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長生きって迷惑ですか―介護制度の課題と試案 (幻冬舎ルネッサンス新書 の-2-1) 新書 – 2012/10/25
野間 昭夫
(著)
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日本の65歳以上の高齢者人口はついに3000万人を突破。現在の政府・厚生労働省は、「施設介護から在宅介護へ」という方針を打ち出し、介護予防、地域包括ケア、24時間訪問サービス等に力を入れている。しかし、これでは「介護地獄」への逆戻りが心配され、質の高いケアは実現できない。医師として高齢者介護に携わってきた著者がその実態と問題点を指摘し、打開策を提言する。
- 本の長さ250ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎ルネッサンス
- 発売日2012/10/25
- ISBN-104779060699
- ISBN-13978-4779060694
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
日本の65歳以上の高齢者人口はついに3000万人を突破。現在の政府・厚生労働省は、「施設介護から在宅介護へ」という方針を打ち出し、介護予防、地域包括ケア、24時間訪問サービス等に力を入れている。しかし、これでは「介護地獄」への逆戻りが心配され、質の高いケアは実現できない。医師として高齢者介護に携わってきた著者がその実態と問題点を指摘し、打開策を提言する。
著者について
1933年東京生まれ。1955年東京大学教養学部理科二類修了。1965年札幌医科大学大学院医学研究科修了後、札幌医科大学第一内科で臨床医として5年間老年医学の診療にあたる。1970年から1年半、スウェーデンのルンド大学医学部に留学。帰国後は、東京都養育院付属病院研究検査部長、岐阜大学教授などを歴任。1997年より特別養護老人ホーム、老人保健施設の診療所長、施設長として5カ所の高齢者介護の現場で働く。2011年に引退し、現在にいたる。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
野間/昭夫
1933年東京生まれ。1955年東京大学教養学部理科二類修了。1965年札幌医科大学大学院医学研究科修了後、札幌医科大学第一内科で臨床医として5年間老年医学の診療にあたる。1970年から1年半、スウェーデンのルンド大学医学部に留学。帰国後は、東京都養育院付属病院研究検査部長、岐阜大学教授などを歴任。1997年より特別養護老人ホーム、老人保健施設の診療所長、施設長として5カ所の高齢者介護の現場で働く。2011年に引退し、現在にいたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1933年東京生まれ。1955年東京大学教養学部理科二類修了。1965年札幌医科大学大学院医学研究科修了後、札幌医科大学第一内科で臨床医として5年間老年医学の診療にあたる。1970年から1年半、スウェーデンのルンド大学医学部に留学。帰国後は、東京都養育院付属病院研究検査部長、岐阜大学教授などを歴任。1997年より特別養護老人ホーム、老人保健施設の診療所長、施設長として5カ所の高齢者介護の現場で働く。2011年に引退し、現在にいたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.0
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年3月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
気になっていることだから手に入れたが、介護にかかわっておられるお医者さんが、高齢者介護制度に係わる政治家に提案する、制度上の問題点とご提案の説明なので、標題とはずれている。国家経済からすれば、迷惑に決まっている高齢者の長生きの負担を、どうすれば軽減することが出来るか、が買う人にとっては期待することである。たとえば、高齢者同士、特に単身になってしまた高齢者同士が数人でルームシェアーして助け合って生活し、不足することだけ介護支援するようなシステムの提案と構築試案など、専門家の提案が期待される。
2012年12月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ここ数年の介護業界に関わる内容をたっぷり書かれており、学べる部分、情報を整理出来ている部分、同意する部分もおおく、介護に関わる方(施設)に是非読んで頂きたい。特に身体拘束に関わる部分は、医師、看護師、介護士に理解しやすい内容であった。
在宅介護に関わるものとして、特養と老健の区別を無くすことなど同意するが、在宅介護へ向かうことが介護地獄とは思わない。
複合サービスや24時間対応型随時訪問介護看護にもふれられているが制度としてふれられているが情報不足。
小規模多機能型居宅介護で笑顔を取り戻す家族や利用者をたくさん見ている介護士として在宅介護を否定していることに疑問を覚えた。
認知症介護については医師として病気や症状を中心に見ているだけで、重度の認知症患者が自宅に帰ったときの変化を経験されていないのではないかと感じた。
在宅介護に関わるものとして、特養と老健の区別を無くすことなど同意するが、在宅介護へ向かうことが介護地獄とは思わない。
複合サービスや24時間対応型随時訪問介護看護にもふれられているが制度としてふれられているが情報不足。
小規模多機能型居宅介護で笑顔を取り戻す家族や利用者をたくさん見ている介護士として在宅介護を否定していることに疑問を覚えた。
認知症介護については医師として病気や症状を中心に見ているだけで、重度の認知症患者が自宅に帰ったときの変化を経験されていないのではないかと感じた。
殿堂入り
本のメイン・タイトルの「長生きって迷惑ですか」はキャッチーなもの。
サブ・タイトルの「介護制度の課題と試案」が、本書に書かれている主な内容です。
著者は、医師・大学教授を経験(臨床検査の側から高齢者医療に関与してきた経験者)で、退官後に特養の診療所長、老健施設・施設長、老健施設・非常勤医師を2011年まで勤めた方。
246pにわたる及ぶ労作で、著者が実際に経験してきたことを含め、参考文献からのデータ等を引用をし、現在の介護問題・介護制度を問い、厚労省の机上の空論や政策、消費税増税とその使い道に至るまで問題を投げかけている書です。
序章から第六章まで、読み応えがありました。(参考文献からの引用や伝聞による記述の箇所は、「〜そうだ」「〜ようだ」の文体が頻繁にあるため、少し気になりますが、その分「知ったかぶりしない」で、誠実に書かれたものだと思います。)
各章の終わりには、『本書の要旨』がまとめられているので、理解を深めるのに役立ちました。
心に留まった記述の一例
*高齢者世帯の収入や貯蓄額の実情から介護保険料の見直しの必要性
*介護保険制度の矛盾点(介護度認定のあやふやさ)
*通所介護サービスの利点と改善すべき点
*各介護施設(特養・老健・介護療養型医療施設)の説明
(介護施設の管理体制と問題点、不完全な医療情報)
*高齢者終末期ケアについて(胃ろう・中心静脈点滴の選択と中止・身体拘束など)
*介護職員の離職率について(過酷な労働に見合わない報酬・気遣い量の測定の必要性)
*現在の特養では医師・リハビリ専門医が常勤していない問題
*在宅介護中心の施策の見直し
上記に挙げたこと以外にも、弟6章の『介護予防に対する危惧』、地域包括支援センターと地元の事業者との癒着、ケア・マネージャーの訪問回数の頻度など多くの現状の問題点が記されています。
厚労省の理想的な案?の数々が、実態に即していない点を指摘、財政上から考え出された『24時間訪問サービス体制』の問題点も、身近な問題だけに深く考えさせられました。
今の施策のままでは、我々多くの国民を『介護地獄』へ追い込む危険性があることを知るきっかけとしても、一読の価値がある書だと思います。
1970年代の著者の1年半の留学体験の話と姥捨て山の頃の時代の話は不必要、著者が岐阜で味わった体験の愚痴も不必要な気がした点で★4にしました。
巻末に参考文献の掲載あり。
サブ・タイトルの「介護制度の課題と試案」が、本書に書かれている主な内容です。
著者は、医師・大学教授を経験(臨床検査の側から高齢者医療に関与してきた経験者)で、退官後に特養の診療所長、老健施設・施設長、老健施設・非常勤医師を2011年まで勤めた方。
246pにわたる及ぶ労作で、著者が実際に経験してきたことを含め、参考文献からのデータ等を引用をし、現在の介護問題・介護制度を問い、厚労省の机上の空論や政策、消費税増税とその使い道に至るまで問題を投げかけている書です。
序章から第六章まで、読み応えがありました。(参考文献からの引用や伝聞による記述の箇所は、「〜そうだ」「〜ようだ」の文体が頻繁にあるため、少し気になりますが、その分「知ったかぶりしない」で、誠実に書かれたものだと思います。)
各章の終わりには、『本書の要旨』がまとめられているので、理解を深めるのに役立ちました。
心に留まった記述の一例
*高齢者世帯の収入や貯蓄額の実情から介護保険料の見直しの必要性
*介護保険制度の矛盾点(介護度認定のあやふやさ)
*通所介護サービスの利点と改善すべき点
*各介護施設(特養・老健・介護療養型医療施設)の説明
(介護施設の管理体制と問題点、不完全な医療情報)
*高齢者終末期ケアについて(胃ろう・中心静脈点滴の選択と中止・身体拘束など)
*介護職員の離職率について(過酷な労働に見合わない報酬・気遣い量の測定の必要性)
*現在の特養では医師・リハビリ専門医が常勤していない問題
*在宅介護中心の施策の見直し
上記に挙げたこと以外にも、弟6章の『介護予防に対する危惧』、地域包括支援センターと地元の事業者との癒着、ケア・マネージャーの訪問回数の頻度など多くの現状の問題点が記されています。
厚労省の理想的な案?の数々が、実態に即していない点を指摘、財政上から考え出された『24時間訪問サービス体制』の問題点も、身近な問題だけに深く考えさせられました。
今の施策のままでは、我々多くの国民を『介護地獄』へ追い込む危険性があることを知るきっかけとしても、一読の価値がある書だと思います。
1970年代の著者の1年半の留学体験の話と姥捨て山の頃の時代の話は不必要、著者が岐阜で味わった体験の愚痴も不必要な気がした点で★4にしました。
巻末に参考文献の掲載あり。