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風邪見鶏 人類はいかに伝染病と向き合ってきたか 新書 – 2019/2/8

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商品の説明

内容紹介

ヒト・モノ・カネ・情報が国境の壁を越えて自由に動き回るグローバル化した危険極まりない現代世界において、個々人の病理学的な意味での「感染症」ではなく、社会学的あるいは歴史的な意味での「伝染病」や「流行」について考察する警世の書。

【目次】
はじめに

第一章 風邪見鶏:インフルエンザと鳥の深い関係
 ネグロス島で目にした衝撃的な光景
 A型インフルエンザは一九八種類もある
 平安時代から知られていた鳥インフルエンザ
 ワクチンを造っている連中を疑え
 これまで三種類のインフルエンザが大流行した
 「六十年周期説」は単なる偶然か

第二章 都市は人類に何をもたらしたか
 ギルガメッシュとスサノヲ
 都市文明が創唱宗教を創り出した
 祇園八坂神社のご祭神は素戔嗚尊ではなくて牛頭天王
 祇園祭と出エジプト記の奇妙な一致
 自然は独占を嫌う

第三章 天然痘と鬼にまつわる話
 鬼は外! 福は内!
 疱瘡(天然痘)は見目定め
 最初の生物兵器はインディアンに対して使用された
 「鬼」の正体は天然痘
 大江山の鬼はもともと難波宮にいた

第四章 「桃太郎」とは何者なのか
 大和朝廷と古代吉備王国
 艮の金神の誕生
 「平賊安民」とはいかなる意味か
 古よりあった不思議な桃の話
 近代国家が創り上げた理想的な少年像
 鬼畜米英

第五章 BSEと鳥インフルエンザ
 旧約『創世記』と中国の「三皇五帝」
 日本に馴染まない家畜文明
 牛肉消費の棲み分け
 もうひとつの九・一一事件
 常にダブルスタンダードなアメリカ
 BSE騒動に乗じてデフレスパイラルを打破
 家畜と都市住民
 BSE・鳥インフルエンザ・鯉ヘルペスの奇妙な関係

第六章 スーパー・スプレッダーがいればこそ
 SARSに関する中国政府の不都合な真実
 日本人と台湾原住民との近縁性
 SARSをばらまいたスーパー・スプレッダー
 丈夫でないとスーパー・スプレッダーになれない
 「腸チフス・メアリー」って誰?
 使徒ペテロこそ最大のスーパー・スプレッダー
 ザビエルも蓮如もスーパー・スプレッダー
 梅毒は二十年で世界を一周した

第七章 峠と辻:岐路に坐す神々
 国際公用文字としてのアルファベットと漢字
 「国字」とはなんぞや
 黄泉津比良坂という境候補
 「峠」とは、別世界の入口である
 「辻」に坐す導きの神、猿田彦

第八章 玄関扉にみる日本文化論
 公私の区別は足許でする日本人
 「内から外」と「外から内」
 招かれざる客
 素足になったという仲間意識
 シークレットサービスの大失態
 日本総領事館駆け込み事件

第九章 いのちの価値の優先順位
 一ミクロンの細菌にも一ナノメートルの魂
 日本では毎年一万人がインフルエンザで亡くなっている!
 新型インフルエンザの出現周期について
 興味深い抗原「原罪」説
 ワクチン製造の現状
 「風邪見鶏」は通用しない

前書きなど
ここ十数年の間でも、日本では若者を中心にはしか(麻疹)や風疹が流行した。高齢者の間では結核まで再流行しつつある。これだけ衛生環境が無菌化した日本社会においてなお、伝染病は「過去の病気」あるいは、衛生状態の悪い「途上国の病気」とは言えないことをあらためて意識させられた。「温暖化」という地球規模での気候変動はまた、本来日本では流行しえないはずのマラリアやデング熱などの思わぬ伝染病の蔓延をもたらすかもしれない。もちろん、このような時でも、最も悲惨な被害を受けるのは経済的な弱者である。グローバリゼーションは多くの問題を人類共通の課題にした。

出版社からのコメント

スペイン風邪のパンデミック から100周年を迎えた今──
2019年1月 日本全国で警報レベル インフル患者 最悪222万人
「伝染病」「流行」を考察する警世の書!
本書を推薦します
奥野卓司(情報人類学者・山階鳥類研究所所長)
勝田吉彰(関西福祉大学教授・元外務省医務官)

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登録情報

  • 新書: 208ページ
  • 出版社: 集広舎; 四六判並製版 (2019/2/8)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 490421367X
  • ISBN-13: 978-4904213674
  • 発売日: 2019/2/8
  • 商品パッケージの寸法: 18.8 x 12.8 x 2.5 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0 1 件のカスタマーレビュー
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2019年2月19日
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