【ネタばれあり】
滑り出しはまずまずといったところでしたが、
それから長い長い中だるみが延々と続きます。
駄文というほどではないにしても、その中で何が書きたいのか、
いや、たぶんただの日常を描きたかっただけでしょう。
であればなんかこう楽しませるもの、ほっこりさせるもの、甘々なもの?
何かが欲しかったですね。
それから、終幕へ向けて親父殿が登場するわけですが、出あったころの彼女が
自殺しようとしていた理由はどこにあったのか?
彼女には多数のあざがありましたよね?
イジメやDV辺りは当然疑ってしかるべきですし、
彼女が当初から帰りたくない、さらには家からも出られない
ということを考えれば、
『当然ながら渡すわけにはいかない』のであります。
結局、作中の人たちの感情や考えは横に置き、(ひどい言い方をするなら登場人物を置きものにして)
シナリオのために『親に引き渡した』
ということになるわけです。
これだけはあり得ない。
飛び降りようとしている女子高生を助けたらどうなるのか? (角川スニーカー文庫) (日本語) 文庫 – 2021/3/31
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本の長さ310ページ
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言語日本語
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出版社KADOKAWA
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発売日2021/3/31
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ISBN-10404111120X
-
ISBN-13978-4041111208
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出版社より




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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.6
星5つ中の4.6
32 件のグローバル評価
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年4月2日に日本でレビュー済み
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Amazonで購入
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2021年3月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
表紙が綺麗なのとタイトル名が気になって購入しました。
扉絵も美しいです。
本作は特にきっかけもなく主人公が唐突に「……彼女が欲しい」と呟いたことから始まります。(思わず「何でだよ⁉︎」とツッコんでしまいました。なぜか微妙に負けた気分です…)
道を歩きながら、ふいに頭上を見上げると廃ビルに人影が。バイトが終わった時間、雨の日、廃ビルの屋上、…と「まさか…アレかな?」と気になって、屋上に向かうと柵の向こう側に一人の少女がいた。(勿論、慌てて止める)
少女は可憐な大和撫子という印象がピッタリ来る少女だった。しかし、雨で濡れたシャツの上からでも視認できる跡と傷跡が。何か察した主人公はひとまず落ち着いてもらおうと、「とりあえず、うちに来いよ」と少女に声を掛ける。
「私は……生きている意味……無いですから」と少女の目には冷たく底の見えない暗さがあった。(ほっとくとまた飛び降りそう)と思った主人公は「なら、俺の彼女になってくれよ」と提案する。
主人公: 結城祐介と、屋上から飛び降りようとしていた少女: 初白小鳥の一風変わったきっかけに付き合うことになった2人を描いたラブコメディ。
挿絵の代わりに1ページマンガが入っている箇所が3箇所ありました。1巻で完結している作品です。
甘々な雰囲気でほんわかしましたが、ずっと自身の家にいたがった小鳥が連れ出される時、彼女の希望だけで帰したのは減点かなと思います。全く何も察せないのはどうかと。決意が遅い。
少し気になるところはありますが、ラブコメとしてはかなりアリでした。よければチェックしてみてください。
扉絵も美しいです。
本作は特にきっかけもなく主人公が唐突に「……彼女が欲しい」と呟いたことから始まります。(思わず「何でだよ⁉︎」とツッコんでしまいました。なぜか微妙に負けた気分です…)
道を歩きながら、ふいに頭上を見上げると廃ビルに人影が。バイトが終わった時間、雨の日、廃ビルの屋上、…と「まさか…アレかな?」と気になって、屋上に向かうと柵の向こう側に一人の少女がいた。(勿論、慌てて止める)
少女は可憐な大和撫子という印象がピッタリ来る少女だった。しかし、雨で濡れたシャツの上からでも視認できる跡と傷跡が。何か察した主人公はひとまず落ち着いてもらおうと、「とりあえず、うちに来いよ」と少女に声を掛ける。
「私は……生きている意味……無いですから」と少女の目には冷たく底の見えない暗さがあった。(ほっとくとまた飛び降りそう)と思った主人公は「なら、俺の彼女になってくれよ」と提案する。
主人公: 結城祐介と、屋上から飛び降りようとしていた少女: 初白小鳥の一風変わったきっかけに付き合うことになった2人を描いたラブコメディ。
挿絵の代わりに1ページマンガが入っている箇所が3箇所ありました。1巻で完結している作品です。
甘々な雰囲気でほんわかしましたが、ずっと自身の家にいたがった小鳥が連れ出される時、彼女の希望だけで帰したのは減点かなと思います。全く何も察せないのはどうかと。決意が遅い。
少し気になるところはありますが、ラブコメとしてはかなりアリでした。よければチェックしてみてください。
2021年4月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「どうせ流行りのイチャあまするだけでしょ?』
くらいのノリで読み始め、最初の数ページで『これはただの甘々作品じゃない』と気づき、半分くらいで『もしかして名作なのでは?』と思い、読み終わった時には『……』
はい、放心してました。あと泣いてました。そして「この作品はたくさんの人に読んでもらいたい!!」と思い至りAmazonに飛んで今に至ります。
中身に関しては実際にお読みいただいてこの感動を味わっていただきたいので触れませんが、一言で言い表すと、
こんなにもエンタメ王道ストレートパンチをぶちかましにきた作品は中々出会えない!!
これに尽きます。
いやあ、本当に熱量が半端なかった。
作者様の熱い想いというか、パワーというか、とにかく感情を揺さぶられました。
読了後、言葉を発せなくなるくらいに。
是非、本一冊分を読む時間をしっかりとって、この作品にどっぷり浸かって欲しいと思います。
間違いなく、ここ最近読んだ作品の中で一番”面白かった”です。
この作品を生み出していただいてありがとうございました。
くらいのノリで読み始め、最初の数ページで『これはただの甘々作品じゃない』と気づき、半分くらいで『もしかして名作なのでは?』と思い、読み終わった時には『……』
はい、放心してました。あと泣いてました。そして「この作品はたくさんの人に読んでもらいたい!!」と思い至りAmazonに飛んで今に至ります。
中身に関しては実際にお読みいただいてこの感動を味わっていただきたいので触れませんが、一言で言い表すと、
こんなにもエンタメ王道ストレートパンチをぶちかましにきた作品は中々出会えない!!
これに尽きます。
いやあ、本当に熱量が半端なかった。
作者様の熱い想いというか、パワーというか、とにかく感情を揺さぶられました。
読了後、言葉を発せなくなるくらいに。
是非、本一冊分を読む時間をしっかりとって、この作品にどっぷり浸かって欲しいと思います。
間違いなく、ここ最近読んだ作品の中で一番”面白かった”です。
この作品を生み出していただいてありがとうございました。
2021年4月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
主人公、結城……文武両道、猪突猛進の強キャラながら時折ヘタレる三枚目。憎めない。
ヒロイン、初白……健気で一途。ラブコメとしては珍しく重いものを背負ったヒロイン。
ヒロイン初白がとにかく可愛い。結城と出会う前のトラウマから、最初は外に出るのすら脚が震えて動かない有り様にも関わらず、痛々しさや浮世離れした雰囲気よりも可憐さといじらしさのイメージが勝る、絶妙なバランスの神ヒロインだと思う。
危うい境遇の初白を救い支える結城もまた、高校生ながら独り暮らしで自立しており、両親の支援なしで生活していくために学校とバイトを掛け持ちしながら特待生として援助を受けるためトップの成績を維持し続けるタフマン。ここは非常に重要。並の高校生では初白を救う事はできないだろうが、結城にはその説得力がある。
とまあ、一見するとひたすら重い話になりそうな設定なのにそれを感じさせないのは、この二人のイチャラブが軽妙で微笑ましく甘甘で、ついついニヤケてしまうから。全くお互いを知らない他人なのにいきなり恋人になった二人だけど、そこから育まれたお互いへの愛情は揺るぎないものだと確信させてくれる、見事な積み重ねだった。二人の行く末、生活費とかそういう現実的な問題がちょっと気になりつつ読み進めていたら終盤、二人の最大の障害を乗り越えると同時にその問題までキレイに解決してしまったのはもはや脱帽するほかない。
またラノベとしても面白い手法だなと思ったのが、各章の終わりに1ページ分、漫画形式のショートストーリーを載せている事。その章で起きた事の補完を漫画で見せてくれて、ここでも大抵は初白の可愛さが炸裂(笑)。巻末のイラストレーターさんのお祝いメッセにも見られるように、初白は本当に愛すべきヒロインだと思う。続巻も決定したようなので、次巻でもこの二人のイチャラブ(ややもすると結婚?)を楽しみにしてます。
※
個人的には巻末の特別編エピソード、毎日結城の帰宅を待つ間にこっそり結城の布団に潜り込んで匂いを嗅いだり枕を抱き締めながら悶々とする初白が
「これじゃ変態さんみたいですね…」
とひとりごちて、語りに
「変態そのものである」
とツッコミを入れられてるのが最高にツボでした(笑)
ヒロイン、初白……健気で一途。ラブコメとしては珍しく重いものを背負ったヒロイン。
ヒロイン初白がとにかく可愛い。結城と出会う前のトラウマから、最初は外に出るのすら脚が震えて動かない有り様にも関わらず、痛々しさや浮世離れした雰囲気よりも可憐さといじらしさのイメージが勝る、絶妙なバランスの神ヒロインだと思う。
危うい境遇の初白を救い支える結城もまた、高校生ながら独り暮らしで自立しており、両親の支援なしで生活していくために学校とバイトを掛け持ちしながら特待生として援助を受けるためトップの成績を維持し続けるタフマン。ここは非常に重要。並の高校生では初白を救う事はできないだろうが、結城にはその説得力がある。
とまあ、一見するとひたすら重い話になりそうな設定なのにそれを感じさせないのは、この二人のイチャラブが軽妙で微笑ましく甘甘で、ついついニヤケてしまうから。全くお互いを知らない他人なのにいきなり恋人になった二人だけど、そこから育まれたお互いへの愛情は揺るぎないものだと確信させてくれる、見事な積み重ねだった。二人の行く末、生活費とかそういう現実的な問題がちょっと気になりつつ読み進めていたら終盤、二人の最大の障害を乗り越えると同時にその問題までキレイに解決してしまったのはもはや脱帽するほかない。
またラノベとしても面白い手法だなと思ったのが、各章の終わりに1ページ分、漫画形式のショートストーリーを載せている事。その章で起きた事の補完を漫画で見せてくれて、ここでも大抵は初白の可愛さが炸裂(笑)。巻末のイラストレーターさんのお祝いメッセにも見られるように、初白は本当に愛すべきヒロインだと思う。続巻も決定したようなので、次巻でもこの二人のイチャラブ(ややもすると結婚?)を楽しみにしてます。
※
個人的には巻末の特別編エピソード、毎日結城の帰宅を待つ間にこっそり結城の布団に潜り込んで匂いを嗅いだり枕を抱き締めながら悶々とする初白が
「これじゃ変態さんみたいですね…」
とひとりごちて、語りに
「変態そのものである」
とツッコミを入れられてるのが最高にツボでした(笑)
2021年4月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
それなりに動画版やら、他の作品で甘ったるい展開に(誉め言葉)耐性ついてたと思ったんだが、エピローグの甘さ加減に耐えきれなかった。
ガムシロップ1リットル位出せる勢いだった。
動画版ではデートまでが公開されているが、初白の過去とか見たかったので、
買ってみた。
ネコオカさんの動画でその辺り気になってて、電書だし勢いでポチーっとしましたが、買って良かったと思う。
細かい心情の動きとか見れた所と、このレビュー冒頭で述べた辺りの甘さ加減が特に良かったなと。
漫画エンジェルネコオカさんの動画を見たり、ラノベでひたすらいちゃラブしてる物語が好きな方にはお薦めできる本。
ガムシロップ1リットル位出せる勢いだった。
動画版ではデートまでが公開されているが、初白の過去とか見たかったので、
買ってみた。
ネコオカさんの動画でその辺り気になってて、電書だし勢いでポチーっとしましたが、買って良かったと思う。
細かい心情の動きとか見れた所と、このレビュー冒頭で述べた辺りの甘さ加減が特に良かったなと。
漫画エンジェルネコオカさんの動画を見たり、ラノベでひたすらいちゃラブしてる物語が好きな方にはお薦めできる本。