従来の歴史記述では、この辺は「近藤が近藤を名乗らず官軍に出頭したが、正体がバレて処刑された」と簡単に記されたことが多かったが、その辺の詳しいいきさつが書かれていて、素直に勉強になったなぁという感じ。最後の最後まで近藤が人を惹きつけてやまない人物であったことはよく分かった。
一方この漫画としての大事な筋は、「沖田の主君たる近藤の生きている間は決してセイと結ばれなかった」という運び。そこを崩さなかったことによって、この漫画の主題たる「武士道」が矛盾なく少女漫画としての着地を見るに至ったのだと思う。お見事。
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風光る(44) (フラワーコミックス) Kindle版
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言語日本語
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出版社小学館
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発売日2020/2/26
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ファイルサイズ41298 KB
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カスタマーレビュー
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上位レビュー、対象国: 日本
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2020年3月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読み始めてから、この日が来るのはわかっていました
どう描くのか、それがとても気になっていました
もしかして、その「史実」までは描かずに終わらせるのかも
悲劇的に、感情的に描くのかも
いろんな想像をしながらも、ついその「史実」を忘れていました
最終話まで来ないだろうという油断もあったのかもしれません
一度目は一気に読み、ただ受け止めました
二度目はゆっくり読み、モヤモヤとした感情が胸に残り、
三度目からは泣きました
ただ、とても静かで、穏やかで、連載の間に私が年をとったからかも知れませんが、とてもステキな描き方だったと、受け入れることができました
描き方によっては、ここまでの軌跡を台無しにしかねない、避けては通れない「史実」
喪失感に似た想いは燻っていますが、作品として、私はとてもよかったと思います
次が最終巻になるそうです
どう描くのか、それがとても気になっていました
もしかして、その「史実」までは描かずに終わらせるのかも
悲劇的に、感情的に描くのかも
いろんな想像をしながらも、ついその「史実」を忘れていました
最終話まで来ないだろうという油断もあったのかもしれません
一度目は一気に読み、ただ受け止めました
二度目はゆっくり読み、モヤモヤとした感情が胸に残り、
三度目からは泣きました
ただ、とても静かで、穏やかで、連載の間に私が年をとったからかも知れませんが、とてもステキな描き方だったと、受け入れることができました
描き方によっては、ここまでの軌跡を台無しにしかねない、避けては通れない「史実」
喪失感に似た想いは燻っていますが、作品として、私はとてもよかったと思います
次が最終巻になるそうです
2020年3月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私にとって、沖田総司の死と向き合う作品は、これまでたくさんありました。
毎年のように、いろいろな沖田総司が現れ、消えていく。
この「風光る」は、ここまで長かった。
10数年のおつきあい。
だからこそ、本当の沖田総司の死に立ち会ったかのような、さみしさ、くやしさに涙しました。
渡辺先生の執念すら感じました。
史実通りに沖田総司は亡くなりました。
そして、長かっただけに喪失感が半端ない。
いよいよ最終回らしいですが、セイが幸せに終わることを心から祈ります。
毎年のように、いろいろな沖田総司が現れ、消えていく。
この「風光る」は、ここまで長かった。
10数年のおつきあい。
だからこそ、本当の沖田総司の死に立ち会ったかのような、さみしさ、くやしさに涙しました。
渡辺先生の執念すら感じました。
史実通りに沖田総司は亡くなりました。
そして、長かっただけに喪失感が半端ない。
いよいよ最終回らしいですが、セイが幸せに終わることを心から祈ります。
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