医者でも手術でも取れない痛みがあるでしょ。医者は間違っています。こうすれば痛みが取れますよ。といった内容の本。脳の構造、神経の構造を載せてもっともらしく解説しているにもかかわらず、参考文献ゼロ。
「腰痛の9割以上は原因不明であり、既存の常識では改善はできない」らしく、救いの言葉として「前傾姿勢を改善すれば、腰痛が改善できる」と書いてある。これは大変なことを書いてしまっていますよ。既存の常識内の原因不明な故障が治せるということですか。まさに「ガンが治る」と同様の常識外の治療本ということになってしまいますが、いいんでしょうか?とにかくこの本の内容は既存の常識から外れるらしい。
ただ、グルコサミンが膝の痛みに効果があると書いている時点で、この本に書いてあることは信用できないと思います。グルコサミンの口径摂取に効果がまったく無いことは世界的にもう証明されてるんですよ。これは専門知識ではなくぐぐってみればわかりますよ。既存の常識から外れた本だからいいんですか?著者自身がメディアに振り回されてるんじゃないですか?流行の本で聞きかじったことを集めて自分の手柄のように書いてる本なんですか?よくわかりませんが、恐ろしいですね。こうすれば健康になるぞと適当なことを書いて出版してしまうんだから。
膝の痛む人に対して「膝の皿の周辺を押せ」「膝の皿をつかんで動かせ」「足先を開いて走れ」などと言っていますが、私の知る範囲内の「常識」では、危険ですので安易にやらないほうがいいと思います。膝の痛む人はちゃんとした専門医にみてもらってください。
古来弓道に基づく健康改善法なんて存在しません。弓道をあやしげな健康法の宣伝に使うのはやめていただきたい。
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