小学生の頃毎週楽しみにしていた大好きな竹宮恵子先生の作品。
この厚さのシリーズで第1巻だけ買い損ねていました。
全巻揃えられて嬉しいです。
風と木の詩 (1) (中公文庫―コミック版) (日本語) 文庫 – 2002/7/1
竹宮 惠子
(著)
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本の長さ414ページ
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言語日本語
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出版社中央公論新社
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発売日2002/7/1
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ISBN-104122040647
-
ISBN-13978-4122040649
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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.2
星5つ中の4.2
14 件のグローバル評価
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年10月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
多くのレビューに書かれていますが、ラストの衝撃強過ぎてしばらく立ち直れません。
大人が読んでも、数日…数週間は悲しみを引きずります。
長いお話ですが、じっくり読んで欲しい漫画です。
個人的に、今の竹宮氏の描くイラストより、この「風木」時代の画風が好きです。
この続編「幸福の鳩」ですが、収められているイラスト集はやや高いですが、
同じものが中央公論社から出ている「風木」の愛蔵版の4巻ラストに収められています。
分厚いですが、全4巻なので便利です。
アマゾンだったら中古で数百円で売られているので、続編が気になる方は愛蔵版の4巻だけ
買われると良いと思います。
ただ、アマゾンでは商品画像がないので「中央公論社」とページ数が800Pくらいあるので
それを目安にすれば注文できます。
今頃になって「風木」作品の素晴らしさ、美しさを再認識してイラスト集や関係雑誌を
集め始めました。漫画もいろんなサイズで出されていますので、同じ話なのに、
違う大きさ、厚さで数種類持っています。
アニメも最近オクでDVDが出品されています。
何十年も前に作られた漫画と思えないくらい、綺麗な絵柄・音楽で感動します。
ただ、1時間モノなので、か〜なり中途半端は終わり方ですけど。
セルジュやジルベールが動いて話すから凄い…。アニメだから当たり前ですけど。
因みに…セルジュの声優が「のび太」クンとだけ報告しておきます。
最初、違和感があって大失敗なんじゃ?!…と思いましたが、何度も見てたら慣れました。
ジルベール、ロスマリネ、オーギュはイメージとピッタリの声優さんでした。
続編として「幸福の鳩」以外に、竹宮氏のマネージャーだった?のりす・はーぜ氏が
竹宮氏から直接聞いた「風木」の続編を「神の子羊」と題して小説にしてハードカバーの
本で全3巻で出されています。(挿絵は竹宮氏が描き下ろしています)
本の帯にも「風木の続編」と書かれているのですが、残念ながら全く別作品と思って
読まれた方がいいです。
アンリ、マシュウ…フランという少女達が主役のお話です。
内容が気になる方はアマゾンの「神の子羊3巻」のレビューをご覧ください。
ネタバレありです。
大人が読んでも、数日…数週間は悲しみを引きずります。
長いお話ですが、じっくり読んで欲しい漫画です。
個人的に、今の竹宮氏の描くイラストより、この「風木」時代の画風が好きです。
この続編「幸福の鳩」ですが、収められているイラスト集はやや高いですが、
同じものが中央公論社から出ている「風木」の愛蔵版の4巻ラストに収められています。
分厚いですが、全4巻なので便利です。
アマゾンだったら中古で数百円で売られているので、続編が気になる方は愛蔵版の4巻だけ
買われると良いと思います。
ただ、アマゾンでは商品画像がないので「中央公論社」とページ数が800Pくらいあるので
それを目安にすれば注文できます。
今頃になって「風木」作品の素晴らしさ、美しさを再認識してイラスト集や関係雑誌を
集め始めました。漫画もいろんなサイズで出されていますので、同じ話なのに、
違う大きさ、厚さで数種類持っています。
アニメも最近オクでDVDが出品されています。
何十年も前に作られた漫画と思えないくらい、綺麗な絵柄・音楽で感動します。
ただ、1時間モノなので、か〜なり中途半端は終わり方ですけど。
セルジュやジルベールが動いて話すから凄い…。アニメだから当たり前ですけど。
因みに…セルジュの声優が「のび太」クンとだけ報告しておきます。
最初、違和感があって大失敗なんじゃ?!…と思いましたが、何度も見てたら慣れました。
ジルベール、ロスマリネ、オーギュはイメージとピッタリの声優さんでした。
続編として「幸福の鳩」以外に、竹宮氏のマネージャーだった?のりす・はーぜ氏が
竹宮氏から直接聞いた「風木」の続編を「神の子羊」と題して小説にしてハードカバーの
本で全3巻で出されています。(挿絵は竹宮氏が描き下ろしています)
本の帯にも「風木の続編」と書かれているのですが、残念ながら全く別作品と思って
読まれた方がいいです。
アンリ、マシュウ…フランという少女達が主役のお話です。
内容が気になる方はアマゾンの「神の子羊3巻」のレビューをご覧ください。
ネタバレありです。
2002年8月18日に日本でレビュー済み
この物語を読み終えた後はいつも、授業中、仕事中にも関わらず、
様々なシーンがフラッシュバックしてきて、終盤部分のあまりの
哀しさに社会復帰が困難になってしまう位、つらくなる。
一言でいえば、(無論、一言で語り尽くす事などできる訳も無いのは
承知の上ですが)ジルベールという妖しく危うい少年と、清廉潔白
としたセルジュとの、フランスの寄宿寮を舞台とした、悲恋と成長の
物語です。
悲恋と書きましたが、二人の友情の物語としてとらえる方がむしろ、
適切なのではないかと感じる事もあります。
それは、一線を超えた友情のかたちですが、ホモセクシュアルという
形で表現されるからこそ、その愛の純真さと真摯さがより強く伝わって
来るのではないかと思います。
近頃、ホモセクシュアルを扱ったコミックでは、キャラクターを
「男女」に置き換えても成り立つような作品も多く見かけますが、
それらに慣れきってしまった方には原点として、そうでない方には
数多あるマンガ作品の(色褪せない)古典の一つとして、是非一度、
読破することをおすすめします。
少なくとも3日は後をひきます。
頭が痛くなるほど、泣いて下さい。
様々なシーンがフラッシュバックしてきて、終盤部分のあまりの
哀しさに社会復帰が困難になってしまう位、つらくなる。
一言でいえば、(無論、一言で語り尽くす事などできる訳も無いのは
承知の上ですが)ジルベールという妖しく危うい少年と、清廉潔白
としたセルジュとの、フランスの寄宿寮を舞台とした、悲恋と成長の
物語です。
悲恋と書きましたが、二人の友情の物語としてとらえる方がむしろ、
適切なのではないかと感じる事もあります。
それは、一線を超えた友情のかたちですが、ホモセクシュアルという
形で表現されるからこそ、その愛の純真さと真摯さがより強く伝わって
来るのではないかと思います。
近頃、ホモセクシュアルを扱ったコミックでは、キャラクターを
「男女」に置き換えても成り立つような作品も多く見かけますが、
それらに慣れきってしまった方には原点として、そうでない方には
数多あるマンガ作品の(色褪せない)古典の一つとして、是非一度、
読破することをおすすめします。
少なくとも3日は後をひきます。
頭が痛くなるほど、泣いて下さい。
2005年10月10日に日本でレビュー済み
言わずともしれた名作なので、色んな機会で「読もうかな」と考える作品だと思います。是非、この作品にふれてください。
恐らく当時は、とてもセンセーショナルな作品だったのではないのでしょうか。今は、ボーイズラブのジャンルも不動の地位を築いているので、そのような衝撃はあまり感じないかもしれないのですが。
ジルベールとセルジュ。
友情の枠には激しすぎたためおさめられず、愛情を分かち合うには、幼すぎたのだろうか。
最後にまっているのは、読者には厳しすぎる結末なのですが、読む価値があります。
両極端な二人の向き合うまでの過程の中で、私たちも色々な事を考えると思います。それらの中には、この作品からでないとおそらく貰えない事があったと思います。
長くて、またサラサラと読み進めて行ける作品ではないのですが、時間をかけてじっくり、読んでください。
一生、忘れられないお話になると思います。
恐らく当時は、とてもセンセーショナルな作品だったのではないのでしょうか。今は、ボーイズラブのジャンルも不動の地位を築いているので、そのような衝撃はあまり感じないかもしれないのですが。
ジルベールとセルジュ。
友情の枠には激しすぎたためおさめられず、愛情を分かち合うには、幼すぎたのだろうか。
最後にまっているのは、読者には厳しすぎる結末なのですが、読む価値があります。
両極端な二人の向き合うまでの過程の中で、私たちも色々な事を考えると思います。それらの中には、この作品からでないとおそらく貰えない事があったと思います。
長くて、またサラサラと読み進めて行ける作品ではないのですが、時間をかけてじっくり、読んでください。
一生、忘れられないお話になると思います。
2012年5月1日に日本でレビュー済み
この方の画力、ため息が出るほど素晴らしい(T_T)
美しいだけじゃなくて、筆圧がすごくて、うしおととら、にも繋がるような、感情が強く込められているような絵です。勿論、繊細さも同時に備え持っているため、ストーリーと相まって、まるでマーラーかチャイコフスキーを聴いてるかのように胸に迫ってきます。
セリフも素晴らしい。一巻ではありませんが、憎しみで殺せたら?みたいなセリフがあったように記憶していますが、そのような女性ならではの強い感受性が生きた言葉がポイントの場面で出てきます。
最後まで読むと、激しい作家の渇きのような愛を感じます。
素晴らしい。
ハギオモトさんに並ぶ、少女漫画の三代巨匠ではないだろうか?
美しいだけじゃなくて、筆圧がすごくて、うしおととら、にも繋がるような、感情が強く込められているような絵です。勿論、繊細さも同時に備え持っているため、ストーリーと相まって、まるでマーラーかチャイコフスキーを聴いてるかのように胸に迫ってきます。
セリフも素晴らしい。一巻ではありませんが、憎しみで殺せたら?みたいなセリフがあったように記憶していますが、そのような女性ならではの強い感受性が生きた言葉がポイントの場面で出てきます。
最後まで読むと、激しい作家の渇きのような愛を感じます。
素晴らしい。
ハギオモトさんに並ぶ、少女漫画の三代巨匠ではないだろうか?
2012年3月18日に日本でレビュー済み
まさしくタイトル通り美しい物語です。
でも決して綺麗ごとの漫画ではなく人間の内側がこれでもかというくらい描かれています。
精神的にかなり落ち込むと思うので読むタイミングは選んだ方がいいです。
それぐらい心に深く突き刺さる漫画です。
でも最後まで読んでください。決して後悔しないはずです。
ラストは最初読んだときはもう放心状態でした。
2回目にラストを読み直したときはもう涙がとまりませんでした。
心がえぐられるような衝撃と激しい痛みですでもなぜかとても美しく愛しく感じるのです。
一度読んだらセルジュとジルベールを一生忘れられないでしょう。
名作と謳われ図書館にも置いてあるのがうなずけます。この作品は文学です。
でも決して綺麗ごとの漫画ではなく人間の内側がこれでもかというくらい描かれています。
精神的にかなり落ち込むと思うので読むタイミングは選んだ方がいいです。
それぐらい心に深く突き刺さる漫画です。
でも最後まで読んでください。決して後悔しないはずです。
ラストは最初読んだときはもう放心状態でした。
2回目にラストを読み直したときはもう涙がとまりませんでした。
心がえぐられるような衝撃と激しい痛みですでもなぜかとても美しく愛しく感じるのです。
一度読んだらセルジュとジルベールを一生忘れられないでしょう。
名作と謳われ図書館にも置いてあるのがうなずけます。この作品は文学です。
2010年7月21日に日本でレビュー済み
ラストはとにかく号泣もの。
ストーリーは自由奔放なジルベールと、純粋で優等生なセルジュが全寮制寄宿舎で繰り広げられる恋愛のような友情のような、深い絆を描いた竹宮恵子の傑作。
後半の二人の逃避行がせつなくて…いや、くるしくて…そして痛々しくて。ページをめくるたび、ジルベールの行動に胃が痛くなる思いでした(気分はセルジュ)
ラストはもう、号泣必至。
私は、しばらく他の漫画が読む気がしないくらいダメージをうけました(イイ意味で)
萩尾望都先生にしろ、竹宮恵子先生にしろ花の24年組は独特の世界観が圧倒的で引き込まれます。
ボーイズラブ的な要素もありますが、気にならないくらいの画とストーリーになってますので、少女漫画好きには是非とも読んでもらいたいとおもいました。
ストーリーは自由奔放なジルベールと、純粋で優等生なセルジュが全寮制寄宿舎で繰り広げられる恋愛のような友情のような、深い絆を描いた竹宮恵子の傑作。
後半の二人の逃避行がせつなくて…いや、くるしくて…そして痛々しくて。ページをめくるたび、ジルベールの行動に胃が痛くなる思いでした(気分はセルジュ)
ラストはもう、号泣必至。
私は、しばらく他の漫画が読む気がしないくらいダメージをうけました(イイ意味で)
萩尾望都先生にしろ、竹宮恵子先生にしろ花の24年組は独特の世界観が圧倒的で引き込まれます。
ボーイズラブ的な要素もありますが、気にならないくらいの画とストーリーになってますので、少女漫画好きには是非とも読んでもらいたいとおもいました。