花魁を描いた「花宵道中」が印象深かったので
「美しい少女たちの美しい孤独」というコピーを読んで
どんなお話なのだろうと興味津々でした。
設定や登場人物や舞台設定がちがっても
宮木さんの、華麗で耽美的で繊細で胸にぐっと迫ってくるところは
変わらずで、むしろより強化されている印象を受けました。
言葉では多くを説明しないけれど、
読み手に「ああ。。。わかる。すごくわかる」と思わせる
さじかげんは、ほんとうに上手だなあと感服。
残念ながら今回はなかったけれど、「花宵道中」の
ような美しい官能シーンもまた読みたいです。
雨の塔 (集英社文庫) (日本語) 文庫 – 2011/2/18
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商品の説明
内容紹介
美しい少女たちの孤独と秘密
資産家の娘だけが入れる全寮制の女子大に「捨てられた」4人。世間から隔絶され孤独が深まる中、互いに意識し惹かれあうように──。この上なく繊細で切ない少女たちの物語。(解説/吉川トリコ)
内容(「BOOK」データベースより)
その岬には資産家の娘だけが入れる全寮制の女子大があった。衣服と食べ物は好きなだけ手に入るが、情報と自由は与えられない。そんな陸の孤島で暮らす4人の少女―高校で同性と心中未遂を起こした矢咲、母親に捨てられた小津、妾腹の子である三島、母親のいない都岡。孤独な魂は互いに惹かれあい、嫉妬と執着がそれぞれの運命を狂わせてゆく。胸苦しいほど切なく繊細な、少女たちの物語。
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