「生まれながらにVRのみで生活する民族」というコンセプトは面白いですが、設定が甘いです。
例えばスー族がVR装置の開発、装着を始めてから数十年しか経っていないのに、
VR式の葬儀方法が伝統化していたり、死後の概念が変革しているなど、既に文化がVRの世界に最適化している点に違和感を覚えます。
(生まれながらにVRを装着した世代がやっと死に始めた時期だとおもうので)
他にも、表現したいこと、言わんとしていることはわかるものの
的確でなかったり無理やりであったりして、小説として練れていない印象です。
後半はアイドルマスターというゲームの体験記になっています。
正直こちらは読めたものじゃありませんでした。
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