短編集でしたので、通勤中に1日1編を読みました。
作者は精神科の開業医ですが、作中には、乳がんを患った女性内科医、
父親の死後に、ひょんなことから父の生き様を知ることになる泌尿器科医、
等が主人公として登場します。
タイトルの通り、いずれも、象徴として花が物語に光を与えています。
父親として、息子として、医師として、どんな立場でも共感できるストーリーが詰まっています。
風花病棟 (新潮文庫) (日本語) 文庫 – 2011/10/28
帚木 蓬生
(著)
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本の長さ375ページ
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言語日本語
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出版社新潮社
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発売日2011/10/28
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寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
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ISBN-104101288216
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ISBN-13978-4101288215
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
乳癌と闘いながら、懸命に仕事を続ける、泣き虫先生(「雨に濡れて」)。診療所を守っていた父を亡くし、寂れゆく故郷を久々に訪れた勤務医(「百日紅」)。三十年間地域で頼りにされてきたクリニックを、今まさに閉じようとしている、老ドクター(「終診」)。医師は患者から病気について学ぶのではなく、生き方を学ぶのだ―。生命の尊厳と日夜対峙する、十人の良医たちのストーリー。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
帚木/蓬生
1947(昭和22)年、福岡県生れ。東京大学仏文科卒業後、TBSに勤務。2年で退職して九州大学医学部に学び、現在は精神科医。’93(平成5)年『三たびの海峡』で吉川英治文学新人賞、’95年『閉鎖病棟』で山本周五郎賞、’97年『逃亡』で柴田錬三郎賞を受賞した。2011年『ソルハ』で小学館児童出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1947(昭和22)年、福岡県生れ。東京大学仏文科卒業後、TBSに勤務。2年で退職して九州大学医学部に学び、現在は精神科医。’93(平成5)年『三たびの海峡』で吉川英治文学新人賞、’95年『閉鎖病棟』で山本周五郎賞、’97年『逃亡』で柴田錬三郎賞を受賞した。2011年『ソルハ』で小学館児童出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2011/10/28)
- 発売日 : 2011/10/28
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 375ページ
- ISBN-10 : 4101288216
- ISBN-13 : 978-4101288215
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 29,696位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.3
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年4月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
濃密な長編の多い作者ですが、大ファンです。軽く読めるというレビューだったので、がっかりしないか恐る恐る購入しました。
が、まさにふわっとした雪の精の風花のように、スッと手の平にのって溶けてゆくような読後感がたまりませんでした。
個人的には、『アヒルおばさん』がなぜか好きです。お医者さんと患者さんって上下関係にあるような感じですが、ここにはそれがない。一個人対一個人の暖かなささやかな心の交流が描かれていてすてきです。やはり、只者ではない蓬生先生。一度お目にかかりたいなと思いつつ。お勧めです。
が、まさにふわっとした雪の精の風花のように、スッと手の平にのって溶けてゆくような読後感がたまりませんでした。
個人的には、『アヒルおばさん』がなぜか好きです。お医者さんと患者さんって上下関係にあるような感じですが、ここにはそれがない。一個人対一個人の暖かなささやかな心の交流が描かれていてすてきです。やはり、只者ではない蓬生先生。一度お目にかかりたいなと思いつつ。お勧めです。