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阿修羅ガール 単行本 – 2003/1

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商品の説明

受賞歴

第16回(2003年) 三島由紀夫賞受賞

商品説明

   『煙か土か食い物』でミステリー作家としてデビューし、第15回三島由紀夫賞候補作となった処女短編集『熊の場所』で、圧倒的な存在感を見せつけた舞城王太郎の長編小説。主人公による軽妙な口語体で、まくしたてるようにストーリーを展開させていく独特の手法はそのままに、『熊の場所』の重要なモチーフであった、危険で暴力に満ちた世界観を、現実と妄想、現世と冥界までをも巻き込んで、さらにダイナミックに押し広げた作品に仕上がっている。

   好きでもないクラスメートの佐野明彦となぜか「やっちゃった」アイコは「自尊心」を傷つけられて、佐野の顔面に蹴りを入れ、ホテルから逃げ出す。翌日、佐野との一件で同級生たちにシメられそうになるアイコだが、逆に相手をボコって、佐野が失踪したことを知らされる。佐野の自宅には切断された指が送られてきたという。アイコは、思いを寄せる金田陽治とともに、佐野の行方を追うが…。

   同級生の誘拐事件、幼児3人をバラバラにした「グルグル魔人」、中学生を標的とした暴動「アルマゲドン」。謎の男・桜月淡雪、ハデブラ村に住む少女・シャスティン、グッチ裕三に石原慎太郎。暴力的でグロテスクな事件とキャラクターたちが交錯する中を全力疾走するアイコの物語からは、限りなくピュアなラブ・ストーリーが垣間見えてくる。純文学やミステリーといったジャンルを遥かに飛びこえた、文学そのものの持つパワーと可能性を存分に味わっていただきたい。(中島正敏)

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登録情報

  • 単行本: 284ページ
  • 出版社: 新潮社 (2003/01)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4104580015
  • ISBN-13: 978-4104580019
  • 発売日: 2003/01
  • 商品パッケージの寸法: 18.6 x 13.2 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7 32件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 643,264位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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カスタマーレビュー

トップカスタマーレビュー

投稿者 イッパツマン トップ1000レビュアー 投稿日 2010/2/19
形式: 単行本
 舞城作品の中では相対評価は低く置いてます。ネットの掲示板をきっかけに暴動が起こる。主人公は下半身の緩い女子高生。ステレオタイプな設定が足枷になったのか、他の作品に見られるようなハチャメチャな想像力と文体のドライブ感が生まれていません。また、いつものように世界に溢れる暴力のどうしようもなさが的確に描かれていないため、舞城作品の魅力であるポジティブなメッセージも空回りしています。

 主人公は連続殺人犯を「許そうと思う。愛そうと思う。」(p.273)と言っており、そこに悪神だったというエピソードを持つ阿修羅の仏教エピソードが深みを与える設計だったはずなのでしょうが、こういう半ば宗教的境地の「慈悲」を語り切るのには、主人公が事件を他人事のように語るモノローグではなく、被害者の遺族の言葉やエピソードに拠らなくては説得力が無いでしょう。設計ミスのまま突っ走ってしまったため、いつもの勢いや思考の到達点に届かなかった作品だと思います。ヘタに文学賞を取ってしまったために最初に読まれる舞城作品になってしまうこともあると思いますが、彼の才能はこんなもんではありません。
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形式: 単行本
過去に、薦められ「熊の場所」を読んだが、
文体が酷く独りよがりで、中身も面白くなくて、
舞城王太郎自体に興味がなくなっていたが、

芥川のノミネート常連であったり、
近年のアートやJOJOの取り組みをしていて名前を目にすることが多く、
しかし覆面作家である事、
に改めて興味を持ち、
三島由紀夫賞の受賞の本作を読んでみた。

主人公で有る女子高生の口語体で進み、
最初は、単にエログロであることのインパクトだけかと思い、期待度が下がったが、
スピード感や言い回しが面白く、
かつサスペンスの要素が加わるので、
次の展開が気になり読み進められた。

私の好きなパルプフィクションやビックリボウスキなどの、パンクなカルト映画の話が出てくるので、
作家に、ちょっと親近感を持ちながら、
女子高生っぽくないなぁと感じながらも。

読み終わっての感想は、
サスペンスとして追うはずの
誘拐事件が片付けられていない事がダメ。

あと、童話のような夢想の関連づけが、無理やり。
(暗く嫌なホラーを読む甲斐がない。)

また、主人公から、
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形式: 単行本
 三島賞賞受賞作、審査員の評価が真っ二つに分かれたという問題作です。確かにエグイです。特に第二部。これ、駄目な人は絶対読めないと思う。私も限界に近かったし。それなのに、何故読了したか考えてみると、やはり、主人公のまっとうさなんだろうなあ。
 今回の作品では、パッパラの女子高生。書き出しの一文「減るもんじゃねーだろととか言われたのでとりあえずやってみたらちゃんと減った。私の自尊心。」これは、名文だと思う。ここに作品のテーマは全部詰まってるんじゃないのかな。いかにも考えなしの女の子で、やる気も勤勉さもなくてシラけてるんだけど、自分の内面の声にだけはすごく忠実で、ある意味誇り高いといえる。その主人公が惚れてる男の子(陽治)がまた、とんでもなくいいヤツなんだな。力まずに、いい加減な連中とも上手く折り合って、で、大事な曲面では、やるべきことをやれる。同じ作者の「世界は密室でできている。」に出てくる2人の男の子のいいとこ取りキャラです。この2人の誠実な生き方がいい。これは見かけの「でたらめ」の裏に隠れたメッセージを受け取るかどうか、作者に挑戦されてるのかもしれないなあ。(←挑戦してないってか?)
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形式: 単行本
 女子高生の内面、言葉、身体を借りて時代を映すというスタイルとしては、橋本治の「桃尻娘」(1978年)があるが、比較して四半世紀の歳月を実感してみるのも面白いかもしれない。女子高生の主観で構成される第一部は、本文の言葉を借りるならば“女の子用の不良漫画”のような暴力や性愛が展開するが、それらの事象には身体性や他者性がスコーンと抜けている。つまり現実感がない。なぜなら女子高生自体の“自己意識”があまりにも希薄で自己と他者の境界すら曖昧なのである。こうした自己喪失感は少なからず現代人が共通に持つものであり、読み手はすっかりこの女子高生に同化して読み進めることが出来るはずだ。この第一部は、こういう女子高生は本当にいるかもしれないと思わせる点において説得力、リアリティがある。裏付けとなっているのは女子高生の言葉や思考のディティール、女子高生に成りきる想像力、筆力であってそれは作者の力量だろう。また、小説中に登場する“ネットの掲示板”は、自己が他者に、他者が自己に容易にすりかわるメディアであり、象徴的に、効果的に使われている。女子高生が唯一、憧れとして存在を認める他者が、今の時代には珍しい、正義感で純情な陽治という男の子で、この陽司の存在が小説の救いになっているのかもしれない。
 第二部は死後の世界、もう一人の自分の世界といった非現実的世界が展開し混沌とするが、第三部で急に小説世界全体を説明的、俯瞰的にまとめてしまっており、その尻すぼみ感は否めない。次作以降に期待したい。
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