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飢餓海峡 [DVD]

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登録情報

  • 出演: 三國連太郎, 高倉健, 伴淳三郎, 左幸子, 三井弘次
  • 監督: 内田吐夢
  • 形式: Black & White, Widescreen
  • 言語: 日本語
  • リージョンコード: リージョン2 (このDVDは、他の国では再生できない可能性があります。詳細についてはこちらをご覧ください DVDの仕様。)
  • 画面サイズ: 2.35:1
  • ディスク枚数: 1
  • 販売元: 東映ビデオ
  • 発売日 2002/07/21
  • 時間: 183 分
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5 66件のカスタマーレビュー
  • ASIN: B000066AER
  • EAN: 4988101096831
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商品の説明

Amazonレビュー

   1946年、青函連絡船が嵐で沈没し、乗客の遺体が収容される。しかし、その数が名簿よりも多い。ベテラン刑事の弓坂(伴淳三郎)は、転覆のどさくさで起きた殺人事件と睨み、執念の捜査を続けていく。そして10年後、犯人(三國連太郎)は事件当時の彼を知る遊女(左幸子)と偶然再会してしまった…。
   水上勉の同名小説を原作に、巨匠・内田吐夢監督が人間の内に潜む心の闇をスリラー仕立てで見事に描ききった、堂々3時間におよぶ傑作超大作で、そこには自身の人生観も多分に反映されている。
   また、16ミリで撮影したモノクロ・フィルムを35ミリにブローアップするなどの特殊な技術処理をも駆使して、戦後・日本の心の飢餓状態を浮き彫りにしていくという壮大な実験作でもあり、一方では日本映画史上のベスト・テンを選ぶ際、黒澤、溝口、小津、成瀬作品などと並び、必ずベスト・テン入りする名作中の名作でもあるのだ。(的田也寸志)

内容(「Oricon」データベースより)

水上勉原作の長編推理小説を、内田吐夢監督が映像化した名作サスペンスドラマ。出演は三国連太郎、左幸子、高倉健ほか。

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カスタマーレビュー

トップカスタマーレビュー

形式: DVD
 久々に見て圧倒されました。八重が犬飼に感じた気持ちは、およそ女が男に持ちうるもっとも強い感情でしょう。その感情には大金をもらって苦界から一時的とはいえ救ってもらった感謝と、男という性を持つ犬飼への動物的な執着と、そしてこの男の身を案じる姉のような愛がある。この三種類の感情は10年の間、彼女を一時も去ることはなかったと思います。そしてそれはいつの間にか彼女の生きる証しのようなものになっていったと察せられます。おそらく八重はたとえ自分が地獄の業火で焼かれることになっても、犬飼を「売る」などということは金輪際なかったに違いない。悲しいかな、犬飼にはたった一度の関係で女というものがそこまでの気持ちを持つことができるなど想像だに出来ないことだったのでしょう。彼女が「犬飼さん」といって現れたとき、犬飼の目にはこの無垢な女の顔が地獄からの使者のように見えたことでしょう。

 この作品は「人間の業」を描いた名作として名高いですが、私が今回感じたのは強烈な女の性です。そしてそれを描ききった水上氏、内田氏、そして左幸子には畏敬の念すら覚えました。

 それにしても本物の人間が登場する邦画を見るには、昔の作品をチェックしなければならないことが多い現状。寂しいかぎりです。
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形式: DVD
「私説 内田吐夢伝」を読むと、この作品がどういう経緯をたどって世に出たか、そのすべてが分かり、より一層興味尽きないものになります。伴淳三郎さんは、この作品で男優助演賞を受賞されていますが、相当演技に苦労された様子も書かれています。

そしてなにより、正月映画として公開されたこともあって映画館主の強い要望で全国的に短縮版が公開されました。内田監督自ら断腸の思いでカットした経緯は壮絶です。東映直営館のみがノーカット版を上映。いまでこそ残された映像はノーカット版ですが、どこをカットしたのか見てみたい気がします。併せて当時の関係者の心象を思うと誰であってもリメークなんか作ってほしくない。

この作品と併せて是非「大菩薩峠」(全三部作)、「宮本武蔵」(全五部作)、「血槍富士」、「花の吉原百人斬り」を見ていただきたいと思います。内田監督の内面に触れる気がします。

みなさん、主演クラスの演技に絶賛されています。それはもちろんなのですが、藤田進さんの演技にも注目していただきたいと思います。
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投稿者 ジャコウウシ トップ500レビュアー 投稿日 2007/8/8
形式: DVD
 名作中の名作です。オープニングの岩内の火付け強盗のシーンから、三国が海上で仲間を殺して命からがら下北半島の仏ヶ浦に漂着、川内の木材運搬のトロッコで大湊にたどり着いて、娼婦の左幸子と出会って別れるまでの一連の演出のリアリズムと迫力は圧倒的。

 惜しむらくは後半物語が舞鶴に移ってからテンポが上滑りになり、ドラマが軽くなる。責任の大半は若き日の高倉健の生硬かつ未熟な演技にあると思う。後年の任侠映画で確立された寡黙で重みのあるキャラを見慣れていると、ここでの健さんはあまりにも軽い(涙)。「健さん、セリフが多すぎますってば」と思わずツッコミをいれたくなるのは私だけであろうか?

 それでも悲しい運命に弄ばれる左幸子の演技を超越した演技が絶品。伴淳三郎と三国連太郎も執念の力演。沢村貞子や三井弘次もいい味出してます。左が上京してから最初に勤める下町の居酒屋周りのセットも会心の出来です。原作も読みました。水上勉さんには申し訳ないのですが、映画の圧勝です。内田吐夢畢生の作品。これも今じゃ絶対に作れない映画です。日本人ならこれを観ないで死んではいけません!!
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投稿者 くにたち蟄居日記 VINE メンバー 投稿日 2008/7/20
形式: DVD
 三時間を超える作品だが そんな長さを全く感じさせない邦画の白眉の一本。

 だれもが言うだろうが 俳優がそれぞれ入神の演技である。左幸子が演じるイノセントな娼婦、三井弘二が表現する人の良い置屋の主人、主人公を追い詰める伴淳三郎の咳こむ姿など どれも忘れ難い。敢えて難をつけるとしたら 若き高倉健の その「若さ」程度だ。

 そうして 何と言っても 主人公の三国連太郎である。彼が見せる人間の業の深さには 本当の深度が伴っており 見ていても厳粛な思いに駆られる。

 こういうすごみのある映画を邦画が持っていた時代があった。これに比べると 最近の邦画は やはり「軽い」のかと思ってしまう。僕自身が 邦画ファンであるだけに 最近の邦画も決して嫌いではない。「軽さ」の中にはそれなりの良い作品も色々ある。そもそも「軽み」とは 松尾芭蕉が唱えた俳句の味わいの一つである。

 但し たまには このような「重い」作品があっても良いのだ。ワインに例えることが正しいかどうかわからないが フルボディの赤ワイン一本を一人で飲んだかのような 酩酊感と疲労感を感じる。

 日本人が描いた「罪と罰」の話だ。主人公の善悪は最後まで定かではない。というか善でもあり悪でもあるのが主人公だろう。人間だれしも 善悪の二面は持っ
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