貴志さんの作品はいくつか読みましたが
このジャンルが苦手なせいかどうも面白いと思えなかった。
完全犯罪のために一般人がトリックにトリックを重ねるほど
不自然な点や不備な点がどんどん累積されていくようで
やめてくれー!と思ってしまう方だから
推理小説一般も苦手なのです。
むしろ、綿密な計画を立てて殺人を実行するまで至った
主人公の少年の一見理知的なようでいて異常なところがわかっていく話だと好みだったかも。
例えば高校生なのにほぼアル中なこの主人公君
実は一人目の被害者の実子なのは彼の方だったとかね。犯罪が成功しても失敗しても救われない感じだったら
もっと貴志さんぽいと思ったかも。
あと、あれですね。
お約束なのかもしれないけれど
男性作家が好んで描写する、処女の初体験時の
「絶頂」。
これ、吹き出してしまうからやめてほしいです。
繊細な感情の描写があっても台無し。笑えます。
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青の炎 (角川文庫) 文庫 – 2002/10/23
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映画化決定!こんなにもせつない殺人者がかつていただろうか。
秀一は湘南の高校に通う17歳。女手一つで家計を担う母と素直で明るい妹の三人暮らし。その平和な生活を乱す闖入者がいた。警察も法律も及ばず話し合いも成立しない相手を秀一は自ら殺害することを決意する。
秀一は湘南の高校に通う17歳。女手一つで家計を担う母と素直で明るい妹の三人暮らし。その平和な生活を乱す闖入者がいた。警察も法律も及ばず話し合いも成立しない相手を秀一は自ら殺害することを決意する。
- 本の長さ496ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2002/10/23
- ISBN-104041979064
- ISBN-13978-4041979068
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
櫛森秀一は、湘南の高校に通う十七歳。女手一つで家計を担う母と素直で明るい妹との三人暮らし。その平和な家庭の一家団欒を踏みにじる闖入者が現れた。母が十年前、再婚しすぐに別れた男、曾根だった。曾根は秀一の家に居座って傍若無人に振る舞い、母の体のみならず妹にまで手を出そうとしていた。警察も法律も家族の幸せを取り返してはくれないことを知った秀一は決意する。自らの手で曾根を葬り去ることを…。完全犯罪に挑む少年の孤独な戦い。その哀切な心象風景を精妙な筆致で描き上げた、日本ミステリー史に残る感動の名作。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
貴志/祐介
1959年、大阪生まれ。京都大学経済学部卒。生命保険会社に勤務した後、フリーに。96年、「ISOLA」が第三回日本ホラー小説大賞長編賞佳作となり、『十三番目の人格―ISOLA―』と改題し、角川ホラー文庫より刊行される。翌年『黒い家』で第四回日本ホラー小説大賞を受賞、同作は一〇〇万部を超えるベストセラーになる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1959年、大阪生まれ。京都大学経済学部卒。生命保険会社に勤務した後、フリーに。96年、「ISOLA」が第三回日本ホラー小説大賞長編賞佳作となり、『十三番目の人格―ISOLA―』と改題し、角川ホラー文庫より刊行される。翌年『黒い家』で第四回日本ホラー小説大賞を受賞、同作は一〇〇万部を超えるベストセラーになる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
第166回芥川賞・直木賞 受賞作決定
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2002/10/23)
- 発売日 : 2002/10/23
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 496ページ
- ISBN-10 : 4041979064
- ISBN-13 : 978-4041979068
- Amazon 売れ筋ランキング: - 11,456位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 171位ミステリー・サスペンス・ハードボイルド (本)
- - 324位角川文庫
- - 342位日本文学
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
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2019年10月22日に日本でレビュー済み
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30人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2018年9月16日に日本でレビュー済み
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私がこの作品で感じたのは、人の心の美しさだ。
主人公が1件目の殺人を犯したのは、純粋に母と妹のためだった。
愛する家族を守るためとはいえ、殺人は許されることではないし、実際問題発覚する可能性も高い。
ただ、彼の眼にはそんなことは入ってこなかったのだろう。それは愚かなことではあるが、その愚かしいまでの純粋さが、私には美しく感じられた。
殺した後の描写も生々しい。人を殺してしまったという罪悪感と、発覚するのではないかという恐怖が彼を苦しめる。
そこで描かれているのも、また心だ。どんなに冷静ぶっていても、自然に出てしまう、感情。その姿が美しい。
2件目の殺人は、ためらいながら実行する。なぜなら1件目と違い、殺すのは憎んでいる相手ではなく、かつての親友だからだ。ただ、家族を守るため、そして1件目ですでに殺人という一線を超えてしまっているため、実行に至ってしまう。
結局すべては露見してしまうが、発覚した後の彼は、初めて自分を客観的に見ることができるようになっていた。そして、自分の行いを後悔しつつも、家族を守るため、最後の手段に出る。
彼の中の純粋な”青の炎”が勢いよく燃え盛り、そしてゆらゆらと揺らぎながらも、最終的には落ち着いた炎になって静かに消えていく。人の心をこれほど純粋かつ情熱的に描いた作品は他にないのではないだろうか。
主人公が1件目の殺人を犯したのは、純粋に母と妹のためだった。
愛する家族を守るためとはいえ、殺人は許されることではないし、実際問題発覚する可能性も高い。
ただ、彼の眼にはそんなことは入ってこなかったのだろう。それは愚かなことではあるが、その愚かしいまでの純粋さが、私には美しく感じられた。
殺した後の描写も生々しい。人を殺してしまったという罪悪感と、発覚するのではないかという恐怖が彼を苦しめる。
そこで描かれているのも、また心だ。どんなに冷静ぶっていても、自然に出てしまう、感情。その姿が美しい。
2件目の殺人は、ためらいながら実行する。なぜなら1件目と違い、殺すのは憎んでいる相手ではなく、かつての親友だからだ。ただ、家族を守るため、そして1件目ですでに殺人という一線を超えてしまっているため、実行に至ってしまう。
結局すべては露見してしまうが、発覚した後の彼は、初めて自分を客観的に見ることができるようになっていた。そして、自分の行いを後悔しつつも、家族を守るため、最後の手段に出る。
彼の中の純粋な”青の炎”が勢いよく燃え盛り、そしてゆらゆらと揺らぎながらも、最終的には落ち着いた炎になって静かに消えていく。人の心をこれほど純粋かつ情熱的に描いた作品は他にないのではないだろうか。
2019年11月21日に日本でレビュー済み
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映画にもなって。有名な作品ですが。
感想としては、
とても真っ直ぐに「自分が出来る最も最善な事は何か?」をひたすら考え実行してきた主人公の、悪い面と良い面を、折角読むなら心に刻んでほしい内容かな…と思いました。
「人として」常に誰もが何かを判断、実行をすると思います。歳を重ねて経験が重なっても、「絶対的に正しい事」は難しいですね。
個人的には。社会的な様々なルールに即して選択肢を絞るのが今出来る最良の判断である。と、思う事も多いのですが。
そこに甘んじて、何かを諦める事の出来ない主人公の選択と実行を追ううちに、判断基準とは?正しさとは?
と、自身が信じてきた「正しい事」を推考したくなる作品だと思いました。
感想としては、
とても真っ直ぐに「自分が出来る最も最善な事は何か?」をひたすら考え実行してきた主人公の、悪い面と良い面を、折角読むなら心に刻んでほしい内容かな…と思いました。
「人として」常に誰もが何かを判断、実行をすると思います。歳を重ねて経験が重なっても、「絶対的に正しい事」は難しいですね。
個人的には。社会的な様々なルールに即して選択肢を絞るのが今出来る最良の判断である。と、思う事も多いのですが。
そこに甘んじて、何かを諦める事の出来ない主人公の選択と実行を追ううちに、判断基準とは?正しさとは?
と、自身が信じてきた「正しい事」を推考したくなる作品だと思いました。
2020年4月3日に日本でレビュー済み
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これから「曾根」という名前を見るたび罪もない曾根さんを嫌な目で見てしまいそう。「曽根」さんならなんかちょっと許せちゃうかも(ギャル的に)
もしこの物語の曾根の名前が例えば綾瀬とか白石ならこんな腹が立たなかったのではないのか。名前の響きって凄い。
それはそうと主人公の秀一君に特別共感もしてないし、自業自得だと思うところも少しあったけど応援してしまう。そうさせてる物語と人物造形が凄いと思います。
もしこの物語の曾根の名前が例えば綾瀬とか白石ならこんな腹が立たなかったのではないのか。名前の響きって凄い。
それはそうと主人公の秀一君に特別共感もしてないし、自業自得だと思うところも少しあったけど応援してしまう。そうさせてる物語と人物造形が凄いと思います。
2022年1月11日に日本でレビュー済み
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だった気がします。
ここからネタバレ含みます。
とにかく最後の取り調べの重苦しさからラストのお別れまでの友情と家族愛が痛い。
こんなに引き込まれるとは思いませんでした。
読み終わってから放心状態で、胸の奥が萎んでしまったような感じ。
ラストは今まで心の中で応援してたはずの主人公が許せなかった。
落ちが良くないとかではなく飽くまで主人公の清算の仕方が気に食わなかった。
残された人の気持ちを考えられる人間なのに何故。
楽になりたいという感情が偽りにしか思えず、機微を読み取ろうにも教室に残された彼女の姿が浮かんでしまいます。
ここからネタバレ含みます。
とにかく最後の取り調べの重苦しさからラストのお別れまでの友情と家族愛が痛い。
こんなに引き込まれるとは思いませんでした。
読み終わってから放心状態で、胸の奥が萎んでしまったような感じ。
ラストは今まで心の中で応援してたはずの主人公が許せなかった。
落ちが良くないとかではなく飽くまで主人公の清算の仕方が気に食わなかった。
残された人の気持ちを考えられる人間なのに何故。
楽になりたいという感情が偽りにしか思えず、機微を読み取ろうにも教室に残された彼女の姿が浮かんでしまいます。






