上位の肯定的レビュー
5つ星のうち4.0古典的読解力では量子の世界には入れないのかな。
2019年10月27日に日本でレビュー済み
量子論に触れている本は何冊か読んだはずなのだが、なんかようわからん。
本書にしても読みやすい構成になっているし、量子“コンピュータ”をテーマにしていて概念や理論だけではないので、それなりに読み進めていけるのだけれど、文章からイメージが湧かない時は「ようわからん」になってしまう。
本書の中で“古典的”という形容がしばしば出てくるけど、古典的読解力では量子の世界には入れないのかな。
そう理屈でわかるというより直観で受け入れるという方が量子論へのアプローチとしては向いているような気がする。
そういう意味では著者は自分の経験やら図解やらでどうにか読者が感覚的に受け入れられるように頑張っているなと思う。誠意を感じます。
読んでいて量子論に東洋哲学のようなものを感じて、もしかすると量子コンピュータのステージアップにはアジア系の研究者が活躍するんじゃないかな、なんて考えたりもする。