原作の夢枕獏先生は、SFアクションホラー系の小説を書くイメージが強く
個人的には菊池秀行先生とイメージが被ることが多いです(苦笑)
そんな夢枕先生の異色作になる「餓狼伝」は現実世界を舞台にした
「俺の方が強い!」をひたすら追求した格闘家達の熱い戦いと虚しさを
谷口ジロー先生による細かなタッチで描かれるので
不器用な生き方しか出来ない登場人物達の心情が切実に伝わってきます。
普通のサラリーマンしてる自分には想像つかない「勝負師」達の世界、
自分がここでレビューを投稿してる間にも、別の場所で
ストリートファイトしてる方々いてもおかしくないですね?
同じ時期に購入した「筋トレは最強のソリューションである」を読んだ後に
「本作」を読んで、5年ぶりに空手を習い直したい気持ちになりました!!
餓狼伝 (日本語) 単行本 – 1994/10/1
夢枕 獏
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本の長さ283ページ
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言語日本語
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出版社朝日ソノラマ
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発売日1994/10/1
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ISBN-104257902221
-
ISBN-13978-4257902225
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登録情報
- 出版社 : 朝日ソノラマ (1994/10/1)
- 発売日 : 1994/10/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 283ページ
- ISBN-10 : 4257902221
- ISBN-13 : 978-4257902225
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Amazon 売れ筋ランキング:
- 881,233位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 292,031位コミック
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.7
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トップレビュー
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2016年11月19日に日本でレビュー済み
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Amazonで購入
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2015年12月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大人のための暴力と虚しさのファンタジー。寝る前の絵本代わりです。
好きすぎて、出ている版、全て買ってしまいましたが、朝日ソノラマから出ていた版二つは、紙質がかなり悪い上に誤植あり。
このMF文庫版は、誤植が直っていて、セリフの追加もあり、紙質もいいので、気軽に読めるのですが、
迫力は断然前のサイズ大きい版の方が上です。
谷口作品の大きいサイズ化は色々コンスタントに出ているので、これも値段上がっていいので新装版欲しいものです。
好きすぎて、出ている版、全て買ってしまいましたが、朝日ソノラマから出ていた版二つは、紙質がかなり悪い上に誤植あり。
このMF文庫版は、誤植が直っていて、セリフの追加もあり、紙質もいいので、気軽に読めるのですが、
迫力は断然前のサイズ大きい版の方が上です。
谷口作品の大きいサイズ化は色々コンスタントに出ているので、これも値段上がっていいので新装版欲しいものです。
VINEメンバー
‘88年にコミックファイターと獅子王(朝日ソノラマ)に連載された作品。’94年に新装版が発売され、‘05年に講談社から文庫化がなされている。空手家丹波文七とプロレスラー梶原年雄の闘いを描いた作品。
空手家丹波文七は17歳の時のある事件がきっかけとなり、闘いに明け暮れる毎日を過ごすようになる。そして東洋プロレスへ道場破りとして乗り込む。彼の相手となったのは若手の一人梶原年雄。文七の蹴りと梶原の関節技の応酬。壮絶な闘いの末、文七はチキンウィングフェイスロックで失神に追い込まれ敗北を喫する。その後、二人は身をもって知った蹴りと関節技の威力に魅入られる。そして6年後二人は再び対決の時をむかえる。その間、文七は他流試合で無敗を誇り梶原はメインイベンターへ登り詰めようとしていた。場所は公園のアスファルト。技は蹴りと関節技のみ。聞こえるのは二人の息遣いとうめき声のみの壮絶な闘いである。闘うこと、そして梶原に勝つことしか生きる目的のなかった文七のラストシーンの表情が切なさと哀しさがなんとも言えない。
この作品の出来は、原作者である夢枕獏のあとがき「漫画『餓狼伝』のいちばん良い読者はぼくだとの自信がぼくにはある。毎回、どきどきしながら読んだ」という言葉が全てを表していると思う。プロボクサー、アマレスラー、プロレスラーの肉体の違いをはっきり描き分けられる作家(by夢枕獏)谷口ジローだからこそ実現できた格闘技漫画の一つの頂点ともいえる作品である。この当時の彼の絵は劇画的な絵と現在の静謐とも言える絵の中間ともいえる画風であるが、それもこの作品を素晴らしいものにしている。’05年に文庫化されたが、絵の迫力が伝わるのはやはりこの単行本である。
空手家丹波文七は17歳の時のある事件がきっかけとなり、闘いに明け暮れる毎日を過ごすようになる。そして東洋プロレスへ道場破りとして乗り込む。彼の相手となったのは若手の一人梶原年雄。文七の蹴りと梶原の関節技の応酬。壮絶な闘いの末、文七はチキンウィングフェイスロックで失神に追い込まれ敗北を喫する。その後、二人は身をもって知った蹴りと関節技の威力に魅入られる。そして6年後二人は再び対決の時をむかえる。その間、文七は他流試合で無敗を誇り梶原はメインイベンターへ登り詰めようとしていた。場所は公園のアスファルト。技は蹴りと関節技のみ。聞こえるのは二人の息遣いとうめき声のみの壮絶な闘いである。闘うこと、そして梶原に勝つことしか生きる目的のなかった文七のラストシーンの表情が切なさと哀しさがなんとも言えない。
この作品の出来は、原作者である夢枕獏のあとがき「漫画『餓狼伝』のいちばん良い読者はぼくだとの自信がぼくにはある。毎回、どきどきしながら読んだ」という言葉が全てを表していると思う。プロボクサー、アマレスラー、プロレスラーの肉体の違いをはっきり描き分けられる作家(by夢枕獏)谷口ジローだからこそ実現できた格闘技漫画の一つの頂点ともいえる作品である。この当時の彼の絵は劇画的な絵と現在の静謐とも言える絵の中間ともいえる画風であるが、それもこの作品を素晴らしいものにしている。’05年に文庫化されたが、絵の迫力が伝わるのはやはりこの単行本である。
VINEメンバー
‘88年にコミックファイターと獅子王(朝日ソノラマ)に連載された作品。’90年単行本、‘94年に新装版が発売されている。今回は講談社から文庫化された。空手家丹波文七とプロレスラー梶原年雄の闘いを描いた作品。
空手家丹波文七は17歳の時のある事件がきっかけとなり、闘いに明け暮れる毎日を過ごすようになる。そして東洋プロレスへ道場破りとして乗り込む。彼の相手となったのは若手の一人梶原年雄。文七の蹴りと梶原の関節技の応酬。壮絶な闘いの末、文七はチキンウィングフェイスロックで失神に追い込まれ敗北を喫する。その後、二人は身をもって知った蹴りと関節技の威力に魅入られる。そして6年後二人は再び対決の時をむかえる。その間、文七は他流試合で無敗を誇り梶原はメインイベンターへ登り詰めようとしていた。場所は公園のアスファルト。技は蹴りと関節技のみ。聞こえるのは二人の息遣いとうめき声のみの壮絶な闘いである。闘うこと、そして梶原に勝つことしか生きる目的のなかった文七のラストシーンの表情が切なさと哀しさがなんとも言えない。
この作品の出来は、原作者である夢枕獏のあとがき「漫画『餓狼伝』のいちばん良い読者はぼくだとの自信がぼくにはある。毎回、どきどきしながら読んだ」という言葉が全てを表していると思う。プロボクサー、アマレスラー、プロレスラーの肉体の違いをはっきり描き分けられる作家(by夢枕獏)谷口ジローだからこそ実現できた格闘技漫画の一つの頂点ともいえる作品である。この当時の彼の絵は劇画的な絵と現在の静謐とも言える絵の中間ともいえる画風であるが、それもこの作品を素晴らしいものにしている。
この作品の単行本が手に入りにくい現在、文庫本で発売されるのはこの作品を多くの人に知ってもらうのにいい機会なのだが、絵の迫力はやはり単行本にはかなわないのが残念である。
空手家丹波文七は17歳の時のある事件がきっかけとなり、闘いに明け暮れる毎日を過ごすようになる。そして東洋プロレスへ道場破りとして乗り込む。彼の相手となったのは若手の一人梶原年雄。文七の蹴りと梶原の関節技の応酬。壮絶な闘いの末、文七はチキンウィングフェイスロックで失神に追い込まれ敗北を喫する。その後、二人は身をもって知った蹴りと関節技の威力に魅入られる。そして6年後二人は再び対決の時をむかえる。その間、文七は他流試合で無敗を誇り梶原はメインイベンターへ登り詰めようとしていた。場所は公園のアスファルト。技は蹴りと関節技のみ。聞こえるのは二人の息遣いとうめき声のみの壮絶な闘いである。闘うこと、そして梶原に勝つことしか生きる目的のなかった文七のラストシーンの表情が切なさと哀しさがなんとも言えない。
この作品の出来は、原作者である夢枕獏のあとがき「漫画『餓狼伝』のいちばん良い読者はぼくだとの自信がぼくにはある。毎回、どきどきしながら読んだ」という言葉が全てを表していると思う。プロボクサー、アマレスラー、プロレスラーの肉体の違いをはっきり描き分けられる作家(by夢枕獏)谷口ジローだからこそ実現できた格闘技漫画の一つの頂点ともいえる作品である。この当時の彼の絵は劇画的な絵と現在の静謐とも言える絵の中間ともいえる画風であるが、それもこの作品を素晴らしいものにしている。
この作品の単行本が手に入りにくい現在、文庫本で発売されるのはこの作品を多くの人に知ってもらうのにいい機会なのだが、絵の迫力はやはり単行本にはかなわないのが残念である。
VINEメンバー
‘88年にコミックファイターと獅子王(朝日ソノラマ)に連載された作品。’90年に発売された単行本の新装版。‘05年に講談社から文庫化されている。空手家丹波文七とプロレスラー梶原年雄の闘いを描いた作品。
空手家丹波文七は17歳の時のある事件がきっかけとなり、闘いに明け暮れる毎日を過ごすようになる。そして東洋プロレスへ道場破りとして乗り込む。彼の相手となったのは若手の一人梶原年雄。文七の蹴りと梶原の関節技の応酬。壮絶な闘いの末、文七はチキンウィングフェイスロックで失神に追い込まれ敗北を喫する。その後、二人は身をもって知った蹴りと関節技の威力に魅入られる。そして6年後二人は再び対決の時をむかえる。その間、文七は他流試合で無敗を誇り梶原はメインイベンターへ登り詰めようとしていた。場所は公園のアスファルト。技は蹴りと関節技のみ。聞こえるのは二人の息遣いとうめき声のみの壮絶な闘いである。闘うこと、そして梶原に勝つことしか生きる目的のなかった文七のラストシーンの表情が切なさと哀しさがなんとも言えない。
この作品の出来は、原作者である夢枕獏のあとがき「漫画『餓狼伝』のいちばん良い読者はぼくだとの自信がぼくにはある。毎回、どきどきしながら読んだ」という言葉が全てを表していると思う。プロボクサー、アマレスラー、プロレスラーの肉体の違いをはっきり描き分けられる作家(by夢枕獏)谷口ジローだからこそ実現できた格闘技漫画の一つの頂点ともいえる作品である。この当時の彼の絵は劇画的な絵と現在の静謐とも言える絵の中間ともいえる画風であるが、それもこの作品を素晴らしいものにしている。’05年に文庫化されたが、闘いの迫力が伝わるのはやはりこの単行本である。
空手家丹波文七は17歳の時のある事件がきっかけとなり、闘いに明け暮れる毎日を過ごすようになる。そして東洋プロレスへ道場破りとして乗り込む。彼の相手となったのは若手の一人梶原年雄。文七の蹴りと梶原の関節技の応酬。壮絶な闘いの末、文七はチキンウィングフェイスロックで失神に追い込まれ敗北を喫する。その後、二人は身をもって知った蹴りと関節技の威力に魅入られる。そして6年後二人は再び対決の時をむかえる。その間、文七は他流試合で無敗を誇り梶原はメインイベンターへ登り詰めようとしていた。場所は公園のアスファルト。技は蹴りと関節技のみ。聞こえるのは二人の息遣いとうめき声のみの壮絶な闘いである。闘うこと、そして梶原に勝つことしか生きる目的のなかった文七のラストシーンの表情が切なさと哀しさがなんとも言えない。
この作品の出来は、原作者である夢枕獏のあとがき「漫画『餓狼伝』のいちばん良い読者はぼくだとの自信がぼくにはある。毎回、どきどきしながら読んだ」という言葉が全てを表していると思う。プロボクサー、アマレスラー、プロレスラーの肉体の違いをはっきり描き分けられる作家(by夢枕獏)谷口ジローだからこそ実現できた格闘技漫画の一つの頂点ともいえる作品である。この当時の彼の絵は劇画的な絵と現在の静謐とも言える絵の中間ともいえる画風であるが、それもこの作品を素晴らしいものにしている。’05年に文庫化されたが、闘いの迫力が伝わるのはやはりこの単行本である。