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韓国語をいかに学ぶか (平凡社新書) 新書 – 2014/6/13
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●本書は韓国語=朝鮮語に出会う,全ての人々に捧げられているだけでなく,およそ言語というものを学ぶ,多くの人々への応援歌でもある.
●日本語の世界に生まれ育った人々にとって,韓国語は学びたくなる言語である.お隣の言語圏だというばかりでなく,実はさらに日本語の深いところに韓国語が息づいている.そして語順が似ていたり,「てにをは」にあたる助詞があったり,漢字を基礎に作られた漢語=漢字語がたくさん用いられていたりと,韓国語は世界の言語の中で日本語に最も近しい言語である.韓国語を見ると,日本語話者はきっと他人とは思えないだろう.さらに韓国語は,日本に居ながらにして,実際に〈話す〉体験ができる言語である.「アンニョンアセヨ」(こんにちは)というと「アンニョンアセヨ」(こんにちは)と笑顔と共に返ってくる,そんな体験に満ち溢れている言語である.これは嬉しい.これは貴い.まさにことばを学ぶ原点を体験できる!
●これから入門しようとする人,ちょうど学び始めた人,既に達人の粋にある人,韓国語を教えている人,「外国語」を考える人,韓国語など学びたくないと思っている人にいたるまで,そして言語を学び,言語を問い,言語を考える誰もが楽しめる,幸せな読後感! 単なるハウツーものをはるかに超えて,韓国語を〈学び=教える〉真髄から,言語(ことば)の深奥へと,ご一緒しましょう!
●目次
はじめに
第1章 韓国語=朝鮮語は学びたくなる言語である
1.1 韓国語を学ぶと、三つ嬉しい
1.2 文法の相似形
1.3 体験する言語
第2章 学び始めに──始め佳ければ日々(ひび)是好日(これこうじつ)
2.1 始めは全ての半ばである
2.2 〈話されたことば〉にとって発音は全てである
第3章 言語から学ぶ──楽しみの座標を知る
3.1 文字と発音を学ぶ..文字の中に音があり、音の中に文字がある
3.2 語彙を学ぶ──方法の快楽
3.3 文法を学ぶ──その「文法」では話せない
3.4 表現を学ぶ──日本語に照らす
第4章 〈教える〉ことから〈学ぶ〉──師よ、師たちよ!
4.1 教えてみよう──ことばが要る
4.2 先生は? 学校は? ──こうなっている
4.3 日本における教室で
4.4 なぜ、何を、教師は学ばねばならないのか
4.5 言語教育よ、ことばについて考える時間たれ
第5章 学習書に学ぶ
5.1 優れた学習書とは? 優れた教科書とは?
5.2 入門書を選ぶ──それが人生を決める
5.3 中級への道、中級からの道
5.4 上級の沃野(よくや)
第6章 他に照らし、自らを鍛え、共に在る
6.1 対照言語学的視座..母語から出発せよ・他を照らし自らを知る
6.2 共にある私たち 共にある言語
あとがき
日本語の五十音をハングルで書く
ハングル字母表 反切表
母音字母とその辞書順
終声と終声字母
参考文献
索引
- 本の長さ384ページ
- 言語日本語
- 出版社平凡社
- 発売日2014/6/13
- 寸法10.7 x 1.8 x 17.3 cm
- ISBN-10458285737X
- ISBN-13978-4582857375
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
著者について
●言語学者.主に朝鮮言語学,日韓対照言語学,韓国語教育.
●著書に 『ハングルの誕生』(平凡社新書,2010年度,毎日新聞社とアジア調査会より第22回アジア・太平洋賞大賞受賞),同書の韓国語訳(金珍娥・金奇延・朴守珍共訳,2011年,トルベゲ出版社)は,韓国の『朝鮮日報』,『東亜日報』,教保文庫それぞれの〈2011今年の本〉に選定,『日本語とハングル』(文春新書),『韓国語 語彙と文法の相関構造』(2002年,ソウル:太学社,韓国語版,2003年度大韓民国学術院優秀学術図書),『新・至福の朝鮮語』(朝日出版社),『絶妙のハングル』(日本放送出版協会)など.編著書に『韓国語教育論講座 全4巻』(くろしお出版,第1,2,4巻が既刊),『韓国語学習講座 凜 RIN』(大修館書店,第1巻入門編が既刊),編書に『韓国・朝鮮の知を読む』(クオン),共編書に『コスモス朝和辞典』(白水社)など.
●2005年大韓民国文化褒章受章.
●2012年,韓国のハングル学会より周時経(チュ・シギョン)学術賞受賞.外国人としては初めてのことである.
●東京外国語大学大学院教授を経て,現在,国際教養大学客員教授.1996-7年にはソウル大学校韓国文化研究所特別研究員.またそのかん,上智大学,東京大学文学部,明治学院大学,神田外語大学,拓殖大学,富山大学,九州大学,大阪外国語大学,東北大学,早稲田大学大学院でも講義.
●2005年度NHKテレビハングル講座監修,2004-2005年度NHKラジオ講座講師.
●リュブリアナ国際版画ビエンナーレ,ブラッドフォード国際版画ビエンナーレなど美術家としての活動も.第13回現代日本美術展佳作賞受賞.
●東京教育大学教育学部芸術学科構成専攻中退,東京外国語大学外国語学部朝鮮語学科卒,同大学院外国語学研究科アジア第一言語専攻修了.
http://www.aurora.dti.ne.jp/~noma/
https://www.facebook.com/study.korean.noma (facebook 韓国語を学ぶ page)
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
言語学者。国際教養大学客員教授。著書に『ハングルの誕生』(平凡社新書、第22回アジア・太平洋賞大賞)、韓国語『語彙と文法の相関構造』(ソウル、太学社、大韓民国学術院優秀学術図書)など。2005年大韓民国文化褒章、2012年周時経(チュ・シギョン)学術賞。美術家としての活動もある。1996‐97年ソウル大学校韓国文化研究所特別研究員。前東京外国語大学大学院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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登録情報
- 出版社 : 平凡社 (2014/6/13)
- 発売日 : 2014/6/13
- 言語 : 日本語
- 新書 : 384ページ
- ISBN-10 : 458285737X
- ISBN-13 : 978-4582857375
- 寸法 : 10.7 x 1.8 x 17.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 57,847位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 24位平凡社新書
- - 55位韓国・朝鮮語の学習法
- - 15,610位人文・思想 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について

野間 秀樹(のま・ひでき)
●言語学者.言語論,朝鮮言語学,日韓対照言語学,韓国語教育.
●著書に ★『日本語とハングル』(文春新書,2014年4月21日刊行),★『韓国語をいかに学ぶか--日本語話者のために』(平凡社新書,2014年6月13日刊行),"한국어 어휘와 문법의 상관구조" (韓国語 語彙と文法の相関構造)(2002年,ソウル:太学社,2003年度大韓民国学術院優秀学術図書),『ハングルの誕生』(平凡社新書,毎日新聞社とアジア調査会より、2010年度第22回アジア・太平洋賞大賞受賞),同書の韓国語訳『한글의 탄생』(金珍娥・金奇延・朴守珍共訳,2011年,돌베개〈トルベゲ出版社〉,『東亜日報』,『朝鮮日報』,教保文庫それぞれの〈2011今年の本〉に選定),『新・至福の朝鮮語』(朝日出版社),『絶妙のハングル』(日本放送出版協会)など,編著書に『韓国語教育論講座 全5巻』(くろしお出版,第1巻-第4巻が既刊),『韓国語学習講座 凜RIN』(大修館書店,第1巻入門編が既刊),編書に『韓国・朝鮮の知を読む』(クオン:●関記念財団より2014年、第12回パピルス賞受賞),同書の韓国語版『한국의 지를 읽다』(韓国:ウィズダム・ハウス),共編書に『コスモス朝和辞典』(白水社)など.
●2005年大韓民国文化褒章受章.
●韓国のハングル学会より、2012年周時経(チュ・シギョン)学術賞受賞.
●東京外国語大学大学院教授,国際教養大学客員教授,明治学院大学客員教授・特任教授を歴任.1996-7年にはソウル大学校韓国文化研究所特別研究員.またそのかん,上智大学,東京大学文学部,明治学院大学,神田外語大学,拓殖大学,富山大学,九州大学,大阪外国語大学,東北大学,専修大学,早稲田大学大学院でも講義.
●2005年度NHKテレビハングル講座監修,2004-2005年度NHKラジオ講座講師.
●リュブリアナ国際版画ビエンナーレ,ブラッドフォード国際版画ビエンナーレなど美術家としての活動も.第13回現代日本美術展佳作賞受賞.
●東京教育大学教育学部芸術学科構成専攻中退,東京外国語大学外国語学部朝鮮語学科卒,同大学院外国語学研究科アジア第一言語専攻修了.
http://www.aurora.dti.ne.jp/~noma/
http://www.noma.tokyo/
https://www.facebook.com/study.korean.noma (facebook 韓国語を学ぶ page)
カスタマーレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
概ね韓国語・朝鮮語(以下、「韓国語」と記す)の入門書だが、のみならず、語学一般にまで話を広げた本。
2.評価
レビュアーはK-POPから韓国に興味を持つようになったが、そういう人には入りやすい本である(特にp18「日本語圏の感性をつくる韓流―もう体験してしまった共感」のところ)。本書は方法論を説いた本でもあるので、途中は少し飛ばし(第五章に載っている学習書との併読がいいのだろうが、レビュアー未読ゆえ判断保留)、また、レビュアーはとりあえず「師」(第四章の表現)になることはないと思っているのでその部分も飛ばした。レビュアーの飛ばしたところが不要となるかはわからないが、読んでいて少々疲れたので飛ばしたということもあり、また、第五章で紹介された学習書未読ゆえ本書の妥当性を判断できないところから星1つ減らして星4つとするが、特にK-POPなどで興味を持った人が第一章を読むと熱さを感じられ、それをきっかけとして興味深く読める本である。
なお、細かい話だが、初版第1刷の場合、83ページの表で「う」「え」「お」の欄が字母がそれぞれ左右逆になっている(次頁の説明の方が正しい)。
学びのツボが分かる、と書いてありますが、文がダラダラとしていて自慢話やおもしろくないジョークの様な文の割合が多すぎて肝心な”韓国語をいかに学ぶか”がハッキリと分からない内容でした。
期待して買ったのですが、読めば読むほどイライラして来て途中で読むのを止めました。とても残念でした。
時から日本語を操っている身である在日朝鮮人にとって、「日本人はまじめだ」といった日本人を総評することばが出るたびに、
日本人ではない在日朝鮮人は疎外感を常に味わっているという。そんな傷多き在日朝鮮人に捧ぐ本です。本文内にはその傷を癒す
かのような言葉が多数ありました。
「実は日本語圏の内部にも韓国語=朝鮮語圏に源を発するさまざまなものが存在し・・・」
「ことばが、知が、日本の支配中枢へと朝鮮半島からやってくる。それが日本語の世界の知の源を形作る。そして日本列島はそれ
らの知とと血を受け継ぐ。」
「日本の中に日本を形造る朝鮮=韓国語がある」
「今日の韓国語の体験現実性は、圧倒的である。大げさでもなく、韓国語は、一般の人々がその日常の中で、日本語以外の言語で
心と心を通わすことを体験しうる、史上初めての言語なのである。」
これらの言葉は在日朝鮮人が日本で暮らしていく時に葛藤を乗り越えるための言葉だと思いました。