普段なら「嫌なら見るな」に賛成の立場なのだが、我慢できずここに書くことにする。
子供の頃、金田一少年はとても好きな漫画だった。今でもたまに読み返す。
そんな主人公が37歳になった姿なんて見たくなかった。でも見てしまった。そしてガッカリした。この作品は、37歳である意味がまったく感じられなかった。
「劇画オバQ」「ズッコケ中年三人組」等々の作品のように、大人になった読者に向けての、かつての子供が大人になったことでの悲哀を描くなら、それもいいだろう。
だが、この金田一37歳には、年を取ったなりの変化や成長がない。推理以外はダメな少年が、そのまま年を取っただけ。
ダメキャラなのは構わないが、結婚したけど離婚したとか、一時は成功もしたけど今は落ちぶれたとか、大人になったなりの出来事がまるでない。他キャラとの関係性にもまるで変化がない(今後明かされるのかもしれないが)。
こんな大人がいるか?少年の頃とまるで変わらない人間関係なんてあるか?
かつてのヒーローのここまで情けない姿を、本当に作者は見せたかったのか?読者は望んでいたのか?
この金田一は、かつて自分が暴いて説教してきた犯人達に顔向けできる生き方をしてるのか?
晩婚化が進み、中高年ひきこもりの増え続ける、なんでも先送りのご時世に合わせた大人像を描いたのだろうか。
だとしても、あまりに夢がないではないか。
あくまで主題はミステリーで、キャラの来歴なんてオマケなのだろう。掲載誌に合わせて年を取らせただけなのだろう。
だが、かつての一ファンとしては虚しい。虚しすぎる。こんな金田一は見たくなかった。
金田一37歳の事件簿(1) (イブニングコミックス) Kindle版
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天樹征丸
(著)
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言語日本語
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出版社講談社
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発売日2018/6/15
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ファイルサイズ86314 KB
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トップレビュー
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2018年10月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
IQ180の天才高校生だった金田一一。高校生の頃読んだ金田一少年は日本各地を巡ってはそのたびに事件に巻き込まれて・・(毎回きちんと解決するのだけれど)。作品に引き込まれていき、日本のどこかを旅行している気分になっていました。
コナンとよく比較されますが、金田一は犯人が犯行に至った犯罪心理学考察がなされているので好きでした。
20年後、一は警視庁の官僚でも弁護士でもなく、冴えないサラリーマンな所がまた良いですね。頑張っても報われない我々の世代を代表しているようで。
幸い、美雪ちゃんは結婚していないようなので最終回は一と美雪の結婚式で終わらせてあげて下さい。
あとは昔の登場人物がちょこちょこ出てきてくれたら嬉しいですね。
コナンとよく比較されますが、金田一は犯人が犯行に至った犯罪心理学考察がなされているので好きでした。
20年後、一は警視庁の官僚でも弁護士でもなく、冴えないサラリーマンな所がまた良いですね。頑張っても報われない我々の世代を代表しているようで。
幸い、美雪ちゃんは結婚していないようなので最終回は一と美雪の結婚式で終わらせてあげて下さい。
あとは昔の登場人物がちょこちょこ出てきてくれたら嬉しいですね。
2018年9月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
金田一シリーズは大好きで全てkindleで揃えてます。
そんな中、やっと始まった新シリーズ!!
作中20年が経過していますが、とにかく皆老けてない!!
見た目は20年前のままです。
そこはちょっとなんだかなぁ…と。
それに、なぜか金田一は事件を解くのに消極的。
なぞを解きたくないと。
だからか剣持さんや明智さんと話すのも、今回の事件がきっかけで相当久しぶりに連絡を取り合った様子。
明智さんはともかく、何故剣持さんとも疎遠だったんだろう。
休暇に旅行に行くような中だったのに…。。
まだ一巻なので???な事が多いですが、続きが楽しみです。
本誌では高遠も当時した様なので、美雪も早く登場してほしい。
そんな中、やっと始まった新シリーズ!!
作中20年が経過していますが、とにかく皆老けてない!!
見た目は20年前のままです。
そこはちょっとなんだかなぁ…と。
それに、なぜか金田一は事件を解くのに消極的。
なぞを解きたくないと。
だからか剣持さんや明智さんと話すのも、今回の事件がきっかけで相当久しぶりに連絡を取り合った様子。
明智さんはともかく、何故剣持さんとも疎遠だったんだろう。
休暇に旅行に行くような中だったのに…。。
まだ一巻なので???な事が多いですが、続きが楽しみです。
本誌では高遠も当時した様なので、美雪も早く登場してほしい。
ベスト50レビュアー
Amazonで購入
絵は当時の雰囲気を残していて、1巻からお馴染みの面々も顔出しして、嫌だ嫌だと言いながら現場を調べて、読者が期待していた通りの大人になった金田一37歳の事件簿。
だがしかし、美雪が一切出てこないのはなぜだ。1巻で出てこないのは理解できる。でも続刊でも出てこない。新作だから新ヒロインが必要で、後輩がそのポジションなのは理解できる。が、だからって美雪を出さないのはなぜなのか。何らかの理由があるのだろうけど、さすがに3巻過ぎても出てこないのは……。
だがしかし、美雪が一切出てこないのはなぜだ。1巻で出てこないのは理解できる。でも続刊でも出てこない。新作だから新ヒロインが必要で、後輩がそのポジションなのは理解できる。が、だからって美雪を出さないのはなぜなのか。何らかの理由があるのだろうけど、さすがに3巻過ぎても出てこないのは……。
2021年2月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
※1・2巻に収録されている「歌島リゾート殺人事件」に対するレビューとなります。
私はこれまでの「金田一少年の事件簿」シリーズは全て読んできましたが、特に長編においては「殺人事件が起こって、その犯人やトリックを主人公・金田一一が解き明かす」というスタイルが固まっている以上、どうしても「マンネリ化」が避けられない状態でした。で、「金田一少年」シリーズの20年後を描いた続編である今作を遅ればせながら読んでみたのですが、新シリーズになったのを機に、色々とこれまでには無かった「試み」がなされているように感じられました。
シリーズ最初の事件となる今回のあらすじは、「かつて作中で何度も惨劇の舞台となった「オペラ座館」があった絶海の孤島・「歌島」でまたもや殺人事件が起こる」というもので、これだけだと「「金田一少年」の頃と同じ」と感じるかもしれません。実際に、話の途中の段階まではそこまで目新しさはありません(一が最初のうちは推理に乗り気でなかったり、助手的なポジションに「葉山まりん」という新キャラクターを据えたりと、「ある程度」はそういうところもあるのですが)。しかし、一が推理を披露する段階になると、披露の場に犯人以外の人物が現れないことに一が困惑したり、推理を聞くにつれて犯人があからさまに苛ついてしまいには一を本気で殺そうとしてきたりと、「金田一少年」シリーズの「お約束」をあえて崩してきます。また、今回の犯人はこれまでに無いほどいわゆる「サイコパス」的な点が強調されているのですが、そういった要素をトリックや動機に上手く絡ませている印象があり、そのような点からも色々と興味深く読むことができました。
また、事件解決後、「今回の犯人は一の宿敵である天才犯罪者・高遠遙一の弟子だということが発覚し、その件で死刑囚として収監されている高遠に面会しに行く」という展開になるのですが、「金田一少年」は高遠が脱獄したままで完結したので、このような描写の仕方は意外でした。「金田一少年」から「金田一37歳」の20年の間に一と高遠の間で何らかの事件があったことを示唆する描写もあり、「高遠の弟子は他にもいる」ということもほのめかされ、そういう意味ではこれから作中で書かれるであろうエピソードに対する「期待感」が色々と高まってきます。
一つの事件を描いたミステリー作品として読み応えのあるものを見せながらも、これからの展開に対する期待感もあり、新シリーズの幕開けとしては優れたものになっているのではないでしょうか。「金田一少年」の連載開始から四半世紀以上経った今となっても、エンタメ性の高いミステリー漫画として読者を色々と楽しませてくれそうです。
私はこれまでの「金田一少年の事件簿」シリーズは全て読んできましたが、特に長編においては「殺人事件が起こって、その犯人やトリックを主人公・金田一一が解き明かす」というスタイルが固まっている以上、どうしても「マンネリ化」が避けられない状態でした。で、「金田一少年」シリーズの20年後を描いた続編である今作を遅ればせながら読んでみたのですが、新シリーズになったのを機に、色々とこれまでには無かった「試み」がなされているように感じられました。
シリーズ最初の事件となる今回のあらすじは、「かつて作中で何度も惨劇の舞台となった「オペラ座館」があった絶海の孤島・「歌島」でまたもや殺人事件が起こる」というもので、これだけだと「「金田一少年」の頃と同じ」と感じるかもしれません。実際に、話の途中の段階まではそこまで目新しさはありません(一が最初のうちは推理に乗り気でなかったり、助手的なポジションに「葉山まりん」という新キャラクターを据えたりと、「ある程度」はそういうところもあるのですが)。しかし、一が推理を披露する段階になると、披露の場に犯人以外の人物が現れないことに一が困惑したり、推理を聞くにつれて犯人があからさまに苛ついてしまいには一を本気で殺そうとしてきたりと、「金田一少年」シリーズの「お約束」をあえて崩してきます。また、今回の犯人はこれまでに無いほどいわゆる「サイコパス」的な点が強調されているのですが、そういった要素をトリックや動機に上手く絡ませている印象があり、そのような点からも色々と興味深く読むことができました。
また、事件解決後、「今回の犯人は一の宿敵である天才犯罪者・高遠遙一の弟子だということが発覚し、その件で死刑囚として収監されている高遠に面会しに行く」という展開になるのですが、「金田一少年」は高遠が脱獄したままで完結したので、このような描写の仕方は意外でした。「金田一少年」から「金田一37歳」の20年の間に一と高遠の間で何らかの事件があったことを示唆する描写もあり、「高遠の弟子は他にもいる」ということもほのめかされ、そういう意味ではこれから作中で書かれるであろうエピソードに対する「期待感」が色々と高まってきます。
一つの事件を描いたミステリー作品として読み応えのあるものを見せながらも、これからの展開に対する期待感もあり、新シリーズの幕開けとしては優れたものになっているのではないでしょうか。「金田一少年」の連載開始から四半世紀以上経った今となっても、エンタメ性の高いミステリー漫画として読者を色々と楽しませてくれそうです。
