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風の男 白洲次郎 (新潮文庫) 文庫 – 2000/7/28

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商品の説明

内容紹介

日本国憲法誕生の現場に立会い、あの占領軍司令部相手に一歩も退かなかった男。常に活眼を世界に注ぎつつ、わが道を行く天衣無縫の気概。物事の筋を通し、自説を枉げぬ強靱さ。と同時に、内に秘めた優しさ、しなやかさ、ユーモア。端正な面立ち、洒落た身なり、寸鉄の片言……。正子夫人をはじめ、この男に魅せられた人々の「証言」から蘇える「昭和史を駆けぬけた巨人」の人間像。

内容(「BOOK」データベースより)

日本国憲法誕生の現場に立会い、あの占領軍司令部相手に一歩も退かなかった男。常に活眼を世界に注ぎつつ、わが道を行く天衣無縫の気概。物事の筋を通し、自説を枉げぬ強靱さ。と同時に、内に秘めた優しさ、しなやかさ、ユーモア。端正な面立ち、洒落た身なり、寸鉄の片言…。正子夫人をはじめ、この男に魅せられた人々の「証言」から蘇える「昭和史を駆けぬけた巨人」の人間像。

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登録情報

  • 文庫: 220ページ
  • 出版社: 新潮社 (2000/7/28)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4101227217
  • ISBN-13: 978-4101227214
  • 発売日: 2000/7/28
  • 梱包サイズ: 15 x 10.7 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6 62件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 47,507位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップカスタマーレビュー

投稿者 Lotus VINE メンバー 投稿日 2006/11/8
形式: 単行本 Amazonで購入
英語に係わる仕事に携わっていると、
日常的に米英のアーティクルやコラムに感化されることが多くなります。
感化されるだけならまだしも、
ともすると英米的な思考を全てよしとするところも出てきてしまいます。

その度に取り出すのが、この本『風の男 白洲次郎』です。
イギリス生活の長かった白洲次郎は英語が堪能。
憲法作成でGHQと渡り合っていた頃、
米国側のホイットニー将軍に「大変立派な英語ですね」と言われ、
「あなたももう少し勉強すれば立派な英語になりますよ」と答えます。

外国車が好きで、英語はぺらぺら、
英国仕込みのエチケットに加え、おしゃれな白洲。

しかし、彼はGHQをもって「従順ならざる唯一の日本人」と言わしめた男であり、
サンフランシスコ講和条約締結の際、
吉田総理に用意された演説内容と、
なおかつ英語であったことに激怒し、
日本語で、内容の一部を変え、しかも巻紙に書き直しました。

この本を手に取る度、
大事なのは西洋崇拝でも、ナショナリズムでもなく、
バランス感覚なのだということを強く思います。

西洋に媚びるのではなく、
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投稿者 raizomaru 投稿日 2002/1/19
形式: 文庫
ヘンリー・プールのスーツ(ヘンリー・プールの位置するロンドンのサービル ローというテーラー街の名前が、「背広」の語源。)をわざとよれよれにしてから着るような衣装哲学を持ち、80歳までポルシェを乗り回していたダンデイな男、白州次郎。
神戸の貿易会社「白州商店」の息子として裕福に育った少年時代は、けんか好きでいささか驕慢な印象を与える少年だったというが、イギリスでの9年間が彼を大きく変えたといわれている。当時の親友はストラトフォード伯爵の称号を持つ貴族、ロビン・ビング。その友情は終生変わることがなかった。敗戦後、すでに30歳の頃から信頼を得ていた吉田首相の熱心な要請で終戦連絡事務局長となり、巧みな英語力と強い信念を持ってGHQの占領政策に抵抗するという大役を務めるようになる。当時GHQ幹部だったホイットニー氏に「白洲さんの英語は大変立派な英語ですね。」と言われて、「あなたももう少し勉強すれば立派な英語になりますよ。」と答えたことは有名なエピソードである。
役人嫌いで、”育ちのいい生粋の野蛮人”と評された白州次郎の口癖は「プリンシプル(原則)」だった。人の作った規則ではなく、自分の思想や生活信条を信じる。パッと世間から身を引いていたかと思うと、時機を見て中央に出て行き、国の姿勢を正す。自分の事は一切語りたがらず、風のように現れては消えてしまう。自分の名前を出さずに、日本にとって重要なことをやり遂げた稀有な人物の美学・颯爽とした生き方が鮮やかに描かれている。
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投稿者 LED LEPPARD トップ500レビュアーVINE メンバー 投稿日 2013/8/26
形式: 文庫
 1997年、青柳恵介氏の白洲次郎伝記本です。(文庫本は2000年出版)

 著者は、成城学園講師で国文学を専門とされてる方で、白洲次郎氏の友人でもあります。
 白洲正子さんの選定で、青柳氏が取材執筆したのが本書です。

 本書は、白洲次郎氏の語録を軸に、周囲の人の発言、当時の背景などを肉付けして書かれた本です。
 著者が白洲氏の友人だからか、あるいは、著者は戦後史の専門家でないためか、著者の視点は中立的。
 よく言えば冷静に読める本、悪く言えば淡白に感じられる本、といった印象です。

 自分自身が読んでて気になったのは、やはり、電力再編成。
 GHQは、もともと、日発を解体し、いくつかのブロックごとに私企業を発足させる案。
 白洲・永山・松永の案は、(ブロック数は異なりますが)GHQ案と同じ案です。
 反対意見として挙がったのが、民間の電力会社は発電設備を持ちつつ、日発を融通会社として残して民間電力会社に不足分を供給する案。
 松永案へ対する政界・財界からの反発は強く、なかなか決まらない中、
GHQが、電源開発に対する見返り資金融通停止という手段で実行を督促、ポツダム政令により松永案の実行を日本政府に命令、という流れが書かれています。
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投稿者 くにたち蟄居日記 VINE メンバー 投稿日 2005/10/23
形式: 文庫
 最近ブーム(だと思うのだが)の白州次郎を最初に最近紹介したのが本書だと思う。
 奥様だった白州正子は 骨董やらエッセーやらで有名な人で 小林秀雄あたりの骨董関係からも辿り付けるような人である。それに比べると 旦那の次郎は 本書を読んで知ったわけだが 読んでいて その格好よさには痺れた。
 自分の主張を誰に対しても真似ない、相手の地位には拘らずに対応する、ノーブリスオブリージュを信念とする。
 書いていて思うには こういうことはやろうと思っていてもやれるものじゃない。それを白州次郎は 爽やかに口笛を吹きつつ 行った。そう本書は描き出している。
 勿論 本当にここまで格好よかったのだろうかとも思ってしまう。異論があった人も一杯いたと思う。それでも 人間上手に騙されることも時として大事である。素直に本書に描かれた白州像を信じたい。その方が 自分のためになると確信しています。
 
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