今回、龍を身近に感じるという親愛なる方から紹介されたので購入。そのためこの方の作品はこれが初めて。
ということで、読書感想文になります。
*多少のネタバレあると思いますのでご了承のほど宜しくお願いします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
おおまかな内容としては、龍の存在と
龍の立ち位置からこの世(物質世界)から幽質世界、霊界、神界に至るまで多次元空間の意識についてのお話と、それぞれの守護霊や龍たちの体験談と訴えを面白くもおかしくもなく、ただただ、真面目に四角四面に綴ってるかと思いきや、サブリミナルのように、文章のあちこちに思想的なものを埋め込んだ作品。
最初の読み始めは、龍の生態や、役割など
あと、人間との関わりあいかたなどを書いてて、途中涙するほどに感動する場面も多く、いろいろ考えさせられたのだが
後半は、どうにも解せない点が多くなり
人間でもある程度の精神的な修練を重ねると、高級とか高貴とかいうレベルのようなラベルから離れるものなのだが…
やたらと、高級な霊魂とか、高貴な愛とか…
といった表現も多く。
最後の方に差し掛かると
「霊的な修行」をしなさい!と言われてるというか、強制されてる気分になってくる。
現在、私は
神様が降りてこられて、沢山の師事をうけておりますし、年初には天と繋がることで、何度か行き来をして、神々の祝福も受けましたし、神界にてイエス様にお逢いして、今の道を信じて行きなさいと言われ、イエス様から「 イザナキ、イザナミの師事に従いなさい」とも言われました。
今年の5月に緑色(青から緑に変わるグラデーションと光の加減で虹色にも見える)龍とも契りを結びました。
今は、イザナミ様からの命でヤマトタケル様とスサノオ様が入れ替りで降りてこられます。
しかし、それらの事が僕の身に起きてるのは謎で、この本は、そこには答えてもくれてません。
ただ、緑龍が無口で僕との間に一定の距離感を保ってる意味がなんとなくわかりました。
本の感想文に戻りますが
それだけに、最後の方の「霊的な修行」をすごく強制してくるのに、霊的な修行のやり方は書いてなくて、
巻末に、著者のホームページへの誘導QRコードが掲載されてる。
新手の霊感商法な匂いもプンプンします。
本の内容が、よくよく考えながら読むと
この本だけが真実である!と言わんばかりな部分と偏見が凄く見え隠れしてて
僕のようなエンパス体質な人や、サイキックな人、各種能力者についても触れず
あまりにも、個人レベルなフィールドのお話も多くて、うーーんと唸る部分が多かったです。
あと、宇宙レベルの話も出てくるのですが、あまりにもミニマムな宇宙なので、著者についてる霊魂の知識の薄さもちょっと気になりました。 僕の知ってる範囲では「根源の御方」のおられる次元までに広がる宇宙には人間が住んでる星は、地球しかないみたいな書き方。 いくらでも他にも文明の発達した星は腐るほどあるし、そこから地球に転生してくる魂だってあるのに…
龍も、富士山を中心に活動してるみたいなくだりがありましたが、世界中にはそれ以上の霊峰が山のようにあるし
星々にも、それこそ多種多様な龍がいる。
なので、エンパスだからこそ感じるのですが…
どうしても、後半から最後の方にかけての文章に、思想の押し付けとか、名誉欲とかビジネスの匂いがプンプンしてきます。
本の金額もかなりなお値段で、東野圭吾の新作(ハードカバー)くらいの値段なのに
自己出版だからなのか…
装丁などが、なんとなくチープなので所有欲を満たせない。
あと、たかだか160ページ程度で字も大きいので、絵本を読むくらいのスピードで読み終わってしまう。
文章構成もグダグダなため、何度も同じフレーズが出てきて、軽いデジャ・ビュ。
とはいえ…
龍について知らない部分も勉強できたのでとてもよい本に巡り会えたのは事実ですね。
全部は鵜呑みには出来ないです。
Kindle 端末は必要ありません。無料 Kindle アプリのいずれかをダウンロードすると、スマートフォン、タブレットPCで Kindle 本をお読みいただけます。
無料アプリを入手するには、Eメールアドレスを入力してください。
