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霞が関残酷物語―さまよえる官僚たち (中公新書ラクレ) 新書 – 2002/7

5つ星のうち 4.1 9件のカスタマーレビュー

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商品の説明

著者からのコメント

国民感覚からかけ離れた異文化社会の実態 “カラ出張”がそんなにワルいことだなんて思ってもみなかった……。当時既に旧労働省を退職し、モノ書きの世界に飛び込んでいたものの--それでもマスコミ報道で「役所のカラ出張による裏金作り」追及が始まった時、これが筆者の偽らざる本音であった。だって現役官僚時代、筆者もさんざんカラ出張させられていたし……

 お前も役所の裏金作りに一枚噛んでいたのか? なんて悪い奴なんだ、お前は!? ごめんなさい。その通りです。国民の血税を役所の裏金に転換するマネー・ロンダリング--カラ出張。間違っても褒められる行為でないことは百も承知していたし、そのリストに自分の名前が載っていることくらいは承知していたのだから、面と向かって痛罵されても返せる言葉などどこにもない。

 でもそれでも言い訳をさせてもらえばカラ出張で、本人がおいしい思いをすることなんてないのである。単に記録上、筆者がどこかに出張したことになっているだけの話。実際にはその間も役所でコキ遣われているわけで、単に経理がこちらの名前を勝手に遣っているだけの話なのである。実際には行っていないのだから当然、出張経費は経理の手元にそのまま残る。それを帳簿に載っていない裏金として、彼らが時に応じて適宜使用するというわけ。それもたいていは局長の毎日の昼飯代とか、幹部連中のゴルフコンペの景品などなど実に下らない用途に遣われているのが現状なのだが。

 もちろん我々を含めた課の懇親会費用などに流用してくれることもあるため、こちらも全く恩恵に与っていないと強弁することはできない。それでもやはりカラ出張でおいしい思いをしているのは、圧倒的に一部の幹部達だけなのだ。こちらは年末辺りに主任から
「西村君は今年はどこにも出張していないな。どこか行きたいところある?」

「そうですねぇ。今年は特に忙しくて徹夜続きでしたから。出張の時くらい気晴しに、北海道にでも羽を伸ばしたいですね」
「えーと(と帳簿をめくりながら)ダメだ。君は既に北海道には行ったことになっている。この九月のいい季節に、ね」
「えっ僕は帳簿上、そんなおいしい思いをしたことになってるんですか?」

「そう。先に言っておくと他にも、東北方面や九州方面は全部アウトだね。北陸も四国もダメ。全部行ったことになっている。結局残っているのは……なんだこれだけかぁ。茨城県と愛知県」
「そ、それじゃぁどこに行きたい? も何も……。その二つの中から選ぶしかないということじゃないですか!?」

「そういうことだね。おまけにどちらも距離的に近過ぎるから一泊はダメ。まぁ日帰り旅行と思って、骨休めに行って来たら?」
 なんてな感じで行きたいところに行くことさえできなかった。このようにカラ出張では不利益を被った覚えの方がずっと多い。

 だからと言うわけでもないだろうが、カラ出張というものに対して特段罪悪感の覚えはないのである。恐らく筆者の同僚達もそれが実感なのではないだろうか。民間でもどこでもやっていることなんじゃないの……?

 そうじゃない。曲がりなりにも国民の血税を預かる立場なのだから、その費消に当たってはもっと身を律すべきなのだ。でもそんなことを思っているのは役所を辞めてからの話。ことほど作用に霞が関という街は、国民の感覚からはおよそ掛け離れた“異文化”に包まれているのである。

 その有様を赤裸々に世間に問うてやろうと思って本書を書いた。この国にこんな異界があったなんて……。まるで異国を覗くような興味本位で本書を楽しみ、政府という名の“アニマル・ハウス”の実態に国民としての怒りを感じていただければ、作者としてこんなに嬉しいことはない。

出版社からのコメント

出版社 中央公論新社 黒田剛史, 2002/07/26
辞めるか、死ぬか、諦めるか――地獄の三択が官僚を襲う
 本書は、大蔵騒動から外務省スキャンダルにいたるまで、官腐敗の元凶を“身分差別”人事制度に求めて、ノンキャリア、技官の実態を探りました。

 ノンキャリアの記述では、機密費流用事件の松尾克俊氏や、鈴木宗男氏と“特別な絆”を結んだ佐藤優氏らに焦点を当てています。なぜ彼らノンキャリアだけが罪を被ったのか? 技官の記述では、著者自ら旧労働省の技官であった経験に基づきながら、薬害エイズ事件等を取り上げています。なぜ事務官ばかりが出世するのか?

 一方、キャリアについては、政官関係における族議員の実態等、KSD事件を体験した元官僚の著者ならではのリアルな本音の描写がなされています。なぜエース官僚は霞が関を早期退職し、就職活動で霞が関は敬遠されつつあるのか?

なお本書は、著者が4年間技官として旧労働省で働いた実感と、ノンフィクション作家として10年の歳月をかけた取材の集大成です。ぜひご一読ください。

(目次)
序章 無法の町、霞が関
1 キャリアとノンキャリア――「残酷人事」其の壱
2 事務官と技官――「残酷人事」其の弐
3 国家公務員法アンタッチャブル――無視される国法
4 永田町という雲上界――霞が関を上回る“特権階級”
5 辞めるか、死ぬか、諦めるか――官僚に残された“地獄の三択”
終章 それでも希望を探して……

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登録情報

  • 新書: 280ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2002/07)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4121500563
  • ISBN-13: 978-4121500564
  • 発売日: 2002/07
  • 梱包サイズ: 17.2 x 11 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1 9件のカスタマーレビュー
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カスタマーレビュー

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2013年11月2日
形式: 新書
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2009年5月31日
形式: 新書
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2012年8月21日
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2002年7月25日
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2005年5月23日
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2004年9月5日
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2003年1月18日
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2004年2月1日
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