近年の研究を元にした、安定の面白さ。
泰助回や沖田の行動を、批判してる方がいたので、史実と逆意見も記載してみます。
泰助の入隊帰郷脱退は史実です。前巻での井上氏の戦死〜泰助回までが、井上散華の帰着なっていて、これを端折ると井上の死を雑に扱う事になります。
いつも道理、史実と創作をうまく組合せた、いいエピだと思います。
沖田の動向についても、諸説の一つです。
沖田の結核発症時期の有力説は、当時の結核発症者の死期(結核発覚から半年〜1年)から逆算して、
明らかに出動場面で働いていないのが、近藤勇が銃槍受けた(慶応3年12月、亡くなる半年前)ころになります。
未だに発症時期や結核進行速度には明確な史料がなく、この辺は諸説あります。
沖田帰郷はそういった説の一つ。
こちらの作品は、従来の新選組や幕末漫画と違い、近年研究が元になっています。
しかも、作者が歴史好きスタートではないため、日本史だけでなく、世界史、社会学、経済学、哲学などの他分野の地政学的な視点を持った研究者から取材している形跡があります。
(日本の学問はタコ壺型で、学会方針に逆らえません。総合研究できるような研究者は反主流派の窓際です。または他分野の研究者。歴史系なら橋爪氏とか)
なので、創作新選組や幕末イメージだと齟齬が凄い。
その上で、史実とストーリーバランスをとって、少女漫画に落とし込んでいるため、
エピ批判の前に、史実を調べる事をオススメします。
個人的には作者さんの熱意と技量に感謝です。
こういった、イメージ先行じゃない、読み応えある歴史作品がいっぱい出ればいいのに!
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風光る(42) (フラワーコミックス) Kindle版
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言語日本語
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出版社小学館
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発売日2018/9/26
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ファイルサイズ41909 KB
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2018年10月19日に日本でレビュー済み
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110人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2019年4月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
進みがゆっくりのため、全巻買ってはいるものの一気読みできるように少したまってから買っています。41.42巻を買って久しぶりに読んでみたら。。。。。いかん。やっぱり面白い💦
すぐ続きが読みたくなってしまう。
でもそろそろ、沖田先生の命が。。。。
どう考えてもパラレルをよしとしない渡辺先生ですので、間違いなく沖田さんは死ぬし(はじめちゃんでノア先輩が亡くなりましたし)、清ちゃんももしかして。。。何て言うバッドエンディングだってありうるかもしれないのですが、20年読んで来たので、なんとか最後まで読んでよかったなと思えるラストを期待してます。
すぐ続きが読みたくなってしまう。
でもそろそろ、沖田先生の命が。。。。
どう考えてもパラレルをよしとしない渡辺先生ですので、間違いなく沖田さんは死ぬし(はじめちゃんでノア先輩が亡くなりましたし)、清ちゃんももしかして。。。何て言うバッドエンディングだってありうるかもしれないのですが、20年読んで来たので、なんとか最後まで読んでよかったなと思えるラストを期待してます。
2018年10月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
正直なところ、始めからの100ページ強は要らないかな?って感じかな。
イマさんを見ながらパターン的にぼちぼち子供回かなと思ってはいたけど、
どうしてもここでこの内容で泰助ネタを入れなきゃならなかったのかなーと。
総司の移動に関しても、しっくりこなさ過ぎの違和感でストーリーが全く入ってこないしで。
ただ後半、近藤勇が砲煙の中、鉄砲隊の攻撃の前に立ち尽くす姿は何度見ても痛むし
ひたすら哀しい。
個人的にこの近藤の姿と泰助の母親の泣き顔を同じ本で見たくなかった。
イマさんを見ながらパターン的にぼちぼち子供回かなと思ってはいたけど、
どうしてもここでこの内容で泰助ネタを入れなきゃならなかったのかなーと。
総司の移動に関しても、しっくりこなさ過ぎの違和感でストーリーが全く入ってこないしで。
ただ後半、近藤勇が砲煙の中、鉄砲隊の攻撃の前に立ち尽くす姿は何度見ても痛むし
ひたすら哀しい。
個人的にこの近藤の姿と泰助の母親の泣き顔を同じ本で見たくなかった。
2018年10月7日に日本でレビュー済み
泰助がずっと責任を感じて苦しんできたことが伝わってきて(そうでないと困るけど)、ちょっともらい泣き。まだまだ未熟で子供の泰助に周囲の人間が愛情のある厳しさで接するのを見ていて、私の中にもあった泰助に対するしこりが解けていく気がしました。
総司がほんの一瞬見せた以前の生命力溢れた姿に逆に悲しさをおぼえました。彼の口から自分はもう死にますという言葉が出てきたのが重かったです。
今回セイが、ドジな理由でケガをしてしまいましたが、誰しも心当たりのあることなので痛みもリアルに想像できます(笑)セイちゃんがんばれ。
総司がほんの一瞬見せた以前の生命力溢れた姿に逆に悲しさをおぼえました。彼の口から自分はもう死にますという言葉が出てきたのが重かったです。
今回セイが、ドジな理由でケガをしてしまいましたが、誰しも心当たりのあることなので痛みもリアルに想像できます(笑)セイちゃんがんばれ。
2018年10月6日に日本でレビュー済み
ついつい別の漫画と比べてしまいますね…。
これはこれでいいんです。ただ、人が死ぬということに関して登場人物の緊迫感というか、発狂しそうな恐怖といったものはありません。あの優しい絵柄でそれは無理でしょう。そういう面が私には物足りないので星3つですが…。
作者さんも仰っている通り、絵にこだわりを持って描いておられるので、それを楽しめばいいのだと思います。
子供向けです。いい意味で。
これはこれでいいんです。ただ、人が死ぬということに関して登場人物の緊迫感というか、発狂しそうな恐怖といったものはありません。あの優しい絵柄でそれは無理でしょう。そういう面が私には物足りないので星3つですが…。
作者さんも仰っている通り、絵にこだわりを持って描いておられるので、それを楽しめばいいのだと思います。
子供向けです。いい意味で。
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