“はじめに”に、DXの成功に必要なことが、2つ書かれている。
① インセンティブの設定
② 経営課題とのリンク
3章構成のうち、1章は上記の詳しい説明となっており、その後の2・3章は、職種や業界の課題、DXの具体的な活用方法、成果について書かれている。
著者が経営者として行った出版会社でのDXや、実際にコンサルした会社の実績が書かれているが、この手の本でよくある自慢話がなく、実務ベースで書かれているため、気持ちよく読み進められた。
この本を読むまで、画期的な技術を外部から採り入れれば、パソコンやスマホを活用して生産性が向上したように、成果に繋がるものだと思っていた。しかし、DXでは、自社の課題が明確になっていなければ、どんな技術を導入するのか、どんなカスタマイズにするのかが決まらない。多くの企業で、自社のビジョン、方向性が定まっていないため、DXの導入が進んでいないことを痛感した。
著者のようなコンサルタント、DX推進担当者の努力によって、体質改善が行われ、最適な労働で、成果を生み出す企業が増えていくだろう。
企業は経営者に懸かっているという当たり前なことを、具体的に気づかせてくれる1冊だった。
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難しい話はもういいんでDXがうまくいく方法だけ教えてください 単行本(ソフトカバー) – 2022/4/28
日淺光博
(著)
購入を強化する
DXを
「実施していて成果も出ている」
日本企業は、わずか13.5%。
つまり、
ほとんどのDXプロジェクトが
期待通りになっていないということです。
その原因の多くは、
じつは社内のすべての人に
DXを推進することで得られる
インセンティブを
設定できていないことにあります。
経営者も、DX推進担当も、現場の社員も、
自分ごとになっていなければ
どんなプロジェクトも
うまくはいきません。
本書は、日本企業数十社のDXを
成功させてきた著者が、
デジタルを「利用」して
生まれ変わったかのように
会社がよくなるために必要なことを
わかりやすくお伝えしていきます。
大手コンサルやGAFAなどの「遠い話」ではなく
日本の中小企業メインの
リアルで豊富なプロジェクト事例を
読むだけでもDXの経験値が貯まるように
なっているので、
悩みの尽きないDX推進担当や経営者に役立つはず。
社内や部署内で共有すれば
DX推進を強力にサポートします。
【目次より】
DXの現実1 経営者の悩み 誰もビジョンについてきてくれない
DXの現実2 推進担当の悩み 縦割りで社内の協力が得られない
DXの現実3 現場社員の悩み システム導入を丸投げされてつらい はじめに DXがうまくいかない原因は2つしかない
第1章 DXでつまずく会社、うまくいく会社
第2章 読むだけでDXがうまくいく! 部署別ケーススタディ編
営業部のDX
CASE1 スマホ1台ですべての営業活動を行いたい
CASE2 物件の内見から契約までリモート化したい
マーケティング部のDX
CASE3 データ分析を進めていきたい百貨店
CASE4 創業以来の顧客台帳をデータ化して活用を
人事・労務部のDX
CASE5 働き方改革を迫られ対応が急務に
CASE6 乗車前点呼をロボットにサポートさせる
経理部のDX
CASE7 経理業務が遅くデータを有効活用できない
接客部門のDX
CASE8 変化を求められWeb接客を積極導入
CASE9 飲食店にモバイルオーダーの導入を
情報システム部のDX
CASE10 クラウド化で作業効率を高め経費削減を
CASE11 社内資料をフルデジタルで管理したい
経営部門のDX
CASE12 オンライン化し古いシステムを刷新する
CASE13 子どもの教育にロボットを導入してみたい
経営企画部のDX
CASE14 運送のロスをなくしたい
第3章 読むだけでうまくいく! 業界の課題とテクノロジー編
製造業のDX 物流業のDX 不動産業のDX 医療業のDX 教育業のDX 小売業のDX 建設業のDX アパレル業のDX 飲食業のDX 宿泊業のDX
「実施していて成果も出ている」
日本企業は、わずか13.5%。
つまり、
ほとんどのDXプロジェクトが
期待通りになっていないということです。
その原因の多くは、
じつは社内のすべての人に
DXを推進することで得られる
インセンティブを
設定できていないことにあります。
経営者も、DX推進担当も、現場の社員も、
自分ごとになっていなければ
どんなプロジェクトも
うまくはいきません。
本書は、日本企業数十社のDXを
成功させてきた著者が、
デジタルを「利用」して
生まれ変わったかのように
会社がよくなるために必要なことを
わかりやすくお伝えしていきます。
大手コンサルやGAFAなどの「遠い話」ではなく
日本の中小企業メインの
リアルで豊富なプロジェクト事例を
読むだけでもDXの経験値が貯まるように
なっているので、
悩みの尽きないDX推進担当や経営者に役立つはず。
社内や部署内で共有すれば
DX推進を強力にサポートします。
【目次より】
DXの現実1 経営者の悩み 誰もビジョンについてきてくれない
DXの現実2 推進担当の悩み 縦割りで社内の協力が得られない
DXの現実3 現場社員の悩み システム導入を丸投げされてつらい はじめに DXがうまくいかない原因は2つしかない
第1章 DXでつまずく会社、うまくいく会社
第2章 読むだけでDXがうまくいく! 部署別ケーススタディ編
営業部のDX
CASE1 スマホ1台ですべての営業活動を行いたい
CASE2 物件の内見から契約までリモート化したい
マーケティング部のDX
CASE3 データ分析を進めていきたい百貨店
CASE4 創業以来の顧客台帳をデータ化して活用を
人事・労務部のDX
CASE5 働き方改革を迫られ対応が急務に
CASE6 乗車前点呼をロボットにサポートさせる
経理部のDX
CASE7 経理業務が遅くデータを有効活用できない
接客部門のDX
CASE8 変化を求められWeb接客を積極導入
CASE9 飲食店にモバイルオーダーの導入を
情報システム部のDX
CASE10 クラウド化で作業効率を高め経費削減を
CASE11 社内資料をフルデジタルで管理したい
経営部門のDX
CASE12 オンライン化し古いシステムを刷新する
CASE13 子どもの教育にロボットを導入してみたい
経営企画部のDX
CASE14 運送のロスをなくしたい
第3章 読むだけでうまくいく! 業界の課題とテクノロジー編
製造業のDX 物流業のDX 不動産業のDX 医療業のDX 教育業のDX 小売業のDX 建設業のDX アパレル業のDX 飲食業のDX 宿泊業のDX
- 本の長さ271ページ
- 言語日本語
- 出版社サンマーク出版
- 発売日2022/4/28
- 寸法13 x 1.8 x 18.9 cm
- ISBN-104763139622
- ISBN-13978-4763139627
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商品の説明
著者について
日淺光博(ひあさ・みつひろ)
DX専門コンサルティングファーム・株式会社日淺代表取締役社長。DXコンサルタント。大学卒業後、ベンチャー企業2社でITコンサルティングを経験。2012年に起業。公益財団法人九州経済調査協会アドバイザー、三越伊勢丹グループ会社顧問などを歴任。DXコンサルタントとして、直近2年で40社以上のDXプロジェクトに関わり現在に至る。DXに特化した情報発信やデジタル人材育成動画を配信する「GoDX」を運営。
DX専門コンサルティングファーム・株式会社日淺代表取締役社長。DXコンサルタント。大学卒業後、ベンチャー企業2社でITコンサルティングを経験。2012年に起業。公益財団法人九州経済調査協会アドバイザー、三越伊勢丹グループ会社顧問などを歴任。DXコンサルタントとして、直近2年で40社以上のDXプロジェクトに関わり現在に至る。DXに特化した情報発信やデジタル人材育成動画を配信する「GoDX」を運営。
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登録情報
- 出版社 : サンマーク出版 (2022/4/28)
- 発売日 : 2022/4/28
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 271ページ
- ISBN-10 : 4763139622
- ISBN-13 : 978-4763139627
- 寸法 : 13 x 1.8 x 18.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 130,334位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 46位企業再生・倒産
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年5月2日に日本でレビュー済み
「DXがうまくいかない原因は2つだけ」との冒頭部分にとても共感しました。その内の1つがインセンティブ。仕事でも勉強でも、趣味でも懸命に取り組んだ結果、成功したり、上手になったときには、なんらかのご褒美が欲しくなります。逆に何もご褒美がないと、当初は通常業務に追加で負荷されそうなDXのための業務を自分事として取り組めなさそうな気もします。インセンティブを立場の違う人それぞれにきちんと設定しましょう、という部分で、本書では経営者、DX推進担当者、現場社員と3者に分けています。
原因のもう1つがインセンティブとその会社の経営課題との紐付け。みんなが頑張った結果、会社自体も以前よりよくなる、社員の不便が解消される、などといった効果が必要ということだと理解しました。
冒頭部分でうまくいかない原因2つに納得しつつ、とはいえ、この2つを設定して現実に計画・実行していくことが難しいんだよね、と冷めた思いで、読んでいました。ところが、その後につづく、本書の大部分はDXプロジェクトの進め方、各部門別のケーススタディ、様々な業界別の課題とソリューションの提案が書かれており、DXをうまくいかせるための小さなコツみたいなものもちりばめられていて、多くのDXプロジェクトを経験した著者によるとても現実的、実践的な本だと思いました。参考になりました。
原因のもう1つがインセンティブとその会社の経営課題との紐付け。みんなが頑張った結果、会社自体も以前よりよくなる、社員の不便が解消される、などといった効果が必要ということだと理解しました。
冒頭部分でうまくいかない原因2つに納得しつつ、とはいえ、この2つを設定して現実に計画・実行していくことが難しいんだよね、と冷めた思いで、読んでいました。ところが、その後につづく、本書の大部分はDXプロジェクトの進め方、各部門別のケーススタディ、様々な業界別の課題とソリューションの提案が書かれており、DXをうまくいかせるための小さなコツみたいなものもちりばめられていて、多くのDXプロジェクトを経験した著者によるとても現実的、実践的な本だと思いました。参考になりました。
2022年5月5日に日本でレビュー済み
システム担当社員などいない中小零細企業からすれば、DXという言葉は耳にしても、そもそも自社で何をするのがDXなのかがよく分からないケースがほとんどだと思います。とはいえ書店に並ぶ所謂「DX本」は事例も大企業中心で内容も難しい本が多かったと思います。AIと言われても中小企業では活用できない。
今回のコロナ禍で環境が激変し、売上が大きく落ちた業界、企業ほどビジネスの構造を変える必要に迫られている中でそれを実現できる可能性があるのがDX。本書は業界別、立場別の事例がたくさん記されていることから、最初に読むべき一冊として入りやすいと思いました。
今回のコロナ禍で環境が激変し、売上が大きく落ちた業界、企業ほどビジネスの構造を変える必要に迫られている中でそれを実現できる可能性があるのがDX。本書は業界別、立場別の事例がたくさん記されていることから、最初に読むべき一冊として入りやすいと思いました。
2022年5月1日に日本でレビュー済み
DXをテーマにした本は最近数多く出版されていますが、この本は「インセンティブ」というキーワードをもとにDXを成功させるための具体的な方法について解説しており、特に実践的な内容だと思います。DXの具体例も様々な部門や業界を網羅しており、どの業界にもDX導入が必須であることを意識させられました。タイトルにもあるように難しいことは書かれていないため、スラスラ読めます!DXを進めていくに当たり、社内でどのように行動を起こしていくか、周りを巻き込んでいくかに悩んでいる方、必読です!
2022年5月14日に日本でレビュー済み
全体的に読みやすく一気に読めます。
上司からDX推進を指示されたけど何をやったら良いかわからない。。。そんな人が読むとDXに必要なこと、DXとは何か?DXのゴールとは?あたりがそれぞれの視点から理解することができます。
事例も紹介されているので、ある程度、具体的に想像できてよかったです。
ただ、この書籍を読んだだけでDXを実現できるわけではないので、DXに関する専門書にあたるかコンサルに相談するなどのネクストアクションが必要となります。世のDX担当者のほとんどはDXとは何かよくわからずコンサルタントや経営陣に言われたことを半信半疑で実行している人が多いと思いますので、そのような人たちと話せるようになるといった意味でも入門書として良いかと思います。
上司からDX推進を指示されたけど何をやったら良いかわからない。。。そんな人が読むとDXに必要なこと、DXとは何か?DXのゴールとは?あたりがそれぞれの視点から理解することができます。
事例も紹介されているので、ある程度、具体的に想像できてよかったです。
ただ、この書籍を読んだだけでDXを実現できるわけではないので、DXに関する専門書にあたるかコンサルに相談するなどのネクストアクションが必要となります。世のDX担当者のほとんどはDXとは何かよくわからずコンサルタントや経営陣に言われたことを半信半疑で実行している人が多いと思いますので、そのような人たちと話せるようになるといった意味でも入門書として良いかと思います。