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青の炎 単行本 – 1999/10

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商品の説明

内容紹介

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映画化決定! こんなにもせつない殺人者がかつていただろうか。

秀一は湘南の高校に通う17歳。女手一つで家計を担う母と素直で明るい妹の三人暮らし。その平和な生活を乱す闖入者がいた。警察も法律も及ばず話し合いも成立しない相手に秀一は自らの手で殺害することを決意する。

--このテキストは、文庫版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

光と風を浴びて、17歳の少年は、海沿いの道を駆け抜ける。愛する妹と母のために―。氷のように冷たい殺意を抱いて。人間の尊厳とは何か。愛とは、正義とは、家族の絆とは―。熱き感動を呼ぶ現代日本の『罪と罰』。日本ミステリー史上、燦然と輝く永遠の名作、ここに誕生。

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登録情報

  • 単行本: 397ページ
  • 出版社: 角川書店 (1999/10)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4048731955
  • ISBN-13: 978-4048731959
  • 発売日: 1999/10
  • 梱包サイズ: 18.8 x 13.2 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2 253件のカスタマーレビュー
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カスタマーレビュー

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形式: Kindle版
貴志祐介さんの作品は気になりつつも胸をえぐられるのが怖くて、なんとなく避けて来ましたが、心と時間に少し余裕があったので、前から読みたかった『青の炎』を読んでみる事にしました。

読み終わった感想は、切ない。とにかく切ない。文中にも秀一自身が「もしも何かが少しずつ違っていたら」と想像するシーンがありますが、まさしくそう考えずにはいられない心境です。

この先の人生、秀一の母友子と妹遥香はずっと自責の念に悩まされて生きる事になると思うし、紀子の心にも消えること無い深い傷が残るでしょう。秀一はかなり頭が良く大人びた人間である事は間違い有りませんが、そこまで考えられなかった点はやはり子供だったのだろうと思います。

途中、国語の教科書に出てくる『山月記』の引用が印象的でした。トラに化けてしまい、いつしか自分が人間であった事も忘れかつての友人を襲おうとしてしまう。また、友人大門の言葉「いかりの炎は際限なく燃え広がり、やがては、自分自身をも焼き尽くす」と言う言葉が私に強烈なインパクトを残し、更に度々秀一が自分の心を赤い炎よりも熱く真ん中で燃えている『青の炎』(=タイトルですが)に喩えていた事にリンクしてタイトルの意味にもはっとさせられました。

紀子との絡みが物語を更に切ないものに変えました。最後まで、紀子が秀一を
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形式: Audible版
オーディブルで聞きましたので、活字で読むのとは少し違うかもしれない。
読後(聞後)切なさがいつまでも残っていた。
主人公はサイコパスでもなく、どこにでもいそうなちょっと賢い高校生。

サイコパスは怒りで犯罪を犯さないし罪悪感も責任感もない。

完全犯罪の成功確率が高いのは被害者や証拠が露見しないこと。
それを成立させるためには、感情に振り回されず冷徹かつ確実にことを運ぶこと。

主人公はいずれにも該当しない。
どこにでもいる普通の人の中に彼と近い部分を見いだせるのではないだろうか。

殺害という解決策に囚われてしまったのは不幸である。
彼は物静かで、賢い人間だが、外見の印象とは異なり感情コントロールに関しては未熟だった。
他者を尊重し、その意見に耳を傾けられるほどの視野の広さも持ち合わせていなかった。

程度の差こそあれ、感情コントロールも視野の広さ、寛容さも、大人になっても身に着けるのは難しい。
ましてや10代の高校生ならしかたない部分ではあると思う。

彼の友人が「怒りの炎は自分をも焼き尽くす。なくすことはできないが抑えることはできる。」
と言っていた通り。
しかし生きて
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形式: Kindle版 Amazonで購入
でしたが後半になるとおもしろくなり一気読みしてしまいました。最後はもしかしたら「読者のご想像におまかせします」だったのかな・・・と思いました。
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形式: 文庫 Amazonで購入
青春を謳歌するべき時期に違う道を歩んでしまった主人公。後悔先に立たず。
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形式: 文庫
今まで読んできた青春小説の中で間違いなくベスト3に食い込む作品。ホラー小説で有名な作家さんですがこういったストーリーも書けるのかとその多面性に驚きました。
主人公は男子高校生・秀一。数年前に母親と離婚したはずの父親が再び秀一たちの前に現れ、寄生虫のように居付き、家庭内に暗い影を落とす。警察は事件が起こってからではないと動かず、離婚の際に世話になった弁護士も母親からの訴えがなければ動けないと言う。外部からの助けが得られない以上、自分でなんとかするしかない。母親と妹を父親の毒牙から守るため秀一は完全犯罪を計画する…というのが本作のあらすじ。
「黒い家」「クリムゾンの迷宮」などの作品に比べると、読者に先へ先へとページをめくらせる求心力は低め。作風的には「硝子のハンマー」などの防犯探偵シリーズと似てます。ミステリー要素が強いからかな。理詰めのトリックはさすがの一言。秀一が完全犯罪に向けて試行錯誤している部分を見ているだけでけっこう面白い。
主人公・秀一は年のわりに斜に構えた人物というか、気取ったところがあり鼻につく部分も多々見られるのですが、読み進めるうちに不思議と共感していきます。完全犯罪を目論む時点でこういう展開になるのは目に見えていましたが、それでも取り返しのつかないところまでゆっくりと落ちていく秀一を見ているのは本当に辛かった。歯車が狂ったというよりボ
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