銀行渉外担当 竹中治夫 ~『金融腐蝕列島』より~
(全8巻)
Kindle版
第1巻の内容紹介: 1993年、協立銀行虎ノ門支店副支店長の竹中治夫は総務部主任調査役へ、突然移動することになる。平凡なサラリーマン人生を歩んできた竹中に命じられたのは、総会屋対策の「渉外担当」だった。最初の特命はなんとワンマン会長の娘の不倫トラブル隠しだという。バブル経済崩壊後の欲望渦巻く銀行のなかで、男は孤独と葛藤に揺れながら、生き残りを賭ける。時代や人に翻弄されながらも、働くことに身をささげる――
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1
1993年、協立銀行虎ノ門支店副支店長の竹中治夫は総務部主任調査役へ、突然移動することになる。平凡なサラリーマン人生を歩んできた竹中に命じられたのは、総会屋対策の「渉外担当」だった。最初の特命はなんとワンマン会長の娘の不倫トラブル隠しだという。バブル経済崩壊後の欲望渦巻く銀行のなかで、男は孤独と葛藤に揺れながら、生き残りを賭ける。時代や人に翻弄されながらも、働くことに身をささげる――
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2
協立銀行総務部主任調査役の竹中治夫はワンマン会長・鈴木の娘の不倫トラブルの後始末に奔走する。大物フィクサー・児玉由紀夫との折衝、総会屋対策を経て、竹中は組織を守り、行内での生き残りを賭ける。報われなくても働くしかない。あの時代、そして今を生きる人々へ贈る正しき“社畜のススメ”!!
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3
舞台はバブル崩壊後の1993年――、協立銀行・プロジェクト推進部の竹中治夫(たけなか・はるお)は「渉外担当」として、不良債権の処理を押し進めていた。そんな中、担当する協産ファイナンスの粉飾決算と不良債権の「飛ばし工作」に気づき、首謀者の石水晃三(いしみず・こうぞう)副社長と対峙する。竹中はヤクザと繋がりのある石水を特別背任で告訴しようとするが、自宅を街宣車に囲まれてしまった。竹中は反社会勢力から、家族、そして銀行を守ることが出来るのか。
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4
舞台はバブル崩壊後の日本――、協立銀行・プロジェクト推進部の竹中治夫は「渉外担当」として、不良債権の処理を押し進めていた。元大物総会屋・児玉の仲立ちで協立銀行と脅しをかけていた関州連合の手打ち式は無事に執り行われた。竹中がホッとしたのも束の間、大手週刊誌に横浜支店の不正融資がリークされる。10億円の振込先は会長の娘・雅枝のペーパーカンパニーだった。竹中は銀行を守ることが出来るのか。
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5
1996年、週刊誌の報道を皮切りに、協立銀行横浜支店の不正融資問題が発覚する。「渉外担当」の竹中治夫は、スケープゴートにされた大島支店長に真相を問いただすべく奔走する。事件はやがて、不正を主導した鈴木会長と、行内の自浄を目指す斎藤頭取の覇権争いへつながっていく。
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6
舞台はバブル崩壊後の日本――、協立銀行・プロジェクト推進部次長の竹中治夫は、住宅金融債権管理機構への対策を命じられる。住管機構の社長は「正義の弁護士」とも賞される高尾幸吉。住管機構は、グレー案件を多く手掛け、バブル崩壊とともに6兆の不良債権を背負った「住専」の債権回収と金融秩序の維持を名目に設立された国策会社であり、この問題には多額の血税が投入されていた。正義の味方を相手に竹中はどう銀行を守るのか?
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7
舞台はバブル崩壊後の日本――、協立銀行・プロジェクト推進部次長の竹中治夫は、頭取からの特命に追われていた。標的は住宅金融債権管理機構の社長で「正義の弁護士」とも賞される高尾幸吉。住管の不良債権を調査する中で、竹中は鈴木相談役の愛人への過剰融資問題を突き止める。一方、同期のエースで大蔵省担当の杉本は贈賄問題で検察の厳しい追及を受けていた。
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8
協立銀行プロジェクト推進部の竹中は、斎藤頭取の特命を成功させると、その功績を認められ、出世の内示を受けた。その裏では、佐藤取締役、プロジェクト推進部の川瀬と須田が竹中のワンマンプレーを苦々しく思い、女子行員を使った謀略を練っていた。その策に竹中はまんまとはまり、キス写真を撮られてしまう。やがて、その一枚の写真が斎藤頭取、永井取締役を巻き込んだ権力闘争へと繋がっていく。
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著者についての詳細
著者プロフィール
1939年東京生まれ。
石油化学業界紙の記者、編集長を経て、75年『虚構の城』で作家デビュー。以後、『小説 日本興業銀行』をはじめ、綿密な取材に裏打ちされた企業・経済小説を次々に発表し注目を集める。
97年、書き下ろし作品『金融腐蝕列島』で銀行不祥事を暴き、以降、『再生 続・金融腐蝕列島』『混沌 新・金融腐蝕列島』『消失 金融腐蝕列島・完結編』と続く一連のシリーズは、金融大再編を描く壮大な平成金融経済史となり、スピンオフ的に書かれた『呪縛 金融腐蝕列島Ⅱ』は銀行と裏社会との癒着を告発、映画化されて話題を呼んだ。近年の代表作は『小説ザ・外資』『乱気流 小説・巨大経済新聞』、近著は『挑戦 巨大外資』『反乱する管理職』など。「高杉良経済小説全集」(全15巻)がある。
石油化学業界紙の記者、編集長を経て、75年『虚構の城』で作家デビュー。以後、『小説 日本興業銀行』をはじめ、綿密な取材に裏打ちされた企業・経済小説を次々に発表し注目を集める。
97年、書き下ろし作品『金融腐蝕列島』で銀行不祥事を暴き、以降、『再生 続・金融腐蝕列島』『混沌 新・金融腐蝕列島』『消失 金融腐蝕列島・完結編』と続く一連のシリーズは、金融大再編を描く壮大な平成金融経済史となり、スピンオフ的に書かれた『呪縛 金融腐蝕列島Ⅱ』は銀行と裏社会との癒着を告発、映画化されて話題を呼んだ。近年の代表作は『小説ザ・外資』『乱気流 小説・巨大経済新聞』、近著は『挑戦 巨大外資』『反乱する管理職』など。「高杉良経済小説全集」(全15巻)がある。