海洋民倭寇の話しに始まり、同じく海の民、浙江や福建の海獠、さらには海に縁がない狩猟民女真や遊牧民蒙古、文明と形式を重んじる明と朝鮮。これらが複雑に絡み合い大きく歴史が動いた時代。
著者の限りない知的好奇心と想像力に、いつもどおりに度肝を抜かれます。
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韃靼疾風録 (上) (中公文庫) Kindle版
なぜか九州平戸島に漂着した韃靼公主を送って、謎多いその故国に赴く平戸武士桂庄助の前途になにが待ちかまえていたか。「十七世紀の歴史が裂けてゆく時期」に出会った二人の愛の行方を軸に、東アジアの海陸に展開される雄大なロマン。第十五回大佛次郎賞受賞作。
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日1991/1/10
- ファイルサイズ2648 KB
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
なぜか九州平戸島に漂着した韃靼公主を送って、謎多いその故国に赴く平戸武士桂庄助の前途になにが待ちかまえていたか。「17世紀の歴史が裂けてゆく時期」に出会った2人の愛の行方を軸に、東アジアの海陸に展開される雄大なロマン。第15回大仏次郎賞受賞作。 --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。
登録情報
- ASIN : B0162QCIKK
- 出版社 : 中央公論新社 (1991/1/10)
- 発売日 : 1991/1/10
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 2648 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 473ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 57,976位Kindleストア (の売れ筋ランキングを見るKindleストア)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1923年大阪市生まれ。大阪外国語学校蒙古語部卒。「ペルシャの幻術師」で講談倶楽部賞、『梟の城』で直木賞を受賞。『竜馬がゆく』『国盗り物語』『坂 の上の雲』『空海の風景』『翔ぶが如く』など構想の雄大さ、自在で明晰な視座による作品を多数発表。この他『街道をゆく』『風塵抄』『この国のかたち』な どの紀行、エッセイも多数。’96年逝去(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 司馬遼太郎と寺社を歩く (ISBN-13: 978-4334747213)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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カスタマーレビュー
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2020年5月31日に日本でレビュー済み
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4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2021年12月12日に日本でレビュー済み
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江戸の初期は大陸では明朝から清への移行期。平戸に漂着した韃靼(女真族)の姫アビアを送り届けるため、藩主の命を受け大陸に渡った武士・庄助が見た愛新覚羅勃興の歴史ドラマ。司馬遼最後の小説。
2019年8月21日に日本でレビュー済み
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初期の作品なのか最初はまどろっこしく感じた。そこを過ぎれば後は一気に読み進める。
韓国は昔から韓国なのだなぁと感じざるを得ない。さんざんバカにしていた国に、支配された途端に変わる表情、そこにある悔しいけどどうすることもできない感情。こうしたことが今の韓国を作っているのだろう。
フィクションではあるが、司馬さんは歴史家として執筆する前から現在の韓国を予想していたのだろうし、それがその通りになっている。
韓国は昔から韓国なのだなぁと感じざるを得ない。さんざんバカにしていた国に、支配された途端に変わる表情、そこにある悔しいけどどうすることもできない感情。こうしたことが今の韓国を作っているのだろう。
フィクションではあるが、司馬さんは歴史家として執筆する前から現在の韓国を予想していたのだろうし、それがその通りになっている。
2021年10月26日に日本でレビュー済み
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登場人物の名前も難しいし多すぎるから面白く読めない。がっかりした。
2017年9月23日に日本でレビュー済み
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時代は豊臣から徳川に代わる頃。平戸に住む下級武士の少年が主人公。藩主の密命を受けて渡海する。・・・平戸に住む明国の暗黒街のボス、倭寇の末の人々、平戸に漂流して流れ着いた韃靼の公女。時代背景、登場人物、もうそれだけでもワクワクするおもしろさ。恋愛模様もあるんだけど、小説家って人種はスゴイなぁ・・おじさんと呼ばれる年代でも、こんなに瑞々しい恋愛感情が描けるんだ!日本、明、国は違えど海の男達も魅力的。早く下巻に読み進みたい・・でも・・残りの枚数が少なくなるのが残念だ・・と思うほどの面白さです。