416310660X
  • ISBN-13: 978-4163106601
  • 発売日: 1988/12
  • 商品パッケージの寸法: 19.2 x 13.6 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4 59件のカスタマーレビュー
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カスタマーレビュー

トップカスタマーレビュー

投稿者 コウ 投稿日 2007/2/7
形式: 文庫
匂い、香りだけが世界の全てだったら・・・。
読み始めてすぐに、ジャン=バティスト・グルヌイユのおかしな世界に夢中になるはずです。

悪臭の中生れ落ちたグルヌイユは、並々ならぬ生命力と忍耐で成長していきます。世界で唯一匂いのしない彼は他者に不安を呼び起こしながら、至高の香りを求めます。香りが全てであり、他者の生命すらも犠牲にします。そんな彼が手に入れた至高の香りは、何をもたらすのか。

読み進めるうち、匂いの奔流に圧倒されます。ぜひ体感してみてください。
映画化のためか、赤毛の女性が印象的な新しい表紙で店頭に並んでいました。
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形式: 単行本
小説の始まりも終わりもショッキングである。どこもかしこも悪臭に満ちたパリ。ゴミと同様の扱いで、この世の中に生を受けることをギリギリのところで許された主人公グルヌイユには、自らの体臭が存在しなかった。そのため、常人の持ちえぬ鋭敏な嗅覚を持つ。香水製造の技術を身につけたグルヌイユは、世の中に存在するありとあらゆる匂いを作り出すことが出来るようになる。そして、人の意識すら自由自在に操れるようになる。「匂い」という極めて、感覚的な題材だが、最高に面白い。作者ジュースキントというよりは、翻訳者の池内紀さんの名訳本
という印象が強く残る。美しい小説だと思う。
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形式: 文庫
薦められるがままに買ってみた一冊。何の期待も知識もないまま、旅先への長いフライト対策として読んでみた。読み始めると、あまりに描写がリアルで細かくて、驚かされた。あんまりにも緻密なので、フィクションかノンフィクションかわからなくなり、混乱に陥ったほど。舞台は18世紀のフランスなのに、絶妙で粋な池内紀さんの訳だからか、たまに江戸時代の町人文化が浮かんでしまった。
それにしても、へんてこで、奇妙で奇想天外なお話。途中、怖くなったり、あまりのグロテスクさに負けそうになる。けれども続きがどんどん気になって、一気に読んでしまった。結構長いお話だけれど、それを全く気にさせないほどのすごい作品。
結末は衝撃的で、しばらく不思議な感じが続いた。読み終わったときには、嗅覚が鋭くなってまわりにあるもの全ての匂いが妙に気になったのは自分だけかな・・・。
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形式: 文庫 Amazonで購入
とにかく全体を通して不気味の一言。最後まで誰一人として好感のもてる登場人物はいません。
故に感情移入しないで淡々と読めます。
気の毒な主人公だけど強かに生きてゆく途中までは軽快に読めました。途中からすこし不気味にだれます。
香水のレシピも出てきたりするので香料に詳しい方はその辺、楽しめます。香調のイメージの表現は素敵だと思いました。
ラストがもっとも不気味かも。
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形式: 文庫
尋常ならざる登場人物がぞろりぞろり出てくる。

小さな子供や赤ん坊さえも、その存在の中に醜悪さと悪意を見出せるような書き方である。

それが不快かといえば、そうではない。

その不気味さに魅せられて、魅せられてぐいぐい読まされる小説である。

ラストの、これまた通常の範囲外という終わり方は、これまたある意味衝撃的で、読後にはしばし放心し、その後「またこんな話が読みたい」という、飢えに襲われた。

しかしこういう小説は早々お目にかかれない。

傑作である。
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形式: 文庫
なぜだろう、とてもグロテスクなのに全く憎めない主人公。
アロマテラピー系の知識を多少でもお持ちの方はきっととても楽しめるでしょう。
現在でもおなじみの素材が出てくる上、18世紀フランスの調香社会やそれに関わる人々、日本人にはなじみのない体臭についての彼らの認識や、それにまつわる香水の社会、時代背景が良くつかめます。
ひさびさに楽しめる小説でした。
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形式: 文庫
ある調香師の生い立ちから殺人者にいたる人生の軌跡。幼い頃は白痴だと思われていた主人公が物を認識するのに匂いで判別し、匂いによる世界を構築していく。究極の香水を突き詰めていって、美しい処女の人体から立ち上る匂いに至り、殺人を犯すまでになっていく。このように特異な世界を作り出し、最後まで飽きさせない作者の筆力に圧倒される。香りに敏感な方、価値観が変わります。一読をお勧め。
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