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  • 風姿花伝 (日本の古典をよむ 17)
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風姿花伝 (日本の古典をよむ 17) 単行本 – 2009/1/27

5つ星のうち4.4 6個の評価

能楽論『風姿花伝』と謡曲「忠度」「井筒」「隅田川」「船弁慶」を収録。
「能」の神髄にふれる。「初心忘るべからず」「離見の見」「秘すれば花」など世阿弥ならではの
魅力的な言葉に満ちた『風姿花伝』は、人生論としても楽しめる。
「日本の古典をよむ」シリーズ最終巻。全20冊ついに完結!
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 小学館 (2009/1/27)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2009/1/27
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 330ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 409362187X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4093621878
  • Amazon 売れ筋ランキング: - 256,551位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち4.4 6個の評価

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世阿弥
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上位レビュー、対象国: 日本

  • 2020年4月17日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    地元の図書館にあったのを目にして、自分でも手元に持ちたくて購入しました。表章氏による信頼度の高い「風姿花伝」ももちろんですが、個人的に能の中でも特に好きな世阿弥の「忠度」「井筒」、さらには元雅の「隅田川」があるのが魅力的です。特に「忠度」と「井筒」は、間狂言の原文も載っているのが何よりも良いですね。(「井筒」の筒井筒の年齢解釈は、原本となった新装版日本古典文学全集よりも元来の日本古典文学全集の解釈に従いたいですが。)
    4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2013年11月23日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    多分読んでいると思います。
    本棚には文庫と岩波古典がありますが、現代語訳ご欲しいとの希望です。
  • 2016年6月22日に日本でレビュー済み
    「花のある演技」などとは、今も言いますね。

    ・その「花」とは何か。
    ・どうすれば身につけられるのか。
    ・若さだけではなく、一生咲き誇るには何が必要か。

     ……花にまつわるすべての疑問を解き明かした本です。

    ・「花」とは
     草木の花と同じく、季節に応じて開く花そのもの。いつかしおれ、枯れることを感じさせる、鮮度のあるもの。つまり、新しく、生き生きとしているものが「花」。

    ・どうすれば身につけられるのか。
     生まれてまもない子供は、みな新しく、生き生きとしているので、すべからく「花」がある。これを「幽玄の美」という。(「幽玄」とは枯れた美しさをいうものとずっと誤解していたのですが、実は子供のような若さ、かぐわしさ、かわいらしさを言うものだったのです! いやはや、これで国文科)
     芸能の世界では、十代後半くらいまでが「花」の時期に当たる。

    ・若さだけではなく、一生咲き誇るには何が必要か。
     工夫すること。そもそも「花」とは、お客が「新しい」「面白い」と思ってくれてこそ花。客が思わず、自分だけ「花がある」と思って演じているのは、田舎の野山で人知れず咲いている雑花のようなものだ、とか。
     さて、お客に「新しい」「面白い」と思ってもらうには、常に、どうすればそう見ていただけるか工夫し、芸を磨くこと。

     気をつけなければならないのは、十代前半までの、天から与えられた「花」の時期を、「自分には花が(一生)ある」と慢心してしまうこと。ここを間違えずおこたらず、30になっても40になっても磨き続ければ、いつか「まことの花」が咲くと、能の創始者・世阿弥は説きます。

     「客が『花がある』と思ってこそまこと」と言ったって、わからない客だっているじゃん! と突っ込みを入れたくなりますが、そこは世阿弥、目利きの客は、演技を工夫している役者(シテ)はすぐわかり、「面白い」「新しい」と見てくれると語ります。
     が、田舎の、ろくに芝居を見たこともない客には届かない――それでも、本物の「上手」は、「客がバカ」とは言わず、それでもそれでも楽しんでいただけるよう工夫します。それが「花」なのです、と説く。

     さすがっスね!

     さらに、芸の磨き方について。
     誰でも「歌は得意」とか、得意なジャンルはあるもの。都会(当時は奈良・京都)で開く演目には、大勢の客に触れてもさしつかえない得意な十八番を演じ、苦手なものは、田舎の小さな公演で打つ(ほうがリスクが低い)。どんなに小さな公演でも、客は見てくれるのだから、その客によって、苦手な演目も得意に育つ。
     そうしていると、年を重ねるうちに、どんな芝居もできるようになり「まことの花」となる。

     ななな、なるほどっ!

     で、田舎の、芝居を見慣れていないお客様を寝せないようにするには、演目そのものを、わかりやすい、まっすぐな戯曲にすることだとか。能にもいろいろあり、あまり渋すぎる戯曲は、初心の客には向かない、と説く。(「二人静」とかは、初心者向きなのかなあ? ユニゾンだし、そろっていればOKというわかりやすさはある)

     ――まだまだ奥義はありますが、今に通じる芸の花(お客をうっとりさせ喜ばせる方法)を書き尽くしてあまりあるという感じです。

     世阿弥に憧れて一生を食いつぶしてしまった男の悲劇を描いた作品に、赤江漠の「元清五衰」という短編があります。なぜ彼が潰れてしまったかは、「客がバカだから見せない、一人で芝居をする」と、公園で一人で芝居をしていたことにあると、本書を読んで、改めて思いました。

     かいつまんでいうと、「お客様は神さまです」みたいなことになってしまうのですが、そもそもなぜ世阿弥が能を集大成せしめたかは、足利尊氏という、名前を聞いただけで誰でもぶっとぶ若殿さまのバックアップがあったわけですし(金がなきゃ京都で公演なんかできない!)、で、十七の世阿弥を陥落させた世阿弥少年(当時十二歳)は、おそらく「幽玄の美」そのものであったわけですから、そのバックボーンを思えば、また、ありがたすぎるお言葉の数々なのです。

      舞台をなさらないまでも観劇がお好きな方は一読をすすめます。スタニスラフスキーの「俳優修業」みたいな本より、日本人にはしっくり来ると思います。

     しかし、タイムスリップできたら、世阿弥少年のデビューした14世紀に行ってみたいわー。目を剥くような美少年だったんでしょーねー。BLでもいいので、このあたりを作品化したものを読みたいなあ。宝塚とかうってつけだと思うのですが、やらないのかなあ。
    4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2014年4月2日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    歌舞伎役者の教本として書かれたものですが
    全ての人の教育に通ずる内容だと思います。

    多くの人に読んでほしい古典です。
    2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2010年4月16日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    私は40才ですが、もっと若いうちに読んでいればよかったと思った本です。
    能で最も大切な「花」がなんであるか、世阿弥は具体的には一切述べていませんが
    その「花」を咲かせるためにどう生きるべきか時空を超えて現在の我々に語りかけてくれます。
    また自己の技を鍛練するだけでなく、どうすれば観客(VIPから「見る目」のない者まで)に
    満足してもらえるか工夫をこらす大切さを説いているあたりは、芸人のみならず、作家、芸術家
    職人、添乗員、ホステス、料理人、教師等々ありとあらゆるサービス業に従事する人にヒントを
    与えてくれることでしょう。
    その意味で日本最古のビジネス書ともいえると思います。『時分の花』で終わることがないように
    20代後半から30代にかけての若手中堅ビジネスマンに是非読んでいただきたいと思います
    15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2017年5月26日に日本でレビュー済み
    『風姿花伝』内容紹介から始まります。(表章先生の校訂と訳が素晴らしいです。)序、第一 年来稽古条々 第二 物学条々 第三 問答条々 第四 神儀 奥義 花伝第六花修 花伝第七別紙口伝
    『謡曲名作選』修羅物・忠度  鬘物・井筒 四番目物・隅田川 切能・船弁慶 解説
    巻頭カラーのページがきれいです。  
    3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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